夜の声を聴く

夜の声を聴く

779円 (税込)

3pt

よろず相談も受けているリサイクルショップ「月世界」。そこを手伝う定時制高校に通う堤隆太は、些細なトラブルを解決していくが、いつしか数年前に起きた未解決の一家殺人事件の謎に巻き込まれ……。驚愕の書き下ろしミステリー。

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夜の声を聴く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年02月16日

    中学二年の時からIQが高すぎ、母親も亡くしている隆太は家の窓から飛び降りたことがあります。
    そして引きこもりになります。
    18歳の時公園でいきなり手首を切った23歳の女性百合子にとてつもなく魅かれ百合子と逢うために百合子の通っている県立春延高校定時制課程に入学します。

    そこで、その後の隆太の人生を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月04日

    宇佐美さんの作品2つ目。素直に面白かった。これ、いつか、ドラマになるのでは? 冒頭は、この系のお話?と思いきや、連作推理ドラマとなり、最後に全部繋がって、再生。良くあるパターンかもしれませんが、私の大好きなパターンです。 これから読まれる方へ。読んでてちょっとだけ違和感を感じる部分、そこ大事ですよぉ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月23日

    発売当初から気にはなっていたんだけど、年末のランキング発表の中でもいろいろ目にして、やっぱり入手することに。読み始めの印象のみ、表紙のごとくホラー風味も感じられるんだけど、基本的には普通のミステリ。これはもちろん、出来が普通、という意味ではない。最初のうち、日常の謎系の部分には正直あまり惹かれなかっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月13日

    手首を切った女性の出会いから始まり、それに導かれるように定時制の高校へ。そこで大吾と出会い、彼がアルバイトする何でも屋「月世界」と出会う。最初はとりとめなく、どこか中二病的に展開する感じが馴染めなかったけれど、大吾が一家殺人事件の生き残りであり、月世界の主人が被害者と疑われ自殺した男の母であることが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月02日

    この作者さんは地の文が良い。
    どんどん引き込まれるミステリーではなかったけど安心して読んでいられる。

    本格的なミステリーとして読めばかなり薄味だと思う。ただ人の微妙な感情や環境で事件が複雑で厄介なものになっていく。

    人間関係の面倒さがよく描かれていると感じた。
    そこに「月世界」の面々が拗れた関係...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月14日

    「そこに君がいたからだよ」
    引きこもりの、でもとても優秀な青年が、定時制高校に通うようになる。
    青年の洞察力が、いくつかの難事件を解決に結びつける。
    その面では、確かにミステリ小説。
    しかし、描かれているのは人間ドラマ。青年の成長。
    淡々と描かれる静かな生。

    ただのミステリではない、温かい人間の姿...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月22日

    やはり宇佐美まことはいい。ボニン浄土が良かったので、これも読んだが期待以上だった。この作品も着地がいい、単なるミステリーとは違う読後の爽快感がある。自分の思い込みだったのだが、ボニン浄土を読んだとき作者は男性だと疑わなかった。愛媛県在住の女性と知って驚いている。

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    Posted by ブクログ 2021年01月28日

    伏線がわかりやすかったが、それぞれの登場人物のキャラが立っていて、読後、前向きになれる小説だった。読んでよかった。

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    Posted by ブクログ 2020年10月18日

    学校に馴染めず中2で引きこもりとなった隆太は、公園で目の前で手首を切った女性に引き寄せられるように、彼女が通う定時制高校に入学した。隆太が所属する「浅見クラス」にいたのは、様々な事情を抱えた同級生たちだった。やがて、同級生の大吾が住み込みで働くリサイクルショップ兼便利屋「月世界」を手伝うことになった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月10日

    カバーを隠してどんな内容の本か先入観持たずに読み始めた。

    最初は自殺願望のある者同士のライトノベルかと思い、なかなか読み進まなかったのだが、途中から、あれ?これは少年探偵団の推理ものか?と。

    しかし色々な伏線が明らかになるにつれ、物語はそれはそれはもう壮絶なものに。
    『罪の声』を思わす壮絶さに。...続きを読む

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