今村昌弘のレビュー一覧

  • 都市伝説解体センター 断篇集 痕

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    梨さんの作品は残念ながら個人的には面白く感じなかったですが、その他の作品は大変面白く、ゲーム内の世界を感じ取れて楽しく読めました。

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    2026年09月23日
  • 屍人荘の殺人

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    読みやすかった。
    見取り図を見れば読者にも謎が解けそうなところや殺害方法、伏線などは読んでいて面白かった。
    探偵ポジが2人いたことにどうなるんだ?と思ってい読んでいたら呆気なく明智さんが死亡。キャラが立っていただけにもう少し展開に関与していて欲しかった。
    また犯人の動機と葉村が共犯になった理由が少し薄いなと感じた。
    管野さんについても妹が事故で死んだという設定があり、もう少しなんかあるのかと思ったら、ただただ良い人なだけだった。

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    2026年09月21日
  • でぃすぺる

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    ネタバレ

    ストーリー以前に小学生ではあり得ない語彙力。話の構造的に小学生でなければいけないのは分かるが、サツキはともかく成績の悪いユースケがこんな大人びた言葉遣いはおかしい。
    更に会話が相槌やお礼などあるだろう間をすっ飛ばしてるので違和感で話が入ってこない。最初に魔女に会うところとか実は魔女が見えてないのかと思ったレベル。
    そんなんだから真相を明かされたとき本来なら驚愕すべきところ「はぁ……」となってしまった。
    ホラー部分だけは小学生じみてるというか、怖い感じが一切しない。
    死ななくて良かった人物も多いし、序盤は面白かっただけに骨組みが粗いのが勿体無い作品。

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    2026年09月16日
  • 魔眼の匣の殺人

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    設定がぶっ飛んでて面白かった「屍人荘の殺人」に続く剣崎比留子シリーズの第2作。面白かったけど、期待してたほどではないかな?
    本作のクローズドサークル設定は良かったものの、全体的な事件としては小ぢんまりとしていた印象。

    トリックやどんでん返しは全然読めなかったし、予知能力のような意外性もあったけど、エピローグなんかは斜め読みしてしまうほどに興味が失せてしまった。「屍人荘」では気にならなかったんだけど、付かず離れずみたいな恋愛要素に拒否反応が出てしまった感。

    あと、このシリーズは葉村くんより明智くん主人公で進めて欲しかったのに、もう彼が出てこないというのも残念ポイント…。

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    2026年09月12日
  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    【良かった点】「奔走」というタイトルにふさわしく、明智恭介が最後まで足掻き続け、手掛かりを求めて動き回りながら事件を解決へ導いていく姿が面白かった。華麗に謎を解くというより、泥臭く奔走する探偵像が印象的。
    【気になった点】最後の手紙の話は、私には少し分かりにくかった。もう少し腑に落ちる形なら、さらに評価が上がったと思う。
    【おすすめ度】3
    【ミステリーとしての意外性】★★★☆☆。明智恭介というキャラクターには魅力を感じただけに、惜しい人を亡くしたという読後感が残った。

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    2026年09月09日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ


    登場人物がどうにも惹かれない…覚えやすくはあるが、記号的というか、それぞれステレオタイプすぎるというか…
    別荘持ちの傲慢だが危機に陥ると臆病で情けないお金持ちの息子とか、過去に母親にトラウマがあって女関係が激しい闇があるイケメンとか、男勝りの女子とか弱い女子のコンビとか…ありきたりなキャラ設定ととってつけたような話し方がどうにも…
    根暗で取り柄のない主人公と綺麗だかクセの強いヒロインというのも擦られまくった設定のコンビに思うし…

    犯人の動機はありきたりな上にこの事件にしては薄いし、主人公が嘘をついた動機は震災のトラウマという思わずなんだそれと言いたくなる共感できない理由という…
    恋愛要素も物語を浅く感じさせてる気がするし…

    ミステリーと怪奇の両立という斬新で新しい内容を引き立たせるためにその他をわざとありきたりで薄味にしてるのかなぁ〜
    自分に合わないだけか…他の著作見れば分かるだろうか…

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    2026年09月08日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    スラスラ読めて、ハマり出したらあっという間だった。
    斬新で面白かった点は、メインの探偵役と思っていた明智さんの早々離脱。予想外。

    面白かったという感想ではあるものの、個人的に微妙に思った点もあり…。
    ・ゾンビものであること
    なんというかクローズドという環境や連続殺人というだけである意味リアリティに欠けるのに、更にゾンビゾンビゾンビという展開にやや冷めてしまった

    ・犯人が結構綱渡り
    超天才型でもサイコパス系でもなく、この機会を利用してみたら意外と上手くいったわ感を感じてしまい(元々復讐計画あったものの)、あまり魅力的な犯人に見えず。もっとバックボーン見えたら違ったのかな。あと銅像運べる怪力なのか?

    ・比留子さんとワトソン
    あんまり恋愛匂わせしない方が面白い関係に見えると思ったけどなぁ。なんか余計な匂わせシーン多めに感じた。

    ゾンビ博士がたまたま参加していて、ゾンビ知識披露しまくるのもちょっと笑ってしまった。

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    2026年09月05日
  • 魔眼の匣の殺人

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    前作の設定や物語に惹かれて第二作目も読んでみた。面白くはあるのだけれど、いまひとつ納得のいかない筋だったという感想。最終章あたりからは読むペースが落ちてしまった。

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    2026年09月03日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ネタバレ

    本格ミステリの短編集という感じでした。こんな短編だけど書くの超大変なんだろうなー
    有栖川有栖読んだことないけど(なんで買ったんだ)良かったです

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    2026年09月01日
  • 兇人邸の殺人

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    目次
    第一章 アンラッキー・ガール
    《追憶 I》
    第二章 兇人邸
    《追憶 II》
    第三章 予期せぬ死
    第四章 隔離された探偵
    第五章 慧眼
    《追憶 Ⅲ》
    第六章 惨劇の夜、再び
    第七章 生き残り
    《追憶 Ⅳ》
    第八章 裏切り
    第九章 最後の仕掛け
    特別対談 綾辻行人×今村昌弘
    本格ミステリを書き続ける
    ♢屍人荘の殺人
    ♢兇人邸の殺人
    ♢名探偵と助手
    ♢本格ミステリを書き続ける

    『明智恭介の奔走』収録の「最初でも最後でもない事件」を期間限定で(2026年10月31日まで)

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    2026年08月17日
  • 兇人邸の殺人

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    ネタバレ

    "生ける廃墟"と呼ばれるテーマパークに建つ奇怪な屋敷「兇人邸」。
    斑目機関の研究資料を探すグループとともに、深夜そこへ侵入した葉村譲と剣崎比留子を待ち構えていたのは、無慈悲な首切り殺人鬼だった。


    「屍人荘の殺人」シリーズ3作目。
    今回の舞台は遊園地内に建つ屋敷・兇人邸。
    何人もの来場客やスタッフがそこで殺されたという噂がありま、一度入ったものは出てこれないと言われるいわくつきの建物です。
    屋敷の中では首切り連続殺人事件の惨劇が繰り広げられているのに、外はのどかなテーマパーク。園内放送の音が聞こえてきたりするギャップがなんとも不気味。
    出る手段はあるのに、外がテーマパークゆえ簡単には出られない。そんなジレンマもよいです。

    それぞれが全く別の思惑を持って動いているため、どんどん複雑になっていく事件の様相がハラハラして面白い。
    犯人といい動機といい、密室を打破する方法といい、読後感はちょっとやるせない余韻が残ります。

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    2026年08月03日
  • 明智恭介の奔走

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    剣崎比留子シリーズのスピンオフ作品。

    神紅大学ミステリ愛好会長、明智恭介と唯一の会員である葉村譲の2人が挑んだ5つのミステリー。

    大学のコスプレ研究部で起きた不可解な盗難事件

    廃れた商店街のボロビルが、なぜ2000万円で売れたのかという謎

    泥酔した明智が朝起きたらパンツを履いておらず、さらにそのパンツがなぜか引き裂かれていた事件

    神紅大学宗教学の試験問題が何者かに盗まれた事件

    ハイツの住人たちにばら撒かれた不審な手紙事件


    剣崎比留子シリーズとは異なり殺人事件は起きません。
    しかし、単純になぜそんな事件が起きたのか、そしてその真相が知りたいと知的好奇心を大いにくすぐる一冊でした。

    また剣崎比留子シリーズとは異なり、コミカルな雰囲気もおもしろかったです。

    原作はわかりませんが、それぞれの短編はオマージュものみたいなので、興味をもったいくつかの原作を読みたくなりました。

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    2026年07月28日
  • 明智恭介の奔走

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    葉村、剣崎シリーズのスピンオフ。明智恭介が主人公。
    彼と葉村が日常の謎に挑む。この作品を読む限り、明智はもしかしたら探偵としての資質があったのかもしれないと思う。本編ではもう会えないと思うと少し寂しい。

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    2026年07月15日
  • でぃすぺる

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    今村昌弘さんの『でぃすぺる』を読んだ。基本的に宇宙人とか幽霊とかの仕業でした系には何でもアリになってしまうからか興醒めしてしまう方なのだけれど、本作に限らず氏の作品はその辺りのバランスが良いのか、読後に満足感があるのが不思議。個々の人物が魅力的だし、ミステリー愛に溢れていて素敵!

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    2026年07月12日
  • 明智恭介の奔走

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    今村昌弘さんの『明智恭介の奔走』を読んだ。初々しくも「日常にある謎」への情熱に突き動かされる明智君の活躍が活写される短編集。謎そのものや解決に至る道筋に唸るというよりは読みやすいエンターテインメントとして、ミステリー好きの同輩として楽しんだ。『とある日常の謎について』が特に好き!

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    2026年07月12日
  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    ※個人的な備忘録として記。ネタバレが嫌な方はお気を付けください。

    【感想】
    『屍人荘の殺人』シリーズのスピンオフということで、読んでみた。あの明智さんによる日常ミステリでほんわか気分。可もなく不可もなくこんな感じだろうなという感想。泥酔引き裂き事件はさすがに無理があるなと思いつつも、それ言うたら全部そうだし適度に楽しく読みました。

    【あらすじ】
    生前の明智さんの探偵事務所でのバイトと大学サークル探偵ごっこの話。
    大学では助手の葉村くんと頼まれた依頼を解決していく。
    ◆各話
    ★3「最初でも最後でもない事件」
      →盗難事件、盗撮を隠そうと犯人は死人に罪をかぶせようと画策
    ★3「とある日常の謎について」
      →寂れた商店街のビルが高額で買取りされた、なぜ?真相は思い出復活&ついでにインベーダーの小銭と真面目に喫茶店やってきた男の良き話
    ★1「泥酔肌着引き裂き事件」
      →引裂かれたパンツ。明智さんさすがに寝ぼけすぎ
    ★3「宗教学試験問題漏洩事件」
      →わずかな時間に部屋が荒らされ、USBが盗まれた。真相は教授の部屋替えトリックによる紛失隠蔽
    ★2「手紙ばら撒きハイツ事件」
      →探偵事務所でバイトの明智が初の助手体験。謎の真相はWストーカー

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    2026年07月11日
  • 都市伝説解体センター 断篇集 痕

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    ネタバレ

    全て面白かったのだが、特に第1話の「N番目の臨時ニュース」が1番好きだった。
    ゲーム本編が、物語上でおこる怪異は全て説明がつく現象だがそれはそれとして不可思議な存在はいる、というスタンスだったので第1話のギミックはそれに則っているようで良かった。
    あざみと美桜が仲良くなった経緯や司書さんの前日譚が知れて良かった。こう言ったこともスピンオフの醍醐味だよなと思う。

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    2026年07月03日
  • 明智恭介の奔走

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    ネタバレ

    「屍人荘の殺人」より以前、明智恭介がまだ1回生だった時や、葉村と行動を共にして日が浅い時に遭遇したミステリー短編集。

    明智の人柄に焦点があたり、読み進めるに従って、少しずつクセのある明智に愛着が湧いてくる。

    この数年後に「屍人荘の殺人」で明智があんなことになると思うと、結末を知っているだけに胸がキュウっとなる。

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    2026年06月29日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    トータル面白かったという印象だけど、読んでないシリーズもの関連は当然わからないので知らないからあのオチにああ感じたのね成程、と解説読んで思ったり。
    紐、女子高、型取りが楽しかった。
    コピペ率たけーーーってのとああ二次創作だなってのの差がよく見えた1冊だった。

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    2026年06月29日
  • 兇人邸の殺人

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    3.0

    正直に言うと、好きなタイプの作品ではなかった。
    ミステリーを読むとき、犯人がどのような方法で殺人を行ったかとか、複雑な建物の構造を理解することにあまり興味がわかない。
    この作品はそうした要素がメインだったため、好きになれなかった。残念。
    ただ、作品そのものはとても読みやすくテンポも良いため、最後まで無理なく読むことができた。

    登場人物の名前に関する仕掛けと巨人の正体について予想を外しており、自分はまだまだミステリー初心者だなと思ったし、このシリーズの主人公コンビのことは気になるので、次回作が出たら読むんだろうなあ。

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    2026年06月25日