芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私の読書経験の中では澤村伊智の『予言の島』や十角館の殺人に並ぶ、“衝撃の一行”系ミステリーでした。
中盤で事件が起こるまでは、ひたすら要領の悪い女性の人生と、その周囲の人々の証言を追っていく構成。
「これは何の話なんだろう?」と首をかしげながら読み進めることになります。
ただ、その中で女性同士の依存や、歪んだ友情のような感情がじわじわと浮かび上がってきて、
なんとも気持ちの悪い女たちの物語だな……という嫌な空気が漂い続けます。
そして訪れる、衝撃の一行。
そこで一気に全体像がつながり、「なるほど!」というカタルシスが押し寄せました。
序盤の不穏で重たい空気とは対照的に、後半はかなり納得 -
Posted by ブクログ
序盤は何を読まされているのか分からない感じで進んでいきます。奈津子と紗英の歪な友人関係に不快感を覚えました。
中盤ではある事件が発生。
ドンドン読む手が止まらなくなり始めました。
奈津子と紗英が都度間違った判断をし続けるので、やきもきしながら読んでいました。
終盤は一気読み。怒涛のどんでん返しラッシュがすごかった。終盤に行き着くまでの間で「これどういうことだろう?」とか「なんか日本語が微妙に変だな…」と思っていたところがどんでん返しで伏線回収されて、脳汁が溢れ出しました。
この作品って、親の影響が子の性格を良くも悪くも形作ってしまう、ということが言いたかったのかなぁ。そういう点で、考えさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ将棋は全く興味はないが好きな作者さんが多数いたので読んでみた。
将棋が分かればもっと面白かったのだろうけど、分からないなりにも面白かった。
・授かり物 ★★★★★
大好きな青山さんの作品。
離婚して1人で子供を育てたお母さんの話。ほっこりとするし、泣きましないが感動する。
・マルチンゲールの罠 ★★★★
1人語りの話。初めて読む作家さんの話。
オチは読めたが、話に引き込まれ結構面白かった。
・誰も読めない ★★★
将棋は全く分からないので、具体的な話はちんぷんかんだったがザ、ミステリーって感じでまあまあ良かった。
・なれなかった人 ★★★★
読後がかなり良い!!
将棋はちんぷん -
Posted by ブクログ
ネタバレ芦沢さんの本好きなので、表紙とタイトルに「えっ…でも、新境地なのかな?」と、ドキドキしながら読み始めた。
タイトルや挑戦的なデザインの表紙からは想像もできない、
将棋のプロ棋士と、奨励会を二段退会して東大予備試弁護士とキャリアを積んだ2人の男のお話。
友情物語と言えるだろうか。
二人とも、お互いに本当のことを言わずに嘯きながら付き合いを続けている。
心の中では、互いに相手に「こいつに言ってもどうせわからない」と思ってる。
まぁ、大人になると友達との付き合いもそんなものだよね。
だから、うまく付き合える範囲で付き合う。なんでも一緒のにこいち青春みたいなのは、まぁなくなる。
それぞれの人生と生 -
Posted by ブクログ
小説と映画、両方みてみました。
小説のが学生が高校生らしく、嘘を悩んだり焦ったりの心理描写が分かりやすかったです。
映画は父親と咲視点にフォーカスしているぶん、展開のオリジナル追加の多さや、咲の悪役っぷりが増している。早苗の特性が分かりにくく、感情に鈍感な人みたいになっているのは残念。
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闘魚のベタを狭いクラスという空間に入れられた女子高生たちと比べて表現しているんだろうけど、そこまでベタに詳しくないので種類を詳しく言われてもピンと来なかった。
スクールカースト、いじめ、心理学、動物の行動学、発達障がい、聖書…など。
初期の頃の作品なので、短い小