夕木春央のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
おもしろい
ネタバレ含みます
全体として整合性もとれていてテンポも良く最後の意外な結末も面白かった
ひとつだけ、さすがに犯人の判断が速すぎる
不測の地震からあのスピード感で殺人までの決意はやや無理があるように感じました -
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ネタバレ真相が衝撃的だった。盗作犯と贋作犯は別物だとは思わなかった。すぐに激怒するあやのことが最初はわからなかったけど、真相がわかると納得できる。あやになってから美しさの価値を知って苦しかったのだろう。酷い強姦もされて知ってる者たちは隠すことしかできなかったし、当時はそれが最善だったけど、時子は救われないままだったんだろうな。最後に光枝さんに寄り添ってもらえて、真相を知った峯ちゃんが泣いて怒ってくれてようやくあやとして生きれるようになったのかなって思った。
蓮野さんも、周囲の人間が傷つかないようにあんだけ気を遣いまくってたら、そら人間嫌いにもなる。でも、それは井口のこともあやのことも大切ってことだよね -
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Posted by ブクログ
人気ミステリ作家たちによる有栖川有栖作品のトリビュート短編集。
恥ずかしながら有栖川有栖作品をほぼ読んだことがなかったのですが、この短編集のあまりのクオリティの高さに本家もぜひとも読まねばとなった次第。
中でも、青崎有吾「縄、綱、ロープ」は本格ミステリのお手本のような短編。犯人が被害者を拘束するために使用した証拠品として縄、綱、ロープとそれぞれに対応した容疑者が浮かび上がり、そこから鮮やかな解決をつけるだけでなく、キレイなオチまでつけてしまうところがあまりに見事。
もう一つ、白井智之「ブラックミラー」も容疑者が一卵性双生児で、2人の共犯によるなりすましが疑われる本格的なアリバイ崩しもの。本格で -
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Posted by ブクログ
短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還