夕木春央のレビュー一覧

  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    大好きな有栖川有栖の、デビュー35周年のトリビュート作品集。
    どれも非常に面白い…!!

    一番印象に残ったのが有栖川有栖嫌いの謎。
    いとこに有栖川有栖の本を借りようと思いお薦めを訊いたらボロカスにけなされたんだけど、その割には全部読んでる?なぜ?というお話。
    面白いなぁ。よくこんな発想できるよなぁ。
    『幽霊刑事』を、「タイトルがピーク。背表紙だけ見てればいい」とバッサリ切り捨てるところなど、もうとにかく笑ってしまった。


    夕木春央と今村昌弘しか読んだことなかったけど、他の作家のも読んでみたくなった。
    その前にもう一度アリスシリーズから読み直したいな。

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    2025年03月30日
  • サロメの断頭台

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    ネタバレ

     凄まじかった。あまりの衝撃に言葉が出ない。個人的には『方舟』より衝撃も大きく、後を引きそうな気がしている。

     井口×蓮野の大正シリーズ第3作。外に出したことのない絵を剽窃されるという不可解な状況から始まり、戯曲『サロメ』になぞらえた連続殺人が起こる…という、魅力的な謎が満載。
     たくさんの謎が撒かれた状態で解決編にあたる10章へ突入。伏線が回収され、一本に収束していく様子は圧巻だが、うす気味悪さも覚えた。贋作犯であることが盗作犯ではない、という消去法にはとても驚いた。
     そして訪れる断頭台。帯に一切の誇張なし。これ以上ないタイトルだと思う。犯人の異常性や淡々とした描写にゾッとした。
     井口

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    2025年03月08日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    これは!!
    有栖川有栖氏の生み出したキャラが色んな作家さんの力で色付いてます!!
    知ってるだけに笑えるフレーズ。キャラクター達への愛情を感じます
    「残念。ハズレだ」
    「…しがないサラリーマンです」
    笑笑!!!
    たぶん有栖川有栖には書けない砕け方!
    シリーズを知らなくても楽しめる。
    …けど!知ってたら何倍も面白いです

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    2025年03月08日
  • サロメの断頭台

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    さすが春央先生といった作品
    真実が結構重かったけどまぁ終わり方でなんとか救われたかな
    サロメの断頭台が結構すごい装置でハルオイズムをすごい感じた

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    2025年01月19日
  • 方舟

    人間の本性が垣間見える

    人間らしい猜疑心や葛藤が生々しいほどに伝わってくる。
    そして刻一刻と迫るタイムリミットが焦燥感を駆り立てる。

    5章までなら★4。エピローグを読んで文句なしの★5になる。
    こういう終わり方は好み。

    私はブックライブで単行本版を購入。(現在はこの文庫版が取って代わっている)
    電子書籍なので割高な意味がなく、レビューポイント付与の対象外にもなり残念だった。
    それでも満足できるぐらい面白い。

    #ドキドキハラハラ #ダーク #怖い

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    2024年10月13日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    ネタバレ

    ホームズとワトソンを連想してしまうであろう、
    蓮野と井口のコンビ!また相見えるとは…
    そして常に登場している晴海社長、
    今回もしっかり存在感がありました!

    いくつかの短編が掲載されているようで、
    思ったよりも太くて驚いた。
    さて、個人的なお気に入りとしては、
    1番エンドが印象に強く残っている
    『光川丸の妖しい晩餐』である。
    いやぁ〜〜〜好き!!!!!
    常人では理解し難いであろう動機と行為。
    逆に清々しさを覚えては眩暈がするような連続…
    どんでん返されまくる展開にはいとまがない。

    夕木春央先生の描く世界観や、
    キャラクターの会話に呼吸、
    文の構想や構図から香り立つ雰囲気は大変に心地良く、浸っ

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    2024年10月09日
  • サーカスから来た執達吏

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    ネタバレ

    いやぁ〜〜〜夕木春央先生の作品、
    ワクワクとドキドキとハラハラとで
    これが…ミステリ……ッッと何度も胸弾む気持ち!
    大正時代や人物のリアルな姿を
    つい想像するほどの繊細で大胆な描写に、
    謎がいい具合に絡んでとても美味!!!

    キャラクターの生き生きとした心理描写にも、
    ページを捲る手が止まらなくなる…ッッ
    まさかの人物やまさかの事象など
    様々に掛け合わさったミラクルで摩訶不思議な
    目眩く展開に、物語が終わりに近づいた際には
    「もっとマリ子のことを見ていたい…!!」
    と思わずにはいられないほど、
    愛着の湧く存在となっていたのであった。

    よりミステリが読みたくなる!
    より夕木春央先生の他作品も読

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    2024年09月24日
  • これが最後の仕事になる

    匿名

    購入済み

    一穂ミチ先生のファンで

    一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

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    2024年08月30日
  • 方舟

    ネタバレ 購入済み

    登場人物の心情があまり描かれていないので、自分としては慣れない作品だなと思いながら読みました。
    「これって主人公が犯人的なやつか?」などと疑いつつ。
    しかも最後にひっくり返される、というのはレビュー等で分かっていたので、余計そんなことを考えていました笑
    しかし、全く予想しない方向にひっくり返されてもうびっくり!ぞっとしました。
    「方舟」自体の話もしっかり伏線だったのかな。一人でせっせと脱出の準備してたんですね、犯人も。。





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    2024年08月26日
  • 絞首商會

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    ネタバレ

    蓮野さん!井口さん!ナイスバディッッ!!!
    そしてまさかの結末!これぞミステリ!!!
    とワクワクしっぱなしな作品。
    『方舟』から夕木春央先生を知り、
    『十戒』を拝読し、ついにデビュー作へ遡る…

    犯人は誰だ!!?と探していたが、
    まさかそれどころではないと思う日が来ようとは…
    ミステリとは犯人探しがミソなのに、
    それよりもはるかな衝撃に撃たれる…なんたる事…
    恐るべし物語を紡ぎます、夕木春央先生。

    キャラクターも生き生きとして、
    その中で同じ景色を俯瞰しつつ
    ページを捲るのがこんなにも楽しい…
    これはもはや、2作品目のサーカスも
    読まざるを得なくなりましたよ!ええ!!


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    2024年07月20日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    ネタバレ

    洋画家とその友人前科持ちの泥棒蓮野の大正浪漫の香り漂う探偵(泥棒ですが)物語。
    最初から時計に始まり時計で終わる連作短編。事件が一つ解決する度に蓮野の能力の高さが証明されていく。井口が持ち込んでくる厄介ごとを、正直に告白するのがいちばんいいと言いながら助ける人嫌いなのに人情に厚いところも好印象。

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    2023年07月24日
  • 方舟

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    ラスト衝撃すぎる!!!!!
    ただのミステリーかと思ってたけど、まさかの展開だった。人間怖いと思ったけど、自分も同じ立場なら同じようにするかも知れない。

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    2026年03月22日
  • 十戒

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    方舟を読んで感銘を受けたため同著者の2作目として手に取ってみた1冊。

    方舟を読んでいなかったら間違いなく傑作と評価していたように感じるが、方舟と同じような構成に感じてしまい方舟を有意に超えたと思えなかったため星4とした。

    単発としてはかなり面白いと思うが、方舟が傑作すぎたが為に悩ましい一作。

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    2026年03月22日
  • 十戒

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    ネタバレ

    衝撃、驚きは方舟よりも劣るが、クローズドサークルの作り方は新しくておもしろい。

    1回しか読んでないので、誰を信じていいのか、父親ですら信じられなくなってくる。父は自分を愛しているという描写があるのが逆に不安になった。

    2回目を読むと、全然違った印象になるんだろうな。

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    2026年03月22日
  • 方舟

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    序盤では、シチュエーションから察するに「あ〜、密室殺人のお話なのかな」と粛々と読み進めていたのですが、後半の謎解きの説得力にふむふむ成程と思っていたのも束の間。
    最期のどんでん返しにはしてやられました…

    エピローグ後がどうなったのかも気になりますが、そこを描かずに作者から読者側に「この後この人にはどうなってほしい?」と問われるような終わり方こそがこの本の本質のように感じました。

    エピローグ後の作者解説にもありましたが、犯人をただサイコパスと扱うのではなく、確かで合理的な殺意に「確かにそうなってしまうのも…」と、「自分だったらどうしただろう」とそんな風に思わずにはいられない作品でした。

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    2026年03月22日
  • 方舟

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    ネタバレ

    本当は4.5の評価にしたいくらい、けれども最後の麻依と柊一の関係によるイヤミスだったせいで体にのしかかる気怠さが拭いきれない。

    完璧などんでん返しであることは間違いないが惜しくも自分の好きな終わり方ではなかった。

    ちゃんと後始末も載せてくれぇぇぇぁい

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    2026年03月22日
  • 方舟

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    方舟と呼ばれる地下での密室と殺人。
    ラスト以外は普通。
    ラストの衝撃はどのミステリーよりも完成度が高かった。

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    2026年03月21日
  • 方舟

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    いやーやられた。全然想像できなかった結末で、久々本当にドキドキして発汗した笑
    犯人当てミステリとしてはこれ以上ない面白さで、そのジャンルに振り切るがゆえの制約…スマホの電波が通じないとか、ヤバすぎる欠陥構造の密室に都合よく食料や各小道具が揃ってることだとか…そういう本筋でないところがミステリ初心者には引っかかってしまいトータル最高とまではいかなかった。

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    2026年03月21日
  • 十戒

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    本作が良いことはもちろん、青柳碧人さんの解説も良かった!思わず「え!!」と声に出してしまう衝撃。
    『方舟』よりも単調な気がしたので星4つ。登場人物がもっと個性的だとさらに好きになりそう!
    こんな面白い話を設計して作品にできるの凄い。これからの作品も楽しみです◎

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    2026年03月20日
  • 十戒

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    『驚愕』の一言
    大どんでん返しがやはり行われ、ラスト2ページの衝撃も凄かった、、
    犯人を探さないミステリーは初めてだったから非常に新鮮!
    方舟とセットで見てよかったなぁ
    二回目見るの絶対おもろい、、

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    2026年03月20日