芦沢央のレビュー一覧
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ネタバレ安藤聡
動物行動心理学が専門の大学講師。
安藤加奈
聡の娘。八歳の頃に母を亡くした。創律女子学院高校。学校の四階から転落して亡くなった。
安藤真理子
聡の妻。八年前に二年半にわたる闘病の末に病死。
小沢早苗
聡の隣の研究室。二十九歳にして助教授に就任。
小沢浩志
早苗の担当教官。教授。
木場咲
加奈のクラスメイト。小さいころから「可愛い」と言われ慣れており、芸能界に憧れている。
新海真帆
咲のクラスメイト。咲は真帆にとって憧れの存在。
間宮恭子
中学三年の時、咲や真帆のクラスにやってきた学校のOGの教育実習生。
笹川七緒
加奈たちのクラスメイト。
香山みどり
加奈たちのクラス -
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普通分娩か帝王切開か。有痛か、無痛(和痛)分娩か。
そんなもので子供に対する愛情が変わるわけがない。
けれどもそれに対して良いとか悪いとか周りが言うことで産後の母親は自信をなくしてしまうのだ。
小さく産んだこと、病気を持ったこと、早く産んだこと。
悪いことなんかしていないのに、母親は自分を責める。
周りは赤ちゃんのことで頭がいっぱいで、心も体もボロボロになった母親のことは二の次三の次。
それでも母親はこの弱い生き物を育てなければならない。
でも、私に、そんなことできるんだろうか?
自ら子供を取り替えた繭子には同情する。
自分の子供が幸せになって欲しくて、そして少しだけ郁絵への暗い気持ちがあっ -
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ネタバレ誘拐事件を題材にしているけれど、ここに登場する人々の心理に引き込まれてハッとさせられることが多かった。一番はやはり被害者の愛子。彼女を通して、視覚を閉ざされた人が被害に遭う危険性の高さについて、その心細さや恐怖について、たくさんのことが伝わってきた。人の手助けが必要なのにどこかで人を信じ切ってはいけないという、相反する感情を持ち合わせて日々生活していくのは想像以上に神経を使うと思う。幼い頃の誘拐事件を通して歪になってしまった家庭が、娘の勇気と自立によって今やっと正しい方向に向かい始めたのかもしれない。愛子の諦めない姿勢には希望のようなものをもらった。とても眩しい。
礼遠はどこか何かが欠落した人 -
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帯に書かれていた「この大どんでん返しがすごい!!」の文字に、長編小説の壮大な世界観を期待してしまった。
よく見てない自分が悪いけど、読みおわってから短編集だと気がつくという間抜け具合、、情けない
逆にいつ最初のエピソードに登場した被災した少女が出てくるのかワクワクしながら最後まで読み切れたのは良かったかも。
長編だと思い込んでいたら、短編集だったというどんでん返しだと解釈して情けない気持ちを納得させました。
以下、ネタバレ含みます。
本作は、非常に繊細に計算され尽くした一冊だ。
被災した棋力の高い少女とプロ棋士の出会い、奨励会員の葛藤、天才棋士と熟練棋士の対決、将棋雑誌の編集者と