月白

月白

2,200円 (税込)

11pt

妻を亡くし、息子の夏樹を一人で育てるフリーライターの海老原。そんな彼に雑誌『月刊クリスタル』編集部から、戦後の殺人鬼が起こした事件をもう一度掘り下げて検証してほしいとの依頼が入った。殺人鬼の名前は北川フサ。彼女は戦後の混乱期に5人の男を立て続けに殺し、死刑となっているという。取材を始めた海老原は、フサが赤の他人である少年とともに行動していたことを知る。そして、その当時の少年は、今も存命だった。単なる週刊誌の連載のはずが、いつしか海老原は、フサに導かれるように、事件に没入していく……。

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月白 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     スゴい本と出会ってしまった。ページを捲る手が止まらないとはこういうことを言うんだろう。本当に久しぶりに物語に没頭して読んだ。

     戦後の混乱期に男だけを狙った連続殺人が起こる。犯人は子連れの女、北川フサ。

     現代。妻を事故で亡くしたライターの誠は、その事件を請け負うことに。やがてフサが連れて歩い

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    派手な展開はないのに途中から止められずに一気読み

    戦争孤児の辛く厳しい日々
    フサの憎しみ
    戦争や貧困によって人生を翻弄されてしまったことを考え理解できる事をありがたく思う
    今でもいつどうなるかわからない世の中で
    今の平和を噛み締めている

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    主人公の現在の苦しみ、葛藤と主人公が書こうとしている過去の事件と戦後まもない時代の背景とが交互に描かれてて、最後まで飽きることなく読み進めれた。 

    0
    2026年04月22日

    Posted by ブクログ

    戦後の混乱期に5人の男性を殺害し、死刑となった北川フサ。その生涯を、現代のフリーライター・海老原が追っていく。過去と現在が何度も行き来する構成ながら読みづらさはなく、自然と物語の中に引き込まれた。戦争や戦災孤児、連続殺人といった重いテーマが重なり、気軽に読める作品ではないが、その分読み応えは十分。タ

    0
    2026年04月13日

    Posted by ブクログ

    月白という冷たい印象の白。それが表す贖罪の色。
    戦後の浮浪者と虐げられた女性たちが生きていくために確信的にして来た事、無策の政府高官たちの犠牲になった悲劇。妻を亡くしたフリーライターが殺人鬼とされるフサの生涯を掘り起こす事で立ち現れる真実。重い物語ですが、息子の夏樹少年の存在に救われます。

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    ライターの海老原誠は妻の沙織を交通事故で亡くし10歳の夏樹という男の子を一人で育てています。

    誠は『月刊クリスタルライフ』から北川フサという大正7年山形県北村山郡生まれで、29歳の戦後間もない時期に連続殺人で五人の殺人の罪で死刑の判決をうけた人物について書くようにいわれます。

    北川フサは戦後間も

    0
    2026年04月04日

    Posted by ブクログ

    殺人鬼なのに、どうしてこんなにも人を惹きつけてしまうのだろう。
    フサに関わった人と同じく、私も彼女のことをただの残忍な殺人鬼とは思えなくて、本当の心の内を知りたくなった。
    戦後の混乱期、何が正しくて何が間違っているのか、もはやわからない。フサの憎しみはある意味、正しさなのかもしれないなと思った。

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    戦後の女性殺人鬼として死刑となった北川フサ。
    2年にわたる凶行で5人の男を殺めたフサだが、彼女と行動を共にしていた少年がいたという。

    妻を交通事故で亡くしたライターの海老原誠は、この事件の裏に何があったのか、もう一度掘り起こすべく取材を始める。一方で、父子家庭となった誠自身にも妻の死後、気がかりな

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    戦後の混乱期を如実に描写。何度も涙が込み上げた。弟想いの千代、面倒見のよい箕部、いつも靖男を勇気づけてくれた親友シンジ…『月白』の意味も腹に落ちた。

    0
    2026年03月27日

    Posted by ブクログ

    連続殺人鬼フサ、この人間に感情をゆさぶられた。
    憎しみ、それだけで今まで生きてきて、本能の赴くまま感情を出し突っ走るフサ。でも寄り添いたくなる自分がいる。

    0
    2026年03月23日

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