芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ将棋は全く興味はないが好きな作者さんが多数いたので読んでみた。
将棋が分かればもっと面白かったのだろうけど、分からないなりにも面白かった。
・授かり物 ★★★★★
大好きな青山さんの作品。
離婚して1人で子供を育てたお母さんの話。ほっこりとするし、泣きましないが感動する。
・マルチンゲールの罠 ★★★★
1人語りの話。初めて読む作家さんの話。
オチは読めたが、話に引き込まれ結構面白かった。
・誰も読めない ★★★
将棋は全く分からないので、具体的な話はちんぷんかんだったがザ、ミステリーって感じでまあまあ良かった。
・なれなかった人 ★★★★
読後がかなり良い!!
将棋はちんぷんかんなので将棋については分からない事が多かったが、段の生き方が泥臭く良い!!
最後は泣きかけた。
・王手馬取り ★★
うーん、イマイチ。
貴志さんの作品なんで期待してたが、ガッカリ。
・おまえレベルの話はしてない(大島) ★★
イヤミスかと思ったら、ちょっとしたミステリー?的な話だった。
・女の戰い ★★★★
初めて読む作家さんの話で読後感が良い作品。
夢に向かって頑張ってる人って素敵だなと思いながら読んだ。
・桂跳ね ★★
歴史もの?はあまり好きでなく、文章も昔風で読みにくかった。
最後の諒四郎の将棋の指し方と彼の死に方が似てるというのが良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ芦沢さんの本好きなので、表紙とタイトルに「えっ…でも、新境地なのかな?」と、ドキドキしながら読み始めた。
タイトルや挑戦的なデザインの表紙からは想像もできない、
将棋のプロ棋士と、奨励会を二段退会して東大予備試弁護士とキャリアを積んだ2人の男のお話。
友情物語と言えるだろうか。
二人とも、お互いに本当のことを言わずに嘯きながら付き合いを続けている。
心の中では、互いに相手に「こいつに言ってもどうせわからない」と思ってる。
まぁ、大人になると友達との付き合いもそんなものだよね。
だから、うまく付き合える範囲で付き合う。なんでも一緒のにこいち青春みたいなのは、まぁなくなる。
それぞれの人生と生活があるから。
大島がプロになれなかったからこそ続いている友情…という、このお話の根幹が歪なものでもある。
私がこの本で唯一感動したのは、芝が、棋士を職業ではなく状態だと思っているというところだ。
これは、すごくしっくりきた。
子どものときから将棋をさしてるだけ。
やってることは変わらない、プロであるか、アマであるか、それは職業ではなく状態にすぎないとは、うまいこと言うなと。さすが芦沢さんだと唸った。
もしや芦沢さんご自身も、小説家は職業ではなく状態だと思うことがあるのだろうか。
プロ棋士と弁護士というのは、並べてしまうと、どうしたって弁護士の話は見劣ってしまう。
芦沢さんが書きたかったのは破産手続きじゃなくて、破産者の息子の方なんだろうけど、
山形の破産事件を東京の弁護士に頼むというのも含めて、こじつけのような、無理に水流を作ったように感じてしまった。
芦沢さんの本が本当に好きだったから、なんだろ、無理してるんじゃないかと思ってしまったりして。
芦沢さんの好きな将棋の話で、新境地開いてくれたら嬉しいけど。
芝の章は、最後いきなり生まれ出る悩みのオマージュみたいで、痛々しさを感じてしまった。
読んでてモヤモヤが残る感じだった。 -
Posted by ブクログ
小説と映画、両方みてみました。
小説のが学生が高校生らしく、嘘を悩んだり焦ったりの心理描写が分かりやすかったです。
映画は父親と咲視点にフォーカスしているぶん、展開のオリジナル追加の多さや、咲の悪役っぷりが増している。早苗の特性が分かりにくく、感情に鈍感な人みたいになっているのは残念。
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闘魚のベタを狭いクラスという空間に入れられた女子高生たちと比べて表現しているんだろうけど、そこまでベタに詳しくないので種類を詳しく言われてもピンと来なかった。
スクールカースト、いじめ、心理学、動物の行動学、発達障がい、聖書…など。
初期の頃の作品なので、短い小説のなかに書きたいテーマが詰め込みすぎている気がした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ終活専門の写真館、つまり遺影を撮ることを専門としている写真館を舞台とした、日常系ミステリー小説。
ミステリー自体は存在感のある副菜的な扱いで、主菜は主人公黒子ハナの心に秘めた家族との屈託について。この娘、とんでもなくタイミングと運の悪いことが時折あって、そりゃ屈折もするわ…というかこの程度の屈折で済んでいるのが偉いと思えるくらい。
10年以上も前の作品で、文庫化にあたって手を入れているらしいが、最近の芹沢作品に比べるとちょっと違う感もあるし、ホームズ?役の雨利カメラマンの扱いがぞんざいすぎ等のアラもあるけど、ラストにハナの未来に明るさが見えたので良し