【感想・ネタバレ】魔眼の匣の殺人のレビュー

あらすじ

その日、神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子を含む九人が、人里離れた班目機関の元研究施設“魔眼の匣”を訪れた。その主であり、予言者として恐れられている老女は、来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。施設と外界を結ぶ唯一の橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。残り48時間、二人の予言に支配された匣のなかで、葉村と比留子は生き残って謎を解き明かせるか?! ミステリ界を席捲した『屍人荘の殺人』シリーズ第2弾。/解説=大山誠一郎

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ネタバレ

面白かった。第一作が私にはあんまり…だったので、これは普通に面白かった。
どんでん返しというか、伏線がちゃんと貼られてて、結末に対してこんな事実が二転三転…!っていうのがミステリーとして面白かった。

前提として、私はファンタジーモノとか非現実的な要素はあまり受け付けられないので、前回のゾンビとかはて?って感じだった。
で、同じ感想を持った方が、これは面白かったということで読んでみた。

私なりに分析してみると、未来予知?的なファンタジー要素が、ある程度リアリティを持って、このミステリーといい感じで調和してたのが私の中で魅了ポイントだった。
なので、ミステリーとしての本筋を害することなく、超能力を謎に絡めて、トリックに悪影響を及ぼすどころが、謎解きをより促進させるような構成なのが評価ポイントだった。

また、犯人や被害者も割と悩まされたところが良い。ありきたりな単純なモノではなかった。意外性があるので面白かった。
ということで星4よりの星5とする!

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2026年09月06日

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ネタバレ

屍人荘の殺人、を読んで次回作も買おうと思う。との感想を残し、その数日後に購読。今作も、驚きと面白さに打ちのめされた。

犯人の動機と伏線もしかりだが、この物語が盛り上がるポイントはむしろ犯人当ての後にあると考える。
思わず驚きの声を上げてしまった。
しかし、剣崎さんの説明を聞くごとに描写の中にほんの少しだけ抱いてスルーした違和感が頭の中に蘇り、なるほどね!と納得。全てが繋がっていて、それが理論の通っている納得のできるものであり、素晴らしい謎解きや物語だった。

今回は"未来視"という事で、前回と同じく非現実な要素が織り込まれているが、大事なのはそれそのものではなく、その力を信じるか信じないか、いわば「信仰」にテーマを宛てた一冊だと感じる。超常的な力を題材にしつつ、トリックや登場キャラクターの行動描写は現実に即しており違和感もなく、時計の針が重なっているポイントに銃弾が当たったというのは、ははあ、とこれまた前回のトリックと同じように舌を巻く物も。

正直、期待を全く裏切らない、楽しめた一冊であった。

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2026年08月24日

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いやー素晴らしい完成度。
1作目のZの次はまさかのでした。
最初から最後まで緻密に計算されてて、解き明かされる謎のボリュームも多くて大満足すぎる。
第3弾も期待しちゃう。

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2026年08月12日

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シリーズ作品は3巻あたりで勢いが落ちることも多いけれど、本作はむしろ前作以上に面白くなっていて驚いた。一冊としての事件はもちろん、シリーズ全体の本筋も大きく動き始め、続きが気になって仕方がなかった。

推理の難易度は1・2巻より少し高く感じたものの、そのぶん解き明かされたときの満足感も大きかった。特殊設定ミステリーとしての面白さも健在で、最後まで夢中になって読めた。

読み終えた今は、次回作が待ち遠しくて仕方がない。

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2026年07月12日

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エンターテイメントとしても、ミステリーとしても楽しめました。
結末は前作よりも驚きがあり個人的にはこちらのほうが好きです。

人は死に対しての畏怖の念、生への執着にとらわれてる←ここに着目した
人間の脆さや弱さを焦点に置いたような
作品でした。

確かに欲深い人というのは、生への執着も大きいので、それを手にするためには殺人すら厭わないのでしょうかね。
人の欲というものは怖いです。

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2026年07月03日

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クローズドサークル、人が減るにつれて減る人形。ど定番なのに最後には予想を全てひっくり返された。

予知能力と言う非現実が殺人と歪に絡まっていているのに最後には丁寧に解いていく作業が前作同様上手で読みやすかった。

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2026年05月27日

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ネタバレ

王道感のあって面白いミステリだった!前作のゾンビがトラウマで読むか迷ってたけど読んでよかったなーっていう作品です。
葉村くんと比留子ちゃんの関係性もいいね。

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2026年05月26日

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2026.5.18再読終了

現実と非現実
予言が必ず当たることがベースにあって
そのベースに的確な推理を乗せる。
犯人の謎を解いても
まだその後に謎を残す。

シリーズもの独特の世界観がありながらも
前作を損なわないように気を使う。

次回作を手元において
復習を行なった今回。
さぁ、ここからは次のストーリーの出番
次はどんな現実と非現実でしょうか?


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2026年05月18日

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ネタバレ

久々の休日で一気読み。
前作のことはちょっと忘れたことが多かったけど、たしかナンセンスな設定をミステリに落とし込む、みたいな強烈な思い出。今作は、予言というナンセンスを前提として動機やトリックが仕込まれるのが新しい。設定が邪道だけど、それなのにちゃんとその設定を王道ミステリに落とし込んでるというか。

めっちゃネタバレ


犯人が、明確な殺意を持ってクローズドサークルに人々を招いたわけではない、というのがまずずるい。と思わせて、それが予言というナンセンスを際立たせる。明らかに人為ではどうしようもない第一の犠牲者と、以降が整合性とれない、というジレンマも予言を際立たせる。そういう点では、前作よりその辺りの必然性のレベルが高かったように感じる。前作はトリックの手段だったな。
クローズドサークルの欠点は、狭まった選択肢から犯人が予想されやすいという点。そして、なんとなく死んでしまう人間も想像しやすい点…前作もそうだった気がするが、人物と名前に関連を持たせてくれたおかげで早々にイメージができた。

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2026年05月10日

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面白かった。
屍人荘も突飛な設定ながら最後まで読ませるすごい作品だったが
今作も「予知能力」という、ある種ファンタジー要素をリアルに取り込むのが非常に上手く、技量を改めて感じさせられる。

終盤のロジックが噛み合っていくのがとても気持ち良い。
一つ目の謎が解けた際に(なんだ、拍子抜けだな…)と一瞬思ったものがその後の怒涛の謎解き明かしでひっくり返される。「そうなの!?」がしっかり作られている。
伏線がとても巧妙に散りばめられており、感心すると共に、ラストでキャラクターの関係性についてもグッと来るオチを付けてくれて次作への期待が高まる。

とにかくキャラクター造形が上手く、引き込まれる。比留子のようなキャラ(美人でプライベートは粗雑で、頭がキレ、サバサバして女っ気が薄い長身)はミステリで多くみる女性探偵キャラ造形ではあるものの、やはり魅力的だ。
読者目線となる「葉村」も絶妙にイラつかない程度に賢く、良い動きをしてくれる。

全編通して飽きなかった。
読む期間が途中で開いても覚えてる作品は、良作である。

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2026年03月22日

購入済み

予言×ミステリ

屍人荘の殺人の続編になります。
前作が面白すぎるがゆえ、それを超えてこないのではないかという心配は杞憂でしたね。傑作です。

#ドキドキハラハラ #深い #ダーク

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2026年01月28日

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前作に比べると物足りない感は否めないけど、最後のオチは要所要所で違和感はあったけど気付けなかったので面白かった。
他の方の感想で、比留子が可愛いのも大事とあったが激しく同意(°▽°)!!
次回作に期待!

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2026年09月05日

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シリーズ第1段の「屍人荘の殺人」は映画で見たが、コミカルな要素が多く、好む展開ではなかったので正直期待していなかったが、今回の作品は非常に面白く、2日で読破した。
クローズド・サークルが描かれる作品は夕木先生の「十戒」や澤村先生の「予言の島」等を読んできたが、作者によって物語の進め方が違っているので毎回新たな発見があって楽しい。
今村先生の作品は、様々な謎を残したまま考察に入り、その考察が非常に長いので理解しながら読み進めることが出来る。
第3段も読んでみたいと思う。

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2026年08月26日

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予言×クローズドサークルという特殊設定が面白い!特殊設定なのにちゃんと本格ミステリーになってるのがすごい。屍人荘よりこっちの方が本格寄りで好み!ただ、ゾンビが出てくる前作ほどの衝撃はなかったかな。比留子が可愛いのも大事!

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2026年08月21日

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神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子を含む9人が人里離れた班目機関の元研究施設“魔眼の匣”を訪れた。『屍人荘の殺人』シリーズ第2弾。
私の好きなクローズドサークルミステリー
一作目同様とても楽しめました。
三作目も積読してあるので、この後読みます。

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2026年08月15日

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元超能力研究施設で二日間に四人死ぬという予言により殺人が起きる話

剣崎2巻目。何重にも考えられた設定に脱帽!偶然居合わせた人たちのクローズドで、え?誰が殺されるのってなる瞬間興奮に震えるね。先の読めなさとラストに掛けられた予言の絡み合いが最高

クローズドになった瞬間えーこっから誰死ぬんだろうわっくわくって感じでした笑。久しぶりに前半で犯人の目星もつかなかったなぁいやぁ楽しかった!

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2026年07月18日

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ネタバレ

本来であればミステリーとは相容れないであろう要素を混ぜ込んで展開されるこのシリーズ。前作『屍人荘の殺人』ではゾンビパニックホラー、そして今回は未来予知のオカルト。未来予知なんかミステリーとは水と油の関係なんじゃないの!?と思ったけど、それを逆手にとった見事なトリックを考えるもんだよまったく。
なによりも今回もまた比留子さんがかわいいね。それだけでも読む価値あります。そんなかわいい比留子さんにあんな選択を迫るとは……。これは悪魔の所業ですよ。

それにしてもやっぱりミステリーの感想を書くのは難しい。ここがよかった!あそこがよかった!と言いたいのは山々なんだけど、その尽くが作品全体の仕掛けに関係するもののような気がして何も言えなくなってしまう。
しかしこの作品にはそれ以外に語るべき大きな話題が一つある。そう、何を隠そう物語の探偵役でヒロインでもある剣崎比留子がかわいいということである。今作でもそのかわいさを遺憾無く発揮し、殺伐とした空気の中を清流の流れる森のような爽やかさで包み込んでくれる。え?相棒の葉村くんはどうしたんだって?そういえばそんな人もいましたね。まぁ彼は解説役としては優秀ですよ。常に比留子さんの側にいるっていうのは気に食わないけど。比留子さんとイチャイチャしてるところがこれまたムカつくんだ。
ともあれ、そんなかわいい比留子さんのこれからに暗い影を落とす出来事が起きようとは……。この巻がシリーズのターニングポイントになるであろう予感を感じましたね。次巻『兇人邸の殺人』ではそれがどんな影響を及ぼすのか、私、気になります!

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2026年06月25日

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ネタバレ

屍人荘の殺人が面白かったのでこちらも。
前作もだけど設定が面白くてどうなるのか気になり一気に読んだ。
途中色々気付いたことはあったけどサキミさまのとこは驚いたな~高校生2人はただただ可哀想。
こちらも好きな作品になった。

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2026年06月20日

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一作目も好きだけど一作目より断然好きですね。
読みやすさとは裏腹に、今回特に殺され方と犯人の陰湿さがひどい。久しぶりに読んでるだけで腹が立った。
そりゃヒルコも断罪せざるを得ないよね。
一作目と比べて葉村の存在感が薄く、それが寂しかったものの、その分真正面からキャラクター性ではなくストーリーで戦っている感じがして好感度が高くなったよ。三作目も読もう。

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2026年06月13日

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面白かった、前作よりこっちの方が内容も盛り沢山というか厚みがあるというか、良かった、予言に翻弄される特殊設定ミステリではあるけど、本格でミステリってこうだよな、やっぱり面白いって思った

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2026年06月08日

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物理的にクローズドサークルなのはもちろんのこと、予言という枷もクローズドを構成する要素に仕立てられていたのが印象的だった。
また予言をそう捉えるのかと犯人にも比留子の行動にも驚かされた。予言という一般的には不確かなものをせっせと成就させようとするのもどこか皮肉めいていて面白い。
相変わらず非現実な舞台や事象をミステリに落とし込んで扱うのが上手い作者だなと感心させられた。

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2026年05月23日

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予想が裏切られるパターンとお決まりのパターンがうまく配置されていて読んでいて驚きがあって面白かった。

少し雑に感じる部分もあったが、それが現実味を作品に追加しているような気もする。

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2026年05月17日

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ネタバレ

4.3

第一作目にSF要素を入れたので、今回の設定も無理矢理感は全く感じず、サクサク読めました。

ミステリでは、若い人は生き残る確率が高いので(個人的主観)、高校生2人は生き残るだろうと思っていたら、まさかの2人とも殺された展開だけでもとてもビックリしました。

そして、最後の最後までサキミ様のどんでん返し…めちゃくちゃ面白かったです!

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2026年05月06日

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屍人荘の殺人の続編
今回も超常現象を軸にしたクローズドサークルでの殺人事件の謎を追う話になっている
超常現象がホンモノかニセモノか
またそれぞれの場合の対処法、超常現象に直面したときの登場人物の、心理などがよく描写されていて面白い

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2026年04月08日

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シリーズ2冊目。


前作同様、特殊設定を上手く組み込んだミステリ。緊迫感という点では前作の方が上であるように感じ、終盤に至るまではちょっと評価落ちるかなと思っていましたが、真相が全て明かされると唸りました。事件だけではなく、心理面まで緻密に組まれたストーリーでした。



1つ言うなら、雑に退場した人がいてなかなか気の毒‥。

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2026年04月04日

Posted by ブクログ

「剣崎比留子シリーズ」の2冊目。
前作で巻き込まれた集団感染テロ事件の黒幕である班目機関を追っていた剣崎比留子と葉村譲のコンビが、あの時の事件を予言した超能力者に会いに向かった村で、またしても殺人事件に巻き込まれるというお話。

人里離れた「魔眼の匣」と呼ばれる館に取り残されることになったのは、比留子と葉村を含めて9人。
予言者として地元の人々から恐れられている館の主・サキミに仕える神服から「あと二日のうちに、この地で男女が二人ずつ、四人死ぬ」という予言を聞かされ、疑心暗鬼の屋敷の中で、本当に人が死んだり殺されそうになったりしていく。

ゆるりゆるりとしているが途中ではちょっとした変化球も交えて語られる展開は、終盤に向かうに従ってじわじわと盛り上がる。
予知能力を恐れる気持ちや一種の信仰心が事件を左右するという筋立てを納得させるのはかなりの力技で、いささか理屈っぽいと感じるところはあるものの、ねじ伏せられたという印象。終わったかと思わせてもうひと転がりあった流れは、とてもよく練られていると思った。
前作ではゾンビの前にあまり残らなかった比留子のキャラクターや葉村との関係性も今回はしっかり入ってきて、続巻に対する興味も高まる。

あまりこうしたジャンルの本を読まないので、大山誠一郎さんの解説はためになった。

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2026年05月20日

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設定がぶっ飛んでて面白かった「屍人荘の殺人」に続く剣崎比留子シリーズの第2作。面白かったけど、期待してたほどではないかな?
本作のクローズドサークル設定は良かったものの、全体的な事件としては小ぢんまりとしていた印象。

トリックやどんでん返しは全然読めなかったし、予知能力のような意外性もあったけど、エピローグなんかは斜め読みしてしまうほどに興味が失せてしまった。「屍人荘」では気にならなかったんだけど、付かず離れずみたいな恋愛要素に拒否反応が出てしまった感。

あと、このシリーズは葉村くんより明智くん主人公で進めて欲しかったのに、もう彼が出てこないというのも残念ポイント…。

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2026年09月12日

Posted by ブクログ

前作の設定や物語に惹かれて第二作目も読んでみた。面白くはあるのだけれど、いまひとつ納得のいかない筋だったという感想。最終章あたりからは読むペースが落ちてしまった。

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2026年09月03日

Posted by ブクログ

ひとけのない村、元村民、迷い込んだ人、目的をもったあるいはもたない人達が閉じられた匣で二晩を共にするクローズドサークル。
2日間で4人が死ぬと予言され疑心暗鬼の中、予言に沿って人が死に始める。

王道ミステリー×クローズドサークルはあらゆる物語がある中できっちりと驚かせてもらいました。最後に向けてあれもこれもとてんこ盛り。なのにリズミカルに読むことができます。
シリーズ二作目で次も期待。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

予知能力(予言)とミステリーを上手く組み合わせた作品だと思う!犯人の動悸がちょっと後付けに感じたかもしれない。わかりやすい動悸の動線があまりない?私が見落としてるだけかな。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目。読み進めている時は犯人当ててやると真剣に読んでいたつもりでしたが怒涛の後半の流れにびっくり仰天そんな事全く予想も出来ぬ終わり方に衝撃が走りました。3作目読まなくちゃ。

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2026年04月19日

購入済み

ふつう

ふつうに面白かった、印象に残るような感動するような感じではない、読み応えはまあまああったように思う。

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2024年12月30日

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