今村昌弘のレビュー一覧

  • 屍人荘の殺人

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    「ミステリのトリックの鉱脈は掘り尽くされた」とあって、今は「そのトリックの掛け算が主流になっている」とあるが、この舞台装置の掛け算は流石に予想していなかった。
    シリーズ物の第一作なだけあってキャラ付けが上手い。ただもうちょい拗れた個性を見せてほしかったところ。
    浮気性なワトソンも、それはそれで見てみたかった気がする。

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    2026年05月17日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    作中でミステリのネタも出尽くしており、その打破の為に掛け合わせが主流になっていると語られていたが、ミステリというジャンルに限らずそうした傾向は強いように自身も感じていた。この時にはミステリという舞台内に限定して語られていたが、本作ではジャンルという舞台自体の掛け合わせが行われており、舞台装置になったゾンビについてその背景がほとんど語られない潔さに驚き笑ってしまった。クローズドサークルや殺害のトリックにもちゃんと機能しているのに、確かにゾンビは主眼じゃないもんね、と妙に感心させられた。
    明智があっさり退場してしまったのも意外性を覚えた。ライヘンバッハに言及していたので「実は…」みたいな可能性があ

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    2026年05月17日
  • 魔眼の匣の殺人

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    予想が裏切られるパターンとお決まりのパターンがうまく配置されていて読んでいて驚きがあって面白かった。

    少し雑に感じる部分もあったが、それが現実味を作品に追加しているような気もする。

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    2026年05月17日
  • 都市伝説解体センター 断篇集 痕

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    キャラクターの関係性など本編の補完をするような感じで楽しめます。
    特に1話はギミックもあって面白いです。
    個性的なキャラクターたちをさらに好きになれます。

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    2026年05月13日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    特殊設定ものミステリ、初めてだったけど面白い、そして読みやすい。
    テロの首謀者がなんでパンデミックを起こしたのかよくわかんなかった。メタ的にいうと特殊設定のための設定ってことかな?
    あと明智がキャラとして立っていたので(中村倫也だし)今後のシリーズに続投かと思いきやあっけなく死んでびっくり。

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    2026年05月11日
  • ネメシス1

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    ネメシスに勤めるポンコツ探偵風間と破天荒なのにセンス抜群なアンナの謎解きコメディ

    ドラマに脚本協力した作家たちが執筆した小説版1巻。めちゃくちゃくだらない設定に書き落としてるのにばっちり本格ミステリでもはや対比に笑うしかない。すごいな今村さん!

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    2026年05月10日
  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    屍人荘の殺人からはじまるシリーズの中で、魅力のあるキャラクターだっただけにあんなにも早く退場してしまい悲しかっただけに、明智さんにスポットが当たったことにとても喜ばしく思います。

    短時間とはいえ深い爪痕を残したっだけあり、今作でもなかなかのクセの強さ。
    ミステリーというものに真っ直ぐで貪欲すぎるがゆえ、周囲の人間とこじれてしまいながらもどこか憎めない明智さんの日常が楽しめます。

    事件の内容も屍人荘シリーズよりはライトなもので、読みやすい作品でした。
    微笑ましいことも、少しカチンとくることもありますが、この先は屍人荘の殺人にいつか繋がるのか・・・と多いながら、在りし日の姿を偲びました。

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    2026年05月09日
  • 魔眼の匣の殺人

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    ネタバレ

    4.3

    第一作目にSF要素を入れたので、今回の設定も無理矢理感は全く感じず、サクサク読めました。

    ミステリでは、若い人は生き残る確率が高いので(個人的主観)、高校生2人は生き残るだろうと思っていたら、まさかの2人とも殺された展開だけでもとてもビックリしました。

    そして、最後の最後までサキミ様のどんでん返し…めちゃくちゃ面白かったです!

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    2026年05月06日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    4.1

    ミステリにゾンビを合わせてくるとは…!!そして合わせ方も無理もなく、とても上手く取り込んできたと思いました。
    その着眼点だけでも星4は確定です。

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    2026年05月06日
  • 明智恭介の奔走

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    シリーズ1作目『屍人荘の殺人』以前の明智恭介を主人公に据えた短編集。全5編が収録されていて、いずれも彼の身の回りで起きる、ちょっと不可解な「日常の謎」を解き明かす。

    なのでシリーズ本編にあるような凄惨な殺人事件や、クローズドな環境下に閉じ込められたりといった緊迫感はない。だけど、それだけに明智さんが普段から純粋に謎を愛し、真実を追い求める姿がより鮮明に印象に残る。彼のミステリに対する熱量が清々しい。

    最後のエピソードは、明智さんが神紅大学一回生の設定で、当然葉村とは出会う前だけど、まだ何者でもない、がむしゃらで初々しさが前面に押し出された描写が新鮮な感じだった。

    明智さんと葉村の掛け合い

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    2026年05月04日
  • 兇人邸の殺人

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    前半怒涛の恐怖展開で怖かった
    こんな状態
    捕まってもどうなっても
    自分から助け求めるでしょ
    あんな巨人目にしたら
    助かった後のことなんて
    考える余裕ないでしょ
    人の欲望って"コワッ"って思った
     
    予想外の結末で
    いろんな意味で泣けた

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    2026年05月04日
  • 屍人荘の殺人

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    唯のクローズド・サークルかと思いきや特殊設定を絡ませた斬新な密室系ミステリだった
    ミステリならではの重々しく不気味な雰囲気に加えてエンタメ要素やアクションの激しいシーンもあり、ワクワクしながら読み進められる推理モノだと思った
    キャラも凝ってて好き

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    2026年05月04日
  • 都市伝説解体センター 断篇集 痕

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    あざみと美桜ちゃんの話が良かったです。仲良くなるまでの経緯もですが、あざみーがほんと可愛い^^司書さんの話も富入さんとの会話の雰囲気が好きでした。ガイドさんは毎度笑わせてくれますね(笑)

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    2026年05月04日
  • 明智恭介の奔走

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    「屍人荘」以前の、若き探偵たちの輝きに満ちた短編集。事件に首を突っ込み、時に煙たがられながらも真実を追い求める明智恭介という男の、愛すべき「異常性」と「純粋さ」が鮮烈に描かれています。
    今村先生らしい緻密なロジックは今作でも健在です。日常の延長線上にある不可解な謎が、明智の鋭い眼差しと剣崎比留子の明晰な頭脳によって解き明かされていく過程は、まさにパズルのピースが嵌まるような快感。何より、彼らの何気ないやり取りの中に、後に繋がる運命の足音が聞こえてくるような、切なくも美しい空気感がたまりません。

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    2026年05月04日
  • 兇人邸の殺人

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    いつも通り現実離れした設定でも読みやすく面白かった!館内図わかりやすくてありがたい(´ω`)犯人の行動も最後しっくりきたトリックだった!

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    2026年04月28日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    グロ抑え目の怖い小説が読みたいとチャッピーにリクエストしておすすめされたうちの一冊。禁忌の子に続く鮎川哲也賞受賞作2冊目。
    ゾンビホラーと本格ミステリの融合って斬新で面白かった!大学のサークル合宿で起こる連続殺人という王道の設定で、謎解きだけだと中弛みしそうなところを襲いくるゾンビの緊張感で一気に読ませる。

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    2026年04月27日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    まさしく「奇想」と「本格」が高度に融合した傑作である。ゾンビパニックという非日常的な恐怖が迫る中、緻密なロジックによる犯人捜しが行われる展開には、息をのむようなスピード感がある。
    バイオテロによって溢れ出したゾンビに包囲され、クローズド・サークルと化した「紫湛荘」。極限状態の合宿参加者たちを襲ったのは、密室で発見された無残な遺体だった。絶体絶命の淵に立たされた彼らを待ち受けているのは、ゾンビの爪牙か、あるいは人間の悪意か。

    「特殊設定ミステリー」という新たな地平を切り拓いた本作は、読者を最後まで予測不能な絶望と興奮の渦に叩き込んでくれる。

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    2026年04月25日
  • 明智恭介の奔走

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    癖があって自分勝手
    でもなんだか可愛らしいところもあって
    ミステリが大好き!

    ちょっとした事件でも興味あれば首を突っ込んでいく

    探偵としての才能があるのかそうではないのか…

    名探偵が推理をして事件解決!
    という感じではないのに
    なぜか引き込まれて
    先が気になる

    明智恭介という人物に引き込まれていく感覚が不思議
    自由奔放化と思いきや
    バイト先での初めて担当した事件の時
    所長の言ったことに対して反省をする場面もあって
    可愛らしいなと思ってしまった…

    もちろん葉村君とのやり取りも読んでいて楽しい


    この人の日常をもっと読んでみたいなと思った……

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    2026年04月19日
  • 兇人邸の殺人

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    ミステリと化け物が追っかけてくるという特殊設定でここまで面白くできるのは流石。謎だらけの殺人とどうやって化け物から逃げるのか…という2つの問題をどう打開するのかワクワクしながら読めた。剣崎と葉村のホームズとワトソンの関係がほんとに好き。このシリーズもっと続いてくれ 個人的にはミステリは最後に怒涛の謎明かしが好きなのだが、これのように徐々に分かっていく謎ってのも良き。

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    2026年04月19日
  • 屍人荘の殺人

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    ゾンビ×ミステリを上手く掛け合わせてて面白かった 犯行方法も犯行理由も全然分からなくて、ワクワクしながらページ捲ってた。ゾンビって設定を上手く活かした犯行方法と上手い伏線の貼り方と回収方法でなるほどなぁ〜とスッキリする読後感でした ぜひ続編も読みたい

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    2026年04月19日