芦沢央のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2026.07.22
どんでん返し、驚愕トリック!などというワードをこの本の帯につけようとしてるなら確実にやめたほうがいいと思う。
芦沢さんの作品の新作ということで迷わず借りたが、この紹介文で惹かれたのもあり、ワクワクしながら読み進めた。
読み終えてからこの紹介文を思い出し、どこがどんでん返しだったのか、と首を捻らざるを得ない。
ああ、あそこかな、、でもどんでん返し、とまでは言えないような。そんな感想をちょっと抱いてしまった。
ただどの章も不穏な影の纏うストーリーで先が気になる展開なのは芦沢さんの良さがあってよかった。
モヤモヤとしたまま終わる、イヤミスに近いそれぞれの章はどれも楽しめ -
Posted by ブクログ
小学生の「ライトな日常」と油断させといて、児童虐待など「社会のディープな闇」を突き付けてくる凄まじいミステリー。
天才小学生の水谷くんの洞察力は、自分の子供時代と比べたらまさに「神」、名探偵コナン君を彷彿させるほど!
考えてみたらコナン君は中身が高校生だし、周りには蘭姉ちゃんや灰原、博士など、いざという時に戦力になってくれる最強の仲間がいる。
でも水谷くんは中身も本物の小学生で、完全に孤立無援。ワトソン役の主人公は金魚の糞のようで完全に戦力外……。そんなヒーロー的な姿の裏に、皆の期待を1人で一身に背負っているプレッシャーはどれほどのものだろう?
本作一番の謎は「水谷くん」そのもの。
何 -
Posted by ブクログ
最後の一行で見方が変わる、というほど変わらなかったかなあ。どの一行だろうと考えてしまうくらいには。
「ゼリーに満たされて」謎の生物との交流がかわいくてほっこり、と思いきやって感じでおもしろかった。最後の怒涛の情報開示で見え方が変わりました。
「人魚の骨を拾いに往く」人魚が題材な段階で嫌な話になるんだろうなと思ってたけど、想像より嫌な終わり方でゾッとしてしまった。そんな再会は望んでないじゃん…。
「次はあんたの番だよ」法月綸太郎シリーズは読んだことないので急に出されてもちょっと話に入り込めなかったな。怪談と刑事物の組み合わせは好きなのでおもしろかったな〜とは思うのですが。手が込んでてすごいなーと -
-
Posted by ブクログ
手が汚れるとき、人は汚そうと思って汚れるのだろうか。それとも、気づいたときにはもう汚れてしまっているのだろうか。
汚れてしまった手を、きれいな水で洗い流すこともせず、タオルやハンカチのような「拭くもの」ではなく、あろうことか「そこで」拭いてしまう。
その行為には、人間の愚かさや脆さ、弱さが象徴されているように感じた。
「そこで」拭けば何とかなると思ってしまう。
でも、本当は解決にならないことも薄々わかっている。
それでも拭いてしまう。
その人間らしいジレンマが、読んでいて妙に納得できる一方で、とても気まずかった。
では、どうするのが正しかったのか。
何事もなくやり過ごせてしまうこともあ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「あなたが正しくいられたとき」が面白いと口コミでよく見てたので、この一話にお金払う気持ちで買ってみた。
こういう知らない間に正義かざしちゃうやついるよね、、とか思いつつ割と自分もそのタイプなので焦ったε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
「普通は〜」って悪気なく言っちゃいます、すみません
あとでもう一回読むけど、「立体パズル」で
「頭のいい子が育つ家でもあるけれど、殺人鬼の育つ家でもある」って書いてあるのを見て、
ん?たっちゃん、、もしかして「うるさいの人」殺した、、?とか思ってしまったわ笑
5歳で人殺し。相当サイコパスの気がある。
「うるさいの人」死体で見つかったって書いてあったけど、