芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ちょっと苦手な作家さん、
だけど気になる作家さん、芦沢央。
前に読んだ初めての芦沢作品には星2をつけた。
なんだか読んでいてワクワクせず
居心地の悪さを激しく感じてしまう作風だった。
今作は定年退職した刑事を主人公にした短編集で、
罪を犯す人々の、どうしようもなく自分本位で
だけど実際その渦中にいたとしたら自分だってその選択をしてしまうんじゃないか…
と思わせるような出来事が描かれている。
主人公がな〜。
あまり喜怒哀楽を表現しないタイプの人で
何考えてるの?って、少しイラッとしながらも
なんか気になって最後まで読んでしまった。
この主人公の長編もあるらしい。
喜怒哀楽、見せてくれるだろ -
Posted by ブクログ
「最後の一行」が強烈! 独自性の高い人気作家陣によるミステリーアンソロジー #最後の一行white
■きっと読みたくなるレビュー
タイトルとおり「最後の一行」が強烈なミステリーアンソロジー。参加されているのは、超ベテランから新進気鋭の人気作家まで取りそろえた豪華なメンバー。
「最後の一行」が本作のウリだとは思うのですが、それよりも純粋に作品そのものが高品質なんです。しかもアンソロジーの良い所って、作家先生それぞれの特徴を楽しめるところですよね。本作なんてまさしくその通りで、独自性の高い作品が集まってると思いました。
どの作品も好きですけど、イチ推しは芦沢先生かなー。切れ味抜群の短編を書か -
Posted by ブクログ
ネタバレ端的に言うと、作者のトリックが良く分からなかったのです。
本作は、異様なまでにべったりな関係の紗英と奈津子のどろどろ・ずぶずぶの関係が生み出す悲劇、みたいなストーリー。お互い浮かばれない夫婦関係を営むなか、女性同士で助け合おう、みたいな。で、それが殺人にまで及ぶという。
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で、良く分からないのは紗英と奈津子の関係。
ネタバレ申し訳ないのですが、エピローグまで行くと紗英と奈津子が母子だという話だそうなのです。まあ確かに年齢については一切書かれていないのでそれはアリです。
ただ、紗英には鞠絵という妹がおり、鞠絵は奈津子のことを「なっちゃん」と姉の友人のように気安く呼んでいました。また -
Posted by ブクログ
ネタバレ2026.01.22 (木)
短編で手に取りやすく読んだことのない作家さんも多い中、読みやすかった。
金子玲介目当てで購入したけど、いくつか気に入った作品があって嬉しかった。
岡崎隼人 「パルス、またたき、脳挫傷」
砥上裕將 「母の箪笥」
五十嵐律人 「累犯家族」
荒木あかね 「重政の電池」
金子玲介 「恋文」
背筋 「こわくてキモくてかわいい、それ」
多崎礼 「海に還る」
柾木政宗 「切れたミサンガ」
夕木春央 「擲たれた手紙」
麻耶雄嵩 「探偵ですから」
この作品たちが好きだった。なかでも 「重政の電池」が1番良かったかも。余韻も好きだった。