芦沢央のレビュー一覧

  • 神の悪手(新潮文庫)

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    (神の悪手)先輩を殺してしまい将棋で罪を逃れようと・・・普通なら絶対選ばない悪手を指す!ミステリーの観点から悪手にならない最善手に反転、場面がコロコロとても楽しかったです!(詰将棋)(盤上の糸)短編ならでは!最後の(恩返し)は裏でも戦いがあるのかと初めて知りました!私も将棋を指しているので情熱を持って続けようと思いました!

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    2026年07月05日
  • あなたが正しくいられたとき

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    2017年から2026年までの6作を集めた短編集。
    「薄着の女」と「待てば無料」に同じ登場人物があるものの全体としてのまとまりはないかな。
    読み終わったら忘れてしまうような短編。

    最後の「投了図」は良かった。

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    2026年07月05日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    私は全然面白みを感じませんでした。
    モキュメンタリーとしても、ホラーとしても、ミステリーとしても中途半端というか。
    芹沢さんの「汚れた手をそこで拭かない」が大好きだったので、合わなくて残念です。

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    2026年07月04日
  • 今だけのあの子

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    ネタバレ

    芦沢央さんが自ら「この作品を発掘してほしい」というタグを付けて投稿されていたので購入。これまで読んだ芦沢さんのどの作品よりも好きだった

    友情をテーマにした短編集で、芦沢さんというとイヤミスというイメージがあったが、心が暖かくなるようなお話もあってとても良かった。

    親友の結婚式に招かれなかった女性のお話や、ガサツなママ友を軽蔑しながらも付き合っている女性のお話、青春期特有の相手に好かれたいがために自分を偽る女の子のお話。どれもテーマが面白くて、すいすい読めてしまった。

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    2026年07月03日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    初めて読んだ芦沢央さんの作品。イヤミスは普段あまり触れないジャンルだけど、短編だからか、展開がスムーズだからか、スルスルと一気読みしてしまった。人間の弱さやズルさがリアルに描かれていて面白かった。

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    2026年07月03日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    引き込まれるイヤミス短編集。

    芦沢さんの他の本とも共通するのだけど、若干光景が浮かびづらくて読むのに苦労すると同時に、話の運び方が巧みで結末が読めないし、展開が面白くてどんどん読みたくなってしまう。

    純文学的に深みのある文章が好きなので最初は物足りなさを感じたのだけど、芦沢さんの良さはこの考え抜かれた展開と、なにがなんでも先を読ませる筆力のあるのだと気付いてから、楽しんで読めるようになった。

    「ありがとう、ばあば」「姉のように」が好きだった。

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    2026年07月03日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    インスタで紹介されていたことに興味を持ち、初めて芦沢央作品を手に取りました。
    短編で、読みやすいと思っていたけど、一部一人称で進む「絵の中の男」は、前振りが長くてややうんざり。
    しかしながら、他の短編は、最後のドンデン返しが、うわーって感じで面白かったし、背筋がひやっとさせられました。

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    2026年06月29日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    本作に収録されているのは、いわゆる「イヤミス」と呼ばれる5つの短編。
    直接的な残虐描写があるわけではないのに、読み終えたあとに背筋がゾクッと凍りつくような感覚を覚えます。

    この作品の何が恐ろしいかというと、登場人物たちの心理描写があまりにも生々しいこと。
    「自分の失態を、なんとかして隠したい」「少しでも良く見せたい」
    そんな誰しもが抱く小さな虚栄心や保身が、雪だるま式に大きな取り返しのつかないミスへと繋がっていく。

    読みながら、「もし自分だったらどうするだろう?」「自分も同じように、嘘を重ねてしまうのではないか?」と、他人事とは思えない苦しさが込み上げてきます。

    そして何より巧みなのが、

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    2026年06月27日
  • 嘘と隣人

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    読みやすい短編集。

    刑事職を定年退職した男が、現役の頃の習性でなんとなく聞いていた話や愚痴から、ちょこっとしたトラブルだけでなく、報道されるような事件まで解決のヒントになるような結果を出す。


    映像化するなら岩谷健司さんかな、と思ったら50代でした。

    定年どころか現役バリバリじゃないすか!ごめんなさい。

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    2026年06月27日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ネタバレ

    どの章も人間の弱さや醜さがじわじわ滲み出ていて、読んでいて気持ちがざらつくのに、目が離せない感じがある。
    各話の感想を少し書く。

    第1章 ただ、運が悪かっただけ
    夫が自分の過去の罪を妻に語る。
    その回想の構成がうまく効いていて、ちょっとした謎解きのような面白さがある。
    妻が導いた答えが本当に正しかったのかはわからない。でも、もしそれで夫が少しでも罪の重さから解放されたのなら、それはそれで救いのある終わり方だったのかもしれないね。

    第2章 埋め合わせ
    これはもう、自業自得の一言に尽きる。
    一番腹が立ったのは、主人公が自分の失敗を子どもたちのせいにしようとしたところ。教師としてそれは違うだろ!

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    2026年06月27日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    いろんな短編なので、隙間時間にスラスラ読めた。どれも、どんでん返し系なので面白かった。予想もしてなかったことがあると、なるほど!ってなって面白かった。

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    2026年06月27日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    程よい怖さでサクッとスキマ時間に読むのにちょうどいい。終盤少し混乱して把握出来てない部分もあるので、ちゃんと伏線も理解出来たらより怖さが増すのだと思う。

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    2026年06月27日
  • 魂婚心中

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    SF要素の短編、5本?
    未来のゲーマー同士のゲーム対決は、想像を駆り立てるいい話だったけど、オチがよくわからない

    二十五万分の一は、短いながらもインパクトのある話だった

    閻魔帳の話、現実だったらさぞ行きづらい世の中
    に違いない…

    この世には間違いが七つある。マスターの正体が
    分かるとこの話の構造に驚かされた

    九月某日の誓い。これが一番良かった
    これだけで長編が作れてしまうのでは?

    魂婚心中。表題の話なんだが、あまり共感しなかったかな?
    芦沢作品は、短編の名手と感じた。

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    2026年06月26日
  • 今だけのあの子

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    解説を最後に読むと、時系列が見えてああ、そこで
    あの人が、あのエピソードが…と理解できた。
    サラッと読んでる時には気付き難かった
    短編なんだけど、共感できる話とそうじゃない話、
    オチが納得出来ない物があった。

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    2026年06月26日
  • 神様の罠

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    自分の読書歴では初のアンソロジー。
    トリック満載のミステリとコロナ禍で起きた世の中の異変に触れた作品もあり。
    六者六様のお話が展開されているので、合う合わないは結構大きく分かれたかも。

    やはりトップで読み応えあったのは、
    辻村深月『2020年のロマンス詐欺』だった。
    "闇バイト"に関する話は年月の経った今でも、
    というか更に横行しているからこの作品は教科書に載せて恐ろしさを知ってもらいたいくらい。
    孤立無援の環境で追い込まれていく緊張感がとにかく怖い。しんどい時期でも不逞な輩を近付けないように日頃から対策していけますように。

    芦沢央『投了図』もコロナ禍が招いた事件。あの

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    2026年06月23日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信・方丈貴恵の並びなんて初めて見た気がする。
    その時点で読むしかなかった!

    コールバック 芦沢央
    芦沢さんは初めて読んだけど、この短編が1番印象的だった。
    重すぎないけど、ずっしりくる読後感。
    なぜこれを1番最後にしたんだろう?

    米澤さんと方丈さんは、裏切らないおもしろさ。
    収録作は両方ともだいぶ短かったので、おふたりの新作長編が待ち遠しくなった。

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    2026年06月23日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    私的ホラーブームに乗っかって面白いというレビューを参考に読んでみた。
    確かに面白くてどんどん読めるけど、他のモキュメンタリー作品よりは怖くないしスッキリ感もなかったかな。

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    2026年06月22日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ホラーとしての怖さはそこまでだったが、いろいろとゾクゾクさせられた。
    読み進めると現実に染み出している怪異が、読み手の頭に染み込んでいく。最後はスッキリとはさせてくれないが、より不気味さを感じさせる。
    もちろん彼女を疑いません。

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    2026年06月21日
  • 悪いものが、来ませんように

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    周囲に溶け込めない育児中の奈津子と、夫の浮気と不妊に悩む紗英。

    相手に対して強い執着心を持つ二人の関係性は、共依存という言葉を連想させます。

    事件と関わる中での感情の揺らぎや、歪な関係性の表現も巧みで、そこにミステリ的趣向が加わることで、インパクトのある物語になっていると思いました。

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    2026年06月20日
  • 悪いものが、来ませんように

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    「悪いものが来ませんように。幸せだけがたくさん訪れますように」
    子供が生まれた時きっとたくさんの親が願うこと。
    でも芦沢央さんなのでほんわかストーリーになるわけはなく、じんわりと嫌な感じが滲み出る。

    助産院に勤め不妊に悩む紗英と大学中に子供ができて専業主婦になった奈津子。
    お互いの家を行き来したり休日一緒に過ごすほどには仲が良いが、読み手としては立場的に気遣う関係性が気になって仕方ない。
    それも「子供を産み育てるのは幸せだよ」と言ってしまうあたり、何を言ってるの?と読んでるだけなのにひやひや。
    そんな中2人の近くで事件が起き、紗英と奈津子の独白や周囲の人から見た2人という構成でストーリーは進

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    2026年06月18日