今村昌弘のレビュー一覧

  • 魔眼の匣の殺人

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    ネタバレ

    葉村譲と剣崎比留子は、斑目機関を辿って好見を訪れた。
    道中出会った高校生・十色真理絵、茎沢忍と共に入村するも、人っ子一人見当たらない。バイクのガス欠で立ち往生している王寺貴志、墓参りに訪れた元・好見の住人朱鷺野秋子と共に『魔眼の匣』に足を踏み入れる。そこには、稀代の予言者・サキミが住んでおり、「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。

    もう予言をテーマにしたネタで創作できる余地はないな。
    本好き故に、たまに閃きだけが突っ走った成仏できない作品のようなものを思索することがある。予言というテーマを与えられた時にもうこれ以上の深堀りはできそうにないというくらいに、練られていた。特に、「予言に

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    2025年12月16日
  • 魔眼の匣の殺人

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    ネタバレ

    シリーズ第二弾だとは。前作「屍人荘の殺人」は読んでいなかったが、なんとなく話の背景は読めたので問題なかった。
    犯人はサキミで復讐譚かなー、共犯者ありってことなら神服がそうかなと思っていたけど、実行犯が別にいたとはね。とはいえ大まかな筋は予想通りだった。岡町が「そう」だったとは予想外だったけども。
    全体的によく練られた面白い作品だと思う。非常に読みやすくてスラスラ読めた。

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    2025年12月16日
  • 兇人邸の殺人

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    第一作から斬新な設定でなかなか世界に入り込むのに時間は要したが、その唯一無二の設定にじわじわとのめりこみ、あれよあれよとシリーズ読破していた。個人的には三作目が一番面白かった。
    重要な気づきやセリフにルビがついているので読者も置いていかずに一緒に犯人を探せる感覚が楽しいのも剣崎シリーズの特徴の一つかなと思う。
    ただ毎度毎度登場人物の漢字が難しくて読み方を覚えるのに時間がかかるのが困る。。。

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    2025年12月09日
  • 兇人邸の殺人

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    ファンタジー設定なのにしっかり謎解きしてくるのずるいて…。切ない設定なのずるいて…。
    はい、面白かったです。こんなんあり得んて!となりながら謎解きにのめり込んでいく新感覚。屍人荘で最大のパニックホラー×殺人ミステリを味わってるからね、巨人くらいなんてことないですよ。
    そして毎回思うけどラストはちょっと切ないよね…。次巻も楽しみにしております。

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    2025年12月09日
  • でぃすぺる

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    学校の壁新聞の係となった6年生三人が、ある未解決事件の真相を解き明かす為、町に伝わる七不思議の調査に乗り出す。
    ジュブナイルとミステリー、そしてホラーが見事に三位一体となった作品。徐々に広がるスケールと差し迫る脅威の大きさ、死と隣り合わせの冒険にドキドキワクワクした。

    ゲームだと『都市伝説解体センター』、映画だと『サマー・オブ・84』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』とか好きな人は多分気に入ると思うので是非。

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    2025年12月04日
  • 魔眼の匣の殺人

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    予言を利用した殺人教唆なのだろうか。ちがうか。非現実的ではあるが前作より納得感がある。斑目期間の謎に迫りつつ、自作も楽しみである。

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    2025年11月29日
  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    「屍人荘の殺人」の登場人物、明智恭介と葉村譲コンビの日常ミステリー短編集。

    シリーズ番外作と言えばそうなのだが、この本だけでも全然楽しめる。それでも、上に書いた本編(第1作だけでもいいので)を先に読んで欲しいと思う。
    どこにでもありそうな、大学生2人の日常を描いているんだけど、本編独特のあの感じは全く片りんすら窺わせず、「そうか、この頃はまだ日常ミステリーなんだなぁ」と、感慨深く思えるのは、本編を読んでこそである。

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    2025年11月02日
  • でぃすぺる

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    この作家さんの本は、初めて読みましたが、面白かったです。小学6年生の子にしては賢い気がするけれど、今どきの子供はこんな感じなのかもしれない。うんうん。

    普通に6不思議の話が、とても怖くて夜読むと、けっこうぞわぞわ。

    中盤、推理が強引な感じもしたけれど、子供らしい感じがして許せてしまう。ミステリーとして読んでいましたが、これはホラーだね。

    光が死んだ夏をアニメで見始めたので、なんだか重なりました。

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    2025年10月26日
  • でぃすぺる

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    見た目はジュブナイル。でもこの著者の作品らしいガッツリとしたホラー要素有り。人が死ぬし、大人の世界の話も入ってくる。「屍人荘の殺人」の方がホラーとミステリーのバランスが面白いけれど、こちらはややホラー寄りかな。ちょっと論理に「ん?」と思うところがあるけれど子どもの視点と考えなのでセーフだろう。性格がバラバラの子ども達とそれを導く謎の老人という少年冒険譚の王道っぽいシチュエーションだけでも魅力的だ。

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    2025年10月23日
  • でぃすぺる

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    すごく読みやすかった。最後まで、結末がどう転ぶのか分からず、ドキドキしながら読み切った。書き方が読者にとってフェアだし、一種の謎解き要素が良かった。

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    2025年10月19日
  • でぃすぺる

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    剣崎比留子シリーズが好きで読んでみた本作。
    怪談に隠された謎を解きつつ、現実の事件を追っていくホラーミステリ。
    主人公の3人の小学生が、論理的解釈VS心霊的解釈を戦わせながら、推理を進めていく。
    子供が主人公なので、この終わり方で良かった。
    また、ミステリに関する入門書的な解説がところどころはいるのも面白かった。

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    2025年09月28日
  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    明智恭介が動いているだけでうれしいです。
    「とある日常の謎について」が好き(50円玉20枚の謎に新たな説を出してくれるところも含めて)

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    2025年09月23日
  • でぃすぺる

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    殺人シリーズ3作とは違った独立した作品
    小学生3人を主人公とし、町で起きた殺人事件について追っていく。終盤のSF要素が駆け足感が強く、もっと丁寧に描写して欲しかった所。
    とはいえ、面白い作品には間違いないため、お勧めの一作。

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    2025年09月13日
  • でぃすぺる

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    ホラーとミステリー半々。

    僕はオカルトはあまり信じていない派閥の人間なので
    どちらかというとサツキの推理に毎回軍配を上げてしまいそう
    でしたが、まさかあんなオチだとは。

    中学生3人の絡みが、みんな個性があって面白く、
    ハッピーエンドだったので楽しく読むことができました。

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    2025年09月12日
  • 明智恭介の奔走

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    『屍人荘〜』以前の明智先輩と葉村君の、日常の謎短編集。全然これだけで読めるし読みやすさは随一です。
    シリーズ通して探偵と助手の関係性に心かき乱されまくる作品なんですけど、今回も…というか今回こそヤバい!
    屍人荘と奔走どっちを先に読むかで感想がかなり違ってきそう。奔走から先に読んだ人の感想聴きた〜い♡

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    2025年09月01日
  • でぃすぺる

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    屍人荘の殺人の作者らしい作品。
    小学生3人が1年前に亡くなった従妹の事件の解明に動き出す。「自由研究には向かない殺人」っぽいのかなとか考えながら読んだけど全然違った。ミステリとホラーが上手く融合してる。

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    2025年08月31日
  • 明智恭介の奔走

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    ※『死人荘の殺人』のネタバレが含まれておりますのでご注意ください!


    大学のミステリ愛好会に所属する明智恭介と、その部員であり「剣崎比留子シリーズ」でおなじみの葉村譲の2人が日常の謎を解決していく短編集です。

    トリックは解きごたえがある。2人のやり取りは面白い。しかし…どこかパッとしない印象を感じました。
    比留子さんが解いてきた今までの3作品と比べて、日常の謎だから壮大さに欠けるのでしょうか。
    それとも、真実を突き止めるために配慮のない行動や発言をしてしまう明智くんが、ただ単にわたしの好みのキャラクターではないのでしょうか。

    何にせよ、ここで明智くんのお話を出したという事は、もしかすると

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    2025年08月28日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    人気ミステリ作家たちによる有栖川有栖作品のトリビュート短編集。
    恥ずかしながら有栖川有栖作品をほぼ読んだことがなかったのですが、この短編集のあまりのクオリティの高さに本家もぜひとも読まねばとなった次第。
    中でも、青崎有吾「縄、綱、ロープ」は本格ミステリのお手本のような短編。犯人が被害者を拘束するために使用した証拠品として縄、綱、ロープとそれぞれに対応した容疑者が浮かび上がり、そこから鮮やかな解決をつけるだけでなく、キレイなオチまでつけてしまうところがあまりに見事。
    もう一つ、白井智之「ブラックミラー」も容疑者が一卵性双生児で、2人の共犯によるなりすましが疑われる本格的なアリバイ崩しもの。本格で

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    2025年08月22日
  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    日常の謎系かと思いきや結構本格的なミステリーの作品もあって面白かった。
    特に後半の2編は解決か・・・?と思われた後にさらに展開があってミステリーの醍醐味を感じた。
    オーディブルで聴いたが、ナレーターの人の声量の大小が結構激しく、ちょっと聞くのがしんどかったのと同時に、他のナレーターの人は声量ではなく表現力でその辺りをカバーしているのだなと実感した。

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    2025年08月16日
  • でぃすぺる

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    ネタバレ

    柴田のじいちゃん……。
    マリ姉の死の真相、お祭りを止めるだけでなく自分が(花を手向けられるという)擬似信仰の対象になることで少しでも時間稼ぎをしようとしたのかなと思ったけど、当のアイツが花束持ってきてるしな。

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    2025年08月16日