宇佐美まことのレビュー一覧
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もう、宇佐美まことさんはずっとこっち側でいいんじゃないでしょうか
終戦直後の混乱期に5人の男を立て続けに殺害し死刑となった女性の半生を追うことで、同時に当時の東京の闇市の中で消えていった多くの命をも克明に描き出す本作はまたしても戦争の残酷さを突きつける傑作となっております!
いやもう、宇佐美まことさんのホラー側のファンの人たちにはたいへん申し訳ないが、絶対こっちやわ
傑作が続く続く
もうホラーいいです(お前に権限ないわ)
あ!でもホラーで培った表現力がこの戦後の時代の社会不安みたいなんを見事に表現してるのかもしれん
そうか、ならたまにはホラー書いてもいいです(だから権限ないて)
まぁ、 -
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ネタバレ宇佐美まことさんの本は、羊は安らかに草を喰みを読んでから衝撃を受けて、今もなお自分にとって忘れられない1冊だが、この本もまた自分にとって大事な本となりました。
戦争の時の描写が非常に生々しく、それら一つ一つも非常に重いのですが、千代の死に様、そしてアゴセンへの復讐の描写はもう胸が苦しくてたまりませんでした。
東京大空襲があったという事実は勿論知っていましたが、正直その言葉だけを知っているに過ぎなかったと思い知らされました。上野駅が戦争孤児や家族を亡くした人たちの唯一の住処としてそんな風に使われていたなんて恥ずかしながら全く知らなかった。
川に身投げする人もいた。という一文は教科書などで見ると -
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宇佐美まことさんの作品。
紹介文で勝手に中高年のおっさん達が活躍する以前読んだ本を思い浮かべてしまっていた。
たしかにこの作品の主要キャラもおっさん達だ。しかも、ずいぶんとしょぼくれている。
もう潰れそうな風呂屋の親父、父親から譲り受けた開店休業の骨董屋の親父、地元に帰ってきた全国紙の新聞記者。
彼らの元に「銀行員が橋から転落死した事故を調べてほしい」と相談が。
ちょっと調べたらどんどんと出てくる闇の世界だった。
政治家、病院理事長、詐欺集団、マネーロンダリングなどなど。
田舎に似つかわしくない深い闇に、おっさん達は立ち向かえるのか!
大きなテーマと、ラストにほんわかできるエピソード -
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ネタバレ主人公の侑平は、亡き祖父母の家で13月のカレンダーを見つけた事から、祖母寿賀子の壮絶な子供時代に遡っていく。
親友の喜代や、亡くなった兄の親友義夫との出逢い。
原爆投下の日、あの日に何が起きたのか。
生き延びた人達は被爆者だという差別に合う。
喜代の息子剛が白血病になってしまい、最後に『母さんも原爆の犠牲者なのになんで謝るんや』と言って最後まで被爆2世にはならないと抗っていた剛。
戦争の話は何処か遠い昔話になりつつあるけど、本当にあった惨く怖しい出来事だったんだと、改めて感じました。
最後にずっと寿賀子が言っていた奇跡に、思わず鳥肌がたってしまった。 -
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ネタバレえ~~~っっっ、こんな奇跡が待っていたなんて!!!読んでいる間、こんな奇跡が起こるなんて想像できませんでした。
"13月のカレンダーが過去に、あの日、8月5日に戻してくれた"というだけではなく、さらに未来に続く、侑平自身に起こる奇跡だったなんて!!!なんて、なんて凄い奇跡なんだろう。
読み終えた時、ちょうど寝る時間だったのですが、この奇跡の興奮の余韻で、なかなか寝付くことができませんでした(笑)。
主人公の侑平が自身のルーツを知るため、祖母と原爆で亡くなった祖母の兄の友達2人に会うため、祖母の出身である広島に向かい、様々な話を聞くこととなります。作品の中で、原爆にあった2人 -
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ネタバレいっっちばん好きな本になった。
この本を読んでいる間、薄い緑の柔らかい世界にいるみたいに心が穏やかで、益江の人生にお邪魔させてもらってる気分だった。読み終わりたくなかったな〜〜。読み終わってとりあえず宇佐美まことさんの作品を探し漁った。
明日どころか1分後の命の無事の保証もない環境で生きて生き抜いてきた人にしか辿りつかない感情と感性が確かにあって、ただ生きていることに心から大きな価値を感じるんだろうなあ。
自分の祖母も台湾で空襲に遭って弟を守りながら河川敷を転がったことがあるとか聞いていたから、益江を祖母に重ねながら読んだ。
アイと富士子のバックグラウンドにも不倫だの詐欺だの子供への相 -
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まことさん、ひま師匠のレビューで、絶対これは読むぞぉと思っていたところに、かなさん、ミユキさんのレビューで、高いけど買っちゃいました(^◇^;)
良質のレビューが重なるとやっぱり買いたくなります。゚(゚´ω`゚)゚。
この作品も、素晴らしい作品でした!
買って良かった(*ˊᗜˋ*)♡
来年の夏の読書感想文の課題図書にしても良いのではないでしょうか!?
主人公の 侑平 29歳は、過去に大きな迷いを抱え、勤めていたバイオ企業を退職していた。
両親は離婚していたのだが、疎遠になっていた父親から、父方の祖父母が亡くなった家を相続する話を持ちかけられ、 愛媛県松山市にある祖父母の家を訪ねる。
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★5 敗戦直後の浮浪児、家族の事故で苦しむ現代人… 人間の生き様を力強い筆致で描くミステリ #月白
■あらすじ
妻を亡くし、息子とふたりで暮らしているフリーライターの海老原、彼はかつての知り合いから戦争直後の女性殺人鬼についてルポルタージュ記事を書いてほしいと依頼を受ける。彼女は五人を殺害して死刑になっているらしい。
取材を進めていくうち、事件の背景や彼女の関係者に関係者が浮き彫りになっていく。そして彼女のことを知っているらしき老人に出会うのだが…
■きっと読みたくなるレビュー
★5 力作、そして完成度高すぎ。そのまま映像化を希望します!
いつもエモさ抜群の作品を提供してくれる宇佐美ま