夕木春央のレビュー一覧
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ネタバレ大どんでん返し系の本とは聞いていた。どんな風に展開が進むんだろうと思いながら、気づいたら続きが気になってほぼ一気読みしてしまった。読み進めながら、後半になるに連れて、怖さと考察でドキドキしながら読んでた。怒涛の結末でした。
以下ネタバレ感想
最後に主人公が選択をする場面、きっとどっちを選んでも絶望的な気持ちを味わう気がする。
助けたくてもそれを制止されてしまう気がするし、なんなら助けようとして自分が殺されてしまうかもしれない、犯人と一緒に生きていくしかない、犯人の事が頭から離れない人生を送りそうで怖い。
違う結末のアナザーストーリーとかも知りたい。 -
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ネタバレ全くこの作者さんはなんて設定を思いつくんだ。帯にある通り誰かを殺さなくてはいけないんて。
今回も麻衣の物語だった。正体は序盤には明かされていたし、十戒の後だから多分そうじゃないかと想像もしてたし。
指名手配犯の巣窟だから良い人間なんていないんだけど、設定上立場がテレコになるのは不思議な感覚。愛せる訳がないけど、愛着は湧いてくる。
三國は救われないな。犯罪者とは言え同情はある。
タイトル通り沙織の楽園はできた。
ようやく好きな相手もついてきてくれた。歪んだ愛だけど暮らしていけるんだろう。多分。
頭おかしく成りそうだけど。でもそんなヤツだから麻衣の相手に成り得たんだ。 -
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第1の事件が起きたときはまだ気づかなかったが、第2の事件のときになんとなく結末が分かってしまった。
こういう登場人物が少ない話だと、「誰がやったのか」がかなり絞られるし、犯人は明らかに態度がおかしかった。
ただ、まさか康之が本当に「実行」することになるとは…。そこは驚いた。
殺人をしないと脱出できない。殺される対象は6人いて、その内の誰か1人を選んで殺すという異常な状況に突然放り出される普通のカップル。
サイコパスでもない限り、はいそうですかじゃあ殺りますとはいかない。
康之が殺人を引き延ばしにしている様子は情けないけれど実際こうなると思う。対象の6人は凶悪な犯罪者だが、だから殺してもいいと -
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シリーズ本の1冊目である方舟を読んだ直後の衝動で,本作の十戒を手に取った.
主人公は伯父の遺産である別荘のある島の,リゾート地開発の下準備で,父に誘われ他の開発関係者たちと,幼い頃よく伯父に連れてもらった島へ行くことになった.
伯父も近年の手足不自由により,数年この島には来れず,あたりは草葉で茂っていた.
しかし別荘では生活の痕跡が発見され,しかもそれは最近のものだったという.さらに島中心にある作業部屋で大量な爆弾を発見してしまい,それは島全体を吹き飛ばすには,十分すぎる量であった.
伯父の所有する島で見つけられたゆえに,テロ関係だと疑われるのを恐れ,最良の通報という選択肢を躊躇した主人公の -
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ネタバレ大正時代の東京。
血液学の研究者村山博士が、自宅の庭で刺殺される。事件には、国際的無政府主義者集団「絞首商會」の関わりが噂される。
そんな中、博士の遺族が犯人捜しを依頼したのは、以前、屋敷に盗みに入ったことのある元泥棒の蓮野。
調査を進める中で浮上した4人の容疑者には「なぜか全員が事件解決に異常なほど熱心である」という奇妙な共通点があった。
『細胞分裂のごとくに謎が増殖をやめる気配がない』
読んでる途中に出てきたこの一文に、大きくうなずいてしまった。
なんせ、謎と絞首商会があっちこっちに散乱してて、容疑者の4人もなんだか散乱してる感じ。
探偵役の蓮野も全然事件をまとめようとしてくれないわ〜と -
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ネタバレ【ネタバレ注意】夕木春央『方舟』レビュー|犯人は誰?衝撃の結末とラストの意味を徹底解説
この記事には、夕木春央『方舟』の重大なネタバレが含まれています。
未読の方は、できれば先に本編を読んでからこの記事をご覧ください。
夕木春央さんの『方舟』を読みました。
「衝撃のラスト」「最後にすべてがひっくり返る」と評判になった作品ですが、実際に読んでみると、その評判にも納得。
特に印象的だったのは、単純に「犯人が意外だった」というだけではありません。
犯人が誰なのか判明した後、物語そのものの意味まで反転してしまう。
これが『方舟』の最大の魅力だと思います。
本作は、山奥の地下建築「方舟」