夕木春央のレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    見たことのある名前の作家さんがたくさんの、ぜいたくな1冊。
    私は呉勝浩さんのお話が1番印象的だった。他の本にもあたりたいと思う。
    多崎礼さん、岸田奈美さん、米澤穂信さんは何作か読んだことがあり、短編でも“っぽさ”が出るなと感じる。様々な「これが最後の仕事になる」が読めて良かった。

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    2025年01月21日
  • サーカスから来た執達吏

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    大正時代を舞台にした、どこか江戸川乱歩を感じさせる様なノスタルジックな雰囲気。
    サーカスから来た女の子とお嬢様の財宝探し。
    ぜひ、シリーズ化、映画化して欲しい!
    続編を読みたい!

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    2025年01月02日
  • 絞首商會

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    ネタバレ

    「サロメの断頭台」を先に読んだのでシリーズ1作目の本作を遡り読んでみた。

    気になっていた、井口夫婦や蓮野、峯子らの人物像が深堀出来たことは勿論良かったが、作品自体もなかなか良い。冗漫な前中半を読んでいる時は「あぁ、デビュー作なんで慣れてないんだろうなぁ、しかし長い…」と思っていたのだが、後半、その冗漫な伏線がつながっていく。所謂トリック構成も良いのだが、そのつなげ方が一ひねりあって(詳しくは書けないが、犯人捜しを逆手にとってそう来るかって感じ)面白い。

    話題作方舟とはまた違ったウェット感があるが、このシリーズもまたくせになりそう

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    2024年12月19日
  • サーカスから来た執達吏

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    全然タイプの違う2人の少女の仲睦まじさが良かった。財宝探しという1つのことだけを探してると見せかけて、話が進む内に複数の謎解きが待ってたのもドキドキして良かった。この作者の本、他にも読みたい

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    2024年11月29日
  • 絞首商會

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    方舟で話題になった著者のデビュー作
    方舟とはまた違ったテイストで面白かった
    でもちょっとだけ読みづらかったかな?

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    2024年11月11日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    蓮野の、やる気がないけれど紛れもない探偵役になってしまって、やるしかないので仕方なく推理をして解決していく感じがすごく良い。まだまだ続きを読んでいたい。

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    2024年10月15日
  • 方舟

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    読後に最初に浮かんだ感想が、
    麻衣ちゃん、好きになってくれた男がクズばかりで可哀想、
    でした。

    犯人に全く嫌悪感がわきません。
    どうしましょう?

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    2024年10月14日
  • サロメの断頭台

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    ネタバレ

    なんか自然に、捕まった泥棒が仲間に入ってるなと思ったらそもそも蓮野さんがメインのシリーズものなのね。
    『方舟』→『十戒』から来ての今作だったので全く知らずにみなさんの感想で知った。
    なので最初は時代背景も現代だと思ってたのに、宝石入った時計が五千円〜とか言い出したあたりで急いで描く脳内背景を修正した。

    盗作犯を見つけるはずが次々と殺人事件も起こり、これは盗作と関係あるのか?なぜ『サロメ』に屍体がなぞらえてあるのか?
    推理パートはちょっと読むのがだれてくるところもあった。
    たまに出てくる岡嶋あやはなんでこんな絵のモデルになったくらいで高飛車なの?と思ってたけど解決パートでめちゃくちゃ事件の中心

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    2024年09月24日
  • 絞首商會

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    方舟と十戒を読みたくて作者初読

    動機がめちゃくちゃで面白かった!
    泥棒が探偵のも発想が良かった。
    大正時代だけど、読みづらくはない
    シリーズ追って行きたいです。

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    2024年10月15日
  • サロメの断頭台

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    油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れ添い、祖父と縁のあったオランダの富豪•ロデウィック氏の来日を出迎えた。美術品収集家でもあるロデウィック氏は、アトリエで井口が描いた絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と言う。未発表の絵を、誰がどうやって剽窃したのか?盗作犯を探すうちに、井口の芸術家仲間の贋作疑惑や戯曲『サロメ』に見立てた連続殺人が発生して…

    盗作事件から端を発して、贋作事件及び見立て殺人に連鎖し、果ては冒頭に書かれた孤独な芸術家の自殺にリンクしていく、謎が謎に繋がっていく見せ方が上手い。
    剽窃、瑕瑾、閨房など見慣れないワードが出てくるため読みやすくは無い(国語の勉強にはな

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    2024年08月18日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    ネタバレ

    『方舟』が面白かったので、買い漁ったうちの一冊です。

    蓮野のキャラクターがいい。
    どうみても探偵の立ち位置にいるのに「なるべく推理はしたくない」「はずれてたら困る」「この状況で望ましいのは、逃げることと警察を呼ぶこと」「犯人なんかみつけなくていい」ときっぱり言うところが面白い。
    そりゃそうだ、と思ってしまった。

    最初の美術館のお話や誘拐事件はとても楽しくて夢中で読んだけど、正直徐々に失速した印象。
    特に最後の連続盗難事件のお話は又聞きの又聞きで、ひたすら事件の詳細を聞かされるだけの時間が退屈に感じてしまった。

    でも蓮野のキャラが本当に魅力的だし、井口との関係性も面白いのでぜひシリーズ化し

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    2024年02月26日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    元泥棒の蓮野と画家の井口コンビの連作短篇集。一作目からミステリならではと言いますか、人間心理の逆説と「物語」ならではのスケールがあって面白い。
    また、連作ではありがちなストーリーパターンに陥る事なく、毎話、シチュエーションを変えた舞台設定と謎の提示が良くできている。かれらは「職業探偵」ではないため無闇矢鱈とアカの他人から事件を持ち込まれる筈はないので、事件のとっかかりが井口の周辺の人物が絡みながら展開していくわけですが、そこが逆にこの「連作」として意味がある布石になっていてそこも良い。
    厭世気味のキャラ好きなので、この蓮野のシリーズは続きがでると嬉しいなぁ。

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    2024年02月25日
  • サーカスから来た執達吏

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    ユリ子ちゃん、凄い!鞠子ちゃんもただのお嬢様じゃない感じで良かった。
    解説読んで、ユリ子ちゃんの知り合いの元泥棒が誰か分かった。またかつよさんも一緒に事件を解決してほしい

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    2023年09月22日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    7作からなる連作短編集。大正期に画家の井口と泥棒の前科を持つ同級生の蓮野が奇妙な事件を解決する、と言うもの。時代の雰囲気や言葉少なに展開される2人の会話も惹かれる。1話の事件が最後の章で完結される構成も素晴らしい。

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    2023年07月25日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    画家の井口が相談事を持ちかけたのは、元泥棒で今は論文の翻訳をしている友人の蓮野である。

    元泥棒相手に物騒な相談というのも問題ありだが…。

    井口の父が美術収集家に売った置時計が贋物で、近々、その収集家である加右衛門氏が美術館を造設するという。展示して贋物とわかり大恥をかく前になんとかしてほしいと病床で譫言をいう。
    さて、どうするか…どうなるか。

    この加右衛門氏の美術館を始め全6作。
    ちょっと風変わりで違う目線で人を見る蓮野が、警察抜きに次々と解決していく。
    少しワクワクとしてくるのも否めない。



    【加右衛門氏の美術館】
    【悪人一家の密室】
    【誘拐と大雪 誘拐の章】
    【誘拐と大雪 大雪の

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    2023年07月06日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    ネタバレ

    キャラクターの紹介がやや唐突だな、と思ったが、
    どうやらシリーズもの?らしい。

    ミステリーなのだが、トリック等の謎解きよりも、
    「そういう動機だったのか?」を楽しむタイプの作品。
    どの犯人も、動機がちょっと普通じゃない。
    あきれたり、ゾッとしたり。

    個人的には、もっと蓮野のパーソナリティに迫ってほしかった。
    他作品を読めばわかるのかな?

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    2023年06月17日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    執達吏と同じ世界線での物語。
    個人的には執達吏よりもこちらの方が好みだった。
    元泥棒の蓮野と画家の井口が次々と奇怪な事件に巡り合い解決していくのだが、謎解きは意外性もありながら納得感のあるもので、テンポよく読むことができた。
    このミステリ飽和時代に、キャラクターにエッジを立てすぎることも、奇想天外な叙述トリックを使うこともなく読み応えがある、作者の地力を感じさせる一冊。

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    2023年05月07日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    『方舟』のおもしろさから即買い。方舟のような華やかさのあるタイプの本ではありませんでしたが、6篇のお話がそれぞれ絡み合って楽しく読めました♫

    君が泥棒か?
    一僕が泥棒です。

    シュールな会話だなぁ

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    2023年05月01日
  • 十戒

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    犯人はわかったけれどそこに至る動機が最後の方になるまでわからなかった
    すごく限られた状況なのに最後まで読ませる文章力にとても惹かれた

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    2026年07月05日
  • 方舟

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    ネタバレ

    文章にくどさがあって、それが少し読みづらかった。
    推理も無理ある気がしたけど、最後で探偵役が犯人に騙されているという構図にするから、ゆるさがあってもいいということなのかも
    エピローグのどんでん返しはすごかった。映像の入れ替えというトリックにも無理はないし、最後で緩かった動機の部分が舞台とマッチした納得のいくものになった。
    ただ、最後に行くまでが凡作感があったので、そこまでは、もう少し倫理的なこととか突っ込んでも良かったかな

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    2026年07月03日