今村昌弘のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的に待ちに待ったシリーズ第三弾の文庫化。発売日が待ち遠しかったー。
安定のクローズド殺人ミステリでしたが、まさかの安楽椅子展開とは!わずかな情報でしっかりと解き明かす推理は論理的で爽快でした。
いつもの、非現実要素も物語をスリリング差を何倍もあげて、ワクワクさせてくれますね。
まさか、巨人の正体がそっちだとはー。2回もミスリードさせられましたね。完全にやられました。にしても、切ない。。。もうちょっと不木に天罰が当たる的な展開がないと浮かばれないよ。
二人の関係性も安定してきたけど、相変わらず葉村くんの活躍が少ないのが気になるな。。。少しは成長してる感じはするけども。
このシリーズは、ま -
Posted by ブクログ
ネタバレ葉村譲
神紅大学経済学部一回生。ミステリ愛好会会員。
明智恭介
神紅大学理学部三回生。ミステリ愛好会会長。「神紅のホームズ」。
剣崎比留子
神紅大学文学部二回生。幾多の事件を解決に導いた探偵少女。
進藤歩
神紅大学芸術学部三回生。映画研究部部長。
星川麗花
神紅大学芸術学部三回生。演劇部部員。進藤の恋人。
名張純江
神紅大学芸術学部二回生。演劇部部員。神経質な性格。
高木凛
神紅大学経済学部三回生。映画研究部部員。姉御肌。
静原美冬
神紅大学医学部一回生。映画研究部部員。大人しい性格。
下松孝子
神紅大学社会学部三回生。映画研究部部員。明るく強か。
重元充
神紅大学理学部二回 -
Posted by ブクログ
待ちに待った文庫版。
面白い。実に面白い。
「結末を知りたいけど、終わりたくない」という、心地よいジレンマ。
しょっぱなの葉村君と御学友の高尚なやりとりは、
それだけで一本の日常系短編になるデキ。
こんなふんわりしたテイストで進むのかと思いきや
そんなはずもなく、前2作とは比べ物にならないバイオレンス具合。
館に入った直後から、一気にやられっちゃう。虫けらのように。
1作目のようなジワジワ来るカンジではなく、丸太をぶん回すかのようなカンジ。
スプラッターハウス。
ただのバイオレンスホラーではなく、そこにまたうまくミステリーが練りこまれている。
行動範囲や行動時間にルールがあり、今回もうま -
Posted by ブクログ
ネタバレ文庫化待ってました〜!本屋さんで見かけて嬉しくなってすぐ買った!
ハードカバーで出たときにあらすじだけ先に見ていて、巨人が出ることはわかっていたけど巨人の存在と建物の構造によるクローズドサークルなのかぁ。
登場人物は減っていくし読んでるうちに覚えていくけど、自分の理解力の問題で建物の構造が全然わからなくて、本に挟んでくれてた見取り図と何度も見比べた。すごく助かった。ありがたい。
第一夜の巨人の襲撃がやっぱり一番怖くて緊迫感があったというか、続きが読みたい!って気持ちにそこからぐっと引き込まれた気がする。
とうてい敵わない不条理による動乱の中で右往左往する人々の姿が良かった。
ワトソンとし