夕木春央のレビュー一覧

  • 方舟

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    個人的に途中まで淡々としているし、それで終わりかい!とツッコミたくなる物語で退屈していたが、最後にどんでん返し。
    犯人の心情にはどうしても共感できないものの、久々に、展開にやられた。
    面白くて読み終わったあとも心臓がバクバクしてた,

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    2025年12月08日
  • 方舟

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    ネタバレ

    1週間あるんならもっと良い話し合いができるでしょ、とか殺人犯が犠牲になってくれるわけないでしょ、とか細かい設定が気になる時も少しあったけどとても面白い作品!最後のどんでん返しが最高だった。犯人と主人公どちらにも共感。

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    2025年12月08日
  • 十戒

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    ネタバレ

    方舟からの十戒で、読み終わった後の余韻が抜けないというか、もう1回方舟も十戒も読まなければ!ってなった。2つの作品が繋がることは知ってたけど物語の状況が真逆すぎたからどこが繋がってるんだよ?って思ってたけどまさかのラストで圧巻。
    エリちゃん目線での物語の流れだったから、今までは(〇〇さんはー)って書いてたのに終盤で急に(私は犯人に呼ばれた。)って書かれてたからそんな真犯人の伝え方ある??!!ってびっくりして何度もページを読み返した。夕木さんの違う作品を是非読みたい!

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    2025年12月05日
  • 十戒

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    ネタバレ

    方舟とまた違ったクローズドサークルで、今度は犯人を特定してはいけない…と言う制約つき。
    私もどうやって目を潜れば…と頭を捻らずにはいられませんでした。

    事件の細部は全然分からなかったのですが、犯人は中盤辺りで察して来ちゃいますね…。
    読者の頭に違うピースをはめて満足させてどんでん返し…と言う結末は少し分かりやすすぎたかなぁと思います。

    やっぱりどんでん返し!とか痛撃の再帰!とか過度に広告をするのは良く無いかなぁと思いますね。

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    2025年12月04日
  • 十戒

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    天才かっ!今回も良くできてた。解説読んで方舟まで本棚から引っ張り出した。犯人はこの人かもって思ってるそこのあなた…やられるよ笑。構成もロジックも面白い。心理的ロックはここまで人を操れるのか。

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    2025年12月04日
  • サロメの断頭台

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    ネタバレ

    夕木春央先生の作品が最高すぎるので
    こちらも購入していたが、
    色々と間を挟みつつ
    時間をかけてゆっくりゆっくり読んでいった。
    いやめちゃくちゃ面白すぎるッッッ!!!!!!!!

    蓮野の相変わらずの客観的立ち位置でいて
    鋭く既に結末を見透かすような言動、
    大変に"探偵"っぽくて良い………
    井口にまさかの大月まで割と活躍していて、
    この2人も中々に面白いコンビだなぁと
    改めて実感するなどした笑
    大月の事は、なぜか根本的には
    嫌いになりきれない魅力?があるよなぁ〜

    とはいえ、後半に一気に明かされる真実は
    本当に手取り足取り蓮野さんに説明されないと
    わたくしには1ミリも解決できて

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    2025年09月27日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ミステリ好き、有栖川有栖好きにはたまらない一冊でした!
    音楽でよくあるカバー、小説もその手があったか!!
    読んでて、あまりにもいつもの小説家アリスだけどちょっと違う文章の香り、、あそうかこれ青崎さんが書いてるっけ、、と不思議な感覚に。書いてる方も新進の好きな方ばかりで。本当にお得な本。
    1番好きだったのは「有栖川有栖嫌い」このタイトル面白いって受け入れる有栖川先生の大らかなお人柄が伺えてそれも嬉しい。いや今村さんが書く現代の学生アリスに江神さんもよかったし、火村の女子校潜入話は本家先生では書けないだろう味わい。。やっぱ1番を選べなかった。濃ゆい一冊です。

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    2025年09月21日
  • 方舟

    購入済み

    本格ミステリを超える

    閉鎖空間における本格ミステリと思って読んでいたのですが、最後、自分にも大岩が落ちた気分です。価値観もひっくり返る本格ミステリを超える作品です。

    #深い #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2025年09月15日
  • 方舟

    匿名

    購入済み

    読書後の姿→orz

    こ、これは、がーーんってなった。
    どうなるのどうなるの、って異常な状況にするするとページが進んで、殺人が起こって、ページはさらに加速して進んで、推理もわかりやすくて理解できて納得いって、それで、それで、ううーのあとにがーーーん。
    有栖川先生の解説を読んでさらにうわぁ…この発言はそういう意味かよ…って。
    これはそりゃあ評判いいや。こわすぎる。

    #ドキドキハラハラ

    1
    2025年09月13日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

    購入済み

    ファン必読

    有栖川有栖へのトリビュートとして7人の人気作家が贈る本格ミステリ集。オマージュ満載の謎解きが秀逸で、ファン必読の1冊!

    #エモい

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    2025年08月31日
  • 絞首商會

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    堪能しました。言葉遣いに「?」となるところが多々ありましたが、謎解きの満足度で帳消しです。おすすめですよ。

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    2025年08月17日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    85点:「出来た部員や。さっそく聞かせてもらおうやないか」

    トリビュートとして完璧な本。愛があるから時間と労力をかけられるし、時間と労力をかけられていることが愛の証明にもなる。
    正解を導き出すことが重要ではないけれど、時間と労力、そして一緒に追求する仲間がいればいつか真相に辿り着ける。
    この本が発する熱量に泣きました。

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    2025年07月23日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    もっと早く読めばよかった!

    どの作品ももれなくリスペクトを感じて、有栖川有栖は若手作家さんにも人気のある作家さんなんだなと改めて実感した。
    例えば火村先生をとってもそれぞれの作家さんがいろんな解釈で描いているんだけど、それが「え?なんか不自然…」なんてことは全くなく、「そういう一面もあるのね」と自然と受け入れられる。

    そして最後の解説を有栖川有栖が書いているんだけど、若手作家さんに対してあくまで対等な作家同士としてリスペクトと感謝と愛情を感じるコメントで、読んでいて気持ちがいい。

    これまで表紙でなんとなく避けていた山伏地蔵坊を読もう!

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    2025年07月08日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ネタバレ

    有栖川有栖を好きな作家さんが、
    有栖川有栖を使って作品を書いて、登場人物が有栖川有栖に向かって
    「こういう人がああいう作品を書くんやなって。有栖川先生の本を好きでよかったです。これからも読み続けます」
    って。
    愛が溢れてて泣いちゃった。これからも読み続けます。

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    2025年07月06日
  • サーカスから来た執達吏

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    非常に良かった。オールドタイプ通り越してもはや古典といえるような文体で繰り広げられる大正世界が読んでいてとても楽しい。また、メインキャラクターとなるユリ子と鞠子がどちらも非常に個性的で魅力的。大好き。シリーズ化しないかな。

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    2025年07月03日
  • 方舟

    購入済み

    凄すぎて、言葉失う

    もうね、あんなに本屋さんで大々的に購入してー!って言ってる理由分かりました。
    何も書きたくない。新鮮な何もない状態で読んで欲しい

    #感動する

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    2025年06月07日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖、デビュー35周年記念トリビュート。
    まず、こんなトリビュートが出来てしまうということ自体、驚き。すごい作家さんなのだと再認識した。
    江戸川乱歩トリビュート、とかだったら分かるけれど、まだ生きている人で、現役活動中です。
    トリビュートが成立するのはやはり、キャラクター的に完成された、そして知名度の高い、お馴染みの登場人物たちがいるからなのでしょう。
    火村英生やアリスの、あんな、そんな、こんな、の性癖が再現され過ぎである。

    【縄、綱、ロープ】 青崎有吾(あおさき ゆうご)
    成り済まし度が半端ない。火村とアリスのいつもの会話から船曳警部の腹の出具合まで。
    何より、オチの一言が素晴らしい

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    2025年06月05日
  • サロメの断頭台

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    「絞首商会」「時計泥棒と悪人たち」に登場する、盗人の経歴を持つ端正な顔立ちをした蓮野と絵描きの井口の2人を取り巻く事件を描いた話。井口の絵が盗作され、盗作犯を追求するうちに巻き起こる殺人事件。果たして盗作犯、それに殺人犯は誰なのか…?というストーリー。おそらく時系列的には「時計泥棒と悪人たち」の後の時間軸。

    いや、すごい結末だった。この人は残酷な描写が上手い。
    推理で次々と真相がわかっていく様子、登場人物の心情描写、やりきれなさ、全部ひっくるめて面白かった。
    やっぱり作品を読み進める毎に大月を好きになるし、井口の奥方も味があって良い。峯子の役割もかなり重要だった。
    全部読み終わったあと、序章

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    2025年05月29日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖先生のデビュー三十五周年を記念したトリビュート企画。どの作品にもちゃんと有栖川先生の創られた"火村先生”と"アリス”と"江神さん”が存在していて、有栖川有栖作品へのリスペクトを感じた。作中でアリスが語る「既存のキャラクターを作者以外の誰かが著述することはできるか?推理小説におけるオリジナリティーとは?」という問いに果敢に挑んだ作品集だと思う。織守先生の「火村英生に捧げる怪談」と「有栖川有栖嫌いの謎」が特に好きだった。有栖川先生の「前口上」と巻末解説文もそれぞれの作家さんへの感謝とリスペクトに溢れている。

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    2025年05月12日
  • 方舟

    ネタバレ 購入済み

    全く予想出来なかった

    従兄弟の名探偵ぶりが皮肉。 主人公達はこのままゆっくり溺れて死んでいくと思うと想像するだけでゾッとする。全く予想出来なかったオチで最高だった。

    #ダーク

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    2025年05月03日