芦沢央のレビュー一覧

  • 嘘と隣人

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    定年退職した刑事に、ご近所から寄せられる小さなトラブル。解決した先にあるのはー。イヤミス連作短編集。
    第173回直木賞候補作。

    「夜の道標」の刑事の退職後、らしい(未読)
    元刑事となると身近なトラブルを相談されることも多そう。
    保身のためについた嘘とその結果…見える人間の本性。どれも嫌~な後味。
    「最善」とか普段高説垂れてた男の小物感が不快過ぎる。
    人間の悪意や狡さとかも含め、練られてる話でした。

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    2026年07月18日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    5人の作家さんが描いた警察ミステリー5話。
    ひと口に「警察ミステリー」といっても、三者三様。
    作家さんによって全く異なる切り口になっていて面白い。
    方丈貴恵さん「メゾン・イニシェの怪」
    芦沢央さん「コールバック」
    の2作品が特にお気に入り。

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    2026年07月17日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察小説は大好物だから、こうゆうアンソロジーはありがたい。色んなテイストの作品が楽しめて満足。
    米澤さん、芦沢さんは、らしさが詰まった安定に良い作品だったし他は初めてだったけど読みやすく面白かった。短篇ものの物足りなさも感じず、深すぎず浅すぎず…どの作品もいい塩梅で良かった。

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    2026年07月16日
  • 魂婚心中

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    魂婚心中と9月某日の誓いはめっちゃ好みだったけどほかはそんなに刺さらなかったかな。魂婚心中はよく思いついたなこの設定…!という設定に推し活に狂う主人公の狂気がすごく面白かった。今どき推し活を題材にした作品はちらほら見られるけどこういう狂気はなかなかないので傑作だと思う。9月某日の誓いは、少女2人の友情とSFちっくな能力がうまくかみ合っており無中になって読んだ。ほかの短編は読みにくくてあまり好みではなかったので、トータルで見て星3

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    2026年07月15日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    鍵と糸で作られる密室というテーマで、5人のミステリ作家が短編を作るという短編集。正直なところ、つまらなくはないのだが、まぁこんなものかなという感想以上のものはない。
    あまり難しく考えずに読書したいというのであれば、勧めてもいいかなくらいか。

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    2026年07月15日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    全五話の短編集。
    学校のプールの水が抜けていたら。主演俳優の薬物使用疑惑。元不倫相手との再会。
    こういう時に自分は、どうするのだろう。
    人には誰かに言えない秘密がある。
    時には秘密を守るため、普段とは違う動きや嘘を吐いたりすることもある。
    恋は盲目なんて言葉があるけど、秘密を抱えることも盲目になるのだろう。
    どの話を読んでも思う事は「自業自得」。

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    2026年07月15日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    手が汚れるとき、人は汚そうと思って汚れるのだろうか。それとも、気づいたときにはもう汚れてしまっているのだろうか。

    汚れてしまった手を、きれいな水で洗い流すこともせず、タオルやハンカチのような「拭くもの」ではなく、あろうことか「そこで」拭いてしまう。
    その行為には、人間の愚かさや脆さ、弱さが象徴されているように感じた。

    「そこで」拭けば何とかなると思ってしまう。
    でも、本当は解決にならないことも薄々わかっている。
    それでも拭いてしまう。
    その人間らしいジレンマが、読んでいて妙に納得できる一方で、とても気まずかった。

    では、どうするのが正しかったのか。

    何事もなくやり過ごせてしまうこともあ

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    2026年07月14日
  • あなたが正しくいられたとき

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    ネタバレ

    「あなたが正しくいられたとき」が面白いと口コミでよく見てたので、この一話にお金払う気持ちで買ってみた。
    こういう知らない間に正義かざしちゃうやついるよね、、とか思いつつ割と自分もそのタイプなので焦ったε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
    「普通は〜」って悪気なく言っちゃいます、すみません

    あとでもう一回読むけど、「立体パズル」で
    「頭のいい子が育つ家でもあるけれど、殺人鬼の育つ家でもある」って書いてあるのを見て、
    ん?たっちゃん、、もしかして「うるさいの人」殺した、、?とか思ってしまったわ笑
    5歳で人殺し。相当サイコパスの気がある。
    「うるさいの人」死体で見つかったって書いてあったけど、

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    2026年07月14日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    文章は上手いが、あまり怖くないのと、それぞれのエピソードは全部まあまあって感じ。軽めの仕掛けがあるが、まああってもなくても一緒かな。

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    2026年07月13日
  • 魂婚心中

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    SFの短編集
    なんか知ってるお話だと思ったら、別で読んだアンソロジーも収録されてた
    この人の世界観好き。
    閻魔帳SEOが好きだった

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    2026年07月11日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    心にジトっと湿り気を残す読後感が、ホラー小説というよりも日本の怪談と呼ぶのにふさわしい1冊
    どのエピソードも恐怖というより不思議な話という感覚でした
    さくさく読めてどれもおもしろかったですが、やっぱり『染み』が1番印象に残りました

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    2026年07月11日
  • あなたが正しくいられたとき

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    《ごった煮の短篇集》と称するだけあって、確かにまとまりは無い。
    だけど、いろんな話が読めるので個人的にはGOODです。
    表題作や『立体パズル』みたいに心がざわつく話が好きなんだよねえ。
    意外性はもちろんの事、こちらを落ち着かない気持ちにさせるのが本当に上手いな。
    ただ『薄着の女』は別の意味で驚いたわ。

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    2026年07月11日
  • あなたが正しくいられたとき

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    まあまあかな

    ​あとがきで

    「ごった煮のような短編集」と言ってたが、
    物事の裏側に何かありそうなモヤモヤ感があるのは
    全作品に共通していると思った。

    ​それと、
    これじゃあとがきの感想文みたいになっちゃうけど、

    「普通の作家さんは短編集を出すために割と寄せるらしいけど、私はアイデアを一番活かすために全力出しちゃうからまとまらなくて困るよ」

    的なことを
    わざわざ匂わせるのが、どうにも鼻についた。

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    2026年07月10日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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     5人の作家の警察小説アンソロジー。現役警察官だけではなく退職して探偵になっている主人公がいたりと米澤穂信目当てで購入し初読み作家さんもいたけれどそれぞれが違って楽しめた。個人的には「コールバック」が一番印象に残ったかも。

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    2026年07月09日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    さくっと読める、読後の不快感は誰しも感じたことありそうな、日常にあるささやかなミステリーという感じ。伏線回収が気持ちいい。

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    2026年07月09日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信作品、葛刑事が同期の丸山と会う居酒屋のメニューおいしそう。物事の見方を変えると見えるものがある、これは刑事ものの定番だろうけど私はいつもわからないので解説されてなるほど〜と毎回思ってる。オカルト系は苦手だった。

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    2026年07月09日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ネタバレ

    読んでる最中ずっとモヤモヤモヤモヤ、嫌な気持ちでした。ありがとうございます。

    「忘却」
    個人的に一番好き。隣人のことも自分のことも妻のことも完全に責められなくて、行き場のない感じがたまらない。盗電されてムカつくのに、相手死んじゃってるし、「まぁ月々数千円だしな…」みたいに思えてしまうのなんなの、好き。

    「ミモザ」
    読んでる途中はバッと突き放さない主人公にモヤモヤ。最後の最後にとても嫌な気持ちになりました。
    夫までお金目当てってこと…?だよね…?

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    2026年07月09日
  • 夜の道標

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    ものごとを一つの側面のみで判断したらいけないなぁと思う。そもそも、世の中に正しい情報は無いのではないか?と思う。どう頑張っても真実は本人しか知り得ないと思った。毎日様々なニュースが飛び交うが、真実はあるのだろうか?と思う。人それぞれが、自分が気持ちよくなる解釈をして真実とは程遠いものが独り歩きしているような気がする。

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    2026年07月08日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    作者である芦沢さんが主人公となり、語られるフィクション。
    フィクションの中に事実を混ぜ込むことで、ぐっとリアリティが上がり、ホラーとしては怖さも上がるみたいだ。

    最近読んだ小野不由美さんの「残穢」も似たような形で書かれていたし、特にホラーのジャンルでよく使われる手法なのだろうか。
    どこまでがリアルで、どこからが創作なんだろう、というドキドキを味わえる、ホラー小説。

    一つ一つの短編はどれも読みやすく、面白いのだが、ちょっと関わった人が安易に死にすぎて、現実味はないなと思ってしまった。

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    2026年07月06日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    フェイクドキュメンタリー怪談なるものを初めて読んだのがこれだったので、かなり衝撃的だった。⭐️4はいかずとも3.5はある。
    特に終盤の戦慄は絵が浮かぶ

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    2026年07月05日