今村昌弘のレビュー一覧

  • 兇人邸の殺人

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    剣崎比留子シリーズ第3弾。
    屍人荘の殺人、魔眼の匣の殺人ときて、今回は兇人邸の殺人。(すみません、最初読めませんでした…)遊園地でのクローズド・サークルという事前情報のみで読み始めましたが…

    お、面白い…
    面白すぎてページを捲る手が止まりませんでした。

    シリーズ第3弾にして、まだ面白くなるのか!!と驚愕し、ストーリーの素晴らしさに驚愕し。

    今村先生、ほんとに天才では!?

    個人的には屍人荘の殺人を超える作品は現れないだろうと思っていたくらい、屍人荘の殺人が大好きなのですが、それを超える作品だったと思います。

    ストーリー、特殊設定、伏線回収、タイトル、どれも秀逸で最高でした。

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    2025年11月07日
  • 屍人荘の殺人

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    圧巻…!その一言に尽きる作品でした。
    主人公と見せかけたホームズの序盤の不確実な死から、最後に復活すると思わせて、やっぱり世の中そうもうまくはいかないと思われた部分が悲しすぎましたが、全体を通して、予測不可能なラストに読む手が止まりませんでした。
    続編を必ず読みたいと思う作品でした。

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    2025年11月04日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    大人になって1番最初に読み始めたミステリー作品!!まさかのゾンビストーリー!?ってなったけど、ちゃんと殺人推理もあってトリックとかも、そんな方法で!?というようなスッキリ推理もあったので大満足!!
    でもまさか序盤で死んじゃう人物が。なんかまどマギ感。まあそれも含めてずーっとハラハラワクワクで読めた作品でした!

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    2025年11月03日
  • 兇人邸の殺人

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    ネタバレ

    メインストーリー?(主人公)とは別に過去の事件や記憶視点に立つこともあり、これは後からどういう風に繋がっていくんだろうな?みたいなワクワク感があって楽しい!
    後半になればなるほど、それがこの人が犯人かな?という推理にも繋がるけど、それが全然違ったりする笑
    登場人物それぞれに怪しい挙動とかあったりするから、最後の最後まで犯人が分からないのも楽しかった!
    ヒルコの推理も気持ちよくて、あとは最後の鐘を鳴らすシーンとか、殺人鬼の過去の友情的なシーンとかね。良かった!

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    2025年11月03日
  • 屍人荘の殺人

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    まさかゾンビが登場するとは。
    犯人の動機はありきたりだけど、ゾンビに囲まれた中での殺人事件。
    トリックの解明や話しの進め方も面白く、登場人物も皆良かった。

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    2025年11月03日
  • 兇人邸の殺人

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    94点:「さっきの質問に戻ろう。私たちは犯人を突き止めるべきなのか?なんのために?」
    最初の男子大学生同士の日常会話がいい。事件に巻き込まれてからは緊迫感ある場面が続くので最初にこのシーンが見れてよかった。屋敷の構造が最後まで完全には把握できなかったので、詳細な立体図面とかあるとうれしい。緊迫してない場面のホームズ、ワトソンのやり取りをもっと見たいかも。

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    2025年11月03日
  • 魔眼の匣の殺人

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    犯人当てからの怒涛の衝撃展開が素晴らしい。「予言」という荒唐無稽な設定でこんなにも完成度が高い本格ミステリを作れるとは、全く予想してなかった。

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    2025年10月30日
  • 兇人邸の殺人

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    待ちに待った文庫化、一気読みした!
    こんなに特殊設定で「ありえない」のに、
    というか「なんでもあり」にしちゃってるのに、
    本格ミステリに仕上げられるのがすごい。
    続編が出た時に文庫化を待つのは無理そうだな…?

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    2025年10月26日
  • 魔眼の匣の殺人

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    シリーズの第1作である『屍人荘の殺人』を読み、この作者の剣崎ヒルコシリーズの作品を大人買いした第2作目をついに本日読破した。

    第1作での期待を持って入ったのにも関わらず、しっかりと期待を大きく上回ってくれた。
    今回も特殊設定の元に描かれるクローズド・サークルなのだが、これまた非常によくできたミステリだ。
    今回は「予言」に軸を置いた話となっているが、その予言の扱い方がこの作品ならでは。
    よくある他のミステリ作品で出てくる預言者や未来予知のようなものは大体解決フェーズでイカサマであるトリックが解明された上で殺人の動機に触れる流れがお決まりなのだが、この作品は予言が偽物では有り得ない事を証明する=

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    2025年10月14日
  • 明智恭介の奔走

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    屍人荘シリーズのスピンオフ。時系列としては1番古い。事件の規模、緊張感、エンタメ具合などは本家の方が上だし人気があるだろう。ではなぜこんなに星をつけているかというと明智恭介と葉村のコンビが日常に起こりうる事件に緩く関わっているからだろう。短編集というのもあるけど気楽に何回で読める良さがある。

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    2025年10月08日
  • 明智恭介の奔走

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    葉村の先輩、明智恭介のスピンオフ作品。人が死なない日常の謎を解くミステリーは好みです。明智を深掘りしているので、『屍人荘の殺人』をもう一度読めば、感動高まるかも。屍人荘のストーリーを忘れた頃に読みたいがあまりにも衝撃的なので、なかなか忘れることはできません。

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    2025年09月27日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ミステリ好き、有栖川有栖好きにはたまらない一冊でした!
    音楽でよくあるカバー、小説もその手があったか!!
    読んでて、あまりにもいつもの小説家アリスだけどちょっと違う文章の香り、、あそうかこれ青崎さんが書いてるっけ、、と不思議な感覚に。書いてる方も新進の好きな方ばかりで。本当にお得な本。
    1番好きだったのは「有栖川有栖嫌い」このタイトル面白いって受け入れる有栖川先生の大らかなお人柄が伺えてそれも嬉しい。いや今村さんが書く現代の学生アリスに江神さんもよかったし、火村の女子校潜入話は本家先生では書けないだろう味わい。。やっぱ1番を選べなかった。濃ゆい一冊です。

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    2025年09月21日
  • でぃすぺる

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    「こんばんは。なずてから来ました」

    ホラーとしてもミステリーとしても気持ちのいい傑作。面白かった。

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    2025年09月13日
  • 魔眼の匣の殺人

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    前作の続き。ミステリとフィクションの融合。主人公二人の関係性。斑目機関。とても面白かった!自作楽しみ。早く文庫化して。

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    2025年09月04日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    購入済み

    ファン必読

    有栖川有栖へのトリビュートとして7人の人気作家が贈る本格ミステリ集。オマージュ満載の謎解きが秀逸で、ファン必読の1冊!

    #エモい

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    2025年08月31日
  • でぃすぺる

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    小学生が謎を解いて真相に近づいて行く姿、ワクワク感がたまらない。オカルト派vsミステリー現実派の熱心な議論、読んでいて楽しかったです。

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    2025年08月18日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    85点:「出来た部員や。さっそく聞かせてもらおうやないか」

    トリビュートとして完璧な本。愛があるから時間と労力をかけられるし、時間と労力をかけられていることが愛の証明にもなる。
    正解を導き出すことが重要ではないけれど、時間と労力、そして一緒に追求する仲間がいればいつか真相に辿り着ける。
    この本が発する熱量に泣きました。

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    2025年07月23日
  • 魔眼の匣の殺人

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    前作、屍人荘の殺人がミステリと特殊設定の掛け算が非常に緻密だったので、続編を手に取った。
    前作が良かったのもあって、2作目はどうかなと思っていたが、ゆうに超えてきた。
    特殊設定による犯人の心理が最後に解き明かされる緊迫感とホームズ役の最後の最後が読む手を止められないくらい鬼気迫るものがあった。
    特殊設定×ミステリを計算し尽くして書き上げる作者に本物を見た気がする。次作も楽しみ。

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    2025年07月15日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    もっと早く読めばよかった!

    どの作品ももれなくリスペクトを感じて、有栖川有栖は若手作家さんにも人気のある作家さんなんだなと改めて実感した。
    例えば火村先生をとってもそれぞれの作家さんがいろんな解釈で描いているんだけど、それが「え?なんか不自然…」なんてことは全くなく、「そういう一面もあるのね」と自然と受け入れられる。

    そして最後の解説を有栖川有栖が書いているんだけど、若手作家さんに対してあくまで対等な作家同士としてリスペクトと感謝と愛情を感じるコメントで、読んでいて気持ちがいい。

    これまで表紙でなんとなく避けていた山伏地蔵坊を読もう!

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    2025年07月08日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ネタバレ

    有栖川有栖を好きな作家さんが、
    有栖川有栖を使って作品を書いて、登場人物が有栖川有栖に向かって
    「こういう人がああいう作品を書くんやなって。有栖川先生の本を好きでよかったです。これからも読み続けます」
    って。
    愛が溢れてて泣いちゃった。これからも読み続けます。

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    2025年07月06日