辻村深月のレビュー一覧

  • かがみの孤城 上

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    大人になって初めて読んだけど、子どもの時に出会いたかった作品。読む時期によって感想や見方が変わるんだろうなと思う。

    あらすじ
    不登校の主人公、こころは中学1年生。同級生からのいじめに遭い学校を1学期から行かなくなり、部屋から出ない生活を過ごしていた。
    ある日、部屋の鏡から光が差し入り込むとそこは城がありオオカミ様と呼ばれる仮面をつけた少女と6人の男女がいた。この城で過ごす時間と同年代の彼、彼女らの人間関係を描くファンタジー物語。

    感想
    大人になったが中学時代を経験してきたり、親であり、仕事柄子どもと関わる自分にとってこの作品は多角的な面で考えられるなと思った。
    こころはきっと、周りをとても見れる人間でありつつも、多感な時期の葛藤と周りからの目を気にしてる節が読んでいて感じた。
    この多感な時期に一歩大人な目線を持つこころを羨ましく思う。自分は当時何も考えてなかった、ただ日々を一生懸命過ごしていたと思う。

    親としても母親の言葉掛けというものは決して間違いではないが、娘の感情としては違った答えを求めている視点が反比例していてよかった。後半の教師への対応はややスッキリした部分もある。

    教師としてはもう少しできる部分もあるのでは?と感じた。下巻のさらに楽しみになった。

    7人の物語はとても面白いし人間味溢れる個性的なメンバーで内容もよく、スラスラ読めた。

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    2026年07月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    上巻下巻を通して見て、1番面白かったのは上巻だったかも。
    物語の起承転結の起承転の途中くらいまで描かれていて、早く先が読みたい!と思ったところで終わった。

    でもはじめは、登場人物も多いし、正直うまく入り込めなかった。
    主人公の辻村深月に感情移入できず。
    でも物語が進むにつれ、それぞれのキャラの考え方とか深さを見れて引き込まれていった。

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    2026年07月23日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    上巻は韓国ドラマの様に関係性を丁寧に描き、下巻で一気に展開が動き伏線回収にハラハラし、最後は二人の関係性にグッとくるものがありました。

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    2026年07月23日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    クリエイターの卵たちが暮らす古い一軒家「スロウハイツ」。まるで現代のトキワ荘のような場所で作家や漫画家や脚本家たちが共同生活を送る。嫉妬や羨望や尊敬や友情。複雑な事情を抱えた住人たちの視点で様々に描かれる不思議な日々が興味深い。

    読み終えた後すべての伏線がキレイにつながった時の感動がエグイ。環がコウちゃんをずっと想い続けてきたその想いの深さとずっと前からつながっていた2人の絆に胸が熱くなる。登場人物たちがつく嘘はどれも誰かを想うための優しい嘘。本当のことを言うことだけが誠実さじゃないのかもしれない。

    『凍りのくじら』の理帆子が写真家として登場したことにも涙。誰かに支えられた想いはまた別の誰かへつながる。胸の奥深くに密かにずっと住み続ける人がいる。「三十代の赤羽環の今現在とこれからの話をしよう」。その言葉には新たな伏線として環とコウちゃんのこれからにまた新しい希望を感じた。

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    2026年07月22日
  • あなたの言葉を

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    優しい語り口、同じ大人として共感できる話、「そういう考え方もあるのか」と気づかせてくれた部分………
    自分の言葉でこの本の魅力が全く伝えられないけど、私、この本大好きです!
    読んでよかった!私もこんな文章が書けるようになりたい
    各話の後に載っているイラストも最高!

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    2026年07月21日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    最後数章の駆け抜け感が、とてもよかった!
    おすすめしてもらった本。10年越しに読んだ。
    はじめての辻村さん作品でした。

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    2026年07月21日
  • 琥珀の夏

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    ふと気がつくと、物語の中にどんどん引き込まれて情景が目に浮かび、感情が揺さぶられる想いでした。

    幼い頃から両親と離れて施設の中で暮らすというのは、どういう気持ちになるのだろうか。
    寂しい?友達といられて楽しい?
    そんな単純な気持ちでは括ることはできないのではないか。と率直にそう思った。

    「施設で暮らす」という特殊な環境から、独特なルールや教育もあり、また閉鎖的な空間であることから、「何が起きても分からない。」
    そんな、環境にあった施設【ミライの学校】で見つかった白骨死体を巡って物語が展開されていく。

    白骨死体は一体誰なのか?
    どうしてそんなことが起きてしまったのか??
    それを小学校の夏休みの間の1週間【ミライの学校】で過ごしたことのある弁護士ノリコが過去を回想し、今目の前で起こっていることに覚悟を持って立ち向かう姿がとても印象的でした。

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    2026年07月20日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ぼくらのメジャースプーンと関連があるという前情報を知らずに読んだので、読み終わってから、ああ!そういうことか!、この人があの人?!、だから依田いつかはタイムリープしたの?、と解決していく感じがとっても面白く、いい体験だった。
    凍りのくじらや、スロウハイツの神様、色んな作品の登場人物が成長して登場する。それにより、ひとりの人生と同時に、他人の人生も進んでいることを実感させられた。自分の人生もひとつの物語だけど、同時に他人の人生も進んでいて、些細なところで交差して、続いていくのだなと思う。

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    2026年07月19日
  • はじめての

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    yoasobiの原作本

    題名→曲名
    私だけの所有者→ミスター
    ユーレイ→海のまにまに
    色違いのトランプ→セブンティーン
    ヒカリノタネ→好きだ

    yoasobiの曲「好きだ」がかわいくて大好きで
    「何回フラれてがっかりしたって苦い思い繰り返したって、その度触れた君の好き物がいつしか私の好きなものになったんだ」って

    原作のこれに繋がるエピソードも伏線回収も
    最高にかわいい。幸せしか感じない。
    ピュアな幸せな気持ちをありがとーーー

    そして、また、ヒトリ、カラオケで熱唱するのであった

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    2026年07月19日
  • スロウハイツの神様(下)

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    なるほど、スワロウハイツの神様は出てこなかったな、誰が神様だったんだろう。クリエーターを見守る神がいたのかな。意外にラブストーリーだったのか、ミステリーだと思ってだんだけどな。クリエーターは人間として欠陥があるからこそ突き抜けられるんよな。
    P434息を吸うと、空気が肺に満ちる。それはとても静謐な冬の匂いがした。いつまでも、それで胸をいっぱいにしていたかった。

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    2026年07月18日
  • かがみの孤城 上

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    映画を見てから読んだ。女子グループが家に押しかけてくるシーンは映画でもぞっとしたけれど、読んでもやっぱりぞっとした。よく生き延びてくれたよこころ…。
    城に集まるメンバーが心を寄せていくところも良かったし、お母さんが一緒に戦おうって言ってくれるのも良かった。
    下巻、時間かかるだろうけどじっくり読もう。
    (できたら、もう一回映画もみたいなぁ)

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    2026年07月18日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    読後感が良すぎる。。
    すごく好きだった。
    学生の気持ち、青くてむずむずしたりするんだけど
    この本の子供達は、いろんな経験から自分の中に考えや思い、葛藤があって、それを抱えたまま、それぞれの行動をしてる。
    それがすごく一人一人の個性を引き立てていて、最後には、さかきも含め、大好きになっている。
    個人的にやはり、春子は好きになれないけど。
    みんなが幸せに生きていければ良いなと思う。

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    2026年07月18日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    ネタバレ

    最初、この子達はどんな子なんだろうと、誰かもしかしていじめをしているのかもなど
    いろんなことを考えながら読んでいた。
    でも少しずつ彼ら一人一人の魅力がわかっていって
    最後の方の展開に胸が苦しくなった。
    なんでこうなるのか。混乱の中、この後どうなっていくのか。そういうのをビリビリ感じる前半だった。
    後、個人的にはよくある
    教師と生徒のなんとやらがなさそうで、
    さかき先生がちゃんと先制してそうで
    良いなと思う。

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    2026年07月18日
  • スロウハイツの神様(上)

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    後半戦を予想しよう。共同生活をしてる男女7人、三階に住む美女オーナーが突如殺害された。容疑者は同居する6人。誰もがオーナーと付き合いが長く、動機はそれぞれにある。真犯人は誰なのか、推理がされていくなかでまさかの第2の殺人が起こる、、、結末はいかに。

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    2026年07月18日
  • この夏の星を見る 下

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    原作を読むより前に映画公開時に鑑賞。「最高で、二度と来ないでほしい夏」というキャッチフレーズはとてもよくできていた。辻村深月をずっと追っかけていた中で、ミステリー要素のない青春群像はあまりなかった。うちの子供ももろにコロナ渦での休校、オンライン授業に当たったので、身につまされつつも、「かわいそうな世代かどうかは私たちが決めること」というのはうちの子供にも当てはまるのだろう。映画で描かれたスターキャッチコンテストのその後もあり、さらに前日譚も収録されてて、よかった。
    綿引先生はずっと岡部たかしさんだった。

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    2026年07月17日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    逢いたい人はいる。私なら何を伝えようか。何を話そうか。また別れないといけない。それでも、逢えたら、伝えたい言葉を伝えれなかったあの後悔は和らぐのかな?再会して言葉を交わしたらその後の人生はどう変わるのか。
    思春期の頃の友人関係、あの頃の不安定な気持ちを振り返ることができました。

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    2026年07月17日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    登場人物それぞれの立場や性格が異なり、もちろん自分とは遠い境遇の人物もいる中でそれぞれに感情移入しながら読んだ。
    切なくてぎゅーっと苦しくなる場面もあった。自然な涙が出た。

    言葉遣いや表現の仕方が違うため短編小説と思い読み進めていたが最後にぐっと物語が繋がる長編小説であった。

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    2026年07月17日
  • この夏の星を見る 下

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    コロナ禍での子どもたちの頑張りにも胸が熱くなりましたが、一番心打たれたのは大人たち(先生)だけのオンライン会議でした。このシーンが一番好きです。

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    2026年07月16日
  • この夏の星を見る 上

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    1ページから涙腺崩壊。
    当たり前の生活がなくなり、大人だって不安に押し潰されそうになりながら過ごしたあの日々を、中高生達がどんな思いで過ごしていたか、切なくて涙が溢れました。

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    2026年07月16日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    個人的にお気に入りはリオン。

    お姉ちゃんのミオは、たぶん自分がいつか死ぬと思っていたから、大きくなったリオンに会えることが嬉しかったんだと思う。

    スバルはゲームクリエイターのナガヒサ・ロクレンになってる。

    何となく覚えてるというか影響があったから、名作ゲームを産み出すほどのゲームクリエイターになったんだと思う。

    喜多嶋先生=アキ。

    やはりこちらも腕を引っ張られた記憶がある。

    なんとなく。

    リオンだけ記憶を残してもらうの、お姉ちゃん激甘。

    こころとリオンが会うところ、めっちゃ感動した。

    真田さん、リオンみたいなタイプは絶対友達になりたくなるからこころが仲良くなったらいじめそう。

    でもリオンが友達でしょ?とか同意を求めても記憶ないから矛盾してるみたいになるかも。

    そしたらリオンが嘘ついてるみたいになっていじめられそう。

    こころがいじめられるならリオンが守ってほしい。

    逆もしかり。

    と言うかあそこの二人はくっつきそう。


    もう何もできなくなったら読みたい。

    読むの二回目だけど、また感動した。

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    2026年07月15日