宇佐美まことのレビュー一覧

  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    めっちゃお風呂に入りたい。湯船にゆったり浸かりたい。いつもはタイパ重視でシャワーなんだけど、現在夜中の2時なんだけど、でもでも今からお風呂洗ってお湯をはります!2年ぶりのお風呂かも(笑)

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    2026年08月13日
  • 白と黒のソナタ

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    物語としてはモヤモヤが残る部分は多いけれど、華族の男性、お家の繁栄の事しか頭に無い父親の傲慢さと醜悪さの描写には生々しくて衝撃を喰らった。

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    2026年08月12日
  • 月白

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    妻を亡くし、小学生の息子夏樹を一人で育てることになった誠は
    新聞社を辞め、フリーライターになった。
    その初めての大きな仕事として、戦後の女性殺人者 北川フサのルポの依頼を受ける。

    戦後の混乱期に5人の男性を殺して死刑となった女性、北川フサ。
    時代背景や言論統制などがあり、当時のメディアではフサいう女性は同情の余地もないような鬼畜扱いに終始しており、何がフサを殺人に駆り立てたのかにはフォーカスしていない。
    誠はもっと彼女自身を知るべく奔走し、やがて彼女と行動を共にしていた少年がいたことを知る。

    物語は現代と戦後の混乱期を行き来します。
    戦争で行き場を失った人々は上野駅の地下道で身を寄せ合って

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    2026年08月11日
  • 夜の声を聴く

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    ネタバレ

    たまたまちょっと前に『死に山』を読んでいたので、おぉお、となるところがあった。
    タイトルの「夜の声」をいろんな意味にとれるところがいい。大吾にはしあわせになってもらいたい。

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    2026年08月09日
  • 13月のカレンダー

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    研究者としての生活を手放し仕事からも離れた侑平は、亡くなった父方の祖父母の家を訪れることに。
    生前の祖父母のことを知り始めると、戦争と広島の原爆のことが浮かび上がってきた。
    自分のルーツと向き合ったことで立ち止まっていた足も動き始める。

    読んだのは8月。間もなく終戦の日。
    親が戦争体験者なのは私の世代くらいで最後なのかな。
    大陸からの引き揚げ時、もう一隻の方に乗っていたら私もこの世に生まれなかったようだ。

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    2026年08月09日
  • 月白

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    装丁に惹かれて、あらすじも知らないままページを開いたら、予想をはるかに超える衝撃の作品だった。
    戦後の連続殺人犯の女性と、彼女が連れていた浮浪児。その二人の壮絶な人生と、現代になってその事件がなぜ起きたのかを静かに紐解いていくヒューマンミステリー。

    戦後の過酷な時代を生きた二人は、憎しみを糧にしながら繋がっていた。その苦しみは言葉にするにはあまりに重くて、私自身も適切に表すことができない。
    ノンフィクションかと思うほど丁寧に作り込まれていて、読み終わったあともしばらく心が重く沈んだままになるほど余韻が強かった。
    もう一度読む自信はないです、、、でも重くて苦しいのに、ページをめくる手がどうして

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    2026年07月30日
  • 月白

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    戦後混乱期に5人の男を惨殺し、死刑となった北川フサ。
    そのフサのルポを書くため取材をするうちに、どんどんフサという人物に強い関心を持った海老原誠。
    海老原は、過去にフサと行動をともにし、今は仕事を引退し、余生を過ごす老人大垣靖男に話を聞こうとするが、大垣は口が重い。
    海老原と大垣の両面から話が展開される。
    容赦なく戦後の悲惨な状況が描かれている。
    海老原が亡き妻や、一緒に暮らす息子のことで、ウジウジ悩む姿にはイライラさせられたし、大垣の偏屈じじいの態度にもイライラさせられ、人物像に魅力がないのかと思いながらの読書だったが、これがラストへの伏線だったとは。
    簡単に語れないくらい重くて考えさせられ

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    2026年07月29日
  • 月白

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    重い題材でした
    最近は軽く読める本を好んで選んでいましたが、今回は読みながら深く感じさせられる感覚。読書の楽しさもずっしりと感じ取れた作品でした

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    2026年07月25日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    服部まゆみ「雛」目当てで読み始めたけど全部じっとりとした怖さのある良いホラーだった。
    「骨」はちゃんと死に行くための儀式的なものなのかな。
    「正月女」田舎の嫌な男女関係が見えて気持ち悪い。ホラー展開でよかった。
    「或はぐれ者の死」他人は薄情。ここまでならなきゃ見つけてもらえない者がいるのか。
    「雛」執着と人形のじっとりとした話。期待したよりも不気味で嬉しかった。

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    2026年07月22日
  • 白と黒のソナタ

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    話が現代から急に大正まで遡ったりしましたが、
    親に逆らわず、家柄で決めた相手と結婚して跡取りを産む生活は本当に苦しくて、読んでいて辛くなりました。
    それぞれの時代の苦難にピアノは寄り添い、紆余曲折を経て今の伸多にたどり着いたニーマイヤーと『リヒト』の楽譜。
    考え深い物語でした。

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    2026年07月17日
  • 白と黒のソナタ

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    一台の奇跡的なピアノを巡って、大正時代から現代へ。奇跡のピアノ「ニーマイヤー」を作った職人、作らせた中英大使の伯爵。作ってもらったピアニスト。
    現代に生きる若手ピアニストの友澤伸多は絶望と希望の中で「ニーマイヤー」に巡り会う。
    一時は「呪われたピアノ」と評されたそのピアノはただ美しい音色を奏でたかっただけであったろう。
    美しい伯爵令嬢はただその音色を聴きたかっただけであったろう。
    その願いが現代になってやっと叶えられたラストでした。

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    2026年07月16日
  • 白と黒のソナタ

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    ★★★★⒋5

    呪われたピアノと呼ばれた、一台のグランド
    ピアノ(ニーマイヤー)が、100年という
    時を超えて記憶を運ぶ壮大な物語。
    なぜピアノ(ニーマイヤー)は呪われた
    ピアノと呼ばれるようになったのか。

    大正から昭和、現代と、時代や場所を超えて
    ピアニストや調律師、ピアノ(ニーマイヤー)を
    愛した人達の記憶が、ピアノに刻まれ受け継がれ
    ていく。
    平松伯爵の娘、随子と、彼女のピアノ教師である
    アッカーとの秘めた恋。長女というだけで全ての
    夢を諦め、婿を取り実家を継いだ、四国の裕福な
    林業家の娘、須美。二人の女性の残酷な運命が、
    読んでいて本当に辛かった。

    現代編の、ジストニアという病気の

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    2026年07月15日
  • 誰かがジョーカーをひく

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    まず、本書の登録者数が少なくてびっくり!
    凄く面白いのに勿体ないよ。

    モラハラ夫から家出した45歳主婦が、キャバ嬢と3000万円の身代金を巡る争いに巻き込まれる逃走劇。

    最初はちょーイライラさせられた!主人公・沙代子が人の顔色ばかり窺うオドオドした態度で、焦れったくてたまらない。
    その自己主張の無さが事件を招いたのだと……。

    だけど彼女たちの地獄の逃走劇が、どこへ着地するのか全く予想がつかず、気になってしょうがない。
    物語は二転三転、三つ巴四つ巴の騙し合い、ラストは怒涛のサプライズの連続!あの人の豹変、真相を解く武器、黒幕の正体に、まんまとハメられた。

    結局ジョーカーって何だったのだろ

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    2026年07月09日
  • 白と黒のソナタ

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    面白かった。
    ニーマイヤーと刻印されたピアノと、そのピアノに関わった人達の壮大な物語。大正から現代にまで及ぶ時間を行き来するので、混乱することが多々あった。この筋なら更に面白く、読みやすくなったのでは、、と少し残念。

    ピアニストのアッカーと伯爵の娘、随子の時代が一番心躍った。

    位の高い人、お金持ちにこのピアノは受け継がれて行ったので、時代によって上流階級がどのような生活をしていたのかも、興味深く読んだ。正直、アホらしい世界やなぁーと思うこともあったけれど、こういう人達のおかげで芸術家が活動できてきたのだろう。

    「谷底の牢獄」の章で出てきた、長女の須美の、不満があろうと口に出さず、何を考え

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    2026年07月09日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    温泉すきすき人間として表紙買い
    挿絵がかわいくてすき

    ひさしぶりに湯船に浸かりたいな〜
    温泉にも行きたいな〜
    あ〜いじわるな本〜

    ↓すき↓
    「モモと夏の香り」
    「回復の泉」
    「無力」
    「バスボムがなくても」

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    2026年07月08日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    ネタバレ

    子供向けだけど大人でも十分楽しめる。
    字が大きいのも、老眼の身にはありがたい。
    自分も子供の頃は、こういった日常にヌルッと入ってくるようなのが怖かったよなぁ〜と思い出した。
    家族や友達が、あるとき別の何かに変わっていたら……とか。
    あまり怖がらせは行けないという配慮なのか、最後の2作品は怖くなく、むしろホロリとさせられる良いお話でした。

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    2026年07月08日
  • 白と黒のソナタ

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    ネタバレ

    4.0
    おもしろかった〜
    一つのピアノをめぐり、それに関わる・関わった人々のことを時代を行き来しながら辿っていく
    個人的にはやはり随子さんがつらかったなぁ
    アッカー先生と両思いだったのが最後わかったけど、お互い想いを伝えられず…あの時代の女性はつらい

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    2026年07月07日
  • 角の生えた帽子

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    ネタバレ

    面白かったです。
    何故読もうと思ったのか謎なのですが、ホラー短編でそこまで期待値は高くなかったのに、よかった。
    短編集でもちろんホラーテイストは全編にあるのだけれど、すべてが少しずつ違う雰囲気に感じました。人が怖い系、SFっぽい不思議感のある話、人情味のある話など。あと色々な要素が複合的にからまっているので、短い話なのに読んでいて色々な感情が生まれました。
    「空の旅」「城山界隈奇譚」「左利きの鬼」が好きです。

    男性主人公も女性主人公もお上手だったので、作者の性別どちらなのかしら?と思い検索してしまいました。
    確かに女の情念的な要素の方が強いですもんね。

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    2026年07月07日
  • 月白

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    ★4.5

    戦後の連続殺人鬼を追うフリーライター。過去の事件を掘り起こすことで今まで見えなかった部分も明らかになっていく。

    5人の男たちを殺害した女性殺人鬼 北川フサ。
    これは圧巻の犯罪小説!
    なんと言っても、昭和20年の東京大空襲で家族を亡くした孤児たちがどうやって生きてきたか。

    壮絶な生き様と人間の根源でもある「憎しみ」「哀しみ」を深く描いている。人の感情の奥底に潜む感情にライターも惹きつけられる。

    タイトルの「月白」は冷たく淡い青みがかった白色。
    その色が当時の情景をよく表していると思う。

    衝撃的ではあったけど、深く考えさせられた作品だった。

    さすが宇佐美さん!
    良いもの読ませ

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    2026年07月05日
  • 月白

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    連続殺人鬼と呼ばれた、北川フサと一緒に
    いた、靖男の回想で描かれる戦後の様子。
    劣悪な環境に身を置くことでしか生きられ
    なかった戦争孤児たちの過酷な状況、
    生きるために身を売る選択をするしか
    なかった女性たち。戦後の悲惨な状況が
    詳細に描かれ、「13月のカレンダー」を
    読んだ時も思ったが、この作者の描写は
    本当に手加減がない。

    「憎しみだけを支えに生きてきたんだ」
    本の帯に書かれた言葉、
    怒りと憎しみの感情が生きる原動力となって
    いた、北川フサと靖男。
    取材をするうちに海老原は、自分が抱えている
    憎しみを、彼らの憎しみと重ね合うようになって
    いく。海老原の憎しみと彼らの憎しみはかなり
    違うよ

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    2026年07月03日