夕木春央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
時代は、大正。秘密結社「絞首商会」に関わっていたと思われる博士が殺された。犯人らしき四人の人物。何故か、犯人を見つけたくて仕方がない様子。
“解決”での、真犯人の特定や発想にはとても驚きました。
なのだけど、何故なのか、読みにくいんです。物語の繋ぎが良くないのか、地の文がしっくりこないのか?
時代設定が、大正に期待していたのですが、特にその時代を感じません。
秘密結社「絞首商会」の設定に期待していたのですが、特に主要な事でなく。
探偵役の元泥棒の美青年の設定に期待していたのですが、特に活動的でなく。
だから、ちょっと長いのよ。読みたかった事が書かれてない割に長いのよ。
でも、デビュー作で、この -
Posted by ブクログ
『方舟』が2023本屋大賞にノミネートされたほか、様々なミステリーランキングにランクインする著者の最新作。
画家の井口と翻訳家で元泥棒の蓮野のコンビが主役のミステリー短編集。
結構なボリュームがあり、さくさく行けるのと、なかなか進まないものと分かれた。
時代はロシア革命から3年後というから、1920年大正時代だろう。
なんとなくきな臭い空気が漂い、色々な物事にうさん臭さが感じられる。
一話目は、画家の井口自身が、自分の父親の窮地のために蓮野を頼って泥棒をはたらこうとするもの。
そういう解決方法しか浮かばないんかい!と言いたくなるが、今とは違った階級社会、勝手も色々と違ったのだろう...。