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学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください――。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。
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Posted by ブクログ
最後のページをめくった後も、たまに思い出します そして再読です そしてまた思い出すんだろうな、、、 明るい絶望と前向きな諦め
読み終えて読後感はとても良かったです。 辻村深月さんの小説で1番好きかも?と 言われて読み始めましたが、 あの人ならそうかもなぁと思いました。 物語の中で大切な人がいなくなっての 悲しみ、 そんな中でも前を向いて生きていく為に 必要だった友人の優しさ、 自分自身の強さ、 物語の中で 自分の意識と関係...続きを読むないところで、俺は 人の事を支えたり きずつけたり、 その両方をしてたんだなって思い知った。 の所がそうなんだよなぁと響きました。 本当に本人じゃないとわからなけど 大切な人が大変な時は その人を大事に思い 自分の出来る限りの優しさで 向き合っていこうと思います。 解説の川原さんも 明るくて凄く好きな感じです!
久しぶりに一気読みしました。雪の日に高校の校舎に閉じ込められた8人の生徒たち。彼らの共通点は学級委員で学園祭メンバーであること。学園祭であった自殺事件のことがはっきりと思い出せないこと。 彼らを校舎に閉じ込めているのは誰なのか。自殺した生徒はこの8人の中の誰なのか。 一人一人減っていく状況が怖く,夜...続きを読むに読むことはお勧めしません。
上巻を読んでいるときはどんなふうにまとまるのかと思ったけど、爽やかな最後になっていてよかった。 途中では人の死など暗いことも多いし、他の人から見たら気にするほどのことでなくても、その人にとっては悩み事になり、悩み苦しむ。 ボリュームタップリだけど、このあとどうなるかドキドキしながら読めた。シーンがコ...続きを読むロコロ変わる割に読みやすかったと思います。 人は悩むものだけど、爽やかな最後でよかった。
辻村深月さんの作品を最初から最新作まで読みたい!ということで、デビュー作から再読。初見はノベルス版。登場人物たちとは親子くらいの年齢差になったけど、8人それぞれのエピソードが丁寧に描かれていて、共感できるところが沢山あった。ホストの正体と動機は、改めて読んでみても心情が分かってしまって切ない。下巻は...続きを読むかなり泣かされたのだが、読後感は爽やか。ノベルス版と文庫版でセリフが変わっている箇所を偶然発見したので、またいつか読み比べながら再読してみたい。
毎年、受験シーズンが近くなると思い出して手に取る作品。 これがデビュー作だなんて! 序盤、登場人物の多さに戸惑いながらも、気づけば没頭してた。 それぞれの登場人物が、自分の心のうちと向き合い、なんとなく誤魔化してきた本性とも向き合いながらも、この本のなかに明確な答えは示されていない。初めて読んだとき...続きを読むは、なんだかすっきりしなかったが、何度か読むうちに、それでいいのだと思うようになった。なんとなく誤魔化してきた心のうちと向き合うことから、それぞれの新しい物語は始まるのだと思うようになった。 中心人物は、深月・鷹野・菅原ではあるけど、それぞれが自分と向き合うことで、この3人以外も血の通ったクラスメートなる。 主人公以外にも人生があるのだ。そういった人たちの集まりで、クラス、学校はできている。 この作者らしい、驚きの種明かしもデビュー作からしっかり仕掛けられていて、楽しい驚き。いまの作品のほうが、慣れた書きぶりで読みやすいのは確かだが、硬さがあっても、デビューから辻村深月は辻村深月だった。
暗く重いテーマなんだけど、読後感は爽やか。 読んでいる最中は、ドキドキが止まらない。自殺したのは誰か、結局私はページをめくるまで分からなかった。 登場人物一人ひとりを丁寧に掘り下げられていて、全員に感情移入ができる。一見順風そうに見えるアイツも心に抱えた悩みや傷があるんだと、本書を読んで思えるように...続きを読むなった。
もう辻村氏の作品を読めるだけで幸せ そんな読書モチベを保たせてくれた長編4作 読み終えれた達成感とまた長編を書きてほしい 深く考えすぎてホストや榊やヒロのことは分かったけど本人を見つけることが出来なかった…(他の作品だと全て手のひらの上)なのでびっくり度はそんなだった 変化に気づいてあげられる仲...続きを読む間、気づいてもどうしようもできなかった後悔、絡み合ってく群像劇の感じが読んでて ああ…やっぱ上手いなと 人って脆い生き物で良し悪しの経験値から成長して尊重して思いやれる それができる なんかそんな事を考えてしまってた ちなみになぜ榊はやめる選択をしたのか分からなかった サトちゃんの後を追いかけての事だと思うけどそれは最初から高校の教師にならずでよかったのかなと思ったけど、そこはやっぱり鷹野と深月の事が心配だったから一旦そっちにした感じなのかな 好きなフレーズ引用 発作的な考えの連続が人生だってよ 自殺ってのは寿命だ 環境の違いから来る常識の違いに罪はない 部外者の勝手な見解から生まれる的外れな同情がどんな相手にとって失礼なものであるか 自分が傷ついても他人を庇ってしまって自分の中にどうしても原因かを探す それってすごくエネルギーが要るし 世の中やりたいことだけやるために努力するんだって俺は思ってるけどね 門倉に負けたのは鷹野が手を抜いたため そう思わせるために彼は後輩に手を振った 何もできない自分の無力を嘆くことができる人間だった 彼女の両目がほとんどその原形をなくして線のよう細くなる 自分の痛みより先に他人の痛みに気付くようだとなかなか幸せになれねぇよ
第31回メフィスト賞受賞作! いとおしくなるほどの懐かしい記憶 「こんなことはいつか終わりになればいい」 ――大丈夫、いつか、絶対に大人になれるから―― 学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください――。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。...続きを読む担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。
菅原に憧れる。 各キャラクターの掘り下げが申し分なくあり、読後感の満足度が高い。 菅原みたいな生き方に憧れがあって普段菅原みたいに装っている自分がある。楽観的かつ思慮深く本質を見えている。自己肯定感が高く、人を非難しない。 菅原に似た友人がいて彼と重ねてしまった。
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