辻村深月のレビュー一覧

  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    上巻より下巻のこちらの方が私には馴染みのある内容でした。

    昭和から平成へ
    金婚式のお祝い
    クリスマスディナーショー
    東日本大震災
    芥川賞、直木賞の選考会、記者会見
    結婚式

    昭和51年からおよそ40年の間の出来事が描かれていました。
    上巻からだとおよそ95年間もの出来事が東京會舘を舞台に描かれています。
    当時の東京會舘の様子が時代背景と登場人物でとてもわかりやすく書かれていました。
    また、東京會舘での様子で当時の日本の様子を知ることも出来ました。

    『東京會舘』

    私は訪れたことがありません。
    機会があれば行ってみても良いかもしれませんね。きっと、素晴らしい所だと思えます。


    0
    2025年05月16日
  • 図書室で暮らしたい

    Posted by ブクログ

    辻村先生にハマりつつある。なんというか青春のアンビバレントな気持ち、不安定な気持ち、それでいて必死に生きているということが文章から伝わってきて本当に面白い。
    タイトルから好きになってしまう本。いいエッセイ集だった。やはり作家さんが作家さんの言葉で日々の小さな出来事を記述するエッセイは面白い。嬉野温泉の温泉湯豆腐食べたくなったし、「うちの子へ」の我が子への愛の深さ、「作家になって十年」での保育士の方の矜持が伝わってくる傑作。面白かった。直木賞受賞の「鍵のない夢を見る」も読みたい

    0
    2025年05月15日
  • ハケンアニメ!

    Posted by ブクログ

    シリーズアニメの製作現場という繋がりはあれど、バラけていたピースをまとめ上げ、最後の最後に辻村深月の珠玉の言葉たちの連続は、胸に迫るものがある。
    作中ではアニメの製作に関わる人間全てだが、人を喜ばせる技術を持つ人って、なんてすごいのだろうと思わずにはいられなかった。

    0
    2025年05月13日
  • ハケンアニメ!

    Posted by ブクログ

    アニメ制作を題材に、創作の熱量と苦労を描いた群像劇。明確な悪役がいないお話作りは、みんな良くも悪くも個性があるけど、お互いにそれを頼り信じる人たちが支え合って社会を作っている、という前向きなメッセージと感じられる。
    辻村作品としては珍しくミステリ要素が薄く、様々な人があちこちで繋がり信頼関係を築いていく構成に全振りした、とても楽しく読める作品だと思う。仕事に疲れたとき、何かに悩んだときにふと手に取りたくなる。

    0
    2025年05月10日
  • 「いじめ」をめぐる物語

    Posted by ブクログ

    これは胸が痛かったです。
    私は当事者でしたが、当事者でなくても刺さるものはあるはず。
    「いじめ」という言葉の存在自体が人の未熟さや弱さを表している
    そんな感想を持ちました。

    辻村深月さんの「早穂とゆかり」はすごくわかる。
    私もいじめていた人間をこう追い詰めたいと思いました。
    かわりにスッキリ制裁してくれた気分。
    越谷オサムさんの「20センチ先には」
    悩んでいる人に読んで欲しい。
    まさに私が言いたいのコレ。

    衝撃が詰まった一冊でした。

    0
    2025年05月06日
  • きのうの影踏み

    Posted by ブクログ

    初辻村深月。めちゃくちゃ面白い。シミュレーション仮説に立脚した怪異の捉え方をしている気がした。普通に生まれた人間には世界の裏側あるいはバグたる怪異に接しえないが、あることがきっかけで恐ろしいものと繋がってしまう...みたいな。それは本当に偶然なのかもしれないし(「スイッチ」「やみあかご」「だまだまマーク」)、ある特定の行動をすることで生み出すことができるものなのかも(「噂地図」「十円参り」)。一番好きな話は「ナマハゲと私」。普段当たり前に話していること認識している仕組みや習慣が少しだけ角度を変えるとおかしなものに思えるという話であり、それによって悲しい犠牲も生まれうるというバイアスを恐怖として

    0
    2025年05月05日
  • Another side of 辻村深月

    Posted by ブクログ

    辻村深月を好きな人たちが辻村深月を大好きな人向けて作った本♡
    文庫の解説も収録してあるのも嬉しいポイント。『映画ドラえもん のび太の月面探査記』のOPで“脚本 辻村深月”を見て泣いちゃったことを思い出したな。私の人生にいつも寄り添ってくれる人!

    0
    2025年05月05日
  • レジェンドアニメ!

    Posted by ブクログ

    超超超超良かった!!! 辻村深月の作品の中で突如大好きを掻っ攫った『ハケンアニメ』の続編だけある〜。実写心配だけれど、楽しみにしてる!

    0
    2025年05月05日
  • レジェンドアニメ!

    Posted by ブクログ

    ハケンアニメのスピンオフというか続編というかの短編集。

    前作での登場人物に再び出会えて、理解が深まって楽しい。
    選永組の近況やら、王子の次回作「V・T・R」の話など。
    どの短編も面白かった。若者が成長する話が多く、頑張れ!なんて気持ちになったり。
    ハケンじゃないアニメだって、そのポジションを維持するのは努力が必要だよな、と再確認させられる。「ご長寿アニメ」だってこのご時世大変だ。

    コーキや環が出てきて嬉しい。
    環は環らしくて笑ってしまった。

    アニメを、
    〝実在しなかったはずの存在を、「実在以上に実在」する存在に作り上げ〟
    と表現していてなるほどと感じさせられた。

    そして、仕事はバトンタ

    0
    2025年05月04日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    すごすぎた。
    ものがたりとしてあまりにもすごい。
    自分の語彙力が無さすぎて、どう表現をしたら良いのか分からないし、到底現実では理解できないものなんだけど、小説としてものがたりとしてあまりにも惹き込まれる。美しいって表現したくなった、光だったあまりにも。闇なんだけどすごく暗いし、暗いどころじゃないくらい深いとても深い地獄の果てみたいなんだけど、あまりにも、光だったよ。
    意味分からないこと書いてるけど読んだ人なら分かってくれると思う
    すごく胸がいっぱいになる。ここ数年で1番刺さった。

    0
    2025年05月03日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    平日のお昼にメインバーで會舘ジンフィズとサンドイッチを食べること、プルミエで舌平目のボンファムを食べること、シャンデリアを見にいくこと、夜にトムコリンズとソールピラフを食べることが目標になった。クッキングスクールにも通って、私もカレーを作りたい。とても素敵な小説でした

    0
    2025年05月03日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    東京會舘に対する作者からの溢れんばかりの愛を感じました。直木賞の件はご自身の体験とオーバーラップさせているのでしょうか、とても揺さぶられました。それぞれの物語に寄り添う會舘のスタッフにもそれぞれの物語があり、人って支え支えられ生きているんだんなあと改めて感じました。この本を読むと確かに東京會舘に行きたくなりますね。大好き度❤️❤️

    0
    2025年05月03日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    最後まで読者の予想を裏切り続ける物語運びと結末であった。個性的かつ確固たる信念を持って生きている登場人物が多く描かれているがゆえに、読者自身もこれまで触れたことのない幅広い生き方・考え方に遭遇できるのではないだろうか。

    0
    2025年04月30日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

    Posted by ブクログ

    東京會舘にこんな歴史があるのを恥ずかしながら知らなかった。東京で一番好きな丸の内エリアにある東京會舘とパレスホテル。マロンシャンテリーや舌平目のボンファム等、似てるメニューがあるけど、どっちが正式なのかなと思ってたけど、こんなバッグストーリーがあったなんて!早く東京會舘に行って會舘ジンフィズとサンドイッチをメインバーで楽しんだり、マロンシャンテリーを食べたくなった

    0
    2025年04月29日
  • ハケンアニメ!

    Posted by ブクログ

    楽しかった!

    いいもの読んだとか面白かったというより、この作品を読んでいる最中ずっと楽しかったというのが真っ先にでてくる感想です。

    アニメ業界を辻村節で見事に描き、一流のエンタメとなっている。
    各職種での苦労ややりがい、達成感、喜び色々と表現している。
    しかし、単なるお仕事小説ではなく、エンタメとして素晴らしい読み物でした。
    王子が出てくれば「やった!出てきた!待ってました!」って思うし、監督と声優が仲良くなればホッとするし、子どもがアニメを楽しんでいればこっちも嬉しくなるし。

    辻村作品ぽくないなと思いつつ楽しく読んでいたら、あらあらとやっぱりあちこち繋がってきて、なるほどやっぱり辻村深

    0
    2025年05月02日
  • 家族シアター

    Posted by ブクログ

    辻村深月先生の作品は、本当に不思議だ。何回も色々な人の人生を経てきているとしか思えない解像度の高さ。だからこそ、読むと琴線に触れ、考えざるを得なくなる作品を生み出すことができるのだと思う。

    全7編の短編集だが、これから読む方にはぜひ、できるだけ通して読んでほしい。どの家族も「家族」だからこそのぎこちなさを抱えており、それでも色々な出来事を経て「家族」として生きていく姿が描かれている。
    これはフィクションだけれども、きっとこの世のすべての家族に物語があるのだろう、もっと知りたいと思える本だった。

    「トラブルを回避するのではなく、トラブルから何を学び何を得るのか」
    頭ではわかっていても、ついつ

    0
    2025年04月29日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    最初のプロローグは誰がやって誰がやられたのかずっと考えてたけど、それは思ってもいなかったもので驚いた。この本ではたくさんの驚きがあって、ボリュームがあるものの飽きなくて、早く読みたいなっていう気持ちにさせられた。

    人の存在っていうのは大切なんだね

    0
    2025年04月24日
  • きのうの影踏み

    Posted by ブクログ

    短編集なのでサクサク読めました。中には続きが気になる話もチラホラ。
    湿り気と粘度を帯びたホラーと言いますか、ゾッとしました。

    0
    2025年04月24日
  • サクラ咲く

    Posted by ブクログ

    3つの物語が詰め込まれた本。
    10代の若者向けの本なんだろうけど、逆にそういう本の方がメッセージが刺さるような気がする。
    あぁ中高生のなんと眩しい事か…!若者特有の悦びや悩みが懐かしくさえ思えてくる。読んでいてほくほくした気持ちにさせてくれたなぁ
    どのストーリーも主人公達へエールを送りたくなる。素晴らしい作品!

    0
    2025年04月23日
  • レジェンドアニメ!

    Posted by ブクログ

    「ハケンアニメ!」の続編。短編集で、アニメに関連する色々な職種の人たちが登場する。それぞれモデルがいるのかと思うくらいの現実感がある。みんな頑張っていて応援したくなる。私としては「ハケンじゃないアニメ」が一番印象に残っている。

    0
    2025年04月21日