今村昌弘のレビュー一覧

  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    『屍人荘』シリーズのファンなら、より楽しめる一冊だった。メインキャストは登場しないものの、明智恭介の視点や思考にじっくり触れられるのが新鮮で、シリーズを補完するような楽しさがあった。

    短編集なのでテンポよく読み進められ、気軽に読めるのも魅力。明智先輩というキャラクターが好きな人には、ぜひ読んでほしい作品。

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    2026年07月12日
  • 明智恭介の奔走

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    シリーズのような大事件は今作では起きないが、短編ならではのテンポと、それぞれ一つひとつにひねりのある展開で十分に楽しめた。なにより、事件そのものだけでなく、明智恭介という人物の魅力が存分に伝わってきた。

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    2026年07月03日
  • 兇人邸の殺人

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    このシリーズ、段々面白くなってる 
    約束のネバーランドのような施設を思い浮かべて読み進めた 大人の身勝手さに子供が犠牲になる 
    感情がスッキリはしないが次も読みたいと思ってしまう作品
    あと、重元って誰⁉︎ 記憶から抜け落ちててビックリでした…

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    2026年07月01日
  • 明智恭介の奔走

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    屍人荘の殺人の話より前に起きた話の短編集。それぞれ短編らしくさらりと読めるミステリーで、それでも十分に捻りがあり私は楽しく読めました。
    ただ明智の先を知っているだけに、なんだか寂しいような、残念な気持ちにはなってしまいました。

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    2026年06月28日
  • でぃすぺる

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    小学生たち頭良すぎて半泣きだった。
    終盤にかけてまさかの展開で「小説とはやはり面白い。小説は事実より奇なり」と思わせてくれた。

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    2026年06月27日
  • 魔眼の匣の殺人

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    ネタバレ

    本来であればミステリーとは相容れないであろう要素を混ぜ込んで展開されるこのシリーズ。前作『屍人荘の殺人』ではゾンビパニックホラー、そして今回は未来予知のオカルト。未来予知なんかミステリーとは水と油の関係なんじゃないの!?と思ったけど、それを逆手にとった見事なトリックを考えるもんだよまったく。
    なによりも今回もまた比留子さんがかわいいね。それだけでも読む価値あります。そんなかわいい比留子さんにあんな選択を迫るとは……。これは悪魔の所業ですよ。

    それにしてもやっぱりミステリーの感想を書くのは難しい。ここがよかった!あそこがよかった!と言いたいのは山々なんだけど、その尽くが作品全体の仕掛けに関係するもののような気がして何も言えなくなってしまう。
    しかしこの作品にはそれ以外に語るべき大きな話題が一つある。そう、何を隠そう物語の探偵役でヒロインでもある剣崎比留子がかわいいということである。今作でもそのかわいさを遺憾無く発揮し、殺伐とした空気の中を清流の流れる森のような爽やかさで包み込んでくれる。え?相棒の葉村くんはどうしたんだって?そういえばそんな人もいましたね。まぁ彼は解説役としては優秀ですよ。常に比留子さんの側にいるっていうのは気に食わないけど。比留子さんとイチャイチャしてるところがこれまたムカつくんだ。
    ともあれ、そんなかわいい比留子さんのこれからに暗い影を落とす出来事が起きようとは……。この巻がシリーズのターニングポイントになるであろう予感を感じましたね。次巻『兇人邸の殺人』ではそれがどんな影響を及ぼすのか、私、気になります!

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    2026年06月25日
  • 兇人邸の殺人

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    シリーズ第3段。安心の面白さです。

    変わったつくりの館で事件が発生するクローズドサークルもの。シリーズ恒例の人智をこえたものとも戦うことになります。

    葉村くんと比留子さんの不安定だった絆が今作でお互い腹を決めて深まったように感じます。
    今回の真犯人は嫌いになれず、エンディングではなんとも切ない気持ちになりました。そして続編が気になる終わり方でした。

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    2026年06月21日
  • 魔眼の匣の殺人

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    ネタバレ

    屍人荘の殺人が面白かったのでこちらも。
    前作もだけど設定が面白くてどうなるのか気になり一気に読んだ。
    途中色々気付いたことはあったけどサキミさまのとこは驚いたな~高校生2人はただただ可哀想。
    こちらも好きな作品になった。

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    2026年06月20日
  • 兇人邸の殺人

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    シリーズ3作目、怪物が潜む兇人邸で起こる殺人事件、他のシリーズ作品よりもホラー的な要素が強い気がする、怪物から逃げるハラハラドキドキ感もあり面白い、ミステリ要素だけで言ったら個人的には前作の「魔眼の匣の殺人」の方が面白いのかなとは思うけど、全体的には「兇人邸の殺人」の方が面白かったかな、ラストら辺も個人的には好きな終わり方だった、あと読んでて思ったところがあるんだけど、相沢沙呼先生の霊媒探偵城塚翡翠シリーズの城塚翡翠と剣崎比留子って見た目とか雰囲気似てるよね笑
    2人ともお嬢様だし()

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    2026年06月14日
  • でぃすぺる

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    七不思議に導かれる、ジュブナイルホラーミステリ

    オカルト好きのユースケ、現実主義のサツキ、ミステリ好きのミナ。学校の掲示係である三人が、サツキの従姉のマリ姉の死の真相に迫る。
    手がかりは、マリ姉がパソコンに残した、六つしかない七不思議。
    この六つの怪談話の中の違和感や矛盾点に目をつけながら、徐々に事件の真相に迫っていく。
    怪談話というホラー要素に、ミステリの推理で挑むところが本作の特徴だ。

    本作で私の好きな点は、主人公が小学生であることだ。
    行動できる範囲や時間には限界があるし、時には大人に見下される。
    しかし、彼らは頭を使って活路を見いだしていく。信頼できる大人を頼ったり、動画配信者に情報提供して代わりに動いてもらったりとたくましい。

    また、本作はそこかしこに不穏な恐怖が漂っている。
    あちこちで感じる怪異の気配。古い町の陰謀の気配。
    それに立ち向かうのが小学生なのだから、余計にハラハラしてしまう。

    その一方で、掲示係の活動や運動会など、小学生らしい学校生活の日常もしっかりと描かれる。
    恐怖と隣り合わせの日常。

    そして、恐怖は終盤に一気に加速する。
    最後まで目が離せない。

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    2026年06月14日
  • 魔眼の匣の殺人

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    一作目も好きだけど一作目より断然好きですね。
    読みやすさとは裏腹に、今回特に殺され方と犯人の陰湿さがひどい。久しぶりに読んでるだけで腹が立った。
    そりゃヒルコも断罪せざるを得ないよね。
    一作目と比べて葉村の存在感が薄く、それが寂しかったものの、その分真正面からキャラクター性ではなくストーリーで戦っている感じがして好感度が高くなったよ。三作目も読もう。

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    2026年06月13日
  • 魔眼の匣の殺人

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    面白かった、前作よりこっちの方が内容も盛り沢山というか厚みがあるというか、良かった、予言に翻弄される特殊設定ミステリではあるけど、本格でミステリってこうだよな、やっぱり面白いって思った

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    2026年06月08日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    作家「有栖川有栖」の作品のプロによる二次創作的なアンソロジー。豪華すぎる!有栖川作品を愛する作家さんたちによる本気の二次創作。本格ミステリーからややホラーなど、作家さんたちの特徴が垣間見えて2度おいしい。
    火村英生シリーズは最近読んで無かったから、また読みたくなった!

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    2026年06月06日
  • 魔眼の匣の殺人

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    物理的にクローズドサークルなのはもちろんのこと、予言という枷もクローズドを構成する要素に仕立てられていたのが印象的だった。
    また予言をそう捉えるのかと犯人にも比留子の行動にも驚かされた。予言という一般的には不確かなものをせっせと成就させようとするのもどこか皮肉めいていて面白い。
    相変わらず非現実な舞台や事象をミステリに落とし込んで扱うのが上手い作者だなと感心させられた。

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    2026年05月23日
  • 兇人邸の殺人

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    屍人荘の殺人がとても面白かったため、このシリーズは続けて読んでいる。
    本格ミステリでありながら、人外の存在や超人的な能力を持つ者が登場するという、一歩間違えればルール破りになりそうな設定を扱っている点がこのシリーズの大きな魅力だと感じる。
    それでも、ミステリ部分はきちんと本格として成立しており、今回も独特の世界観と推理の両方を楽しめた。
    超常的な要素があるからこその閉鎖空間や緊張感も、このシリーズならではだと思う。

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    2026年05月22日
  • 兇人邸の殺人

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    斑目機関の研究者であった不木玄助によって運営されているという廃墟テーマパークへの潜入に同行することになった剣崎比留子と葉村譲。だが闇夜に乗じて不木の屋敷、兇人邸へ忍び込んだ彼らの前に姿を現したのは、超人的な能力を有する異形の存在だった。死傷者が続出する中、一行は屋敷に閉じ込められてしまう...

    剣崎比留子シリーズ3作目。
    陸軍731部隊を思わせる楽しいバックボーン設定。荒唐無稽な特殊設定を読者に納得させるための周到な構成力とそれを支える文章力。有栖川有栖の初期作を想起させる喪失と再生の青春ミステリ感。明快な状況説明ととにかく登場人物をきちんと憶えてもらおうとする親切設計。
    最近はご無沙汰気味ではあるものの、かつて西澤保彦を始めとして散々読んだ特殊設定ミステリだが、このシリーズが一番肌に合うかもしれない。

    今作は3作目にして予想外にアクション要素が強めのサバイバルホラー感あふれる展開。緊迫した状況の中であくまでロジカルに解決に向かうのはこれまでの作品と同様だが、比留子の脱出法まで異常にロジカルに突き詰められていたのには唸ってしまった。
    さらりと披露されるあるトリックは綾辻行人っぽくもあり、かつての新本格ミステリファンにとっては非常に楽しめる作品だった。

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    2026年05月24日
  • 魔眼の匣の殺人

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    予想が裏切られるパターンとお決まりのパターンがうまく配置されていて読んでいて驚きがあって面白かった。

    少し雑に感じる部分もあったが、それが現実味を作品に追加しているような気もする。

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    2026年05月17日
  • 都市伝説解体センター 断篇集 痕

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    キャラクターの関係性など本編の補完をするような感じで楽しめます。
    特に1話はギミックもあって面白いです。
    個性的なキャラクターたちをさらに好きになれます。

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    2026年05月13日
  • ネメシス1

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    ネメシスに勤めるポンコツ探偵風間と破天荒なのにセンス抜群なアンナの謎解きコメディ

    ドラマに脚本協力した作家たちが執筆した小説版1巻。めちゃくちゃくだらない設定に書き落としてるのにばっちり本格ミステリでもはや対比に笑うしかない。すごいな今村さん!

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    2026年05月10日
  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    屍人荘の殺人からはじまるシリーズの中で、魅力のあるキャラクターだっただけにあんなにも早く退場してしまい悲しかっただけに、明智さんにスポットが当たったことにとても喜ばしく思います。

    短時間とはいえ深い爪痕を残したっだけあり、今作でもなかなかのクセの強さ。
    ミステリーというものに真っ直ぐで貪欲すぎるがゆえ、周囲の人間とこじれてしまいながらもどこか憎めない明智さんの日常が楽しめます。

    事件の内容も屍人荘シリーズよりはライトなもので、読みやすい作品でした。
    微笑ましいことも、少しカチンとくることもありますが、この先は屍人荘の殺人にいつか繋がるのか・・・と多いながら、在りし日の姿を偲びました。

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    2026年05月09日