【感想・ネタバレ】魔眼の匣の殺人のレビュー

あらすじ

その日、神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子を含む九人が、人里離れた班目機関の元研究施設“魔眼の匣”を訪れた。その主であり、予言者として恐れられている老女は、来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。施設と外界を結ぶ唯一の橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。残り48時間、二人の予言に支配された匣のなかで、葉村と比留子は生き残って謎を解き明かせるか?! ミステリ界を席捲した『屍人荘の殺人』シリーズ第2弾。/解説=大山誠一郎

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

クローズドサークル、人が減るにつれて減る人形。ど定番なのに最後には予想を全てひっくり返された。

予知能力と言う非現実が殺人と歪に絡まっていているのに最後には丁寧に解いていく作業が前作同様上手で読みやすかった。

0
2026年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

王道感のあって面白いミステリだった!前作のゾンビがトラウマで読むか迷ってたけど読んでよかったなーっていう作品です。
葉村くんと比留子ちゃんの関係性もいいね。

0
2026年05月26日

Posted by ブクログ

2026.5.18再読終了

現実と非現実
予言が必ず当たることがベースにあって
そのベースに的確な推理を乗せる。
犯人の謎を解いても
まだその後に謎を残す。

シリーズもの独特の世界観がありながらも
前作を損なわないように気を使う。

次回作を手元において
復習を行なった今回。
さぁ、ここからは次のストーリーの出番
次はどんな現実と非現実でしょうか?


0
2026年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々の休日で一気読み。
前作のことはちょっと忘れたことが多かったけど、たしかナンセンスな設定をミステリに落とし込む、みたいな強烈な思い出。今作は、予言というナンセンスを前提として動機やトリックが仕込まれるのが新しい。設定が邪道だけど、それなのにちゃんとその設定を王道ミステリに落とし込んでるというか。

めっちゃネタバレ


犯人が、明確な殺意を持ってクローズドサークルに人々を招いたわけではない、というのがまずずるい。と思わせて、それが予言というナンセンスを際立たせる。明らかに人為ではどうしようもない第一の犠牲者と、以降が整合性とれない、というジレンマも予言を際立たせる。そういう点では、前作よりその辺りの必然性のレベルが高かったように感じる。前作はトリックの手段だったな。
クローズドサークルの欠点は、狭まった選択肢から犯人が予想されやすいという点。そして、なんとなく死んでしまう人間も想像しやすい点…前作もそうだった気がするが、人物と名前に関連を持たせてくれたおかげで早々にイメージができた。

0
2026年05月10日

Posted by ブクログ

面白かった。
屍人荘も突飛な設定ながら最後まで読ませるすごい作品だったが
今作も「予知能力」という、ある種ファンタジー要素をリアルに取り込むのが非常に上手く、技量を改めて感じさせられる。

終盤のロジックが噛み合っていくのがとても気持ち良い。
一つ目の謎が解けた際に(なんだ、拍子抜けだな…)と一瞬思ったものがその後の怒涛の謎解き明かしでひっくり返される。「そうなの!?」がしっかり作られている。
伏線がとても巧妙に散りばめられており、感心すると共に、ラストでキャラクターの関係性についてもグッと来るオチを付けてくれて次作への期待が高まる。

とにかくキャラクター造形が上手く、引き込まれる。比留子のようなキャラ(美人でプライベートは粗雑で、頭がキレ、サバサバして女っ気が薄い長身)はミステリで多くみる女性探偵キャラ造形ではあるものの、やはり魅力的だ。
読者目線となる「葉村」も絶妙にイラつかない程度に賢く、良い動きをしてくれる。

全編通して飽きなかった。
読む期間が途中で開いても覚えてる作品は、良作である。

0
2026年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今村昌弘による、特殊設定を活かした独特な世界観がウリの一冊。

前作『屍人荘の殺人』に驚かされて購入したが、目星をつけていた人物が犯人であったり、立てていた仮説が一部当たってしまったので少し肩透かしだった印象。

しかし、終盤の重層的な伏線回収、予想だにしていなかった展開に非常に驚かされた。
犯人を追い詰める論理の組み立て、事件の全容、探偵剣崎の心境の変化を存分に楽しめた。

前作を楽しんだ人間ならば必ず読むべき一冊だと言える。

0
2026年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に引き続き、特殊設定があるからこそ起きる殺人事件ということで、特殊設定の使い方が素晴らしいシリーズだと思う。
ただ、犯人がわかって終わりではなく最後に驚きがある点も良い。
葉村と剣崎の関係性もこれからが気になる。

0
2026年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作の「屍人荘の殺人」はそんなに刺さらなかったが、葉村と剣崎のその後が知りたくなったのでこの本を手に取った。

結果、個人的には断然、前作よりも面白かった!
予知という超常的な要素はあるが、しっかり謎解きがあり、満足。
王寺が犯人というだけで終わらないし、剣崎の行動により犯人が動かざるを得なくなった展開も非常に楽しめました!

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に続いて、今回は「予言」をテーマとしたお話。
特殊設定ミステリとして、現実では考えつかないところから謎が解決していく、不思議な感情に浸れる。前作に引き続き、超常現象的な事象を、本格ミステリのロジックに則って解決していく剣崎比留子と葉村譲の活躍が楽しく面白い作品。

0
2026年03月08日

Posted by ブクログ

屍人荘の殺人を読んだのちに気になって読み始めたが、仰天。1作目より面白い!屍人荘の殺人は、色んな要素が相まって「本格ミステリ」と評されるのに疑問を抱くことがあったが本作はまごうこと無く本格ミステリ。ただ前作に引き続き、現実にあり得るかわからない能力などについても絡みがあり非常に面白かった。このシリーズ、ドラマのTrickを思わせるな、などとも思う。後半のたたみかけるような展開にページをめくる手が止まらなかった。次作も早く読みたい。

0
2026年02月21日

購入済み

予言×ミステリ

屍人荘の殺人の続編になります。
前作が面白すぎるがゆえ、それを超えてこないのではないかという心配は杞憂でしたね。傑作です。

#ドキドキハラハラ #深い #ダーク

0
2026年01月28日

Posted by ブクログ

物理的にクローズドサークルなのはもちろんのこと、予言という枷もクローズドを構成する要素に仕立てられていたのが印象的だった。
また予言をそう捉えるのかと犯人にも比留子の行動にも驚かされた。予言という一般的には不確かなものをせっせと成就させようとするのもどこか皮肉めいていて面白い。
相変わらず非現実な舞台や事象をミステリに落とし込んで扱うのが上手い作者だなと感心させられた。

0
2026年05月23日

Posted by ブクログ

予想が裏切られるパターンとお決まりのパターンがうまく配置されていて読んでいて驚きがあって面白かった。

少し雑に感じる部分もあったが、それが現実味を作品に追加しているような気もする。

0
2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4.3

第一作目にSF要素を入れたので、今回の設定も無理矢理感は全く感じず、サクサク読めました。

ミステリでは、若い人は生き残る確率が高いので(個人的主観)、高校生2人は生き残るだろうと思っていたら、まさかの2人とも殺された展開だけでもとてもビックリしました。

そして、最後の最後までサキミ様のどんでん返し…めちゃくちゃ面白かったです!

0
2026年05月06日

Posted by ブクログ

屍人荘の殺人の続編
今回も超常現象を軸にしたクローズドサークルでの殺人事件の謎を追う話になっている
超常現象がホンモノかニセモノか
またそれぞれの場合の対処法、超常現象に直面したときの登場人物の、心理などがよく描写されていて面白い

0
2026年04月08日

Posted by ブクログ

シリーズ2冊目。


前作同様、特殊設定を上手く組み込んだミステリ。緊迫感という点では前作の方が上であるように感じ、終盤に至るまではちょっと評価落ちるかなと思っていましたが、真相が全て明かされると唸りました。事件だけではなく、心理面まで緻密に組まれたストーリーでした。



1つ言うなら、雑に退場した人がいてなかなか気の毒‥。

0
2026年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんな設定アリなのか⁉︎いや、面白ければそれでいい!
ミステリの幅が広がるような発想•設定である。その設定を最大限に活かした事件が起こる。突飛な設定だけでなく、しっかりとした地力があるからこそ、この完成度となっているのだろう。
前作に引き続き、終盤にびっくりポイントが仕込まれているのも最高!

0
2026年03月22日

Posted by ブクログ

どのようにしてクローズド・サークルになるか、そして一見するとクローズド・サークル内で犯罪を犯すということは、後のことを考えると非合理的である。それなのにも関わらず、その状況下で犯罪を犯さなければいけない。その理由を、本作では「絶対的な予言」という要素で構成されている。クローズド・サークルに至るまでの経緯は他作品となんら変わりはないが、絶対的な予言という超常的な要素を加えた新たなる挑戦だ。少しばかり話すと、サキミの予言は絶対に当たり、男と女2人ずつ死ぬという予言内容であるため、それならば自分と同性を先に二人殺せば良いのではないか。という、変わった犯罪動機でミステリーが展開されていく。十色という、描いた絵が現実になる予言者もいるため、その絵に近づけるために、予言通りに絵に描かれている物などを押し付けるといった犯罪者の行為も、この設定ならではの試みであろう。
住人は予言を信じているからこそ、橋を燃やしたのであり、今回のクローズド・サークルに至る経緯も前代未聞と言わざるを得ないだろう。
トリックの仕組みについては、他のミステリーと何ら変わらぬものではあるが(それでもかなり楽しめたのだが)、予言がベースにあるため、そのことを念頭にいれてトリック解決をしていくという点はなかなかに斬新であり、面白い。そして、最後にはどんでん返しがある。前作に見劣りしない素晴らしい作品になっているのではなかろうか。次作を読むのが非常に楽しみである。

0
2026年03月16日

Posted by ブクログ

1作目に続いて4年ぶりの再読。やっぱり面白くてあっという間に読んでしまった〜。比留子さんと葉村くんの距離感が近づいてて良い。ストーリーはぼんやりとしか覚えてなくて、真相解明の流れからの最後のどんでん返しには改めて驚いた。

0
2026年03月03日

Posted by ブクログ

1作目の大ヒットでプレッシャーもあったと想像できる中で良く書き上げられた作品。論理の緻密さに加えて二人の距離感が魅力的

0
2026年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

超能力×ミステリで今回は予知能力がある女の子が出てくる
その超能力が絡んでくる事件が斬新で面白い
剣崎さんは相変わらずラノベのヒロインをしている
最後さきみ様の正体が助手だったのは結構びっくりした

0
2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第2弾

前回の事件に関与している班目機関を追うミステリ愛好会の葉村 譲と剣崎 比留子。
昔、班目機関での超能力研究の被験者であり、いくつもの予言を的中させてきた予言者のサキミがいる館「魔眼の匣」へ数人の同行者と共に向かう。
そこで教えられたサキミの予言は「二日のうちに、この地で男女が二人ずつ、四人死ぬ」ということだった。

「屍人荘の殺人」を再読したので、続けて「魔眼の匣」も再読だぁ~
楽しい〜!が、積読が減らな〜い!が、読まずにいられな〜い!

死の予言は絶対なのか。予言が絶対なら、男女が二人ずつ死ねば、残った人は必ず助かるのか。
結果が出るまで本当かどうか分からない予言に追い詰められる。
閉じたサークル内で予言に縛られ、圧縮された殺意は、サークルが開くと雲散霧消する。だからこそ、閉じた中で犯人を見つけなければならない。
このクローズドサークルは、サークル内の人間模様が独特でおぞましい。

ラストの比留子さんとサキミ様の会話で、サキミが「魔眼の匣」で生きた長い年月と真実の恐ろしさに驚き、比留子さん強い決意を感じた。

0
2026年02月07日

Posted by ブクログ

予言と予知 偽りの予言 呪い 人間って感じ 剣崎比留子と葉村譲の先がどうなっていくのかなぁ。3冊目読んでみます。 

0
2026年02月07日

Posted by ブクログ

「剣崎比留子シリーズ」の2冊目。
前作で巻き込まれた集団感染テロ事件の黒幕である班目機関を追っていた剣崎比留子と葉村譲のコンビが、あの時の事件を予言した超能力者に会いに向かった村で、またしても殺人事件に巻き込まれるというお話。

人里離れた「魔眼の匣」と呼ばれる館に取り残されることになったのは、比留子と葉村を含めて9人。
予言者として地元の人々から恐れられている館の主・サキミに仕える神服から「あと二日のうちに、この地で男女が二人ずつ、四人死ぬ」という予言を聞かされ、疑心暗鬼の屋敷の中で、本当に人が死んだり殺されそうになったりしていく。

ゆるりゆるりとしているが途中ではちょっとした変化球も交えて語られる展開は、終盤に向かうに従ってじわじわと盛り上がる。
予知能力を恐れる気持ちや一種の信仰心が事件を左右するという筋立てを納得させるのはかなりの力技で、いささか理屈っぽいと感じるところはあるものの、ねじ伏せられたという印象。終わったかと思わせてもうひと転がりあった流れは、とてもよく練られていると思った。
前作ではゾンビの前にあまり残らなかった比留子のキャラクターや葉村との関係性も今回はしっかり入ってきて、続巻に対する興味も高まる。

あまりこうしたジャンルの本を読まないので、大山誠一郎さんの解説はためになった。

0
2026年05月20日

Posted by ブクログ

ひとけのない村、元村民、迷い込んだ人、目的をもったあるいはもたない人達が閉じられた匣で二晩を共にするクローズドサークル。
2日間で4人が死ぬと予言され疑心暗鬼の中、予言に沿って人が死に始める。

王道ミステリー×クローズドサークルはあらゆる物語がある中できっちりと驚かせてもらいました。最後に向けてあれもこれもとてんこ盛り。なのにリズミカルに読むことができます。
シリーズ二作目で次も期待。

0
2026年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

予知能力(予言)とミステリーを上手く組み合わせた作品だと思う!犯人の動悸がちょっと後付けに感じたかもしれない。わかりやすい動悸の動線があまりない?私が見落としてるだけかな。

0
2026年04月19日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目。読み進めている時は犯人当ててやると真剣に読んでいたつもりでしたが怒涛の後半の流れにびっくり仰天そんな事全く予想も出来ぬ終わり方に衝撃が走りました。3作目読まなくちゃ。

0
2026年04月19日

Posted by ブクログ

『屍人荘の殺人』は読んだのに全然覚えていなくて、なんとなくラノベっぽい雰囲気だったような気がする、とこの第二作目を読みながら思っていた。ちょっとでもラノベっぽいとムズムズしてしまう。
クローズドサークルでフーダニット、よくある設定なのに斬新で面白かった。「予知能力できる女の子」の能力を信じていいのか半信半疑だったけど、そこはちゃんと信じていいやつだった。

0
2026年02月17日

Posted by ブクログ

前作は比較的シンプルでエンタメミステリ的な感じでしたが、今作は動機やトリックがとても複雑に入り組んでいて、ミステリー初心者としては小難しかった印象です 途中で比留子さんの「私の髪をいじってもいいんだよ?」のくだりは、興が削がれるのでマジでいらなかったです! 最後は、サキミ…お前…まさか…ってなった 面白かったです! ☆3.5

0
2026年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作が面白すぎてハードルが高くなりすぎてたかもしれない。
途中まであまり入り込めず、読むのに時間がかかった。

ただ、最後の数ページで一気に面白くなった。
3作目も早速読んでみます。

0
2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

てっきり予言の裏にトリックがあると思ってたらサキミや十色の能力は本物らしい。
まぁ全作にゾンビいたし現実からかけ離れてる設定もありなのか、と思いました。

確かに前半に王寺の描写が少ないし、文章中にいい印象を与えてるような気がしたので犯人と判明してなるほどなーと思いました。動機はともかく。


ミステリは現実味のあるストーリーの方が、私は好きなんだと認識。でも次回作も読んでみます。

0
2026年01月24日

購入済み

ふつう

ふつうに面白かった、印象に残るような感動するような感じではない、読み応えはまあまああったように思う。

0
2024年12月30日

「小説」ランキング