芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ夢って呪いなのか。
夢を叶えたはずなのに、どんどん壊れていく芝。
途中で諦めて、東大卒弁護士という社会的には成功した大島。
将棋の中の世界では、天才の中の天才しか生き残れない。
生き残っても、走り続けないと壊れてしまう。
AIという答えのようなものが出てきてしまって今は、さらに厳しい世界なんだろう。
誕生日を祝えない、将棋以外の知識も経験も得られない。そんな狭い世界は幸せなんたろうか。
でも諦めて社会的成功を掴んでも、諦めた事実から幸せを感じられない。
夢ってなんなんだ。素敵なものじゃなくて呪いなのか。
読んでて苦しかった。
最後、2人で何も考えず指せているといいな。 -
Posted by ブクログ
読み終えた後に残るイヤな感じ。作者は嫌らしいが、イヤミスの分類になるようだ。帯コピーに「あなたは後悔するかも知れない。第一話で読むのをやめればよかった、と。」
小学生の「僕」は同級生の水谷君を「神さま」と呼んでいる。博識ぶりと何でも解決する推理力を持った水谷君は、同級生みんなにそう呼ばれている。だから僕は何でも相談するし、金魚のフンのようにくっついて他の人が相談するのも聞いている。
ある日、亡くなった祖母が作った桜の塩漬けを溢して駄目にしてしまった。普通ならここで祖父に白状して詫びるところを神さまに相談して隠し、事件を起こす。何だかどっちも悪いし、事件の原因を神さまが知っていたような気がする。 -
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