月の光の届く距離

月の光の届く距離

990円 (税込)

4pt

4.0

真面目な女子高生・美優は予期しない妊娠をしてしまう。堕胎するにはすでに遅く、福祉の手によって奥多摩にあるゲストハウス「グリーンゲイブルズ」に預けられる。そこでは明良と華南子という兄妹が、事情を抱えた子供たちの里親となって、高齢の母・類子と暮らしていた。貧困、虐待など厳しい背景を持つ里子たちを育てる彼らにもまた、絶望の淵に立たされた厳しい過去があった。家族のあり方を問う話題の長編ミステリー。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

月の光の届く距離 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。
    1番の感想は人は環境も大事だけれども、自分がどうしたいのかで行動出来るか出来ないかで未来は変えられるって事です。
    主人公は4人?になるのかな。
    皆、自分が悪いわけではないのにどうにも出来ない状況に苦しみますがその先は自分で決めた道を進んでいる。
    繰り返し傷つけられてもまたそこ

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    血の繋がりだけが家族じゃない。
    家族ってなんだろう。
    私は元里子。3歳の時に里親さんに育てられて今も一緒に暮らしてるけど恥ずかしながらこの本でこの歳になって気付かされる事が多かった。
    頑なに実の親の気持ちに寄り添わなかった事を後悔している訳では無いけど、実親との繋がりを私はこれからはちゃんと整理した

    0
    2024年12月11日

    Posted by ブクログ

    安定の面白さ。
    強いて言えば登場人物それぞれの人生にかなりページを費やして描いてるのに明良と華南子の出会い以降とその関係性については結構さらっとしてたかなあと。まあ恋愛小説じゃないから仕方ないとはいえ。
    いろいろな家族の形のお話。産みの親より育ての親、は良く聞きますがこのお話ではどちらも親なんだって

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    感想
    抱えた重荷。心に傷を負う。だけど。そんな人は柔らかな光で周りを照らす。傷の舐め合いではなく。一歩一歩前に進むために。包んでくれる場所。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『展望塔のラプンツェル』でも辛い過去をバネにして他人のために必死に生きる人がいて、この作品でも地獄のような過去を経て他人に愛を注げる人がいる。立ち止まってもまた歩き出せる人の強さが宇佐美さんの真骨頂だなぁ。
    彼氏も両親も頼れない17歳の妊婦の美優がそんな大人の一人の千沙と出会い、様々な事情を抱えた子

    0
    2025年04月08日

月の光の届く距離 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

宇佐美まこと のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す