夕木春央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレミステリーとして単純に凄かった!
犯人が分かれば終わりじゃないところが新鮮で、「一人犠牲にすれば助かる」という前提をひっくり返されたときは、してやられた感が逆に嬉しかった。動機も綺麗に二重になっていてよくできてるなぁと思った。
個人的に没入しやすいので、閉鎖空間でじわじわ水位が上がって逃げ場がなくなる状況と、わりと容赦ない死体描写に息苦しさと恐怖感がずっとあった。怖くて夜は中々読み進められなかった。 笑
どんでん返しでスッキリするタイプではなくしっかり絶望に落とされたので、読後はなんとも言えない気持ちに。。。最近はイヤミスが増えた(気がする)けど、やっぱり私はあくまでもハッピーエンドであっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ閉所恐怖症で怖がりな自分にとって最悪のシチュエーション。自分だったら確実に自◯したくなる。でも子供を遺すとおもうと…読者に、自分がこの中の1人だったらどうするか?を考えさせ、ずーっと酸欠のような苦しさが続く。
映像がなくても文字だけで暗さ、重さをここまで表現できるのはすごい。ある意味もう読みたくないな〜と思わせる本。(だから4にした)夜読むのはおすすめしません。
犯人であるマイのバックグラウンドが読めないが、生に対してあまりに貪欲すぎる。なぜ彼女がこうなったのか?(道徳観が終わってるから)頭の回転はやすぎないか?どんでん返しすら怖かったよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回も方舟同様、しっかりどんでん返された。
綾川さん(麻衣)には、また騙された、、と思った。
年下の女の子、里英を気遣う優しい女性に見えていたのに、実は里英に圧をかけ続けていたのだ。
「十戒」は、里英を脅かすためのものだったと考えると恐ろしい。
自分が生きて帰るために、3人もの殺人を犯す。
そして、自分が犯人だと悟られないように、筋の通ったストーリーを考えて、何事もなかったように生きていくであろう綾川さんは、実に聡明で狡猾な人物であることが、今作からも良くわかった。
生きることに対して、手段を厭わない綾川さんは、どうしてそのような残酷な人になってしまったのか、生い立ちが気になるところでは