辻村深月のレビュー一覧

  • スロウハイツの神様(下)

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    アパート「スロウハイツ」で共同生活を送る若者たちの物語
    無駄な伏線が一つもなくて見事としか言いようがない。
    最終章ではぼろぼろと涙が止まらなかった。

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    2026年07月04日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    死んだ人と生きている人を再会させる使者(ツナグ)
    涙を誘う再会エピソードはもちろん胸にぐっとくるものがあったが、再会せずに故人の気持ちを思いやる"一人娘の心得"も良かった
    会えなくなったからこそ思いを馳せて思い出すこと、遺志を継ぐことが供養になる、そんなことをあらためて感じた

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    2026年07月02日
  • 噓つきジェンガ

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    色々な嘘のお話3編。結婚詐欺、裏口入門、作者に成り替わり。どれも面白かった!嘘がバレるのかとドキドキしつつも最後は後味悪いのが1つもなく良かった。ずっと読める。最後は作者が決める訳ではなく読者に委ねる感じが良かった。

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    2026年07月01日
  • 本日は大安なり

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    辻村さんの作品が好きでいろいろ読んでいます。
    最初、登場人物が覚えられずストーリーが飛ぶので、これ誰だったっけと混乱しましたが読み進む内にどんどん面白くなり一気に読んでました。それにしても、鈴木陸雄は許せないわ。
    映画化したらおもしろそうと思ったらすでに2012年にドラマやってたんですね。見たいな〜。

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    2026年06月30日
  • 家族シアター

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    心温まった〜
    最初の2話はまあ良い話くらいだったんだけど、
    三話目のディアマンテ以降が全部とても良かった
    一見マイナスに映る母や父、兄弟姉妹や孫が読み終わる頃にはみんな愛しく思えてくる

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    2026年06月26日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    ストーリーが良くて展開に目が離せなくなる。哲学的な思考が好きな人にもオススメできると思う。
    自分ならどうするのだろうと考えても、その上をいくような思考をしていく主人公と先生。長期の目線、広い目線で捉えることで、見える世界も変わるということも表現されている。愛とは罰とは償いとはなど、様々な示唆がある作品でした。

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    2026年06月25日
  • 噓つきジェンガ

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    「この嘘が、いつバレてしまうのか。もうこの本から目が離せない...!」
    そんな想いで一気に読み終えてしまいました....。
    短編3つが載せられた本作品ですが、どの作品も読み応えが凄すぎて、短編とは思えないほどの充実感でした。
    コロナ禍の寂しい気持ちに漬け込んだ、裏バイトを題材にした1作目。
    中学受験を題材に、不安な気持ちに漬け込んだ詐欺を題材にした2作目。
    昨今SNSでよく見られる、「なりすまし」を題材にした3作目。
    いずれもハラハラどきどきが止まらず、「バレた!!どうなる!?」「騙された、、どうする!?」とそんな気持ちがずっと続き最後まで安心する気持ちは持てず、ずっとジェットコースターに乗っているかのような感覚でした。
    久しぶりに熱中して最後まで読めた。
    あー。おもしろかった。

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    2026年06月25日
  • はじめての

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    YOASOBIさんのseventeenが大好きすぎて、この小説に辿り着きました。
    一番好きなお話はヒカリノタネ。
    何回読み返しても涙してしまいます。
    お話読んだあとで、もう一度曲を聞くと更に感動するという無限ループ………好きです

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    2026年06月24日
  • この夏の星を見る 上

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    コロナ禍の高校生の生活を書いた青春小説

    3つの場所でそれぞれ星を捕まえる

    自分が高校生の時にコロナ禍だったこともあり、あと頃のことを思い出してしまう辛さやもどかしさがあった。下巻も楽しみです‼️

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    2026年06月24日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    今までのちょこちょこあった要素が綺麗に伏線回収されていって、びっくりです。どういう作品なのか全くわからず、とりあえず辻村深月先生の作品を読んでみよう、と手に取ったので、どういう感じなのかな?と手探りで読んでましたが、自分も小さい頃は漫画とか小説が好きで、オタクやってて、自分で同人誌だけど創作したことがあるから何となく感情移入もしつつ
    でもやっぱりプロになる人間は違うよな、熱量というか、なんかどうしようもなくプロなんだよなと思ってしまう。
    環ちゃん可愛い。コーキ先生もそれならもっとさぁ!さぁ!!と思いつつ。
    狩野もさぁ!!!それはさぁ!!!言ってよ!!!ってなりましたね!!!
    スーも可愛い。男を見る目なさすぎるけどスーも幸せになってほしい。
    凡人には眩しすぎました。ほんと、眩しすぎた。

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    2026年06月24日
  • スロウハイツの神様(下)

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    スローハイツが出発点ではなくそこに住む彼ら彼女らにとってはあくまでも経由地だった事、そこに辿り着くのはたまたまではなく必然であったことを知る。
    全てはチヨダコーキの小説の良くも悪くも与えた影響であり、今のチヨダコーキを作ったのは環である。
    これは2人の物語であるのに、自分もスローハイツの住人だったかのように思わせるこの書は偉大である。

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    2026年06月21日
  • ぼくのメジャースプーン

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     少学校で起きた陰惨な事件で声が出なくなった少女・ふみちゃんのために不思議な力を持つ"ぼく"が出来ることを模索するシンプルな構成と「彼女が望むことは何か」「どうすることが自分に恥じない結論になるのか」など深く考えさせられる描写の対比が絶妙で"ぼく"は紛れもなくふみちゃんのナイトだと思えた。

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    2026年06月21日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    面白すぎて下巻に突入して読む手が加速しました、、。よくできたお話で安易な言葉で表すのが憚られる内容でした。
    何となくiについてはそうかな?と思う場面もありつつも、想定より多くの伏線を回収しつつ、あのラストに持ち込むところがさすが辻村さん、、。
    iのしたことは凶悪でしかないものの、それを完全悪と言いがたい背景に複雑な感情を持ちました。
    またそれを虫に喩えるあたりもなんだか不気味でゾッとしました、、昆虫ではよくある寄生も人間に置き換えるだけでこうも複雑になってしまう、同じ生き物なのに。
    最後は救いのために用意された章だと思いたかったけど、藍はもう死んでしまった。頬が切れてるのを見ると恭司に殴られに行ったことがよくわかる、殺人者にこの機会を譲る恭司もすごい。ただ、再会はできなかったと思うと切ない。

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    2026年06月21日
  • 島はぼくらと

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    人口3千人の瀬戸内海の島が舞台の作品。
    田舎ならではの住みやすさや逆に田舎故の人間関係の難しさなどを描きつつも、故郷を愛する高校生4人の視点で爽やかに描かれている。

    単なるふるさと万歳な話ではなく、必死に存続をかけた地方都市の戦いも生々しく書かれている。

    主人公の少年少女はずっと4人でいれたらと思いつつ、時間や環境、人間関係などのあらゆる変化と向き合っており、その度に読んでいる自分もよりリアルな感情になった。

    こういう体験ができることこそ小説の醍醐味。
    読後感もよく、素敵な作品でした。

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    2026年06月21日
  • あなたの言葉を

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    子供に向けたエッセイだから、とても読みやすかった。子どもから届く疑問や質問に、丁寧に分かりやすく答えてくれる優しいお姉さんみたいな感じで紡がれた言葉たちが溢れてる本で好きです。
    本を読んでも忘れてしまうことへの認識の捉えかたとか、物事を柔らかく捉えられるお気に入りの1冊。

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    2026年06月20日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    号泣しました。なんでこんなに泣いてんだ、前が見えねぇ、って思いながら後半はずっとうるうるしてた。全てを覆された衝撃とあすなを助けたいって思う気持ちの強さに胸打たれたのかも、しれない。

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    2026年06月19日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    女子中学生が憑依したのかと思うぐらいリアルに、思春期の心の動きが描写されていた。家と学校だけの狭い世界に生きていた頃を思い出した。たとえば家族や大切な人が死ぬとか、すごく貧乏だとか虐待されてるとか、そういう劇的な大きな不幸が特にない平凡で平和な生活を送っていても、思春期の不安定な心身に翻弄される子供たち本人は死ぬほどつらいんだよね。

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    2026年06月18日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメの続編!と思ったらスピンオフ短編集。
    長編続編が読みたかったなーと思いながら読み始めた。
    短編集ってどうしても一編ごとに気持ちの区切りが入ってしまうのだけどこの本は途切れることなくぐいぐい世界に入り込めた。
    本当に登場人物がどの人も魅力的で大好きになる。
    でもやはりもっともっと続きが読みたい。

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    2026年06月18日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    めちゃくちゃ重苦しいミステリー(超長編)
    事件が曖昧に進む中、教授や警察たちの推測も鋭く、ヒヤヒヤした場面もあるが、これがさらにボリュームの増す下巻があると思うとそんな単純には終わらないのか、、。下巻が気になります。
    下巻読み終わって冒頭は回収されるのかな、、?

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    2026年06月18日
  • この夏の星を見る 下

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    コロナ禍で3つの街を舞台にした天文学部の物語。
    コロナ禍の状況を思い出しながらも、制限された中でオンラインのスターキャッチコンテストを通して学生達が成長していく。学生達それぞれにストーリーがあってめちゃくちゃ面白かった作品。

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    2026年06月17日