今村昌弘のレビュー一覧
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ネタバレいやー、一気読みした!
なかなか挑戦的な3行から物語が始まります。
サスペンス・ミステリーってことですが、かなりサスペンスに寄ってるかなって印象です。
本格ミステリーと思って読むと、少し満足度は下がるかなと思います。
最後の今生きている彼女は誰なのか?
ってところまで楽しめました!
おかげで寝不足のなか読み終わったーと思ってたのに、また戻って大変大変。
ここからはネタバレか私の勘違いかわかりませんが、読んでない人は見ないでね。
初めて体を重ねた夜…
腕時計の日焼けあとが残る細い腕
後ろの首筋にアザ
指輪を注文した時、イタリアの地名を言えなかったのは…
京佳の愛読書は冷静と情熱の間
森の小さな教会で、
なじみのある国内のチャペルを希望
京佳の仲間が語った彼女の習慣…
京佳、自分の腕を守る目的で腕時計つける習慣
紗奈、介護士として働いているため身につけない
よって
→フィレンツェをイギリスと勘違いしていたことから、指輪の予約をして、九州のチャペルを予約したのは紗奈
→初めて体重ねたのは京佳
生存した彼女にアザはなく、
「待ち合わせしよう。君があこがれていたあの場所で。俺はずっと待っている。」のセリフ
津倉は森の中の小さな教会で彼女を待っている。
今生きている彼女は紗奈
少しわからないところも残ってるんですが、もーお腹いっぱい。ご馳走様でした。
また次回作を楽しみにしています。
ありがとうございました!
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Posted by ブクログ
表紙に一目惚れして購入した作品だったが、期待以上に面白かった。
「死んだはずの恋人から電話がかかってくる」という冒頭から一気に物語に引き込まれた。次々と巻き起こる出来事に終始ハラハラドキドキさせられ、続きが気になって仕方がなかった。ページをめくる手が止まらないとは、まさにこのことだと思う。
事件の真相や彼女の正体など、少し現実離れしていると感じる部分もあったものの、それを気にさせないほど物語の展開が魅力的で、最後まで夢中になって楽しめた。
そして何より気になるのが、彼女の正体は結局どちらだったのかということ。一度読んだだけでは自分の中で答えを出せず、読み終えた今も考え続けている。
もう一度読み返すことで、初読では気づかなかった描写や新たな解釈が見つかるかもしれない。
表紙に惹かれて手に取った一冊が、ここまで夢中になれる作品だったことが嬉しい。ぜひ再読したいと思える、大満足の読書体験だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。いろんな疑問点を書き出していったけどそのほとんどが解消されて気持ちよかったと共に悔しかった。どうも常識で考えちゃう癖があったけど再生能力を使ったトリックか…。犯人は時間とメタで考えればわかるけどトリックは超人的なことも頭に入れないと無理だな。
ケイについてのミスリードも良かったな。京(けい)と読めてしまうから完全だ京がケイだと思っていたのに。でもたしかに京がケイであるならばたった1人の家族っていう表現は絶対しないな。そこで気づくべきだった。
最後のコウタとケイのシーンもゾクゾクした。コウタの殺人を犯さなければならないという自己勝手な考えとそれを正当化するための正当防衛の状況を作り出す狡猾さ、ケイが人が猿に見えてしまうという錯乱によって大量殺人を引き起こしているという残酷さ。最後の再会全てよかった
比留子と葉村がやっとホームズとワトソンの関係になれたのかな。京の話を踏まえた比留子が頼ることを避けていた葉村を頼って、これまで自責をしていたひるこが人を救えたのかもしれない、ってなったのは泣きそうだった。早く付き合えよとか思うけど付き合うのは違うのかしら。でも嫉妬比留子を見たい。
あと最後に比留子の場所は男子棟だから来ない。素晴らしい。ちゃんと理由つけできてる。でもそれがわかるような描写をもう少し入れて欲しかったぜ。まあジョウジの女子棟入り癖に言及しまくってたのはミスリードだったんだろうな。
何個か納得いかないのはジョウジとコウタがお互い向こうから手を出したって言ってるところ。あと結局2人とも動物を殺していたんかい!ってところ。あと裏井だけ下の名前ないのわかりやすすぎってところ。くらいかな。 -
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もっと有栖川さんを読んでから…そう思ってずっと楽しみに温めていた一冊。
気付けば33作品読んでたので、そろそろいいかなと解禁。
■夕木春央『有栖川有栖嫌いの謎』
タイトルがすごい。勇気がすごい。引きつける力がすごい。途中でやめられない。
「なぜ有栖川有栖をそこまで嫌うのか?」が気になって気になって、一気読みで止まらなかった。そしてセリフが強烈すぎて何度も笑った。夕木さんってこういう作品も書くんだ。
「三部作」と「蓮野シリーズ」の作風の違いにも驚いたけど、この作品でまた違うテイストに驚く。まだまだ引き出しがたくさんありそう。
そして、これはさすがに有栖川さん怒ってないかなと心配したけど大丈夫そう笑。
優しい有栖川さんだから、こういう自由な作品も書けるんだろうな。
■青崎有吾『縄・綱・ロープ』
途中で何度か青崎さんの作品だということを忘れてしまった。アリスと火村の性格も、セリフも文体も展開も、すべて見事に完コピされていて楽しかった。
■一穂ミチ『クローズド・クローズ』
普段の火村とアリスなら言わないようなことを言っているのが新鮮だった。
女子高に少し戸惑っている感じも面白い。
火村ワールドに一穂さんの個性が出ていて、それもまた良かった。
■阿津川辰海『山伏地蔵坊の狼狽』
火村でも学生アリスでもない、マイナー?な山伏地蔵坊の安楽椅子探偵を使うところがさすが。『ブラジル蝶の謎』も出てきてニヤリ。
最後にそれぞれの作品を有栖川さんがどう読んだのか、その感想まで読めるのが嬉しい。
有栖川さんが楽しんで面白がっていて、それを読んでまた温かい気持ちになった。
最高な企画。またこんな企画があったら嬉しい。ここに出てきた未読の作品も読みたくなった。 -
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ネタバレ都市伝説解体センター短編集第2弾!
今回も速攻読み終わって大満足。
オチが分かりやすい話もあれば意外なものも結構あり。
このゲームはやはりキャラクターに魅力があるから、個々人にスポットを当てた短編集を出すのは理にかなっているように思う。
以下ネタバレありの感想
あざみとジャスミンのお話はどちらもゲームプレイ時を彷彿とさせるような空気感でまとまりがあって面白かった!
そして最推し松田さん…!笑スポットが当たって良かったね!ただのオラついた人じゃなくて本当に良(以下略)
ガイドは相変わらずのガイドでちょっとほっこり。笑
そしてなんと言っても今回のMVPというか意外な人物は司書さん。
いい深掘りがされていて、もう一度ゲームに戻って会いたくなるような話だったのが印象的だった。
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ネタバレ面白い。ワクワクするし、ゾクゾクもする。
作者の力量を見せつけられた感じがある。
ミステリ、ホラーとしての完成度は言うまでもなく、ジュブナイルとしても非常に出来がいいと思った。特に小学校6年生から見た、或いは想像する中学生、大学院生、大人の描写。きっとこうに違いない、そうあって欲しい、でも意外と…
刑事、探偵、裁判官の小学生3人の力強さというか、主体性には舌を巻いた。最近の小学生ってこんな感じなの?自分が小学生だった頃を思い出すと、頭をこれっぽっちも使ってないクソガキだったけどね。
続きも気になる。サツキも中学受験をしない訳だから、同じ町に3人は残ることになったわけで、これは期待するしかないよね。
クトゥルフ好きからすると、邪神の御神体と相対した際に、数珠が震えて弾け飛ぶとこなんか最高だった。「今目の前にいる存在は、人間如きがどうにかできるようなもんじゃない」って、うん。それこそ奇跡でも起きなきゃね。 -
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ネタバレ大前提として、私はこの剣崎シリーズ、及び明智恭介の事が好きという前提で感想を書かせていただく。
明智恭介、葉山譲が『日常の謎』に取り組んでいくこの本では、主に死人は出ずにほのぼのとした雰囲気で進行していく。
相変わらずクリームソーダを飲んでいる葉山、泥酔した明智、また明智1回生など、見ることはできなかった様々な一面を見ることができ、自分としては満足だ。
トリックとしては、相変わらずの今村ワールドというところで解説や内容が理路騒然と理屈に乗ったったものであった。
ボロビル購入の謎は流石に分からなかったが、
コスプレ同好会の事件や、泥酔事件、テスト流出事件等はしっかりとわかるところにヒントが散りばめられており、推理の世界へ引き込んでくれた。
剣崎と明智、2人のホームズの比較になるが、
剣崎は驚異的な頭脳で謎を解いていくのに対し、明智は自分の足と仮説多さで泥臭く真実をもぎ取っていくタイプだ。(どちらかと言うと、明智の方がホームズ寄りではある。)
明智の今後を考えると、飲みに行った同期や隣の住民、探偵事務所の面々を思うと、少し哀しくなる。 -
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ネタバレ面白かった。第一作が私にはあんまり…だったので、これは普通に面白かった。
どんでん返しというか、伏線がちゃんと貼られてて、結末に対してこんな事実が二転三転…!っていうのがミステリーとして面白かった。
前提として、私はファンタジーモノとか非現実的な要素はあまり受け付けられないので、前回のゾンビとかはて?って感じだった。
で、同じ感想を持った方が、これは面白かったということで読んでみた。
私なりに分析してみると、未来予知?的なファンタジー要素が、ある程度リアリティを持って、このミステリーといい感じで調和してたのが私の中で魅了ポイントだった。
なので、ミステリーとしての本筋を害することなく、超能力を謎に絡めて、トリックに悪影響を及ぼすどころが、謎解きをより促進させるような構成なのが評価ポイントだった。
また、犯人や被害者も割と悩まされたところが良い。ありきたりな単純なモノではなかった。意外性があるので面白かった。
ということで星4よりの星5とする!