月白
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月白

2,200円 (税込)

11pt

4.3

妻を亡くし、息子の夏樹を一人で育てるフリーライターの海老原。そんな彼に雑誌『月刊クリスタル』編集部から、戦後の殺人鬼が起こした事件をもう一度掘り下げて検証してほしいとの依頼が入った。殺人鬼の名前は北川フサ。彼女は戦後の混乱期に5人の男を立て続けに殺し、死刑となっているという。取材を始めた海老原は、フサが赤の他人である少年とともに行動していたことを知る。そして、その当時の少年は、今も存命だった。単なる週刊誌の連載のはずが、いつしか海老原は、フサに導かれるように、事件に没入していく……。

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    Posted by ブクログ

    ★5 敗戦直後の浮浪児、家族の事故で苦しむ現代人… 人間の生き様を力強い筆致で描くミステリ #月白

    ■あらすじ
    妻を亡くし、息子とふたりで暮らしているフリーライターの海老原、彼はかつての知り合いから戦争直後の女性殺人鬼についてルポルタージュ記事を書いてほしいと依頼を受ける。彼女は五人を殺害して死刑

    0
    2026年01月23日

    Posted by ブクログ

    1年前に事故で妻を亡くし、一人息子のために勤務先の新聞社を辞めフリーライターとなった海老原誠。その彼のもとに大きな仕事の依頼が入る。戦後すぐに起きた連続殺人事件。その犯人である北川フサ死刑囚についてのルポルタージュだ。初めのうちはあまり気乗りしない誠だったが、調べを進めるうちにある謎が判明し……。

    0
    2026年01月19日

    Posted by ブクログ

    「憎しみだけを支えに生きてきたんだ」
    余りにも辛く寂しい人生ではないか…
    戦後80年。戦後を扱った作品の中で一番重たく、忘れかけた真実に気付かされる物語だった。

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    美しいタイトル「月白(げっぱく)」の持つ意味がもうひとつの「つきしろ」の情景とは違い、とても深くて激しくて冷たい。妻を亡くしたルポライターの誠が戦後混乱期の女殺人鬼フサの人生と事件を追いながら気付く自分の中にも巣食うもの。フサの傍にいたとされる少年、靖男の回想が1番読んでいてつらかった。家族を亡くし

    0
    2026年01月23日

    Posted by ブクログ

    私には衝撃でした。戦時下や戦後の人々の暮らしはそれなりに勉強してきたつもりでした。まさか、戦争孤児のその後がこんなにも過酷であったとは⋯戦時中も酷い暮らしであったけれど、親がいたから髪も衣服も清潔にできていたとのくだりには胸が詰まりました。大切に思ってくれ養ってくれる人がいなければ子どもの幸せな暮ら

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    また読み返したい。でも、読み返したくない。

    呼んでいる途中から、相反する感情が頭の中をぐるぐると回っているようだった。


    昔の話を紐解いていくタイプのミステリかと思っていたが、実際は人間ならば誰しもが持つ『憎しみ』について戦後と現代を舞台に描かれている話だ。

    戦争孤児や女性について描かれている

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦中から戦後にかけての、人々のリアルが生々しく描写されている。
    特に戦争孤児の現実は胸が締め付けられる。
    現代のフリーライターが日本が戦争に負けた時代、5人を殺害した罪で逮捕された「北川フサ」を追いかける。
    凶行に走った「北川フサ」の憎しみ。
    「フサ」と同行していた「大垣靖男」の憎しみ。
    ジャーナリ

    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    境遇や時代を越える感情のつながり。憎しみという感情と、それを抑える理性。憎しみを持つ人々が選ぶ、それぞれの生き方。
    戦後を生きた子供達の生活は想像以上に過酷なものだった。秩序などというものが存在しない世界で、今日を生き抜くためだけに必死に戦う人々。そのためには手段を問わず、他人を切り捨てる人間の惨さ

    0
    2026年01月14日

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