芦沢央のレビュー一覧

  • 夜の道標

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    親から虐待を受ける子供とその友人、殺人犯と匿う女、厄介者扱いの刑事とその部下。2人組×3組の話が平行して進んでいく。

    その3組が交わればこの話は終わりなのだ、ということがわかっているだけに、終盤は早く読みたい気持ちとゆっくり読みたい気持ちが押さえきれませんでした。
    とてもおもしろかったのですが、つい忘れて現代の話と思ってしまいました。ちりばめられた当時の描写が弱かったのかもしれません。
    そこだけが残念でした。

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    2025年10月04日
  • 罪の余白

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    「火のないところ…」でガッチリ心を掴まれた芦沢作品2冊目は、2015年に内野聖陽さん主演で映画にもなった芦沢央デビュー作。
    妻が急逝して以降、男手1つで育てた一人娘 加奈が、学校のベランダから転落死する。
    事故か自死か?真相を探るなかで2人のクラスメイトが浮上。最愛の娘を死に追いやった女子生徒へ安藤は復讐を決意する・・・
    いじめ絡みで子を喪くした親の復讐劇だと「人間・失格」や「告白」が強く印象に残っていますが、それとはまた違う角度からのアプローチに胸がきゅっと苦しくなります。
    ワタシも基本少年少女には性善説を信じたいと思うけど、咲みたいな羊の皮を被ったモンスターも一定数いる訳で…。後味は良

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    2025年10月01日
  • いつかの人質

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    芦沢央の4作品目の長編。
    始まりは、幼少期の偶然が重なったことで起きた誘拐事件から物語が始まる
    誘拐された宮下愛子は、不幸にも負傷して盲目になってしまう。
    12年後に再び愛子が誘拐事件に巻き込まれるのだが
    その背景に、12年前の誘拐事件が浮かび上がる

    途中までは、盲目状態で誘拐される描写にハラハラしたが、物語の視点となる主役が誰なのか分からなくなり、興味が削がれてしまった
    ミステリーをテーマというよりは、加害者側の心情や背景がテーマだったようだ。
    芦沢作品は、心情を描くのが上手い作家だと思う

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    2025年10月01日
  • 雨利終活写真館

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    祖母が遺影を撮った〈雨利写真館〉で働くことになった黒子ハナ。祖母の遺言状に隠されていた謎、お客様の12年ぶりの家族遺影の撮影での真実、そしてお客様の妊婦の母と共に写された遺影の謎と向き合っていきます。それと共に自分の中のわだかまりを徐々に消化していく物語でした。

    装画から勝手にイメージを膨らませていたのとは全然違っていました。まさか謎解きみたいな感じだとは思いませんでした。

    雨利写真館で働く人たちは、それぞれ個性が強いのに、それが合わさるといい具合にバランスがとれていました。

    ハナのクイズ好きの祖母、遺影をとるために集まった親子と孫、妊婦の母達の写真、どれもが素敵な写真になったことが伝わ

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    2025年10月01日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」という特徴的なフレーズから始まる短編集。ちょっと不思議だったり、ホラーだったり、感動的だったり。さまざまなお話を楽しめました!いきものがかりの水野さんや、背筋さんのお話も入っていました。個人的には「母の箪笥」に涙し「猟妻」はゾクっとし、「パルス、またたき、脳挫傷」の表現に驚かされました。サクッと楽しめる一冊です。

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    2025年09月28日
  • 今だけのあの子

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    女性の友情
    もしくは始まるであろう女性の友情の話
    私は文庫本で読んだのだが、最後の解説まで読んだら「ほほぅ」と唸った
    サラッと読んだら気づいてないことが
    あるもんだなぁ

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    2025年09月28日
  • 貘の耳たぶ

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    自分は出産経験が無いのだけど、解説の方のように繭子のことは好きになれません。本人を含めて全員のことを苦しめ抜いてる繭子を本当に許せない怒りの気持ちでずっと読んでいました。本当に苦しくなります。航太に1日も早い穏やかな日が来ますように。

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    2025年09月20日
  • 悪いものが、来ませんように

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    ネタバレ

    読んでいてどれが誰?どの人が誰の何?と思ってちょっとイライラしたけど、種明かしでなるほど〜となった。
    やたら冗長に感じて、このエピソード何のためにあるの、と思うところもあったけど、それも全部この二人の関係性に違和感を持たせるためだったのかな。
    友達でこれはやばいだろ、だけならまだしも、親子であってもやばいだろ、の域に達してるから、友達なのか親子なのかって曖昧さを出すのは難しかっただろうな。
    しっかりはっきり娘と言われるまでまったく気づかなかったから、分かった瞬間はすごく気持ちよかった。
    どいつもこいつも難ありというか、良くない部分を強調させたような人物ばかりで、ずっと暗くて黒い雰囲気が漂う作品

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    2025年09月18日
  • だから捨ててと言ったのに

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    色々な作家さんの話が読めるオムニバス方式で
    楽しめた
    自分も目当ての作家さんが何人かいたのでそこから読んだが、順番もバラバラで読み始めても良いので気楽でした

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    2025年09月15日
  • 今だけのあの子

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    帯か期待を持たせるものだったのと、悪いものが来ませんようにの作者さんなのでドキドキを求めてたら意外とそうでもなかった。‥はずなのに、最後の解説まで読んでそういうことだったのかと、評価0.5位上がりました。解説まで読むのおすすめです。

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    2025年09月15日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    子供向けなのですごくさらりと読めてしまう。短編なのでいきなり怖さを出してくる感じがよい。バッドエンド多めなのもよい。

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    2025年09月14日
  • 魂婚心中

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    【私はただ、自分が嫌な思いをすることより、自分を嫌いになることの方が怖いだけ】
    特殊な設定と独特な世界観で繰り広げられる芦沢さんの新境地・6篇のSFミステリー短編集。死後結婚用マッチングアプリが普及した社会で「推し」への愛の暴走を描いた表題作とこの短い物語の中に切なさを凝縮した「二十五万分の一」、そして超能力×ミステリーで先が読めない展開にハラハラさせられる「九月某日の誓い」が特にお気に入りだった。イヤミスの印象が強い芦沢さん作品の中でも読後感は良く、心地良い余韻が残る短編もあった。

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    2025年09月11日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    将棋を題材とした短編ミステリー5作。奨励会や指導対局、駒師といった様々な切り口から物語が綴られており、著者の将棋愛及び造詣の深さが窺い知れた。

    特異な出来事に対する、登場人物の感情の機微が細やかに表現されており、完成度の高さを感じる。

    私のお気に入りは表題作の「神の悪手」である。奨励会でもがき苦しむ主人公の屈折した感情描写が白眉であった。棋譜をミステリーと絡める独創的な構築も高評価である。

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    2025年09月08日
  • 雨利終活写真館

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    それぞれのキャラに個性があるのに、
    活かしきれていない気がするのは自分だけか?

    もっと、面白くなりそうだけど、
    弾ける寸前で終わってしまった印象

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    2025年09月07日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    【収録作品】
    黒史郎 「えんまさん」
    太田忠司 「おはよう、アンちゃん」 
    加門七海 「青いコップ」 
    井上雅彦 「きれいずかん」
    斜線堂 有紀 「部分地獄」 
    宇佐美まこと 「おやすみ、ママ」
    澤村伊智 「靴と自転車」 
    芦沢央 「ログインボーナス」 
    宮部みゆき 「よあるきのうた」

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    2025年09月06日
  • いつかの人質

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    芦沢さんのもっと過激なイヤミスばかり読んでからだったからか、ライトに感じた。
    副題として家族の在り方、夫婦の在り方というテーマ
    もあり

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    2025年09月05日
  • 悪いものが、来ませんように

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    読んでいてずっときついなという印象だった。
    だが後半になって明かされるどんでん返しにまんまと引っかかってしまったので、結果的には面白かった。

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    2025年09月05日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    嫌な人間を書くのがうまい…
    表題作に至るまでの四作は、多種多様な嫌らしさでちょっと読むのがつらいとこありました。
    画家の話は、個人的にめんどくさくて嫌いなだけですが

    最後が晴れやかで本当に良かった。
    イヤミスだけど、読みやすくて面白かったです。

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    2025年09月01日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    短編集だと思わずに読んだので、2話目でいきなり違う話になって驚いた笑

    最初の話はミスが分かった時の心理描写とかめちゃくちゃリアルですごく感情移入してしまった。

    どの話も予想の一歩斜め先を行く感じで面白かった。

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    2025年08月31日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    読み作家の芦沢央さん!

    短編5章のミステリー物語
    どの話もとにかく怖かった
    イヤミス作品って何故かハマってしまうんだよな

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    2025年08月24日