芦沢央のレビュー一覧

  • 神様の罠

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    6人の作家さんによる短編集。
    特に乾くるみさんの作品が印象に残りました。オチがきれいで、ついすぐに2度目を読んでしまいました。考え抜かれた構成が魅力的な作家さんだと知ることができ、大収穫でした。
    2020年頃の日本を舞台とした作品が多く、当時そうだったなと懐かしさを感じました。

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    2024年08月20日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    将棋を知らなくても、ストーリー自体が面白いので問題なく楽しめた。
    一番自分の感情が揺さぶられたのは『弱い者』で、一番楽しめたのは駒師に焦点を当てた『恩返し』かな。
    正直、駒の動きはあまり想像できなかった。
    それでも、対局場面は息を詰めて読んでしまうし、棋士の思考の深さには感嘆させられた。

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    2024年08月19日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ずっと信じてきたものを周囲のすべての人間から否定され、一から新しい常識を植え付けられる。何が正解なのかが、まったくわからない世界。
    怖っ。

    考えて考えて、もうこれ以上は考えられないというほど深く考えた上で手を選ぶのに、指した瞬間に間違えたとわかる。
    これは分かる。悪手ってこういうことなんだろう。

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    2024年08月10日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    悪手は握手のこと?など全く見当違いなことを思いながら読書開始。全編将棋のお話でした。
    将棋は全く知らないので、わからないところが多かったものの、それでも登場人物の心理描写に心臓をキュッとさせられました。
    将棋の駒を作る仕事なんて考えたこともなかった。

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    2024年08月10日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    前情報を入れずに読んだら、全部将棋の話で(°▽°)??てなるとこも。よくわからない(私が悪い)ながらも芦沢節はしっかり。表題作は「汚れた手をそこで拭かない」の中にあっても違和感ないね。ルールとか将棋界のあれこれとか知っていたらもっともっと楽しめたんだろうな〜。作者の将棋愛を感じました。

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    2024年08月08日
  • バック・ステージ

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    素晴らしかった!入りから最高で、一つの舞台を通して、いろいろな人の様子が描かれる。最後はやっぱりつながるのかなと思っていたから、あーそうなるんだ!となんだか嬉しかった。カーテン・コールは解説に明るいと書いてあったが、まさにその通りで、まさかこの2人がこうなるんだと思った。今までで一番、解説文に共感した本だった。

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    2024年08月02日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    帯に書かれていた「この大どんでん返しがすごい!!」の文字に、長編小説の壮大な世界観を期待してしまった。
    よく見てない自分が悪いけど、読みおわってから短編集だと気がつくという間抜け具合、、情けない


    逆にいつ最初のエピソードに登場した被災した少女が出てくるのかワクワクしながら最後まで読み切れたのは良かったかも。

    長編だと思い込んでいたら、短編集だったというどんでん返しだと解釈して情けない気持ちを納得させました。


    以下、ネタバレ含みます。


    本作は、非常に繊細に計算され尽くした一冊だ。
    被災した棋力の高い少女とプロ棋士の出会い、奨励会員の葛藤、天才棋士と熟練棋士の対決、将棋雑誌の編集者と

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    2024年07月27日
  • 僕の神さま

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    僕は、小学5年生
    “神さま”は、同級生の水谷くん
    小学校でおきるちょっとした謎を
    神さまが冷静に解決していく
    第一話から四話まで四季を絡めて小学生の一年を
    第一話の「春の作り方」が優しい嘘で素敵でした

    ミスエリー部分は、子供には難しいかなと思うところもあるけれど、小学生らしいストーリー
    自分が小学生のその昔、ホームズとか乱歩とかがミステリーの入り口だったから
    小中学生にも挑戦して欲しい

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    2024年07月11日
  • 今だけのあの子

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    芦沢央さんの読み残し作品制覇中
    これはデビュー3作目の単行本
    ちょっと古め

    あの時の女の友情は、確かなものだったのかしら、ね、っと考えさせられる短編5編

    「届かない招待状」
    これはかなり好き
    大学時代の友人グループの結婚式
    私にだけ、招待状が届かない
    それを言い出せないまま友人からと結婚式場まで来てしまう
    切ない伏線の挿入も見事だし、ラストに明らかになる招待されない理由と優しいご主人が感動的

    「帰らない理由」
    私はこの作品初読ですけど、私と同じような約束を中学生でしているとは
    中学生女子達の友情
    突然の事故で亡くなった友人宅へ訪れた、女友達と 亡くなった中学生の彼
    それぞれの思惑が入り乱

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    2024年06月25日
  • 今だけのあの子

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    届かない招待状
    親友だと思っていた新婦から、グループの仲間で自分にだけ招待状が届かなかった。
    さらに夫の携帯に彼女からのメールが届いてるのを見つけ、黒い気持ちが湧いてくる。

    帰らない理由
    交通事故で突然亡くなった幼馴染。
    彼女の家にお悔やみに行くと、クラスメートの桐子がいて・・・

    答えない子ども
    娘の恵莉那は絵が上手だ。
    恵莉那の描いた絵は写真にして残しておくのだが、同じアトリエに通っているソウくんママに三脚を貸して、それが戻ってこない。

    願わない少女
    クラスで親友になった子は漫画家を目指していた。
    彼女に好かれたくて自分も漫画が好きなふりをした。

    正しくない言葉
    老後のためにと夫が契

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    2024年06月25日
  • 今だけのあの子

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    謎解き短編集でした。
    人の心理が上手く書かれていて面白かったです。
    大人が主人公になっている物語は最後にはほっとする結末になっているのに何故か子供が主人公の物語は後味が悪い結末で、こんな年頃の子がそんな風に考えるならちょっと怖いな…と。
    子供だからこそなのかも知れませんが、なんだか嫌な感じが残ってしまいました。

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    2024年06月18日
  • 貘の耳たぶ

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    2017年 第6回 新井賞受賞
    自ら産んだ子を 同日に生まれた他の子と取り替えた母親
    ちょっとしたトラブルによる衝動的な行動だった
    妊娠中の不安、出産時の苦痛、育児への憂慮
    その一瞬の出来心に背景はある
    告白する機会を失ったまま、子供達は4歳となる
    自分の子ではないと知っている母親と
    自分の子供と信じている母親
    二人の母親の育児と生活の違いは、考えさせられる 母親に期限があるとすれば子供を預けて仕事をする事ができるのか?日常生活をもっと大切に過ごすのか?
    この小説の読みどころは、DNA鑑定により本当の両親が確定した後、二人の子供達と育ての親との分断の場となるのだけれど
    取り替えの犯人となる母親

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    2024年06月13日
  • 神様の罠

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    はじめましての作家さんとおなじみの作家さんが半々のアンソロジーだった。
    やっぱり乾くるみさん、すごい。
    乾くるみだから絶対なんか仕掛けてきてるんだ、って分かっていてもまんまと騙され、2回読んだ。
    最後の辻村深月さんも良かったな。善良な大学生が落ちぶれていく様がリアルだった。コロナ禍では、というか今も、こういうことは起きていそう…

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    2024年06月12日
  • 神様の罠

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    まさかの再読だった。ちゃんと各話タイトルも確認して借りるべきだった…けど着地点の解るミステリもなかなか

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    2024年06月11日
  • 猫ミス!

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    猫にまつわる8つのアンソロジー短編集。
    「春の作り方」が一押し!

    アンソロジーは新しい作家さんとの出会いもありいつも楽しみにしている。
    今回は、芦沢央さんの他の作品も、読んでみたいな。

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    2024年06月09日
  • 僕の神さま

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    ネタバレ

    日常の様々な謎や悩みを解決してみんなから「神さま」と呼ばれる小学生・水谷くんと同級生の僕がささやかな困りごとに挑む穏やかな第一話のスタートが、第二話の川上さんの登場で子どもにはどうしようもできない現実の厳しさへ引っ張られていく。
    エピローグの「殺したりなんかしたくなかったから、たくさん殺すことになった」というナチスに関する一文が痛烈。間違ってなんかいないと思いたいから、それを否定してくれる理屈にしがみついてしまう危うい心理。これを伝えたいがために書かれた作品なのかな。
    成長した二人にまたどこかで再会したい。

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    2024年06月08日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    彩瀬まるさん、20作目
    アンソロジー「鍵のかかった部屋」の一作
    「神秘の彼女」
    これはミステリーなのかな
    大学寮に現れるきんきら大仏

    決められたトリック
    ー糸を使って外から鍵を閉めた密室ー
    そこから5人の作家が全く違ったミステリーを作ったアンソロジー

    似鳥鶏さんは、あの一〇一教室しか読んでいなかったので、こんなコミカルなモノも書くんだと驚き.大学サークル内のトラブル「このトリックの
    問題点」

    石井羊さんは、初めましてですが、優しい雰囲気のあるミステリーを書くなあと
    あと食べ物を折り込むのかな「大叔母のこと」

    芦沢央さんは、好きな作家さん
    この短編も短い中にしっかりトリックアイテムを仕込

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    2024年06月07日
  • 神様の罠

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    アンソロジーは気になってた作家さんをつまみ食いできるし、短編だからちまちま進めやすくていいよね
    本屋さんのディーポップって感じ

    全体的にテンション低くて読みやすかった

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    2024年06月04日
  • 神様の罠

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    個人的には乾くるみさんの「夫の余命」が一番好き。最後の方で真相わかった時のびっくり感が半端なかった(もちろん二度読みした)。
    でも全員好きな作家さんばかりだったので、初読の短編読めて満足。

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    2024年06月03日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    『この世界には間違いが7つある』がとで面白かったです。
    最後のどんでん返し、これは誰でも「あ〜!」ってなります‼︎

    この評価は、この本を自分なりに総合的に見た評価です。

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    2024年05月30日