辻村深月のレビュー一覧

  • ハケンアニメ!

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    好きなアニメ、思い出のアニメが1つでもあるなら読んでほしい
    アニメへの愛が溢れてて読みながら作中のアニメを見てみたい気持ちでいっぱいになる。
    とはいえアニメ制作、納期も予算もあれば関わる人も多い。お仕事小説としても目が離せなくて、どの登場人物も魅力たっぷり
    なによりCLAMPさんのキャラデザが解釈の大一致!!
    映画も見てみたい

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    2026年05月14日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作では歩美は高校生で使者の見習いのような感じだったが、この作品では社会人として働き、使者としても活動する歩美が描かれている。
    満月の夜に1度だけ死者と会えるという条件のもとさまざまなエピソードが描かれている素敵。
    副題になっている「想い人の心得」が1番好きだった。身分違いの恋や感情をツナグを通じて何度も伝えており、それが成就してかけがえのない時間を過ごしている描写はとても心に残った。
    歩美自身の人生も良い方向に進んでいくようなラストだったため読んでいてほっこりした。

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    2026年05月14日
  • 闇祓

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    構成が点と点が繋がっていくような感覚で面白かった。
    決して他人事ではない、人間の嫌な部分がよく書かれている。そんな作品でした。

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    2026年05月13日
  • 闇祓

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    ホラーミステリーだが、超常現象的なものというよりも、遭遇しがちな人間の闇にスポットをあてて書かれていて、それがホラーと化している。本当に怖い。ゾッとした場面がいくつもあった。
    そして朝方まで一気読みしてしまうくらい面白かった!まるで漫画を文字で読んでいるようなのだが、よくある陳腐さが全くないのがさすが辻村さん。

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    2026年05月13日
  • 島はぼくらと

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    スロウハイツの神様→島はぼくらと、の順番で読むのを勧められた理由がわかったときは、思わず声が出そうになりました。
    冴島で暮らす高校生と大人たちの心情を綴ったおもしろい作品でした。
    網元の娘であり島から出ていくことができない衣花の将来を案じていましたが、結末を読んで、なるほどそう来たかと思いました。

    辻村深月先生の作品を読むたびにますますファンになります。

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    2026年05月12日
  • スロウハイツの神様(上)

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    数年積読して、やっと読めた。面白い。
    ミステリーよりのヒューマンドラマ小説。
    前半は穏やかなシーンが多くほのぼのと読み進めていたがだんだん不穏な雰囲気になってきた。
    下巻が楽しみ。

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    2026年05月09日
  • 闇祓

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    全体を通してザラついた気持ちになるが、それがこの作品の真骨頂。ハラスメントも然りだが、各話メイン人物の自分は正しいと思ってる感じに心がザワつく。最後に明かされる設定はゾクっとした。

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    2026年05月05日
  • ハケンアニメ!

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    初の辻村深月作品。
    自分は加屋子のように逞しくないけど、自分の信じた道を行き、かっこいいなと思った。
    信頼に応える王子監督との相棒感もとても良い。
    その他のエピソードもそれぞれの仕事への情熱や相手への信頼、思いやり、愛情がとても心に響く。

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    2026年05月05日
  • 青空と逃げる

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    傲慢と善良を読んでからこちらを読んだ。そこに出てきた親子の話。2人が抱える事情は人の生死も絡んで重たい物だったけれど、各地を転々とする2人が出会った人たちとの心温まる関わりや、自然の描写の美しさで読後感はさわやかだった。大変な状況の中でも子供がいるとこんなに強くなれるのか‥子供を持つ私もそうだろうかと考えてしまった。親の頑張る姿だけでなく力の成長も胸を打つ作品だった。

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    2026年05月04日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    非現実的なお話だったが、続きが気になり一気に読んだ。色々な立場の人の複雑な感情やエピソードを、よく思いつき、表現できるなぁと感心した。

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    2026年05月03日
  • この夏の星を見る 上

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    『読み終わった後、きっとみんな
    夜空を見上げたくなる作品』
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    コロナ禍の2020年が舞台。
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    『どうして月がずっとついてくるのか』
    幼い頃にあるラジオに送った質問をきっかけに天文部に入ることになった茨城の高校生亜紗
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    コロナ禍の中の五島、実家の旅館経営が原因で自分の居場所に悩む長崎の高校生円華
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    男女共学の学校へ入学したはずが、色んな偶然が重なって学年にたった1人の男の子としての生活が始まった東京の中学生真宙。
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    茨城、長崎、東京の中高生が色んな縁で繋がり、
    そして“スターキャッチコンテスト"をオンラインで開催する。

    手作りの望遠鏡をそれぞれの地でかまえる。

    『ーーースタート!』
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    ドラマチックな何かが起きるわけではなく、
    それぞれの登場人物が抱えるものが等身大で
    周りを固める大人たちが前には出ずに
    そっと支えてるところに惹かれる。

    悲しくないのに読み終わった後、
    思い返すと涙が出る作品。
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    p305
    “どんなこともそうだけど、始めたはいいけど、やめる時って、本当に自分で決めるしかないんだなーって。”

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    2026年05月03日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    ミステリーが読みたくて、検索したらヒットしたので、なんとなく購入しました
    面白かったら良いな〜と思っていた程度で、あんまり期待はしていなかったのですが、すごく面白くて、上下巻いっきに読んでしまいました
    登場人物達も個性的で大好きです
    青春ミステリーの中では一番好きな作品になるんじゃないかなってくらい、面白い作品でした

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    2026年05月03日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    ネタバレ

    『ツナグ 想い人の心得』は、前作以上に「再会のその先」を描いた作品だった。死者と会うことはゴールではなく、その後の人生にどう向き合うかが問われる。再会によって救われるだけでなく、新たな迷いや痛みが生まれる描写が現実的で印象に残った。また、ツナグとして成長していく歩美の姿から、人の想いをつなぐことの責任の重さを感じた。読後には、「大切なことは生きているうちに伝えるべきだ」という強いメッセージが残る作品だった。

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    2026年04月27日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作との繋がりもあり、スラスラと読み進められました。

    「一人娘の心得」は印象的で、お父さんに会わせてあげたい!と歩美と一緒に思ってしまったけど杏奈の大人な指摘に恐縮してしまった…笑
    杏奈はおばあちゃんの生まれ変わりでは⁈という疑惑が最後まで払拭できませんでした。

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    2026年04月25日
  • この夏の星を見る 上

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    話の題材だけ見るとおもしろいの?という感じでしたが、もう一度コロナ禍に戻ってもいいかもなとか、この気持ち懐かしいなとか、なんだか時の流れを振り返れました。

    私もコロナ禍の時学生だったので、コロナ禍だからこそできる繋がりがあったのではないかとか、コロナ禍だからこそ楽しめた活動があったのではないかとこの本を通して考えさせられました。

    もしコロナ禍にこの小説が出来て読んでいれば私はどうしていたのだろうと考え、なんだかワクワクしました。そう、ワクワクするんです。あのコロナ禍なのにワクワクするんです。
    この点は性格によって分かれると思いますが、私はこの本を読んでコロナ禍にとても希望を持てました。

    天体観測とコロナ禍の話では終わらないのです。
    天体観測とコロナ禍の話か〜と思うのも束の間で、それら以上に色々なことを伝えてくれる本だと思います。はぁぁぁ、辻村深月さんってほんとすごいな。
    下も読まなきゃ!!

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    2026年04月24日
  • 水底フェスタ

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    抜群に面白かった。
    なんでこんなに評価低いんだろ。

    相変わらず村社会の人間関係の描き方がうまい。
    さらに、前作や前々作よりも風景描写に磨きがかかっているように感じる。「琥珀の夏」を彷彿とさせた。

    そしてこれまで辻村作品では濡れ場はなかった。あったとしてもレイプや児童虐待。この作品では解禁され、見事なまでの艶っぽさを演出している。
    それがあるからこそ、愛憎や閉鎖的価値観が輝く。

    ラストにかけての展開も、締め方も、とても好きだった。

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    2026年04月24日
  • 江戸川乱歩傑作選 蟲

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     蟲、人でなしの恋、芋虫、盲獣が特に好き。日常の中に現れる異界、世間とある程度隔絶された世界における思いもよらない狂気や悦び。凄惨な情景の描写ですらとても美しくて、うっとりしながら読めてしまうのがまた怖い。

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    2026年04月23日
  • ふちなしのかがみ

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    どんでん返し、ホラー、意味不明な話など、様々な話が入った短編集。
    辻村先生の書くホラーが好きなので最高に面白かった。

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    2026年04月23日
  • 島はぼくらと

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    最初はかなり読みにくかった…
    シングルマザーとかIターンとか、そういった人が生きやすい場所があるというのは救い。自分自身の努力もすごく必要だけど、受け入れ態勢が整っているかどうかもすごく大事。
    いま、私には島での暮らし含め、地方の暮らしというのは選択できないけど、長期休みとかでそれを体験出来たらすごくいいな。と思う。
    最後はなんなら物足りなかった。もっと読みたい。もっと4人の関係を、その後を知りたい。続編とか出てほしいな...番外編とかも出してほしいな...東京バンドワゴンみたいにできないかな...

    ヨシノみたいな仕事が自分にできるとは思わないが、とても憧れる。こういう人間になりたい。

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    2026年04月22日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    自分は他の人とは違うと周りをバカにしながら、結局生活の全ては学校という狭い世界に縛られる。
    この切実な闇と感情の揺れを的確に表現した文章に心が苦しくなる。
    事件を起こし損ねた2人は『悲劇の記憶』を抱えながら、なんとか日々をやり過ごし自分の居場所を見つけていく。
    一旦は途絶えた2人の交流がアンの勇気でこれからも続いてほしいと願った。

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    2026年04月19日