宇佐美まことのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者が、自分の名前と同じ登場人物をストーリーの中に出してくるのは何故?
ミステリーで、時々見かけるけれど、この本では、どんな意図があるのかと、最初不思議だった。
最後で明るみになるが、私はすっかりしっかり騙された!
全くの虚構の作者名なら、読者は、最後までアナグラムと気付かないけれど、作者名だと、あれ?って違和感で気付く人がいるかもな〜っていう、作者の遊び心なのかな?
内容は同級生五人各々の過酷な人生が描かれているが、どこか救いがある話っていうか、読んでいて私自身が癒されていく感じがあった。それは、誰かのせいだとか誰かを恨むとかがなくて、不幸な出来事にあいながらも何とか必死でもがいている様子 -
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Posted by ブクログ
何これ!めちゃくちゃ良かった‼︎
風呂屋、骨董屋、元ヤクザ、新聞記者
頼りになりそうなのは新聞記者だけで残り3人は初老?老人?
元ヤクザの釜番のゴローが好きなキャラ♪
事件探っていくうちに1人くらい死ぬなんてよくあるパターンだし…ゴロー死なないでね!とハラハラしながら気が抜けない。゚(゚´Д`゚)゚。
1人の銀行員の転落死から事件が想像以上に広がっていく面白さ!
ラストが痛快で王道のハッピーエンド‼︎
施設にいるお兄ちゃんの絵葉書を章タイトルにしてるのもグッときた\(//∇//)
何かストーリーは全然関係ないけど
雲霧仁左衛門を思い出して読みたくなった笑
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Posted by ブクログ
丸岡将磨という銀行員が松山市内の川で溺死体で発見されます。欄干から落ちた事故死とみなされますが、同じ銀行で働いていた恋人だったという友永礼美が、初老の男5人が集まるみなと湯にやってきて「あれは殺人であり、銀行と病院のあいだの不正融資を知って殺されたのだ」とみなと湯に集まっていた初老の男たち、新聞記者の宮武弘之らをたきつけます。
弘之は事件を調べ出し、病院で医療過誤があったことを発見します。また、みなと湯の常連客の小松富夫は元暴力団の巽達郎と組んで氏家という悪徳金融ブローカーからみなと湯に融資されるはずだった一千万円を横取りしようとしますが、果たしてその辺のおじさん達のたくらみが上手くいくもの -
Posted by ブクログ
ネタバレ鄙びた港町にある銭湯、みなと湯は地元で暮らす昭和世代にとっての密かな憩いの場だ。第一線を退き地元の支局に異動してきた新聞記者の弘之、老朽化した風呂釜修繕の金策に走る銭湯主人の邦明、暴力団を首になった釜焚き係の吾郎、儲からない骨董屋の跡を継いだ富夫らは、それぞれ人生に諦念を抱きながらも日々そこで交流を深めていた。彼らの前に突然現れたのは、不審死したみなと湯の銀行融資担当・丸岡の元婚約者・礼美。彼女は丸岡の死の真相と銀行の悪行を四人に訴える。
○クザ相手にこうも簡単に事は進まんと思うがそこは小説。
私欲のために病院や患者を食いものにする理事長は許せんが、びよ~んと飛ばして殺害して事件性無しは無い -
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ネタバレ好きな著者だったので。
しみじみ。
松山市西部の港町。
町で一軒だけ残った銭湯の主人。
全国紙の支局でくすぶる元新聞記者。
父から嫌々引き継いだ骨董屋のあるじ。
それに、銭湯で働く元暴力団員。
銭湯への融資担当だった銀行員が、
雨の日に川に流され死んだことから物語ははじまる。
銭湯への融資が見送られる中、
亡くなった銀行員の婚約者だった女性が銭湯を訪れ、
地元の病院への融資を調べていたと告げる。
小児難病で全国的に有名な病院に何があるのか。
骨董屋のあるじが現金の運び屋になった時は、
誰が誰にだまされているかわからないが、
だまされている感が満載ではらはらした。
確かにだまされてはいたの -
Posted by ブクログ
違いますよ!
最近みんみんがハマっている宇佐美まことさん
なんかまた引っ張られた感じなのがなんとなく悔しいから、あえてみんみん未読の…ってことじゃないですからね!
昨年末から読みたいリストに入っていたんですからね
引っ張られたときは引っ張られたって言いますから!
以上誰も必要としてない言い訳でした
さて『ドラゴンズ・タン』です
いいね!宇佐美まことさんいいね!
話の筋としてはよくあるやつです
よくあるやーつです
大昔に引き裂かれた男女が転生を繰り返し時空を超えて再び出会う
ほらね、どっかで聞いたことあるやつでしょ
聞いたことあるやーつでしょ(なぜ毎回言い直すのか)
でもそこに -
Posted by ブクログ
面白かったです!
貧しく地獄のような場所から逃げる為に父親を殺した少年と少女が過去を捨て、ひっそりと都会に紛れ
何も望まず人生の共犯者となる。
そんな二人がまるで過去からの亡霊が近づくかのように、じわじわと追い詰められていく。
え?白夜行みたい?
似てますね…途中で気づきましたd( ̄  ̄)
白夜行はとても面白く読みましたが主人公に共感は
できなかった。
こちら共感しまくりで逃げのびろ!と息がキレそうでした。
この作品は暗いし辛いしで読むのに二日かかってしまったんですが素晴らしい!
ストーリー、構成、主人公達、関わる人々、ラストまでの展開、結末。
全てがわたし好みの作品でした♪
宇佐美まこ -
Posted by ブクログ
舞台は漢・唐・明時代の中国から昭和の上海、
そして令和の日本へと、
それぞれの時代の物語は現代に繋がっていて、
連作短編集でありながら、
受け継いで受け継がれて現代に到達する、
悠久の時を越える壮大な物語でした。
すっごく面白かった!
古代の中国での出来事が、
こんな風に進んで行くなんて、
古の世界の中に飛び込んだように、
どっぷりはまりました。
ファンタジー系はあまり好きではないのですが、
この作品はホントに面白かったです!
進むにつれてはまって行きました。
***ネタばれ***
翠の耳飾りが片方づつ受け継がれ、
2000年の時を越え、
現代の日本で再び揃った時、
「あぁ、こう揃った」と、 -
Posted by ブクログ
「世界は輪っかのように繋がっているのだ、一度も会ったことのない人と人も、実は深い関係があり、昔起こった些細な出来事が、今日の出来事を引き起こす、ということが。」
秩序は巡るがメインテーマ。
最後には、おまじないのような言葉は、ちゃんと伝えられるのだろうな、と、思いながら読んだけど、確かに巡り巡ったなぁ。
私は、宇佐美まことさんの本は、読むべき時に手に取っている気がする。
これも、秩序は巡る、なのかなぁ。
この本を読んで色んなことを言われた気がした。
お金に翻弄される人達ばかり出て来るけれど、博(ken)は言う、お金はただの道具でその道具を使いこなせるかどうかで人生は決まる。と。
人間