夕木春央のレビュー一覧
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「善悪という価値観の脆弱さ」
他人を犠牲にしてでも自分だけが生き残りたいと思うことは必ずしも悪なのか?
殺人を犯した事が原因で皆から懇願され、命を犠牲にして他人を救う、それは善なのか悪なのか?
極限状態の登場人物達の心情に共感せざるを得ない場面が幾度となくあり、また、善悪というものが如何に曖昧な線引きかという事を実感した。
犯人が主人公の気持ちを試す描写には少し切なさを感じたけれど、その愛情だけは本当だったんだと人間味を感じた。
結末を知るまで犯人と明かされる人物に対しては比較的常識的かつ落ち着いている、という印象を受けていたので、本人からの種明かしを聞いて背筋に冷たいものが走った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまっさかのどんでん返し、、、。犯人それ自体はわかりやすかったなとは思う。ただトリックがとんでもない。まずそもそも設定がおもしろい。「誰が1人を犠牲にしなければここからは出られない。さらにここでは殺人が起きている。それも他殺である。これらから導き出されることは、殺人犯を生贄とすること」このそもそもの思い違いから全て始まっていた。初めから負けていたと言えるのだろう。作中でよく殺人犯を生贄とするとよく書いてあったが、それがそもそもの間違い。あれは刷り込まれていたんだ。「繰り返し表現は重要」と学校で習うが、そもそも繰り返していたそれ自体が間違っていたのである。
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Posted by ブクログ
ネタバレ※方舟既読済
面白かった。続きが知りたくてさらっと読んでしまった
読みはじめの頃は「早く誰か死んで不穏な空気になってくれ!!!!!」と思いながら読んでいた。まさか途中で爆弾出てくると思わずそこはびっくりした
綾川は最初から賢くて、怪しいやつだなと思っていたが本当に真犯人だとは…頭の回るやつ……
「人に期待して、勝手に失望しちゃう」というような発言はどっかで見たなあ?とのんきに思ってたんだが、方舟のあの子だったか……たしかに性格とか口ぶりとか、初めて見た気がしないキャラクターではあったんだよな
矢野口は元から怪しかった あの商業目的での島出張についてくる金持ちの男とか怪しすぎる
あと結