【感想・ネタバレ】月白のレビュー

あらすじ

妻を亡くし、息子の夏樹を一人で育てるフリーライターの海老原。そんな彼に雑誌『月刊クリスタル』編集部から、戦後の殺人鬼が起こした事件をもう一度掘り下げて検証してほしいとの依頼が入った。殺人鬼の名前は北川フサ。彼女は戦後の混乱期に5人の男を立て続けに殺し、死刑となっているという。取材を始めた海老原は、フサが赤の他人である少年とともに行動していたことを知る。そして、その当時の少年は、今も存命だった。単なる週刊誌の連載のはずが、いつしか海老原は、フサに導かれるように、事件に没入していく……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

現代と、戦後の時代描写があるのですが、世界観に引き込まれました。戦後に生きる人々を、大変だったねと軽々しく言ってはいけない、こういった人たちの下、日本はあるのだと思いました。とても素晴らしい作品です。

0
2026年06月13日

Posted by ブクログ

戦後の闇市、浮浪児、パンパン‥‥
猥雑な東京の町で生き抜く女性達、そして子ども達。
戦争のために家や家族を失い、生きていくためにはどんなことでもやらなければ、今日食べるものさえ手に入れられない。
そんな中で男達を次々に殺して殺人鬼と呼ばれ、死刑となった北川フサ。彼女のことをもう一度掘り下げて記事にすることになったフリーライターの海老原。
海老原の視点と、当時北川フサと行動を共にしていたとされる靖男の視点で物語は進む。
フサはなぜ男達を殺したのか、様々な人が想像して話すけれど、結局本人の口からは何も語られないところがいいですよね。語られないのに、フサを知ろうとした者達は、沼に嵌るようにフサから抜けられなくなる‥‥それは何故なのか‥‥
戦後を生き抜いてきた人達がいて、今の日本があるんだな、と強く感じた一冊。悲しくもエネルギーを強く感じる一冊でした。


0
2026年05月29日

Posted by ブクログ

宇佐美まことさんの作品は、重いものから比較的軽いものまで結構振り幅があると思うが、今作は個人的に当たりの重め作品だった。

章の構成と語り手の入れ替わりが上手いし、大垣氏がほとんど口を開かないのもいい。

上野駅の銀座線への連絡通路や階段はよく通っていたけど、あそこはなんとなく空気が重いと感じていたことを思い出した。

0
2026年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

憎しみという感情を共にするフサと靖男。
北川フサによる終戦直後の連続殺人の深層に迫るフリーライターの海老原誠が主人公だが、物語は途中から、当時戦災孤児だった大垣靖男の回想を中心に進んでいく。
「焼夷弾の落ちた場所が少し違った」ことが運命を分け、路上に放り出された戦災孤児たちの描写がまさに壮絶で言葉を失う。フサの残虐極まる殺人に憧れを見出す靖男。そして靖男も憎しみを爆発させる。社会から存在を否定され、最愛の姉や親友など仲間の孤児たちが次々と(社会から)殺されていく中で、靖男の心も憎しみによって殺されかかっていたのか。とても自分に置き換えて推し量ることができない。
しかし、その靖男の記憶は誠には決して語られず、誠のルポルタージュは大きな反響を得ることはなかった。靖男に限らず、極限状況過ぎるゆえのとても語れない事柄が含まれるために、多くの戦中戦後の記憶は伝えられることなく消えていったのだろう。そういった中で、フィクションとして極限状況に生きた、忘れられた人々をすくい上げるこのような作品の意味は大きいと思う。
間違いなく今年一番衝撃を受けた作品でした。

0
2026年05月10日

Posted by ブクログ

 スゴい本と出会ってしまった。ページを捲る手が止まらないとはこういうことを言うんだろう。本当に久しぶりに物語に没頭して読んだ。

 戦後の混乱期に男だけを狙った連続殺人が起こる。犯人は子連れの女、北川フサ。

 現代。妻を事故で亡くしたライターの誠は、その事件を請け負うことに。やがてフサが連れて歩いたと思われる人物と出会う。

 戦後と現在。フサと大垣と誠。やがて物語は時代と3人が交差していく。

 フサはなぜ何人もの男性を殺したのか。そして、なぜ大垣はフサに付いて行ったのか。もちろん読者である私たちはその全貌を知ることになるが、誠が全てを把握することはなく、なんともヤキモキした気持ちになってしまう。

 それにしても、戦後の日本は本当に恐ろしい時代だったんだなと痛感する。戦争のない世の中になって欲しいと願わずにはいられない。

0
2026年05月07日

Posted by ブクログ

派手な展開はないのに途中から止められずに一気読み

戦争孤児の辛く厳しい日々
フサの憎しみ
戦争や貧困によって人生を翻弄されてしまったことを考え理解できる事をありがたく思う
今でもいつどうなるかわからない世の中で
今の平和を噛み締めている

0
2026年05月06日

Posted by ブクログ

主人公の現在の苦しみ、葛藤と主人公が書こうとしている過去の事件と戦後まもない時代の背景とが交互に描かれてて、最後まで飽きることなく読み進めれた。 

0
2026年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

靖男の言葉が
「みんな、川に還るんだ」
「子どもは守ってやらねばならん。一番近くにいる大人がな」
絶望の中でも
助けあって生きてきた人生の重みが

夏樹が自分の子供か?と信じられず苦しんできた誠を
それは大したことでも無いと
気づかせた

0
2026年04月18日

Posted by ブクログ

戦後の混乱期に5人の男性を殺害し、死刑となった北川フサ。その生涯を、現代のフリーライター・海老原が追っていく。過去と現在が何度も行き来する構成ながら読みづらさはなく、自然と物語の中に引き込まれた。戦争や戦災孤児、連続殺人といった重いテーマが重なり、気軽に読める作品ではないが、その分読み応えは十分。タイトルの「月白」は「つきしろ」と読む秋の季語で美しい響きを持つが、本作では「げっぱく」という色として描かれ、冷たく悲しい白一色の世界を思わせる。とても悲しいタイトルだと感じた。

0
2026年04月13日

Posted by ブクログ

月白という冷たい印象の白。それが表す贖罪の色。
戦後の浮浪者と虐げられた女性たちが生きていくために確信的にして来た事、無策の政府高官たちの犠牲になった悲劇。妻を亡くしたフリーライターが殺人鬼とされるフサの生涯を掘り起こす事で立ち現れる真実。重い物語ですが、息子の夏樹少年の存在に救われます。

0
2026年04月08日

Posted by ブクログ

ライターの海老原誠は妻の沙織を交通事故で亡くし10歳の夏樹という男の子を一人で育てています。

誠は『月刊クリスタルライフ』から北川フサという大正7年山形県北村山郡生まれで、29歳の戦後間もない時期に連続殺人で五人の殺人の罪で死刑の判決をうけた人物について書くようにいわれます。

北川フサは戦後間もない東京で5歳の息子を亡くし、その後四人の男を刃物でメッタ刺しにして殺し、五人目の男、牟田仙太郎だけは棒状のもので殴打して殺していました。五人目だけ殺害方法が違うのはなぜか…?

誠は調べていくうちに北川フサが戦後間もない東京で、連れ歩いていたという12、3歳の少年ではないかと思われる大垣靖男という現在90歳である元会社社長に行きあたりますが…。





以下多少のネタバレ含む感想です。





パンパンと浮浪児は敗戦国が生んだ犠牲者なのだそうです。戦後浮浪児は少なくみても12万人もいたそうです。
パンパンと呼ばれた慰安婦という言葉を私は駆け足で習った日本の歴史では学んでいません。
TVのニュースで「従軍慰安婦問題」という言葉を聞いたのが最初でしたが、なんとなく何のことなのか、子どもの頃親には訊いてはいけない悪い言葉のような気がして、よく知らぬ間に大人になりました。

この作品では戦後慰安婦と浮浪児の問題を嫌になるほど、教えてくれました。
本当に酷いことでした。
北川フサは殺人者ではありますが戦後の混迷の闇の中に現れたダークヒーロー(ヒロインとはなんとなく呼びたくないです)のような気がしました。

この話はフィクションだと思いますが、まるで北川フサや大垣靖男という人物が存在したかのような読後感でした。

0
2026年04月04日

Posted by ブクログ

ワタシの初 宇佐美まこと は「羊は安らかに草を食み」で、それはそれは衝撃を受けたのですが、この「月白」も羊と同じ系統です。羊ファンならおススメです。

「戦後の混乱期に5人の男を殺した殺人鬼 北川フサ」について書くフリーライターの話ですが、この物語の主人公は、東京大空襲で親を亡くした13歳の男の子 靖男 です。戦争孤児というのかな、親を亡くした子供が生きていく環境が悲惨すぎる。
読み終えて、表紙を見ると青白い景色の中、ベンチに座る男性一人。

しかし、お姉さんの千代ちゃんや洋パンの清子たちの話もすごい。ワタシは自分が女なのでよく分からないけれど、男っていうのは食うや食わず生きるか死ぬかの状況であっても性欲っていうのはなくならないものなのか。戦後すぐにできた特殊慰安施設協会「良家の子女を守るため・・・」って、偉い方々が本気で考えたと思うと、情けなくて泣けてくる。

最後にフリーライターの話も出てくるけれど、なんだか靖男の話の後には、小さすぎてどうでもよくなるねぇ。(本当はどうでもよくないけど、靖男の話のがすごすぎ)

0
2026年03月10日

Posted by ブクログ

重い題材でした
最近は軽く読める本を好んで選んでいましたが、今回は読みながら深く感じさせられる感覚。読書の楽しさもずっしりと感じ取れた作品でした

0
2026年07月25日

Posted by ブクログ

★4.5

戦後の連続殺人鬼を追うフリーライター。過去の事件を掘り起こすことで今まで見えなかった部分も明らかになっていく。

5人の男たちを殺害した女性殺人鬼 北川フサ。
これは圧巻の犯罪小説!
なんと言っても、昭和20年の東京大空襲で家族を亡くした孤児たちがどうやって生きてきたか。

壮絶な生き様と人間の根源でもある「憎しみ」「哀しみ」を深く描いている。人の感情の奥底に潜む感情にライターも惹きつけられる。

タイトルの「月白」は冷たく淡い青みがかった白色。
その色が当時の情景をよく表していると思う。

衝撃的ではあったけど、深く考えさせられた作品だった。

さすが宇佐美さん!
良いもの読ませていただきました。


0
2026年07月05日

Posted by ブクログ

連続殺人鬼と呼ばれた、北川フサと一緒に
いた、靖男の回想で描かれる戦後の様子。
劣悪な環境に身を置くことでしか生きられ
なかった戦争孤児たちの過酷な状況、
生きるために身を売る選択をするしか
なかった女性たち。戦後の悲惨な状況が
詳細に描かれ、「13月のカレンダー」を
読んだ時も思ったが、この作者の描写は
本当に手加減がない。

「憎しみだけを支えに生きてきたんだ」
本の帯に書かれた言葉、
怒りと憎しみの感情が生きる原動力となって
いた、北川フサと靖男。
取材をするうちに海老原は、自分が抱えている
憎しみを、彼らの憎しみと重ね合うようになって
いく。海老原の憎しみと彼らの憎しみはかなり
違うような気もするが、海老原の話しに対して、
老齢の靖男が語った言葉が、この物語の中で
一番強く印象に残っている。

「子どもは子どもだ。誰の子かということが
それほど重要かね。
子どもは守ってやらねばならん。
一番近くにいる大人がな」

あの状況下で、子どもの靖男がフサに守られて
いたことは、海老原も取材から想像できたはず。
だからこそ、靖男の言葉には重みがある。

「月白」という淡く冷たい色彩を、
過去の体験が、時間を経ても残る感覚の
象徴として物語の中で何度も現れ、
読み終えた後も、私たちの脳裏に
その色彩は残り、深い余韻を残す。
読み応えのある小説だった。

0
2026年07月03日

Posted by ブクログ

戦中戦後の混乱期に起こった連続殺人。既に死刑となった北川フサのルポを手がける事になったライターの誠。

何故誠の設定を妻と死別したシングルファーザーにしたのかと思ったが、物語が進むにつれてなるほどこういう意味だったのかと思った。
誠と息子の夏樹が醸し出す空気が、単に妻や母を突然失った喪失感だけではない何とも言えない雰囲気があり、その表現し難い感じが見事だった。

ちょっとご都合主義な展開もあったし、決して褒められる事ではない秘密だったけれども靖男の終始一貫貫いた姿勢は良かった。

0
2026年06月10日

Posted by ブクログ

時代に呑まれた人たちの生き様を、いくつかの角度から描写しつつ1人の人物を通して交わっていく展開が印象的だった。

0
2026年05月27日

Posted by ブクログ

戦後のドサクサと言う事があるが、まさにこのことなのかもしれない。

なかなか凝った話の進め方だ。
面白く一気に読んだ。

0
2026年05月24日

Posted by ブクログ

途中で読むことが辛くなってきて、目を背けるたくなる場面もあった。
あり得ない話のように思えるけど、このようなことがあったことは知っておくべきなのだと感じた。正直いまだっていつ何が起こるかわからないし、実際にこの状態の国だってある。
もちろんこんな経験はしたくないけれど、全く他人事にすべきではない。
私は心からの憎しみという感情はたぶん知らなくて、それはとても幸せなことなのだと思う。
フィクションとはいえ、登場人物の心が癒やされますように。

0
2026年04月29日

Posted by ブクログ

戦後、親も兄弟も家も何もかも無くした人たち。絶望の中でそれでも生きなければならない。
そんな中で、まっとうに生きるとは、いったいどう生きることなのだろう。まっとうに生きるとは、人間としての最低限の環境があってこそのことではなかっただろうか。
残虐な殺人を繰り返した連続殺人犯の女。その事件を追い続けたルポライターがその犯人に魅力を感じ始めるという内容を見て、魅力??っと疑問に思って読みはじめた。
この時代、この状況下で、憎しみだけを支えに生きてきた人。憎しみを心の中に抑え込み、生きるために毎日を戦ってきた人。なんと酷い時代だったことだろう。
重く辛い内容ではあったが、現実に起こった、この日本での出来事であることを、私たちは知り、学ばなければならない事だろう。

0
2026年04月26日

Posted by ブクログ

宇佐美まことさん初めましてでした。
戦中戦後のリアルが読んでて辛かったです。

フサの芯の強さがすごかったです。
こんな人がいたら惹かれてしまいますね。
私も、きっと惹かれていたと思います。
殺人鬼だけれども、たくさんの苦悩と憎しみを抱えていたこと。
その中で人間らしい、大切なものを守るという気持ちもあったのがわかってきます。
前半と後半では、フサへの思いが違ってきました。


『誰の子かということがそれほど重要かね?』『子どもは守ってやらねばならん。一番近くにいる大人がな』
この言葉がとても沁みました。
養子でも、里親でも、知らない子でも大切にしていきたいですね。

0
2026年04月19日

Posted by ブクログ

宇佐美まことさん初読みです。
終戦後の混乱期に5人もの人間を殺して死刑になった殺人犯フサ。彼女についてのルポタージュを書くことになったライターの主人公が、彼女がなぜそんな犯罪に手を染めることになったのかを探っていく話です。そんな中で、フサと行動を共にしていた戦災孤児の靖男という少年がいたことが分かります。靖男はなぜ殺人者と行動を共にしていたのか…

国の都合で一方的に利用されたり社会から爪弾きにされた戦争の犠牲者たちについて描かれていました。

戦争を扱った小説というと、戦争の終結=苦しみの終わりという話が多く、終戦後の人々の苦労について書かれた小説は意外とない気がします。
戦争で家族も家も失い行き場をなくした浮浪児たちは、戦時中より戦後の方が食べ物に苦労したという事情にはびっくりしました。

パンパンとなった女性たちも、一般市民の妻娘を守るために騙されて人身御供のように慰安所に集められて米兵に差し出され、それが廃止されると追い出されて立ちんぼをするしかなかった…というのが本当に酷い話だと思います。

パンパンも浮浪児たちも必死に生きていました。そんな中、フサと靖男には共通点がありました。それは「憎しみ」です。自分たちから全てを奪っていく男たちへの憎しみを持っていました。それだけが、生きていく上での命綱だったのです。その憎しみから起こった殺人を異常とか人間の所業ではないとか、そんな風には全く思えない…。

0
2026年04月16日

Posted by ブクログ

妻を交通事故で亡くした誠

勤めていた新聞社を辞めフリーのライターとなり戦後混乱期に現れた女連続殺人鬼のルポを書くことに

当時殺人鬼と言われた北川フサを追いかけていた
記者道上さんに辿り着き彼が生前書き残していたメモを辿りフサと一時期行動を共にしていた老人にたどり着く

戦後の時代何があったのか

何を支えとして生きてきたのか

0
2026年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
大垣が誠に全て打ち明けるのかと思いきや、違っていた。話せないほど重い辛い過去なんだなと。
仲間だったシンジが川に飛び込んだのは衝撃。2人で生き抜いてほしかった。
戦後、パンパンや慰安婦の話はよくあるけれど、戦争孤児がこんなに厳しい毎日とは。

0
2026年04月12日

Posted by ブクログ

タイトルの「げっぱく」は、色を指す言葉で、薄い青が混じった白だそうだ。

戦後5人の男を殺して死刑となった北川フサのルポを書くことになったフリーライターの誠。取材の中で、道上と言う記者によるフサの事件の書籍に出会い、その姿勢に共鳴しながらフサの過去を追う。その中でフサに同行してた少年がいたことを知る。かつての少年靖男は既に90歳の高齢ではあるが、誠は彼を探し出して取材を試みる。
靖男は誠の取材を拒否。物語は靖男の視点で語られる。戦後家も家族も失った浮浪児の壮絶な日々が綴られるが、靖男の独白であり、誠には届かない。
フサと靖男の関係が誠に伝えられることはないが、誠は自身の視点からその繋がりを読み解く。フサの殺人に正当な理由があるとか、実は良い人だったとか、安易な想像で書かない誠は誠実なライターだ。

フサと靖男の繋がりは、憎しみを持つ者同志ということだけではなかった。靖男は誠に、誰の子かは重要ではない、子どもは近くにいる大人が守ってやらねばならないと話す。それはフサが靖男に伝えたことだった。

読後感としては‥ちょっとしんどい。

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

宇佐美さんの本を読み始めてから、戦争のあとの恐ろしさを知った。飢えとか、憎しみとか。勝てばいいとかそういう問題ではないんだな。

0
2026年06月07日

Posted by ブクログ


戦後の大混乱の中で5人を殺めた女性。
何が彼女を連続殺人鬼にしたのか、
真実、事実、動機を追うライターの物語。

憧れ、投影、魅入られるとは。

0
2026年06月01日

Posted by ブクログ

北川フサという殺人者に魅入られたのだ。人身売買や戦後の浮浪児、パンパン、凄く嫌な時代、どうしようもなかったんだ。分かるほどに切なくなる。フサの息子一二三くらいかな?救われるエピソードは?

0
2026年05月26日

Posted by ブクログ

2026.4.27
戦争孤児の話、思っていたよりも辛かった。ただ、こういう時代があって今の平和があることを心に留めておかないといけない。

0
2026年04月27日

Posted by ブクログ

戦後の混乱期に自分の信じるまま生き、殺人鬼となった女性の真実を後年炙り出そうとした作品。この手の小説はデジャヴ感がある。昭和20年代の生活はもはや歴史小説である。次は現代小説で勝負してほしい。

0
2026年04月14日

「小説」ランキング