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Posted by ブクログ
怖いのかなぁと、ずっと本棚に置いていた本。
読んでみたらそれほど怖くなかった。
山の奥深くにいる粘菌が、嫉妬や憎悪など負のエネルギーに感応し、その人にとりつき惨忍な事件を起こさせる話。
校長先生の、生徒や教師に向き合い方がいい!
余計なことは言わずに導く人。
金髪の転校生に、染める理由を聞く
うまく説明できないなら、文章にして提出しなさい、妥当なら認めると。
少女は「目印」だと。「金色は私を守ってくれる色、その必要が無くなったら自分で元の色に戻す」と。
校長はその理由でOKを出した。
このくだりはあまり重要とは思っていなかったが、後半、大きな意味を持つ。
人との交流が苦手で山奥の学校の教師をしている圭介。
陸上選手としてオリンピックを目指していたが事故で怪我をし諦めた過去をもつ。教師として自信がないが、地元の老人達との交流や、廃校になる学校の校歌について生徒と調べるうちに生徒とも信頼関係ができ、邪悪なものにも立ち向かうことができたのは、よかった。
小さな事、ひとつひとつに意味があって、いずれかが欠けていたら粘菌を退治できなかった。
全体的に山間の陰鬱な雰囲気がホラー的な恐怖をかりたてているけれど、読後感に怖さが残らない。面白かったです!
Posted by ブクログ
これは、スゴイ(^ ^;
オカルトであり、ホラーであり、伝奇物であり、
基本的には「絵空事」なのは100%承知しておりますが。
それでも、「絵空事部分」以外の描写がリアルで、
もしやあり得るかも、と思わされてしまう(^ ^;
登場人物が、みな良い(^ ^
会社勤めに嫌気がさして、田舎暮らしを始めた男やら、
大きな挫折を抱えて仕方なく中学教師をやってる男やら、
親との確執から祖母と暮らす金髪の女子中学生やら。
田舎の人も、中学生から偏屈な爺さんまで、
皆それぞれに「実にいそうな」キャラクターで(^ ^
性格も人間関係・力関係も実にありそうで、
これがまた物語にリアリティを与えている。
主要な登場人物それぞれの視点で話が進み、
中盤に差し掛かるとストーリーが絡み始め、
終盤次々にパズルのピースがはまるように
全ての伏線がカチッと収まって一本の線になる様は、
もはや小気味よいほど(^ ^
ともすれば「ご都合主義」と取られかねないような、
え、そう来たか的な展開もあるのですが、
そこに至るまでの丁寧でリアルな描写と、
事前に釘を刺すような「全てに意味がある」的な台詞で、
偶然が必然に転換されてしまう。
むしろ「なるほど、だからこそ、か」と思う展開(^ ^
例によって細かいことを書くわけにはいきませんが...
本当に最初から最後まで「隙がない」印象(^ ^
不気味なシーンでは鳥肌が立ち、
時にホロリとさせられるシーンもあり、
一冊で二度も三度もおいしい佳作(^ ^
映像化したらとても魅力的になりそうな作品です(^ ^
Posted by ブクログ
この物語の舞台となるのは、平家落人伝説も残る四国山中の集落。
そこには「入らずの森」があり、過去の二つの殺人が絡んでいる。
この設定からすれば、土着の呪物かなと思いますが、驚いたことに参考文献には南方熊楠関連のものが連なります。
私は、岩井圭也さんの『われは熊楠』しか読んでおらず、熊楠についての知識も小説止まり。
宇佐美さんは、どうやってここにたどり着いたのでしょうか。
熊楠から「粘菌」だったのか、あるいは粘菌から熊楠だったのか。
写真で見るだけでも、色も形も実に多彩な粘菌類。植物と生物の境界にいるような、不思議な存在です。
人の手が入っていない森の中には、まだまだ私たちの知らないものが潜んでいる。
そんなことも、あるのかもしれない……と思わせるお話でした。
Posted by ブクログ
初作家さんでした!
なかなか本の中に入り込めなくて、、、ちょびっと苦戦。。。
いらずの森にある秘密。その謎。
半分くらいから、同時進行で進む入院患者の老婆と、四国の山奥に引っ越した子ども、そして、何十年も前に消された校歌の謎な少しづつリンクしだして、俄然先が気になってきて、止まらなくなったが、半分まで読めなかったら
脱落者多いかもなぁ、、、、
笑
読書、初心者には不向きな一冊かもしれません。
半分まで頑張れば、手から本が離せなくなる。はず。。
#本
#初作家さん
#2冊目読むにはちょっと怖いな
#半分まではちとキツイ
#主旋律がずーっと恨みつらみ
#読む気が失せるくらい妬み嫉み
#読んでて疲れるマイナス思考
#誰もが敵って言い出す主人公
#そのあたりを越えればなんとかなる
#★★★
#半分までいけば面白い
#消えた校歌の3番
#この下り大興奮
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