夕木春央のレビュー一覧

  • 方舟

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    まずめちゃくちゃ面白かったです。読んで損は絶対ないです。

    こういうずっと精神的に逼迫した状況が続く作品(閉じ込められるだけではなく、どうにかしないと死ぬ、誰かは必ず死ぬ、みたいな)は個人的には得手ではないので、かなり心が疲れました。でも逆に言えばそれだけ作者の心理描写とか展開のスピード感が絶妙なんだと思います。

    「読後感が悪い」作品って一定数あると思うんですけど、胸糞とは違った、後味が悪〜い作品、そういうのって普通のホラー小説よりも僕は怖い気がしていて、方舟は特にそれが強いなという印象です。「エピローグの後登場人物がどんな行動をするか、どんな気持ちか」が一番怖いところだと思っています。行間

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    2026年02月27日
  • 方舟

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    ネタバレ

    友人Rからのプレゼント。麻衣から電話がかかってからの逆転が恐ろしすぎて衝撃だった。やっとこれで終わると安堵した直後にいきなり絶望に転じるからだ。ここは凄かったし恐ろしかった。
    つくづく主人公柊一は自我少なめの流される系人間だと思った。キャラが薄めだから、この主人公の視点で物語が展開することになったんだろう。
    気になったのは、「宗教施設」ということの回収がされなかったこと、拷問器具はチラチラ出ていたのに使われなかったこと、あれほど多くの仲間を無残に亡き者にした麻衣の過去や人間性。

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    2026年02月26日
  • 十戒

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    「方舟」を思い出すと謎解きパートを読み進めるのが怖すぎたのですが、怖いもの見たさで一気読み。浅い推理しかできず、本作でも作者の掌の上で踊らされた感が否めません。二度読み推奨のようなので試してみようかと。

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    2026年02月26日
  • 方舟

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    ネタバレ

    ミステリーっていうかホラーだなこれは。犯人の方が一枚上手だったらこうなるよねっていう、探偵役のご都合主義を粉砕する展開はめっちゃ面白かった。面白かったけど無慈悲で怖いからこれはホラー。これは典型的なクローズドサークルで〜とかトロッコ問題が〜とか色々考えながら読んでた時間を返してほしい。考察しながら読んでた人がみんな可哀想になる。面白かった。

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    2026年02月25日
  • 十戒

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    【短評】
    叔父の逝去に伴い、彼が所有していた無人島へ赴く大室里英(おおむろりえ)。随行する不動産屋や施工業者を含めた計9名が集まった絶海の孤島において、殺人事件が発生した。「犯人」は、島を取り巻くある特異な状況を逆手に取り、一堂に通告する。
    「ーー殺人犯を知ろうとしてはならない」

    本格に新たな地平を拓いた名作『方舟』において、ソリッドシチュエーションの旗手としての地位を確立した夕木春央のもう一つの代表作に挑戦だ。
    のっけから盤外の感想で恐縮だが、今後本作に挑戦しようとする意志のある読者諸氏に対し、一つの戒律を設けたい。
    「本著について一切の事前情報を取得しようとしてはならない」
    本作はある一

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    2026年02月24日
  • 十戒

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    ネタバレ

    ■読みたかった理由
    同著者の方舟からファンになり2作目です。

    ■感想
    方舟同様に非現実的な状態からの脱出ミステリーです。
    個人的には推測の裏切りやオチへの納得感という意味で前作の方が好みではあります。
    しかし、前作とは異なるある意味心理合戦と呼べる部分は面白く、見ていて読者側もはらはらします。

    ■印象的なところ・理由
    1週目と2週目で発言一つ一つの意味合いや、読者が思い描く登場人物たちの想像上の目線や冷や汗等が変わるところです。(2週目はぱらぱらと見たくらいです)
    いわゆる伏線が実はいくつかちりばめられており、前作でいう主人公のいとこが行っていた動機の謎解きを読者側主導で進めていくような面

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    2026年02月24日
  • 方舟

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    そんなにミステリー読んでない人間の浅い感想です。

    こんなゴリゴリに限定的な空間を作り上げないと成り立たない話ってどうなの?と思ってしまった。
    非日常すぎて…

    最後のどんでん返しの感じはとても好きでした。
    でも各キャラに特別感情移入するでもなく、さらっと読めてしまったので、舞台とトリックを見せたいお話だと思いました。割り切れて考えれば面白かったです。

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    2026年02月24日
  • 十戒

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    現代の時代設定で閉鎖環境が成立していて、東野圭吾さんの「ある閉ざされた雪の山荘で」を思い出した。
    謎解きではミスリードにしっかりひっかかったため、どんでん返しを楽しむことができた。あとがきでも再読を勧められていたため、そのうち読み返そうと思う。

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    2026年02月24日
  • 方舟

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    ネタバレ

    〜2/3くらいまではなんとなく、雰囲気で「あーこの人なんだろうな」感があって。
    本当にこれが売れたの?って思えたくらい。

    だったのに!!!
    後半裏切られた。ちくしょう。気づけなかった!
    私も可哀想な探偵と共に埋まります。

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    2026年02月23日
  • 十戒

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    ネタバレ

    ラスト10ページ程のところで書かれた「そう、わたしは犯人に声をかけられた。」の文から一気に解明される綾川の犯行が見事だった。
    初日の夜から次の日の朝にかけての部分でおかしなところがしっかり書かれていた。綾川は11月にも関わらず汗をかいたジャージを着替えていたし、里英は綾川に訊きたいことがあったが考えが纏まらず聞けずじまいだった。
    『方舟』の衝撃に引き続き、今作も最後どんなどんでん返しが来るのか予想できなかった。綾川の落ち着き様や事件を推理する様は怪しい部分ではあったが、爆弾を爆発させない為の犯行だったところまでは思いつかなかった。
    しかし、綾川が『方舟』の麻衣だった事が最後の境遇の語りから判明

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    2026年02月23日
  • 十戒

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    衝撃作『方舟』の流れを踏襲するクローズドサークルミステリー。犯人の「十戒」により人為的に作られた閉鎖空間で起こる連続殺人事件。真犯人は如何に。いや、前作を読んだ方なら「犯人は誰か」は重要ではないだろう。『十戒』もミステリー作品では珍しく二回、三回と楽しめる作品だ。個人的に衝撃度は前作に軍配が上がるが、前作とは違った驚きを味わえる。ぜひ『方舟』を読んだあとに手に取っていただきたい。
    以上、レビューを読んでいただきありがとうございます。「―――じゃあ、さよなら」

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    2026年02月23日
  • 方舟

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    読み進めるほどに違和感が積み重なり、ラストで一気にひっくり返される快感がある一冊だった。

    物語の中でさりげなく置かれていた言葉や状況が、終盤にかけて鮮やかに回収されていく構成は見事で、「やられた!」と声が出そうになった。決定的な真相が明かされた瞬間、それまで当然のように信じていた前提が崩れ、読者自身の思い込みまで暴かれたような感覚になる。

    展開を知った状態でもう一度読み返したくなるのは、細部にどんなヒントが潜んでいたのか確かめたくなるからだろう。初読では騙される楽しさ、再読では仕掛けを味わう楽しさがある、完成度の高いミステリだった。

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    2026年02月23日
  • 十戒

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    『方舟』読んだ上で読んでみた。
    また方舟とは違うようなアハ体験のようなものを感じた。

    犯人は最初から予想はできていた為どちらかと言うと解説部分で驚きがいくつかあった。

    方舟の方が『えっーー?!?!』みたいなのは多かったけど、十戒はなるほどーーーと言う感じで個人的には方舟の方が好きだったけど方舟を読んだ人には必ず読んで欲しいと思う作品だった。

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    2026年02月22日
  • 方舟

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    ネタバレ

    どんでん返しすぎてびっくりした。
    誰よりも麻衣の生きる力がありすぎた。
    みんなは誰を犠牲にするかを考えていたけど、1人だけどうしたら自分が生き残れるかだけを考えていた。
    殺人という罪を犯してまでも生きる事への執着が凄かった。
    最後に柊一が、さよなら。と言った事が逆の立場になっていて怖かった。あそこで一緒に麻衣についていくと決断をしてたら生きる事が出来ただろうけど、自分が同じ立場だったら簡単に言えることではないなと感じた。
    翔太郎の推理力に感動した!素晴らしい!

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    2026年02月22日
  • 十戒

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    方舟とセットで読むことと言われてる理由がわかった。
    まだ読んでない人は、絶対セットで読んでください。

    (ある意味この文章はネタバレなのかもしれないですね。)

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    2026年02月22日
  • 方舟

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    ネタバレ

    犯人は途中から分かったが、エピローグで言っていたように、殺人の動機となる部分がずっと引っかかっていた。登場人物の各々の人間関係や性格等あまり深く語られなかったから、余計に不思議だった。

    だが、まさか死ぬのは柊一側で、遅かれ早かれ、の問題だったとは…

    物語もスムーズにすすみ、読みやすかった!
    十戒もまたしばらくしたら読んでみたい。

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    2026年02月22日
  • 方舟

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    地下に閉じ込められながら起きる殺人事件で
    殺人犯を見つけるまでの我慢比べ状態に悪手では?と冒頭から思っていたが、読み終わった後だとなるほどとも思えて面白かった

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    2026年02月22日
  • 十戒

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    ネタバレ

    面白かったが、『方舟』程の衝撃はない。
    犯人が『方舟』の舞衣だと知っても驚きはなかった。
    『方舟』はほぼバッドエンドみたいな感じだったが、こちらはバッドエンドとまではいかなかった。
    だからこそ衝撃は前作程なかったのだろう。
    犯人は前作『方舟』と同一人物だと言われても、だからどうしたのかという感想にしかならない。
    そこは筆者のさじ加減でどうにでもなるので評価ポイントにはならなかった。

    総じて面白くはあったので☆4

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    2026年02月20日
  • 十戒

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    ネタバレ

    方舟の後に読むとちょっと物足りなさもあるけど、それでも面白かったし読みやすかった。

    綾川さんのキャラクター、私は好き。

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    2026年02月20日
  • 十戒

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    ネタバレ

    面白かった!
    でも方舟ほどの感動はなかったかなー…。
    正直犯人のキャラに見覚えがあって犯人が予想できてしまった。
    でも面白かったよ。

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    2026年02月20日