芦沢央のレビュー一覧

  • 嘘と隣人

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    読書備忘録974号。
    ★★★★。

    ものがたりの舞台が、たまプラーザからあざみ野、鷺沼あたり!
    梶ヶ谷に住んでたシンタローとしては親近感バツグン!
    コナミスポーツたまプラーザ店に毎週通って、「金妻」を地で行く妙齢の美しい女子と悶々としながら一緒に汗を流していたのが懐かしい!

    おっと、さてさて備忘録。連作短編です。

    【かくれんぼ】
    主人公の初老男性、平良正太郎。警官を引退した。妻の澄子。
    歯が痛い!たまプラーザの歯医者に。
    治療を終えて駐輪場に行くと、娘、歩美のママ友からチャリを貸してくれと。
    貸したは良いけど、借りパクちゃうやろなと。
    そして、近所の公園では事件が起きていた・・・。
    なるほ

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    2026年03月15日
  • 魂婚心中

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    途中まで読みづらいし、あまり好みではないような話ばかりだったが、最後二つの話はとても面白く評価が変わった。

    あとがきを読み芦沢央さんが女性なのを初めて知った。

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    2026年03月15日
  • だから捨ててと言ったのに

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    数ページで読み終わる短編を集めたアンソロジー小説。作者が全て異なるため、話が複雑になればその分読みづらさとして認識されてしまう作者が出てしまうのは、仕方ないかもしれない。

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    2026年03月14日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    古本屋さんでみかけ、タイトルが気になり読んでみることに。
    こういう人怖、大好きです。

    5編の闇深ーいお話。

    ストーリーもよく作り込まれているし、文章も読みやすい。
    うわぁ嫌だなと思うけど、読んでいってしまう。
    とても引き込まれた。

    『目撃者はいなかった』は一つの仕事のミスからあれよあれよいう間にとんでもない展開になるが、「これさえ隠してしまえば、バレなければ」というなんかわかるなぁというところが自分ごとのように思い、読みながらドキドキしてしまう。

    『姉のように』は子育てをしてきた身としてはわかる部分もあり、読んでいて苦しくなってくる。
    でも最後に「あっ」となったところがいい。

    初めて

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    2026年03月05日
  • だから捨ててと言ったのに

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    文体の合う合わないで小説を選びがちなので、
    こういうオムニバスではいろいろな著者の文体を少しずつ味見できるのが有難い。

    同じ書き出しでも、ミステリーになったりホラーになったり青春小説になったりとジャンルも色々楽しめた。

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    2026年03月04日
  • 雨利終活写真館

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    ミステリー度合いが心地よく、優しい空気感が流れていて個人的にはとても好きなお話だった。
    遺影専門の写真館、風変わりな店主、心の折れた主人公となんだかストーリー展開が予想されてしまう感じだったのにラストまで温かい気持ちでかけぬけた。10年たって加筆修正された芹沢央さんのプロ意識も伺えるあとがきも良かった。

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    2026年02月28日
  • 僕の神さま

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    隣の博士のドラえもん並の発明品を使いこなしてる、
    見た目は子供・中身は大人って事になってる、
    メガネの小学一年生探偵の百万倍、
    大人でスマートな小学生探偵だと思う。
    五年生だけど。

    僕が切ない。
    大人にだって勇気のない人はいるんだよ。
    人の人生背負える水谷くんの方が特殊なんだからね。
    僕のお母さんも勇気のある人だよ。尊敬する。

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    2026年02月27日
  • 今だけのあの子

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    「○○ない××」というタイトルになっている5つのお話が入った短編集。
    読み進めていくと、最初の印象とは全く違った様子が見えてくる。
    ある話の主人公が別の話にも登場する等、全体を通してうっすら繋がりがあるところが良かったです。

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    2026年02月23日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    短編だからか、書き方の妙なのか、読んでて疲れない。
    長編も読んでみたくなった。
    リアルに有りそうな人間の堕ち方や怖くてイヤーな結末。
    でも爽やかな感じも有って不思議。

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    2026年02月21日
  • 最後の一行 white

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    タイトルに“最後の一行”とあるわりには、最後の一行にインパクトはない。
    四編とも、短編集の中の脇役としておもしろい作品って感じで、なぜこの四編で一冊作られたのか不思議。
    (しかもwhiteってなってるから、blackがあるのかと調べたら今のところないみたい)

    その中でも『次はあんたの番だよ』は、最近法月綸太郎シリーズを読み始めたばかりの私には嬉しいサプライズ。
    まだ『雪密室』しか読んでない私には、ものすごくアップデートされた法月親子も新鮮だった。
    これも短編にギュッとまとめちゃってるから詰め込みすぎな感じがあったけど、もう少し長いストーリーにしたらもっとおもしろそうだったな。

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    2026年02月20日
  • いつかの人質

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    生々しい人間関係の描写もうまいし、視点の切り替わりと徐々に明らかになっていく展開は読ませられた。動機も筋も納得するものだったし良かった。

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    2026年02月18日
  • 今だけのあの子

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    文学的でどこか悲しさを感じられる粒ぞろいの作品達で考えさせられた。願わない少女は年代が違うとはいえ感じる部分が多かった。

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    2026年02月18日
  • 最後の一行 white

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    金子玲介さんの短編が収録されているので、手に取ったが、斜線堂有紀さん、芦沢央さんと豪華なラインナップで驚いた。(法月綸太郎さんも有名だと思うが、あまり知らない。)

    「最後の一行」として最もインパクトがあったのは、金子玲介さんの短編だった。
    ふわふわのうさぎのような物体と少年との交流を通し、全体的に暖かな空気が流れているように感じた。物体は健気にもしばらくは自分の星に帰らず、少年が大人になるまで見守ると言ってくれるのだが、段々と弱り果てていく。
    ああ、これ死んじゃうんだろうなと思うが、最後の一行で衝撃的な事実が明らかになる。
    少年はものすごく後悔したと思うが、私はこの終わり方は嫌いじゃない。

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    2026年02月17日
  • 最後の一行 white

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    2026年。以下4作家のアンソロジー。“最後の一行”で見ていた景色が変わるーー。
    「ゼリーに満たされて・金子玲介」テンポが良くて、一番楽しめたな。最後の一行きいてるし。
    「人魚の骨を拾い往く・斜線堂有紀」人肌を切り裂く岩肌がある洞窟。人魚食べると不死身になるんだよね。
    「次はあんたの番だよ・法月綸太郎」のりりん、苦手になってしまった。初期のは好きなんだがw
    「ひび割れ・芦沢央」ブラック企業のリフォーム屋。最後の一行きいている。

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    2026年02月23日
  • 罪の余白

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    1/21

    芦沢央さんの処女作。
    いじめの話は読んでいて辛い。
    学校が自分の世界全てだと思ってしまう心理もわかるけど、もし自分の子供がこのような状況になったらどうするだろう、と考えながら読んでしまった。

    ドラマ版も配役ぴったりでよかった。

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    2026年02月13日
  • 罪の余白

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    娘の学校での転落死を受け入れられず、死の真相を解明しようとする父親と、隠蔽しようとするいじめの主犯のクラスメイト2人。
    ラストの展開は父親にとってせめてもの救いだったのではないだろうか。
    悲しさも胸糞悪さもあり、余韻が残る作品だった。
    これがデビュー作って、芦沢央さん凄い!

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    2026年02月12日
  • 罪の余白

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    自分の子供が自殺したと思った父親が、子供が何故自殺したのかを調べる話。
    学校でのやり取りの場面はなんだか息が詰まる展開で、大人になれば「ひとりでいること」に対してのハードルは下がるが、思春期特有のそれを恥ずかしいと思う気持ちが分かるようで、煩わしかった。

    何かで見たが、日本と違って海外ではいじめをした人を病院に入れるらしい。
    人をいじめるなんて、病気だ。ということで、日本だと加害者よりも被害者を守ることが多いが、実際病院なんだろうと思う。
    打算で狡猾で自分を魅せるのが上手い子は、大人が思うよりも多くいるし、そういう子を早く見つけ出す方法が何かしらないのかなと思った。

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    2026年02月10日
  • おまえレベルの話はしてない

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    プロ棋士になったにも関わらず燻り自暴自棄になっている芝とプロになる夢を諦め弁護士になるも鬱屈を抱える大島の話がそれぞれの視点から描かれる

    芝の気持ちが少し詠みにくく感じて自己分析の上で諦めた大島視点の方が理解しやすかった

    パラリーガルの井野からすれば大島も弁護士になれた、自分が叶えられなかった夢を叶えている存在なんだけどそこには中々気付きにくい

    渦中の人にとっては上には上がいて自分はまだ下で足掻いている状態
    そこで死にものぐるいで戦って勝てなければ死んでいるのも同じなんたろう

    餓えとか枯渇した状態から逃げたくても逃げられない
    そういう世界でしか生きられない人がプロになるのかもしれない

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    2026年02月04日
  • だから捨ててと言ったのに

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    いろんな作家さんが集まった短編集。始まりはみんな同じ文章からなのに十人十色で、作家さんの人数分だけ、想像できないような物語が広がって楽しい。まだ手にとった事のない作家さんの作風も知れるし、これからもっと読書の幅が広がりそう^-^私のお気に入りは『パルス、またたき、脳挫傷』『母の箪笥』『海に還る』『切れたミサンガ』『探偵ですから』

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    2026年02月04日
  • 最後の一行 white

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    ゼリーに満たされて/金子玲介★★★
    人魚の骨を拾い往く/斜線堂有紀★★★⭐
    次はあんたの番だよ/法月綸太郎★★★★
    ひび割れ/芦沢央★★★★

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    2026年02月07日