辻村深月のレビュー一覧

  • 冷たい校舎の時は止まる(下)
    長かったけど下巻は読む手が止まらなくて夜更かし…。読み終わってもまだドキドキしてる自分がいる。辻村さんの本はいつも伏線回収がすごいから読み返したくなる!もう一度最初から読んだらまた違った楽しみ方が出来るんだろうなと思う。
  • かがみの孤城 上
    大変面白かったです。心情が事細かに書かれており、内容を理解することが容易でした。困った時や、落ち込んだ時に頼れる場所があることがどれだけありがたいことで救われることかを改めて感じました。名作ですね。
  • かがみの孤城 下
    みんな読むべき。長めの物語なのにするっと入ってくるし、本当にラストの書き方が好きすぎる。ベタかもしれないけどその中にも複雑に心情が書き込まれていて涙が止まらなかった。いい本でした。
  • かがみの孤城 上
    最高。登場人物の心情描写がすごく丁寧で、知らない世界のことなのにすごく共感ができた。上下巻だけど音速で読んでしまいました、、笑
  • かがみの孤城 下
    いや〜、面白かったです。伏線をきちんと回収していくところが素晴らしいです。誰にでも読みやすい本だと思います!
  • 図書室で暮らしたい
    大好きな辻村先生が普段みているキラキラとした世界。どうやって世界を捉えているのか、が分かってすぐに2周しました。人生を楽しむヒントを貰えた気がします。特に相棒ファンとして、「国民的ドラマを愛せるということ」には激しく同意です。「相棒は今が1番面白い」本当にその通り。この気持ちを言語化すると、こうなる...続きを読む
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集
    現代ホラー小説傑作集。これまた全部再読なのだけれど、傑作揃いというほかのないセレクションです。
    かるかやシリーズの「芙蓉忌」、実はシリーズ他の作品に較べると印象が薄かったのですが。再読してみると、なかなかに怖いしひっそりとした切なさも感じる名作でした。なによりこのアンソロジーがこの一編で幕を開け、そ...続きを読む
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
    家族、恋人、友人
    田舎の狭い社会で育って、東京に出てきたおそらく自分で選びたいと思っている私には同僚女性の無意識的な傲慢さに自分を見透かされている気がしました。
    最後に想定外の展開が起こり題名がわかった瞬間、ゾワゾワする感覚があって、あぁ、そうだったのか、って。
    人間の人間らしさを感じる文が好きなの...続きを読む
  • かがみの孤城 上
    一気に読み終わって、まさにページをめくる手が止まらなくて面白かった
    全てが伏線、繋がっていて
    今の自分が年代を超えて過去、未来の誰かのためになるかもしれないと感じた
    たかが学校。喜多嶋先生のように学校に行けない子のような立場の人に優しくしたいと思った
    まさか先生がアキだったなんて、、
  • この夏の星を見る
    コロナ禍で高校生たちの生活で変わったこと、変わらないことが書かれていて大変なことがたくさん増えたけどその中で変わらない青春が素敵でした。通常出会えなかったであろう人たちが出会い同じ星を眺めるっていいなと思いました。
  • 青空と逃げる
    早苗とその息子の力、2人の成長にとても心を打たれました。

    お母さんと子供の絆ほど刺さるものはないですよね。
  • かがみの孤城 下
    学校にいっていない子。その子達ひとりひとりが個人で抱える悩みを現実的に表現していて、心を動かされた。「闘う必要はない亅 「たかが学校亅と言われても、やっぱり学校へ行かないことへの不安はあって、「普通」から遠ざかっていく日常に心が痛むのが伝わった。せっかく出会えた仲間と「助け合えない」現実にとても心が...続きを読む
  • きのうの影踏み
    怖い怖い怖い!!
    ホラー映画はネタバレがあるから、スッキリして劇場を後にできる。それがこの本には出来ない。なぜなら丁度怖さの絶頂部分で話が終わるから。理解力がないと分からない話がチラホラあるが基本的に継続的な怖さが襲ってくる。背中になにか壁でもいいからないとヤバいって感じの本です!
  • はじめての
    各物語の後に、YOASOBIの楽曲を聴くことで物語を振り返えることができる。この時、なんともたまらい感覚的になる。何度も読み返したくなるそんな1冊になった。
  • はじめての
    ようやく読みました。
    初めは一気に全部読んでしまおうと思っていたんだけれども、ちょっとこれは大事に読んだ方がよいと思いひとつめを読んで本を閉じました。
    読み終わって閉じた時にこんな優しいおだやかな感じになったの久しぶりかも。
  • スロウハイツの神様(下)
    上巻の時は、そこまでハマらなかったが下巻に来て、一気にハマった。そこと繋がるのか、と読み応えがあった。
  • 家族シアター
    全7編からなる短編集。
    家族の微妙な葛藤や和解が描かれた家族小説。
    複雑な家族関係や日常の出来事から、家族のあり方や絆が丁寧に描かれていた。
    特に好きなのが「タイムカプセルの八年」。
    息子の本音や、親父会という集まりが、意外なほどの理解と絆を生むストーリーが魅力的だった。
    家族の絆や大切さを改めて感...続きを読む
  • 名前探しの放課後(下)
    2024.02.21

    免許の取得 天木の確認 進学校にこんな子いるか いじめの解消の仕方

    話がとんだり、チグハグだなーとなんとなく感じてた違和感が解消。個人的には友晴がクズじゃなくて安心。
    エピローグは関連作品読んでないとカタルシスがないのかな。メジャースプーン読んでみよう。
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集
    現代ホラーの傑作が揃った短編集。全編おすすめといえる高い完成度の1冊です。「芙蓉忌」は古い家屋の隙間から見える女に魅入られた話。女が誰か探る途中、警告を受けるも男はもはや止まる事が出来なくなり…
    謎の猿を追う「シュマシラ」も良い。
  • かがみの孤城 上
    思春期時代の複雑な心境とか、それぞれの抱える問題を通して変化していく子供たちの繋がりが読み応えあった!
    学生の頃は学校と家が自分の世界の全てで、その世界の中で生きていく生きづらさがリアルで共感しながら読んだ。