【感想・ネタバレ】十戒のレビュー

あらすじ

浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。
島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。
島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。
“この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。
犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。

『方舟』夕木春央の傑作が待望の文庫化!週刊文春ミステリーベスト10(「週刊文春」2022年12月8日号)、国内部門&MRC大賞2022など4冠、累計40万部突破、、、、世の読書子を唸らせた『方舟』の衝撃が再び……!

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ネタバレ

まいが好きになる
うわまたここで来たのね

主人公もメンタル強すぎ

二人でタッグくんでなんかストーリー見れたら嬉しいなあ

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2025年11月29日

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ネタバレ

2週目すると、里英ちゃんと綾川さんが会話してた内容の意味が180度変わる。本当に細部まで考えられた作品だと思った、感動。まさか、方舟の続編だったとは最後の最後まで気づかなかった。本当に面白い。

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2025年11月27日

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 死んだ伯父が持っていた島に、リゾート開発の計画が持ち上がった。里英は、現地確認の立会いのため、父と関係業者とともに島に渡る。
 しかし、久しぶりに訪れた島には、伯父以外の誰かがいた痕跡があった。翌日、不動産会社の社員が死体で発見される。そして、残された者たちには十戒のような、戒律が課されることになる。“殺人犯を見つけてはいけない”

【感 想】
 期待していた通り、しっかりとひっくり返して貰えました。初見とオチを知った後で、別の視点でハラハラさせられます。
 そしてなにより、ラスト2行。たった一つの台詞に一番ゾッとさせられました。「方舟」にハマってしまった人は、必ずセットで読まなければならない作品です。

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2025年11月19日

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亡き伯父が所有する無人島を訪ねると見つかった、大量の爆薬、そきてその後に起こる殺人。

犯人はこの人では?と最初にしていた予想は当たったが、その動機や話の展開は全然予想と違い、振り回された。面白かった。

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2025年11月18日

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デイトレーダーとして財を成した伯父が、交通事故で亡くなった。彼が所有していた紀伊沖の無人島枝内島は弟一家の手に渡る。伯父の死後2週間ほどで、さっそくリゾートの島として売ってくれないか、一度泊まりに行きたいと開発業者の人から連絡が入り、父と私、開発業者2人、不動産屋さん2人、建設業者さん2人と、伯父の知人の9人で1泊2日の旅に向かった。
伯父は5年前から、弟一家は10年前から島には来ていないにも関わらず、部屋のシーツは荒らされ、新しい食事が置いてあり、誰かが立ち入った形跡がある。島内を見回ってみると、バンガローの中に大量の爆薬があった。警察に連絡しなければと思うものの、面倒に巻き込まれるのが嫌で翌日に後回しにしてしまう父。しかし翌朝には死体がひとつ発見されるのだった。

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2025年11月16日

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絶対方舟読んでからの方が、と聞いてたから
近い期間で方舟→十戒読んだらめっちゃくちゃおもしろい

衝撃は方舟のほうが、、ともよく見たけど
個人的にはこの2作を近い時期に読んだことで十戒のほうが驚くポイントが多くて良かったし好みだった

多分単行本出てすぐ読んで年単位で期間あいてたらここまでじゃなかったとおもう
これは2冊同時によんで大正解

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2025年11月14日

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ネタバレ

読み終わった後すぐにもう一度読み返したのは初めてかもしれません。

1周目と2周目では里英と綾川の会話が全く違う印象になるのが凄すぎました。

しかも綾川は方舟の生存者である麻衣と同一人物とは……
怖すぎます。

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2025年11月14日

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ネタバレ

ミステリーなのに、ミステリーによくある要素がない。ラストに向けて物語は進んでるのに、予想の斜め上を行き続けてのラスト。
しかも読後、なんとも言えない感覚になって、すぐ2回目に突入。
わかった上で1度目と全く違う感覚で読み進めていってるのに、また違う感覚に落ちいる。
こんなミステリー今まで読んだことがない

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2025年11月30日

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方舟を読んでから読んだ方がうー良いのを知らずに最後の解説も読んでしまった( i _ i )
最初から何故かわからないけどうっすら真犯人を疑ってたけど、根拠もないから考えすぎかと思ってた。そして推理過程を読んで一見解決できたような時もモヤモヤして「ほんまにこれが真相か」と腑に落ちなかった。でもちゃんとどんでん返しがあってよかった。
もう犯人を知った前提でこれから方舟を読んでみよう

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2025年11月30日

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方舟で受けた衝撃を楽しみに読み始め、方舟同様閉ざされた空間で起こる事件の心理描写や展開に間延びすることなく楽しむことができた。
しかし最後まで起伏のあまりないまま読み終えたという印象で、突如として起こる殺人事件と島に閉じ込められてどうなるのか?という序盤にあったワクワク感が、あまり計画が練られていない状態のパワープレイで進んでいく展開に途中からどう収束するのかを気にするようになっていた。
序盤から唯一と言っていいくらい焦点の当たる綾川が方舟の麻衣と似たような雰囲気だったこともあり、この人が犯人かな?と大方予想できるような進展で二段階の種明かしもとくに驚きはなかったが、読み終えて解説を読んでから「え!?」となり似たようなどころではない部分がこの物語の展開や真相を凌駕するこの本最大のどんでん返しなのだと痛感した。
今作の事件の動機を理解できるか(腑に落ちるか)という点も含めて方舟を読んでいるか読んでいないかで評価が☆1つは変わる物語だと感じた。

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2025年11月28日

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ネタバレ

やはり設定が面白い。
殺人が行われるのに見逃さないといけないという状況を作れるのが天才。
方舟のときより、スラスラ読めた。
なんとなく犯人は分かっていたし、トリックにドキリとはしない。
ただ、主人公の最後の涙を共有するために、もう一度読み返したが、とても恐ろしい作品だと思った。
主人公を変えて何度も読める作品。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

良かったです!!

同作家の前作「方舟」に続き、本作も読みました。前作がとても良かったので、今作はどうなのか、と思っていましたが、前作に負けず劣らずのラストでした。

物語は、亡くなった伯父が所有していた孤島にリゾート開発の話が出て、父親と一緒に枝内島(えだうちじま)に渡った理英。
島に渡ったのは全部で9人。そのうちの1人の遺体で発見され、犯人より十の戒律が・・・。

私はミステリー小説を読んでも、犯人の推理はせず、物語を楽しむタイプなのですが、本を読んでいくうちに、この人が犯人ではないか?と思った人がいました。

でも最後、見事に裏切られました。と思ったら、さらに、裏切られました。

登場人物の一人に非常に関心が湧き、その方は前作にも・・・。

作者の次回作も楽しみです!!

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2025年11月22日

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ネタバレ

前作「方舟」より個人的には好きだった。

クローズドサークルもので、スマホで外と通信はできるけど、犯人から課せられた「十戒」から島で起きている出来事を伝えたり、迎えに来てもらうことをお願いしたりはできない。

前作もそうだったが、登場人物がのっぺらぼうのように特徴がなく、何回もこれは誰だったっけと人物紹介のところに戻りながら読み進めた。主要人物ではないが、電話での話のおかげで主人公のお母さんが印象に残った。
犯人はサイコパスとしか思えないが、3人目の被害者等の証拠隠滅作業の時を想像すると、大変そうだなーと思い少しほっこりした。

結末を知って主人公の立場を知ってから読むと、全く違った読み応えになる。初回に読んだときに、やたらと断定するなー、違和感があるなーと思ったのはそのせいだったかと読み終わってからわかった。
途中主人公がお父さんと犯人から『無茶をするな』とそれぞれ言われるシーンがあるが、意味合いが全く違うことに気づくとぞっとする。

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2025年11月19日

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方舟に続く本作。犯人は早い段階で予想は出来たが犯行を起こしたのは助けるため⁈
主人公は犯人を生涯がっかりさせずに過ごせることを願う。そして、解説を読んでハッとさせられた。結果を知ったうえで2回目を読んで咀嚼してみようと思う。

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2025年11月19日

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ネタバレ

方舟の作者が書いた作品ってことで、面白そうと思って買った。
方舟と同じように、閉じ込められた場所で犯人探しって感じの大まかなシチュエーションは同じやけど、読み進めていくうちに想像される(というか解かれていく謎から判断がつく結末)とはほぼ真逆のエンディングで、一気にこの作品の面白さが増したと思う。

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2025年11月18日

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ネタバレ

クローズドサークルのミステリーとしては上質だと感じる。
方舟程の読後感の悪さはない。
タイトル、信仰の対象からメタ読みが出来たので真犯人には驚きはなかった。

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2025年11月16日

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2025.11.15
孤島 開発計画の視察 爆弾 十の戒律 犯人捜し禁止 3日間の拘束 こっくりさん 3つの殺人事件 解決編

解決編で感心して、真相でやっぱりと思い、最後の最後で驚かされた。
ん?その発言なんだ?ってのが伏線になってるとは。
読む順番は絶対守るべき。

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2025年11月15日

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ネタバレ

読み返してみれば、「うん?」って思う箇所がたくさんあったのに、読んでいるあいだは結局全然わからなかった…。衝撃的だのなんだのと煽るような宣伝文句が多かったから、ならば絶対読み解いてやろうじゃないかと意気込んでいたんですよ。惨敗です。
殺人犯の正体は結構わかりやすいというか、読者に怪しませるようにリードしてあったような気がするんだけど、物語の答え合わせが「殺人犯の正体」だけになっていないところがこの作品のいいところ。(前作と読んでいいのかわかんないけど)『方舟』を読んだ人にだけ用意された仕掛けも面白い。『方舟』を読んですぐ『十戒』を読んでいたらこの仕掛けに気がつけたのかな…と思ったけど、いや、わたしはたぶん気がつけないんだろうなあ。表紙も、最初はなにかよくわかっていなかったけれど、よく見たらワァ…ってなるすてきな表紙で…。こういうシンプルに面白いミステリって、読書のたのしさをがつんとぶつけてくるからいいよね。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、第二の事件で出てくる足跡の謎、痺れた。一見しただけではよくわからないあの状況からちゃんと論理的に犯人を導き出す推理力すげー、と思っていた。
そこからまたもあれよあれよと。まあ正直、なんとなく、そんな気はしてた。ただ里英視点の描写、かなりギリギリだなぁ。ギリギリでアンフェア?ギリギリミスリードすぎ?
そしてさらに、解説でとんでもない話。それは全然気づきもしないしわからなかった。そして納得というか、それならあの足跡も考えながら実行できそうと腑に落ちた。
方舟からの十戒、おすすめです。

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2025年11月12日

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最後の展開は予想外だった
犯人の要求に素直に応じ過ぎを感じたが、
それも意味ある所が後から分かって良かった

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2025年11月12日

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1回目と2回目で見方が変わる本と言われている中で本当に変わる本を初めて読んだ
なにをモチーフにしてるのか分からなかった装丁も読んだ後は理解できて面白い

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

方舟と一緒に購入してました。方舟も序盤が長いけど、これはもっと長い。設定が複雑なのでスッとは頭に入ってこない。でも方舟でのラストが衝撃だったので、きっと最後には面白くなるはず!と思って読み進めた。(先にこっち読んでたら途中で挫折したかも)
ラストらしき部分、『え!!』とは思ったものの、方舟ほどではないか〜?とは思っていたら最後のページ...!!!やられた、、。このページの為の1冊だったのか〜!

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2025年11月26日

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「方舟」の方が衝撃はあったけど、これもなかなか味わい深い。あとがきまで読んで、あーなるほどと膝を打った。

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2025年11月25日

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ネタバレ

「方舟」を読んでからこの「十戒」を読んだ。この著者さんは話の舞台設定が入り組んでいるなと思った。犯人は誰なのか?と島から無事に帰れるのか?が気になるので詰まることなく読めた。
最後の最後にどんでん返しがあり、面白かった。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱりねー、あの人が犯人だった。どんな思いで話しているのやら、と推測していたが当たってしまった。

しかも某作とのつながり…ひえーーーー

しかしそもそも、「犯人を探してはならない」ってそりゃ犯人からするとそれは当然の願いだよな、逃げ切るために、と、設定の妙味に冒頭から引き込まれた。

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2025年11月24日

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方法などの詳細については分からないが、犯人はこの人だろうなと思っていたので衝撃は少なかった。前作も読んでいたので全体的にも解説でも「なるほど、そうなってるのか」という感想でした。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

動機や方法は分からないけど、綾川じゃないと驚きがないという理由で、綾川だと予想していたので、衝撃は少ないんですが、まさか麻衣だとは。そんなの分かんないよ(笑)でも、言われてみれば雰囲気がそうだな。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

結論から言うと、方舟を読んでいたからこそ面白さが少しあった。
ので、方舟を先に読むことが必須。

衝撃的なラストというよりかは、ほぉ〜!と言ったそーなってんねや!確かに性格も、、!(ネタバレ)と感じられる部分は良かった。

全体的には、想像がつき易い結末。
細かな心理面が回収されていくのは良き。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とりあえずもう一回全てがわかった状態で読みたい
私が主人公の立場だったらあんなに彼女とおしゃべりできないよの気持ち
でも喋ってたほうが逆にいいのかな……
ハラハラドキドキが苦手だけど、方舟よりはハラハラ感がなくて私的には読みやすかった
3日で帰れるらしいというのが余計に恐怖だよなと思った

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

のっぴきならない状況を作るための設定なのはわかるけどちょっと現実的ではないかなぁとつい思っちゃう環境(^^;
中に犯人がいるにも関わらず、それが誰か絶対にわからないような指示の数々には唸りました
最後のゾゾゾ(w)も方舟ほどの衝撃じゃなかったけど、これから長い間ずっと監視されていくのかと思うと生きた心地しないよなぁ

Audibleだったからか解説はなかったので読みたいなぁ

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2025年11月14日

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