作品一覧 2024/04/10更新 魔眼の匣の殺人 試し読み フォロー 本格王 試し読み フォロー 屍人荘の殺人 試し読み フォロー 兇人邸の殺人 試し読み フォロー 屍人荘の殺人 完結 試し読み フォロー 紙魚の手帖 続巻入荷 試し読み フォロー 新世代ミステリ作家探訪~旋風編~ 試し読み フォロー でぃすぺる 試し読み フォロー ネメシス 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> 今村昌弘の作品をすべて見る
ユーザーレビュー でぃすぺる 今村昌弘 面白かった! 3分の2以降は読む手が止まらず、色々後回しにして、久しぶりに一気読みした。 前半部分で、「あれ?なんか変」「なんだかスルッと過ぎちゃったな」という点がちゃんと解消されるのもいい。 Posted by ブクログ 兇人邸の殺人 今村昌弘 作者は「縛りプレイ」の達人だなぁと思う。 今回は、特殊な前提(なんとスラッシャーフィルム的舞台)×納得できるクローズドサークルの作り方のシリーズ2枚看板といえる設定に、安楽椅子探偵要素をぶち込んできた。 スラッシャーと安楽椅子というまあ絶対に共存不可なシチュエーションに、どう合理性を持たせたかがわか...続きを読むってくると、さすが!としか言いようがない。 Posted by ブクログ 屍人荘の殺人 今村昌弘 面白い。 誇張や共感できない文言が踊ることの多い帯の煽り文句だが、本書帯の『前代未聞のクローズドサークル』の言葉には偽りなし。 本編だけでなく解説も良かった。 読んでいる途中でも本のジャンルがコロコロ変わるようで、「コレ、ミステリーになるのか?」や「(内部の殺人を解決しても)コレ、どうやってオチつ...続きを読むけるんだ?」となりながら読み進めた。 ゾンビハザードによる外側の密室はミステリーの常識を大きく外れていて、「こんな発想あるのか!?」と驚愕した。 しかしよく考えれば、私は、三津田信三の怪異と本格推理の同居した作品群や綾辻行人のミステリーの手法を組み込んだホラー作品『アナザー』が好きなのだから、こういった組み合わせを受け入れないわけがない。驚くと共に楽しく読み進められた。 イロモノっぽい設定だが、推理部分も手抜きではなくしっかりしてる。 極限状態での推理の中で怪しげに見える人物が次々出てくる。 最初は高木、次に名張、菅野と生き残りの多くが犯行が可能で怪しく見えるようになり、次の事件が起きてもそれぞれの可能性が潰れることはなく怪しいまま。上手い。 高木は静原と一緒にいる事が多いので、静原と共犯の可能性もあり、終盤には菅野と名張が共犯の可能性も考えられてくる。共犯関係でなくとも庇っている場合を考えると、それぞれの証言にもフェイクが含まれていることも頭をよぎり、二階堂黎人の『人狼城の恐怖』を思い出し誰に背中を任せるべきか全く予想がつかない。 また、葉村が推理小説の定石を先に述べ、それを“現実ではあり得ない”と否定することでお決まりの流れをあえて壊している。 推理小説の手法を一部取り入れた推理をしながら、展開はそのベタな定石を踏まないようにしている。推理小説を読みながら何か違うものを読んでいるような感覚に襲われる。 謎解きは最後に怒涛の勢いで行われるが、 最初に思わせぶりに扱われて以降、長く触れられなかった葉村の頭の傷(= 葉村の心の闇の部分)や、大切だと言い切っているのに取りに行かないことにイライラしていた時計(とその理由)も物語の核であったことがわかり、謎のご開帳まで楽しむ事ができた。 最後は葉村が助手になることを断り、「剣崎だけが次作に引き継がれるのか」と思ったが、次の段でミステリー愛好会に加わり共に活動している場面で幕が閉じる。 助手という点については、明智だけの助手ということなのか。 解説によれば次作も好評のようである。次作で二人が関係をどう説明するのか楽しみである。 Posted by ブクログ 屍人荘の殺人 今村昌弘 読書好きが自主的に「ネタバレ注意!」とSNSでざわついた意味がわかる。 確実になんの情報もないまま、読んだ方が楽しめる作品であることは間違いないです。 あえて、感想を申し上げるなら「こうくるか~」という新しいぶっこみ方に最初戸惑いはあったものの、読めば読むほど緊張感もMAXになりハマってしまいました...続きを読む。 言わずもがな、一気読みするほど続きが気になって仕方がない作品。 もうこれしか言えないです。 Posted by ブクログ 兇人邸の殺人 今村昌弘 ハラハラドキドキ。巨人から逃げるっていうクローズドサークルの中でも1番の危機的状況。最後までずっとおもしろかった! 最後、心がギュッとなってしまった…。 Posted by ブクログ 今村昌弘のレビューをもっと見る