芦沢央のレビュー一覧

  • 僕の神さま

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    芦沢央さんの作品だったので構えて読みましたが、ほっこりして物事を解決しようとする姿に可愛さもあり小学生ならではの出来事で話が進んで行くかと思いきや...2話目でズシンときて、第3話の運動会での水谷くんの神さまっぷりときて、第4話、エピローグで徐々に明らかになる真実は少し切なかったかな。
    解説でも書いてありましたが、エピローグは刺さりましたね〜

    未完成な小学生らしさもあり、成長を感じられる場面もありました。

    水谷君みたいな小学生になりたかったと思ったり、「僕」に感情移入しながら楽しめました。

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    2024年05月29日
  • 神様の罠

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    6人の作家さんたちのアンソロジー。

    期待値が高かったからか、あまり好みではなかったですが、色々な作家さんの作品に出会えたのは良かったです。

    個人的には「崖の下」が1番かな。

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    2024年05月20日
  • 罪の余白

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    スクールカーストが絡むイヤミス。
    父親が咲を追い詰め終盤は一気に加速して、サスペンスとして読み応えがあった。
    早苗の立ち位置がぼんやりとしていたのが残念。

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    2024年05月15日
  • バック・ステージ

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    ネタバレ

    芦沢央さんの小説でこんな明るい雰囲気の話を読むのは初めて。

    『始まるまで、あと五分』がお気に入り。
    伊藤ってそっちか〜!
    伊藤さんからしたら奥田はだいぶ酷い男だと思うけど、ハッピーエンドで良かった。

    なんといっても、耳たぶに耳の形のピアスをつけている康子さんが可愛い!
    最後、松尾といい感じになってニヤニヤしちゃった。

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    2024年05月12日
  • カインは言わなかった

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    ネタバレ

    群像劇ミステリー。文体も心情も読みやすい上に魅力的だからすらすら読める。
    ストーリーラインとしては数人の登場人物の視点で、バレエ劇団(?)HHカンパニーの「カイン」初演の前後2,3日を追う形。同時に、導入部で犯人のモノローグが入るので、導入で死んだ男は誰なのか、犯人は誰なのかを追う形でもある。登場人物達は大体みんな誰かへの憎悪や殺意を持っていて、包丁を握りしめるシーンが用意されている。
    ただのミステリーじゃなくて、藤谷豪しかり、誉田規一しかり、天才の心情は語られず、凡才達が苦しみもがく構図になっていた。それぞれの視点で話を追うと話の空気ががらっと変わる。恋人に振り回される女性の恋愛小説っぽかっ

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    2024年05月06日
  • 僕の神さま

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    ネタバレ

    僕の神様、って何だろうと気になって読み始めた本。
    小学5年生の僕とクラスメイトで悩みや相談事を何でも解決してくれる水谷くんのお話。水谷くんはその推理力から、みんなから神様と呼ばれている。早速タイトルの理由がわかった。

    僕と水谷くんが直面する事件?は、春に僕の祖母が作っていた桜漬けの瓶を割ってしまったことから始まり、夏に同級生の川上さんが受けている虐待、秋には運動会の騎馬戦、冬には呪いの本と一年を通した話になっている。
    それぞれの謎解きはなるほどなぁという感じだし、それぞれの話が短編のようで読みやすい。んだけど!個人的に心にグッと残るものが少なかったかな。読みやすいし面白い作品ではあるんだけど

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    2024年05月05日
  • いつかの人質

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     著者は動機やトリックから逆算して物語を構築していくと解説にあり、解説者とは違う意味で妙に納得してしまった。とってつけた感がないとあるが、今作は動機ありきで進みすぎてフィクション臭が半端ないと感じる。この動機で構築するには、犯人の異常性もしくは愛情をもっと強調して読者に納得させてほしかった。礼遠や優奈、愛子の両親など種を蒔きすぎて描写が追いつかなかった気もする。わかるけれど理解できない、したくないようなモヤモヤが残る。愛子の友人たちの無邪気な残酷さが心に引っかかった。

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    2024年04月29日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    【2024年90冊目】
    帰国子女の心細いフライトの旅、取り壊している下宿から見つかった御札と交錯する人々の思い、運命か作為か二人の男女、浮気と妊娠妻、消えたタイムカプセル、マスターと正しい世界。非日常アンソロジー!

    「物語の力を信じる作家たち」6人による謎をテーマにしたアンソロジー。それぞれの作家さんの個性が出ているような気がして、楽しめるお得な一冊でした。平均年齢もすごく若い気がする。しかし、小説読んでて急にサイゼリヤに来たみたいな気分になったのは初めてでした。斬新〜。

    表紙もセンスがあって良いですね◎

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    2024年04月19日
  • いつかの人質

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    芦沢央さん特有のぬるりとした感じの話でしたよ。なんとなく早い段階で気付いてしまったかもしれません。それでも楽しく読めました。

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    2024年04月16日
  • 僕の神さま

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    タイトルで気になって読んでみた。
    何でも解決できる少年、水谷くんのおはなし。最初は小学生らしい、『桜の塩漬けこぼしちゃった!たすけて水谷くん!』という感じからはじまるのだが、だんだん虐待を受けている女の子の話になっていき、雲行きが怪しくなっていく…………。
    最初からは想像できない重めのお話。ミステリかというと、どうかな……という感じなので、ミステリを期待するならあんまりおすすめできないかも。

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    2024年04月14日
  • 悪いものが、来ませんように

    匿名

    購入済み

    もやもやが

    始めからずっとモヤモヤする感じがありました。読み進めるとそのモヤモヤも晴れ、全てが繋がった時に何ともいえない切なさがこみ上げてきました。

    #共感する #切ない

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    2024年04月14日
  • 僕の神さま

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    芦沢央さんの作品は何冊か読んでいて新しく文庫化されていたので手に取りました。
    主人公は小学生の僕。
    「知ってる?川上さん、父親に殺されたらしいよ」
    僕の小学校で広まった噂。川上さんは虐待を受けていた。転校してしまった彼女は死んでしまった。
    しかも彼女の怨念が図書室の「呪いの本」にこめられたという怪談にまで発展する。
    僕やクラスメイトが「神様」と尊敬する水谷くんと一緒に噂の真相と呪いの正体に迫る。

    小学生の目線で進む物語は読みやすくて僕と水谷くんのやりとりが面白い。連作短編集で日常で起きる小さな謎から川上さんの噂まで少し重い内容もあります。
    僕や水谷くんのような小学生が今現実にもいるのかなと思

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    2024年04月08日
  • 今だけのあの子

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    初読みの作者さん。こちらもフォローしている方のレビューに惹かれて読んでみた。
    様々な年代・立場の女性たちの「友情」をテーマにした5つのお話。
    だけども、残念、私にはほとんどピンと来なかった。

    ■届かない招待状
    親友の彩音から、その結婚式の招待状が届かない恵。
    恵がああした行動を取ったので佳い話風になったが、そうでなければこの後ふたりの間はどうなったんだろうと思う。

    ■帰らない理由
    亡き同級生の遺した日記を挟んで対峙する、その元カレと元親友。
    二人のにらみ合いよりも、亡くなった子の母親の奇矯さのほうが気になる。

    ■答えない子ども
    娘が描いた絵を一つひとつ写真に撮って残そうとする夏香と大雑把

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    2024年03月31日
  • 罪の余白

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    ネタバレ

    屋上からの飛び降りにより
    亡くなった娘の父親が
    その理由を追求する復讐劇

    父親、娘、その友達、父親の同僚と
    大きく5つの目線で紡がれるストーリー

    文字がそのまま情景になるような
    とても読みやすいサスペンス。

    激情する父親と父親思いの娘
    人の心情を解すことができない同僚
    エゴにまみれた友人に自己肯定感の低い友人
    登場人物の個性が物語をなお面白くしている。

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    2024年03月24日
  • 僕の神さま

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    芦沢央さん初読みの『僕の神さま』の概要と感想になります。

    概要です。
    小学五年の僕は「神さま」と一緒に学校生活を送っている。何でも謎を解いてしまう神さまのような存在、そう水谷くんだ。
    水谷くんと僕が遭遇した謎に、水谷くんは鼻の下を擦りながら冷静に情報を分析して明快に解く姿は、僕にとって名探偵より神さまと思える神々しさがあった。そうだ、水谷くんは神さまなんだ。そうでなくてはならないんだ…。

    感想です。
    芦沢央さん作品はネットや書評動画で見聞きする限り、イヤミス系が多いのかなと思っていましたが、本作は日常の謎を解いていく連作短編集で読みやすかった印象を持ちました。ゾワッとするホラーミステリでは

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    2024年03月20日
  • いつかの人質

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    息苦しい!しんどい!
    芦沢先生の作品はたくさん読んできて好きだけど
    ガンガン読み進められるお話ではなかったなぁ…
    ボリュームの割に4日もかけてしまった…

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    2024年03月13日
  • 僕の神さま

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    神さまと呼ばれてみんなから頼りにされている水谷くん。主人公は彼に憧れる男の子。小学生のほんわか謎解きものかと思って読んでいたら急にきな臭くなって、やっぱり芦沢央だなという感じだった。
    この後主人公の気持ちが楽になるような後日譚が読みたいなぁ。

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    2024年03月12日
  • 神様の罠

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    辻村深月さん以外はあんまり馴染みがない。普段読まない作家さんの作品に出会えるので、アンソロジーはけっこう好き。

    乾くるみさんはどんでん返しの作家さんというイメージがあったので、警戒しつつ読んでいたけれど、単純な私はやっぱり作者の思うつぼ。終盤になって「えっ!?」と最初から読み返してしまった。楽しかった。

    コロナ禍の不安を描いた話は、個人的には読んでいて落ち着かない気分になるので、あまり好きではない。でも二作品とも、ラストは少しほっとする終わり方でよかった。

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    2024年03月06日
  • 今だけのあの子

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    以前読んだ時よりも自分が大人になって、身に染みる話が多かった。
    女だからこそ、人生のライフステージが変わっていくと、友人関係も変化していく。
    最近そのことに悩んでいたからこそ、また読みたくなって読んでみました。
    物事にはいろんな見え方があるんだよなぁってことを再認識させてくれるお話でした。

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    2024年02月18日
  • 汚れた手をそこで拭かない

    匿名

    購入済み

    突然迫られる選択、少しの判断ミスで自分自信を苦しめる事になる。人からするとそんな事?と、思うような事で、なんで素直に正しい選択をしなかったんだろ?と後から思う事も沢山あった。そんな誰にでも起きる話しでした。

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    2024年02月10日