宇佐美まことのレビュー一覧

  • 13月のカレンダー

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    まことさん、ひま師匠のレビューで、絶対これは読むぞぉと思っていたところに、かなさん、ミユキさんのレビューで、高いけど買っちゃいました(^◇^;)
    良質のレビューが重なるとやっぱり買いたくなります。゚(゚´ω`゚)゚。


    この作品も、素晴らしい作品でした!
    買って良かった(*ˊᗜˋ*)♡
    来年の夏の読書感想文の課題図書にしても良いのではないでしょうか!?


    主人公の 侑平 29歳は、過去に大きな迷いを抱え、勤めていたバイオ企業を退職していた。

    両親は離婚していたのだが、疎遠になっていた父親から、父方の祖父母が亡くなった家を相続する話を持ちかけられ、 愛媛県松山市にある祖父母の家を訪ねる。

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    2026年01月25日
  • 月白

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    ★5 敗戦直後の浮浪児、家族の事故で苦しむ現代人… 人間の生き様を力強い筆致で描くミステリ #月白

    ■あらすじ
    妻を亡くし、息子とふたりで暮らしているフリーライターの海老原、彼はかつての知り合いから戦争直後の女性殺人鬼についてルポルタージュ記事を書いてほしいと依頼を受ける。彼女は五人を殺害して死刑になっているらしい。

    取材を進めていくうち、事件の背景や彼女の関係者に関係者が浮き彫りになっていく。そして彼女のことを知っているらしき老人に出会うのだが…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 力作、そして完成度高すぎ。そのまま映像化を希望します!

    いつもエモさ抜群の作品を提供してくれる宇佐美ま

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    2026年01月23日
  • 月白

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    1年前に事故で妻を亡くし、一人息子のために勤務先の新聞社を辞めフリーライターとなった海老原誠。その彼のもとに大きな仕事の依頼が入る。戦後すぐに起きた連続殺人事件。その犯人である北川フサ死刑囚についてのルポルタージュだ。初めのうちはあまり気乗りしない誠だったが、調べを進めるうちにある謎が判明し……。
    終戦直後の闇市と現在が交互に描かれていく。巻末に掲げられた参考文献を活かしたリアルな戦後が感じられた。本筋とは関係ないサブストーリーの充実ぶりも特筆ものだ。ちょっと瑕疵の見当たらない秀作だった。

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    2026年01月19日
  • 13月のカレンダー

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    タイトルからは想像できない、家族の物語でした。そして、原爆にあってしまった方のその後の人生。やっばり戦争はしてはいけないと改めて思いました。
    侑平が松山で見つけた13月のカレンダー。そこから繰り広げられる家族への想い。とても心にしみました。

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    2026年01月13日
  • 羊は安らかに草を食み

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    洗心、重たかったけどいい話だった。
    後は死ぬだけ
    死が身近な世界

    おじいちゃんも認知症だった。発する言葉に意味を見出そうなんて思いもしなかった。おじいちゃんにも、つかえがあったのだろうか。いや、ないな。下ネタばかり話していたから。気まずかったんだぞ!あの頃の食卓!やってくれたな!じいちゃん!

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    2026年01月08日
  • 13月のカレンダー

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    ネタバレ

    初めて読む宇佐美まことさんの作品。多くのブク友さんが高評価なので間違えないと思って読みましたが、やはり心に残る読んでよかった作品でした。
    両親が離婚して、連絡を取ることも無くなってしまった父親から空き家となった祖父母の愛媛の家をやると言われ、その家を訪ねることとなる。そこには自分の知らなかった祖父母の過去の出来事、広島の惨劇、自分のルーツそれら全てが今に繋がっていることを知る。最後は奇跡の縁が侑平のこの先を明るい方向へ導く、ホッとするような終わり方だった。

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    2025年12月30日
  • 13月のカレンダー

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    奇跡があってよかった。色々なところで知らぬ間に縁ができてたりするんだろうな。それが思わぬところで発覚する。そんないい巡り合わせが多くあるといいな。

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    2025年12月11日
  • 13月のカレンダー

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    原爆被害の記憶和田しっかり今に位置づけるとともに骨太の再生の物語に仕上げた作品だ。読後感も素晴らしい。しっかりと自分と家族と戦争に向き合った主人公の格闘に○。

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    2025年11月29日
  • 羊は安らかに草を食み

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    俳句仲間の益恵、アイ、富士子が、認知症になり記憶をなくしていく益恵の生涯をたどる旅に出る
    益恵の旧友たちの語り
    満州からの引き揚げという壮絶な経験を表す益恵の俳句
    読むのが辛くなるくらい悲惨なのに、読み進める手が止まらない
    教科書を読むより、余程平和や戦争への意識が変わると思う
    ラストの「別れる辛さを思うより、この世で出会えたことを喜びましょう」が読み終えた読者の心に突き刺さる
    何度でも読み返したくなる本でした

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    2025年11月28日
  • 13月のカレンダー

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    妄想の中でも「人の生き死にに関わることは」
    変えられなかったのに…

    生きていれば奇跡は起こるのかもしれない!
    今、生きている
    それは、奇跡の繋がりだった

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    2025年11月23日
  • 月の光の届く距離

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    とても面白かったです。
    1番の感想は人は環境も大事だけれども、自分がどうしたいのかで行動出来るか出来ないかで未来は変えられるって事です。
    主人公は4人?になるのかな。
    皆、自分が悪いわけではないのにどうにも出来ない状況に苦しみますがその先は自分で決めた道を進んでいる。
    繰り返し傷つけられてもまたそこからその先をどうするのか考えて自分の決めた道を進んでいく。
    こういうお話を読むと同じ状況でもその状況を不満に思い立ち止まっている人もいて、結局は自分次第なのかなと。
    内容は重たいですが、明日を、この先を決めるのは自分と思える気持ちが明るくなる作品でした。

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    2025年11月12日
  • 13月のカレンダー

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    修学旅行で広島に行き、リニューアル前の原爆資料館を訪れて、しばらく怖くて寝付けない夜が続いたことを思い出した。
    戦争や原爆についてはなんとなく知っていたけど、それが現実に自分の国で起こったことなんだと実感してのは、多分あれが初めてのことだったはず。
    語り部の方のお話を今でもしっかりと覚えている。

    主人公の侑平は祖父の家じまいを託されたことをきっかけに、祖母が広島出身であることを知る。自分のルーツを遡っていく中で、リアルな戦争体験を知ることに。
    これからどんどん難しくなっていくだろうけど、体験談を聞くことは大切なことだとつくづく思う。
    日本被団協団体理事の松浦さんの言葉「被爆者の語り部活動に匹

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    2025年11月04日
  • 13月のカレンダー

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    宇佐美まことさんは、本当に素晴らしいストーリーテラーだな、とつくづく思います。映画を一本観終わったようなそんな感覚にさせてくれます。
    両親の離婚後、会わなくなった祖父母。仕事がうまくいかず退職したばかりの29歳の侑平は、今は亡き祖父母の家を処分する前に見ておこうと松山へ赴く。
    その家で見たのは、祖父が祖母を看病していた時の日記と13月まであるカレンダー。自分のルーツを探っていくうちに、広島の原爆投下の日に導かれていく侑平。
    8月6日にどんなことがあったのか、目を背けたくなるような描写が続きます。そして、それから何年も経っても被爆者は差別の目で見られていたこと。同じ日本人でありながら。家族であっ

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    2025年11月03日
  • 13月のカレンダー

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    侑平は15年ぶりに訪れた愛媛県松山市の祖父母の家で、祖母の闘病生活を綴ったノートと13月まであるカレンダーを見つけた。祖母が広島出身であったことを知り自分のルーツを辿っていく。

    原爆を投下された時の広島とそこにいた人々がものすごくリアルに描かれていて読んでいて辛くなった。原爆の後遺症だけでなく、世代を超えて偏見と差別に苦しめられるていることにも。

    祖父の祖母を想う気持ちと寿賀子の兄の優しさが13月のカレンダーという奇跡を生んだ。
    「13月はあったのよ」
    「きっと奇跡が起こるよ」
    侑平の再生の物語でもあったと思う。

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    2025年10月30日
  • 羊は安らかに草を食み

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    ネタバレ

    まぁさんと佳代ちゃんの壮絶な引き揚げ体験は、読んでいて胸が苦しくなった。自分の身内から聞いていた体験と重なり、それは引き揚げというより命がけの脱出であり、奇跡的な生還だったと思う。
    年老いて認知症を患っているまぁさんが、心のつかえを取り除いてあげたいという夫の願いにより友人ふたりと過去をたどる旅に出る。大津、松山、佐世保から國先島へ…

    まぁさんもアイちゃんも富士子さんもそれぞれ人生の終わりに安寧の境地にたどり着いたのかな。
    結果オーライとはなったけど島谷には改心させてほしかったような気もする。
    「別れる辛さを思うより、この世で出会えたことを喜びましょう」

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    2025年09月21日
  • 羊は安らかに草を食み

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    ネタバレ

    年齢は離れているが、俳句教室をきっかけに仲良くなった益恵と富士子とアイ。認知症が進行している益恵が施設に入る前に、これまで人生を巡る旅に出ることになる。最初は緩やかな流れだと思っていたら、10歳の益恵が体験した満州での出来事の重みに圧倒された。家族全員を目の前で失い、それでも祖国に帰るために大陸でひたむきに過ごした益恵。旅では多くの人との出会いから益恵の強さが伝わり、アイも富士子も自分の人生とも向き合うきっかけをもらう。最後は驚いたが、老婆の力強さを感じつつ、益恵の辛い過去から解放された気がした。

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    2025年09月05日
  • 13月のカレンダー

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    祖父が、祖母の寿命を少しでも伸ばしてあげたいという思いから作ってもらった、13月のカレンダー。それを見つけた孫の侑平は、長年不義理をしていた祖父母の過去を知ろうとします。事情を抱えた彼が、祖父母への思いと過去の自分に突き動かされて、行動します。

    病床の祖母が会えて嬉しかったという二人の人物も体験した、8月6日。広島の原爆の瞬間とその後の有り様が詳しく書かれていました。その惨状は想像を絶するものでした。7歳と14歳の子どもが経験したことだと思うと、いたたまれませんでした。そして、ちょっとしたことが生死をわけたことに、怖さを感じました。

    「ヒバクシャ」と言われ偏見を受けることに、隠れるのではな

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    2025年09月05日
  • 羊は安らかに草を食み

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    本当に出会えてよかった小説でした。
    内容が濃くて、読みごたえがありました。

    認知症の妻(益恵)が住んだ土地を巡ってほしいと頼まれた、益恵の親友のアイと富士子。三人は滋賀県大津市、愛媛県松山市、長崎県國先島を訪れます。益恵が11歳の時、満州から引き揚げるときの出来事と交互に語られていました。

    満州から引き揚げるまでのことは、本当にこんなことが起きていたのかというくらいのひどさでした。戦争が終わった後に、こんなにも過酷で残酷なことがあったことを、そしてそれを乗り越えて日本に戻ってきた11歳の女の子のことを読んで、簡単に言葉にすることはできないなと思いました。

    読めば読むほど引き込まれました。

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    2025年09月01日
  • 羊は安らかに草を食み

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    とても良かったです。
    「別れる辛さを思うより、この世で出会えたことを喜びましょう」
    辛い戦争体験には言葉がみつからないけれど
    最後の、この言葉で救われた気がします。
    そして、とてもいい言葉です。

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    2025年08月24日
  • 羊は安らかに草を食み

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    この三人の女性にとても近い年齢なので…
    そして、戦争は終わってから80年…近いです。
    すべてが想像できるので、辛く読み進めるのにも気がせきました。
    何とも言えない終末ですが、でも私も、
    それに近いことをしたかな・・‥と思います。
    読後はちっとも重い気持ちにはなりません‥‥でした。

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    2025年08月23日