宇佐美まことのレビュー一覧

  • 骨を弔う

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    宇佐美まことファンになりました!
    『子供は怖い夢を見る』に続き、2作目だが、ミステリーなのにファンタジー!
    内容はヘビーできついところも多々あったけど、読後感がとても良い!
    オモロ〜

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    2022年10月18日
  • 超怖い物件

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    著者は著名な人ばかり、内容もそれぞれ毛色が違って、面白くて一気に読みました。

    物語形式とルポ形式、両方を一冊にまとめるというのは、なかなか良い試みだと思います。

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    2022年10月12日
  • ドラゴンズ・タン

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    漢の時代から現代の日本までの壮大なスケールの作品でした。
    最初は中国名が難しく読みにくい感じがしましたが、最終章の舞台は日本だったので、すべてはここに着地するためだったのかと納得しました。
    各話が最後へとつながる連作短編集。
    ロマン溢れる壮大なファンタジー作品でした。
    最初は竜舌(ドラゴンズ・タン)が活躍する作品かと思ったのですが竜舌は悪役でした。


    第一章流沙の王国
    物語の始まり。
    漢の時代の竜将軍と幼なじみ。
    竜将軍は蘭鷲という白い狐と交わり何千年もの命を授かります。
    そして、竜将軍は竜舌になります。

    第二章機関木人(からくりにんぎょう)
    唐の時代。
    動物の芸を操る道士と彼に養われてい

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    2022年10月08日
  • 愚者の毒

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    初めて読む作家さんですが、かなり面白かったです。
    日本の現代ミステリーで面白いのは大抵読んでしまったかと思っていた自分が恥ずかしい。
    まだまだですね、これからも貪欲に良作を探していきたいと考え直しました。


    1980年代、葉子は深大寺の難波家で住み込みの家政婦として、甥の達也と共に暮らしていた。
    妹夫婦が借金苦の末に心中をはかり、生き残った達也を引き取らざるを得なかったためであった。
    両親の心中を機に言葉を発しなくなった5才の甥の他、妹夫婦は多重債務による借金も葉子に残していた。
    途方に暮れた葉子は、職安で生年月日が全く同じ希美と出会う。
    2人次第に心を通わせるようになり、葉子は希美の紹介で

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    2022年09月03日
  • 熟れた月

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    なんだかんだでハッピーエンドがいい。フィクションくらい最後に救いがないと
    無関係っぽい人たちが最後に繋がる快感
    感想はホント人それぞれなんだなあ。個人的には宇佐美作品でも上位に入ります。大好きな作品です。

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    2022年05月19日
  • 恋狂ひ

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    ネタバレ

    瓶覗、この本に出て来たワード。
    空の色を映しとった、はかない色。空を恋う色。綺麗な色。初めて知った。
    私は寧ろ、姉の亜弥の話、どんな手を使って幹久を奪ったのだろうか?
    これには無いが、気になってしまい知りたいと思ってしまう。
     

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    2022年05月07日
  • 少女たちは夜歩く

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    読み始めたら止まらなくなった。
    次々と繋がっている連作短編集。先がきになり一気に読んでしまいました。
    最後まで読んでまた、再読しくなり細かい繋がりを確認したくなりました。

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    2022年04月27日
  • 少女たちは夜歩く

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    宇佐美まこと3冊め。
    短編って、あんまり好きじゃないんだよな~と読み始めたら、かなりがっつりな連作でした。
    少しだけリンクじゃなくて、けっこうリンクしてて、時代もバラバラだったり、読んでいて面白かった。
    ちょっとホラーでファンタジー入ってます。

    よく分からない話もいくつか。
    絵画修復士の話とか・・・、気持ち悪さは一番。
    若者と赤ちゃんの話とか・・・、話は、好きだけど。

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    2022年02月19日
  • 少女たちは夜歩く

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    ネタバレ

    この作品は、322ページなんですが、私は読むのに足掛け三日かかってしまったのですが、これから読まれる方にはなるべく短期間で読まれることをお勧めします。

    8作の連作短編集で、すべての物語が最後に繋がっていたとわかるのですが、時系列が難しく、誰と誰とがどういう関係だったとかも私は途中でかなりわからなくなってしまいました。

    物語の場所は四国の松山の城山を中心にしたところで、ジャンルとしてはホラーミステリーです。
    そこで、8つの不思議な物語が語られます。


    以下完全ネタバレです。お気をつけください。



    一番印象的だったのはいなくなった、アメリカン・ショートヘアが城山に住みつき、妖獣となり人を

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    2022年02月04日
  • 死はすぐそこの影の中

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    初読みの作家さん♪
    ホラーっぽくて、怖いのは嫌だなぁと思いつつ、読み進めてみると、しっかりとしたミステリーで、よかった!
    2度読みすると、なるほどなぁと腑に落ちた。
    他も読んでみたい。

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    2021年10月25日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫ベストセレクション第二弾。全部読んだことがあるので再読かな。しかし何度読もうと、どれもこれも文句なしの名作です。
    何度読んでも恐ろしいのは坂東眞砂子「正月女」です。どこからどこまで全部怖い。柱時計の音が怖い。登場する人たちもみんな怖い。可哀想に思えるヒロインのキャラも、実はなかなかの恐ろしさなんですよね……。
    久しぶりに読んだ服部まゆみ「雛」も、再読でさらに恐ろしくなったかも。そしてラスト、小林泰三「人獣細工」で締めるとは!

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    2021年10月16日
  • 羊は安らかに草を食み

    「羊は安らかに草を食み」は
    バッハ作曲の
    統治者が優れている地では
    安息と平和が訪れる
    という歌だと知った

    そのタイトルが意味するところを
    読了後に実感する

    宇佐美まことさんは初読みの作家さんでした。なのに没頭して読み、感極まって泣きました。
    宇佐美さんの作品をもっと読みたい、
    出会えて良かったと思える作家さんに
    なりそうです。

    私の母も88歳
    満州引き上げ者です
    当時5歳で弟2人と赤ちゃんだった妹
    両親共に
    生きて日本へ帰れました
    だから今私がここにいられるのです

    益絵とカヨのような壮絶な体験ではなく、恵まれてた方だと思いますが
    終戦当時同

    #切ない #泣ける #感動する

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    2021年08月22日
  • 黒鳥の湖

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    圧巻、言葉がない。何というか、もの凄い作品を読んだというより「読まされた」ことに圧倒されている。
    行間はぎちぎちのミステリで充たされているのに、すべてを見渡し終えると、入念かつ綿密に構成=計画され、あらゆるジャンルを跨いで描かれた作品であることに度肝を抜かれた。
    読み進めながら、ずいぶん大風呂敷を広げているなと感じていたが、全ての伏線が一本の糸を撚り合げるように回収され、作者の胆力と力量に驚愕する。
    必読の書!

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    2021年07月24日
  • 黒鳥の湖

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    因果応報、しかも自分がやったことの報いが、自分に直接ではなく愛するものに災いが降りかかるという形でやって来たらーー。てんでばらばらだと思ったものが見事に繋がっていって、最後まで一気に読んだ。面白かった。
    今度WOWOWでドラマ化するというので楽しみ。

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    2021年06月27日
  • 羊は安らかに草を食み

    購入済み

    過酷な歴史を忘れるべからず

    タイトルからは想像もできない内容であった。
    近世、中世以前の戦争であればともかく、近代、現代に起こった戦争は、いまだに私達の心にその影を落としているのではないかと、この物語を通して現実に思いを巡らせてしまう。

    満州引き上げ時の過酷な描写に、とてもリアリティーがある。

    こんな時代を経て、今の社会があるのだ。
    今、何か不足なものがあるだろうか。
    今を幸せに感じないなんておかしくないだろうか。
    そんなことを考えさせられた。

    #深い #怖い #切ない

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    2021年05月19日
  • 聖者が街にやってきた

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    神奈川県多摩川市湧新地区で立て続けに一人暮らしの女性の殺人事件が起こります。
    女性が殺された後には必ず、一輪の花、パンジー、マリーゴールド、デンファレ、クレマチス、プリムラ(ダリア)が残されていました。

    そしてもう一つの物語は湧新地区で育った歓楽街の花屋の一人娘、菫子(とうこ)。菫子は母一人子一人の高校生ですが、地域でやるミュージカル『聖者が街にやって来る』のオーディションに見事合格し、ヒロインの座を射止めます。
    しかし、菫子は親しくなった名門進学校に通うIQ150の二宮晃(ひかる)と付き合い出し、別れますが、その後ストリートギャングの集団に二度襲われます。
    一度目は菫子の店の常連客でおかま

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    2021年04月02日
  • 夜の声を聴く

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    中学二年の時からIQが高すぎ、母親も亡くしている隆太は家の窓から飛び降りたことがあります。
    そして引きこもりになります。
    18歳の時公園でいきなり手首を切った23歳の女性百合子にとてつもなく魅かれ百合子と逢うために百合子の通っている県立春延高校定時制課程に入学します。

    そこで、その後の隆太の人生をすべて変えることになる重松大吾と出逢います。
    そこで起こった1年間のできごとは多くの人物の人生を変えるものでした。
    家族のいない16歳の大吾は勤め先のリサイクルショップ『月世界』の二階に住んで、そこを営む70代の社長の野口タカエと二人で暮らしています。

    『月世界』は便利屋もやっていて、そこにいろい

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    2021年02月16日
  • 夜の声を聴く

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    宇佐美さんの作品2つ目。素直に面白かった。これ、いつか、ドラマになるのでは? 冒頭は、この系のお話?と思いきや、連作推理ドラマとなり、最後に全部繋がって、再生。良くあるパターンかもしれませんが、私の大好きなパターンです。 これから読まれる方へ。読んでてちょっとだけ違和感を感じる部分、そこ大事ですよぉ。

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    2021年02月04日
  • 夜の声を聴く

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    発売当初から気にはなっていたんだけど、年末のランキング発表の中でもいろいろ目にして、やっぱり入手することに。読み始めの印象のみ、表紙のごとくホラー風味も感じられるんだけど、基本的には普通のミステリ。これはもちろん、出来が普通、という意味ではない。最初のうち、日常の謎系の部分には正直あまり惹かれなかったんだけど、それは後半の本当の謎に至るまでの前フリ。核心に迫る展開はさすがのクォリティで、順次明かされていく各キャラの真相に、いちいち感銘を受けました。

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    2020年12月23日
  • 夜の声を聴く

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    手首を切った女性の出会いから始まり、それに導かれるように定時制の高校へ。そこで大吾と出会い、彼がアルバイトする何でも屋「月世界」と出会う。最初はとりとめなく、どこか中二病的に展開する感じが馴染めなかったけれど、大吾が一家殺人事件の生き残りであり、月世界の主人が被害者と疑われ自殺した男の母であることがわかってからは、すべてのエピソードが一気に絡み合い、ひとつひとつ腑に落ちていく凄まじい展開。面白かったです!

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    2020年12月13日