宇佐美まことの作品一覧
「宇佐美まこと」の「羊は安らかに草を食み」「月白」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宇佐美まこと」の「羊は安らかに草を食み」「月白」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
これは読んで良かった!
まさに社会派ミステリー。
本の紹介でオジ様たちのことを描いているとか書かれていたので、まあ軽い気持ちで、銭湯に集まるオジ様たちね・・・
と思っていたら、そのうちの1人のアラ還の新聞記者が、事件を追ううちにどんどん闇が広がっていく。
自分の覚え書きのためにももっと感想書きたいけれど、明日早朝から横浜に向けて旅に出るのでもう寝ます。
皆さんが話題にされてる宇佐美さん、とんでもなく凄い!
とにかくこれはお薦めですね。
どんでん返しありで、度肝を抜かれます!
では続きを。
主人公の新聞記者の思いが事件を追ううちに変化していく。
知的障害の兄を持ち、記者としても上を
Posted by ブクログ
大正から現代に及ぶ百年の時の流れを、ピアノと音楽を軸にして描いた壮大な人間ドラマです。様々な感情を呼び起こす上質の音楽を聴き終えたような余韻を生みます。
物言わぬ一台のグランドピアノが全てを知っている。愛と憎悪、生と死、光と影…、ピアノの白と黒の鍵盤が紡ぐ音楽のように、時代のうねりの中で人生の喪失と再生をつないでいくストーリー構成が、実に巧いなと感じました。
運命に翻弄される華族の女性、ピアニスト、そして見届ける調律師。人物造形も秀逸ですが、歴史的な背景と繊細な心理や葛藤の描写、さらに数奇な運命を見届けるグランドピアノの存在が重なり合い、切なさを助長します。
人は、絶望の中に見つ
Posted by ブクログ
主人公の祖母は幼少期に広島から松山行きの船に乗る際、靴を船の下に落としてしまったため、兄が取りに行くが、それにより船は満員となってしまい、兄だけ翌日の船に乗ることになる。しかし、その日に広島に原爆が投下されることにより、兄だけ命を落としてしまう。
現在に戻り、その祖母が余命は翌年の始めまでしかないという時期に、夫からその年の13月までが載ったカレンダーをプレゼントされる。
実際には翌年の1月、カレンダー上では13月に祖母が見たもう一つの世界とは。。。
その世界と主人公にまつわる奇跡に関してはややできすぎな感じもしてしまったが、主人公は被爆について語りたがらない自分の父親(=先述の祖母の息子