あらすじ
坂崎あすなは、自殺してしまう「誰か」を依田いつかとともに探し続ける。ある日、あすなは自分の死亡記事を書き続ける河野という男子生徒に出会う。彼はクラスでいじめに遭っているらしい。見えない動機を抱える同級生。全員が容疑者だ。「俺がいた未来すごく暗かったんだ」2人はXデーを回避できるのか。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
ぼくらのメジャースプーンと関連があるという前情報を知らずに読んだので、読み終わってから、ああ!そういうことか!、この人があの人?!、だから依田いつかはタイムリープしたの?、と解決していく感じがとっても面白く、いい体験だった。
凍りのくじらや、スロウハイツの神様、色んな作品の登場人物が成長して登場する。それにより、ひとりの人生と同時に、他人の人生も進んでいることを実感させられた。自分の人生もひとつの物語だけど、同時に他人の人生も進んでいて、些細なところで交差して、続いていくのだなと思う。
Posted by ブクログ
やられた!見事に騙された。
上巻では、ぼくのメジャースプーンとの関連が
色々と関連付けが明確になって、それが面白いと思ってたのですが、最後の最後に見事に騙されたし、
ふみちゃんの正体もきちんと明文化されて、
ただ、それだけでなく、物語としても、ミステリとしても良かった。
ほんの少しだけ思うところがあるのは…
メジャースプーンもだけど、頭が良すぎるかなーとは
思うけど、物語の完成度が高いからこれはこれでありだなーと。
Posted by ブクログ
すごい!
もちろんすんなりエンディングを迎えるとは思ってなかったけど、こんな伏線が?こんなどんでん返しが?
と後半のストーリー展開がすごすぎてびっくりした!
もう一度読まないといけない本がまた増えた!!
ちゃんと理解した上でもう一度読んだらまたちがった楽しみ方ができそうだ
Posted by ブクログ
ぼくのメジャースプーン、結構前に読んでたから、未読のものだけを辻村ワールドすごろく順に読んでたけど、直前に読めばよかったと後悔、、、
エピローグの「まさかあれがかかってしまうとは思わなかった」でやっっっと気づいた。
全然気づかず、河野しなないで߹-߹とか思ってた
みんなの演技力高すぎじゃない?とも、
チヨダ・コーキもちょっと出てきて、それだけは繋がった!ってわかった笑
やっぱり辻村さんすごい…!
Posted by ブクログ
号泣しました。なんでこんなに泣いてんだ、前が見えねぇ、って思いながら後半はずっとうるうるしてた。全てを覆された衝撃とあすなを助けたいって思う気持ちの強さに胸打たれたのかも、しれない。
Posted by ブクログ
とんでもない話で、何度衝撃を受けたことか。
辻村深月さんの作品を色々読んできたからこそのこの感動と驚きでした。
あすなと仲良しの志緒ちゃんは、どのような関わり方だったのか気になったままですが。
自分だけでは理解し切れず、他の人の感想を読んでさらにびっくりを重ねました。
本当に面白過ぎました…
Posted by ブクログ
河野くんだと早い段階でわかったな~と思ってたし、安心しきっていたので、後半読んでハラハラした。
あすなも河野くんと共に自分を乗り越えつつ、おじいちゃんとの思い出もみんなで深めていた。
河野くんと友春が従兄弟だとは( ´ー`)
天木の計画が天才だったし、あすなを思うみんなそれぞれが凄かった。
あすなといつか。いい名前や。
辻村作品は想像しやすいし、物語に引き込まれて最初から最後までずっと楽しい!
Posted by ブクログ
辻村作品を読んでみようと腰を据えて、
子どもたちは夜と遊ぶ、凍りのくじら、ぼくのメジャースプーン、そして名前探しの放課後の順で読んだ。
ここにたどり着くために、ここまで読んだんだ!と清々しい気持ち
Posted by ブクログ
ぼくのメジャースプーンを先に読んでおいて良かった。途中から誰が本当の自殺者だったのか、みんなの気配りからこの人がどうなるのかなんとなく予想がついて、ふんふんやっぱりねと思いながら読んでいたら思わぬところにいろんな要素が詰まっていて驚き、、。河野と友春の演技力の高さは一体、、。そしてこれが能力によるものだったことは想定もしてなかった。主人公をあえて「ぼく」とすることで次の作品での驚きにつなげてしまうって凄すぎる〜(><)それにしてもふみちゃんが元気そうで良かったな!
郁也も多恵さんもまだ元気でよかった!
こうもいろんな人が出てくると、なんか聞いたことある、、知り合いだったっけ、、?(現実)となってしまう。
Posted by ブクログ
最後の最後までどんでん返しがある面白い作品。
「ぼくのメジャースプーン」とつながりがあるということを忘れて読んでいたので、最後の最後でいろんなことがつながって鳥肌が立つような思いをした。
今のところ発見しているのは以下のこと。また読み返したいと思う。
・秀人=「ぼく」、椿=「ふみちゃん」
・作中(下巻p281)に出てくる「白髪まじりの男性」は「先生」
・椿から秀人の印象「穏やかに暮らせるように、秀人は努力してる。そうしようと必死なの」(下巻p269)は能力を示唆
・秀人から椿の印象「歪んだからこそ、正方形のようになった」は「ふみちゃん」の過去を示唆
・あすなと椿が連弾する際に、椿は問題なく演奏できる。「ふみちゃん」はピアノが上手
・天木が椿の人望を認めている。「ふみちゃん」はみんなに慕われている。
・秀人はいつかに「ゲーム」を持ち掛けた。その責任感から協力している。
・クリスマスの日に店で演奏する松永郁也は、前作の発表会の際に「ふみちゃん」のひとつ前の順番だったピアノが上手な子
Posted by ブクログ
上下巻で800ページを超える長編作品。
辻村深月作品はページ数が多くて、上下巻に跨るものが多いですが、どの作品も非常に読みやすく、今回も例外なくスラスラと読めました。
この作品はミステリでもあり、SFでもあり、青春ものでもある。
こんなにてんこ盛りなのに、それを感じさせない物語。
さすがです…。
失敗を恐れず、さらには失敗することが分かっていても挑戦する、その勇気は相当なものだと思います。
自分は実際、そんなことができないと思う…。
そんな、一歩を踏み出す勇気をこの作品の登場人物からもらったような気がしました。
一言でいうと、「優しい物語」でした。
ネタバレギリギリですが、この作品を読む前に、『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』を読むべきです。
終盤で鳥肌が立ちまくりますので…。
Posted by ブクログ
冷校、凍りのくじら、夜遊ぶ、メジャースプーンからの本作品を読み終えた私の心は、見事に桜が満開♡
他作品の登場人物との再会は感無量!
もちろん、本作品から辻村作品はじめましての方でも、十分楽しめる本作品
いつかがあすなや他の同級生とともに始業式明けに自殺してしまう同級生を探し出し、その自殺を食い止めようと懸命になる物語
3ヶ月後に同級生が自殺するから協力してほしいと友達から言われたら、当時高校生だった自分自身はどう思うだろう…信じられない上にその友達を変な目で見てしまうかもしれない
でも、それを言われた友人の秀人は疑うことなくすぐに信じてしまう点はとても印象に残っている
なぜすぐに信じたのかずっと引っかかっていたが、
そういうことだったのか…こうくるのね
「単なる友情で友達の言葉を信じた」としない辻村さんは流石の一言!
Posted by ブクログ
終盤にかけての怒涛の展開は驚きよりも感動が勝って思わず涙ぐんでしまった。歪みを繰り返して正方形になる、きっとそこから何十年と繰り返して角が取れて丸くなっていくのだと思う。
Posted by ブクログ
上下巻で長いと感じても、是非是非読み切ってほしい。何か釈然としないと、上巻で感じたのなら諦めずに下巻最後まで読み切ってほしい。その感触はきっと良い意味で当たってるから。
“ミステリー”とか“自殺者”とか“タイムスリップ”なんて大きな単語が飛び交う作品できちんと少年少女たちの成長まで描き切っているところがすごい。
Posted by ブクログ
心あたたまる友情と成長の物語。
最初はファンタジーすぎて少し抵抗感がありなかなか気分がのらないまま読み進めた。
上巻でだんだんと関係が作られていき、下巻でみんなが一致団結して絆が深まっていく・・・
青春っていいな、と思って読み進めていたが、終盤で、それらはすべて最後に用意された結末までの壮大な仕掛けでしかないことに気づかされる。
読み終えた後、確実に登場人物すべてが大好きになる、もう一度すべてを知った上で読み返したくなる小説。
氷のくじら、子どもたちは夜と遊ぶ、ぼくのメジャースプーンを読んだあとに読むと、最高に楽しめる小説。
Posted by ブクログ
大人向けな『僕らシリーズ』という感じ。上巻では妙に不自然なやり取りがあるが、それが下巻で回収されるのは圧巻。何よりも、同じ作家の他作品を読んでいると深く楽しめる。
Posted by ブクログ
これぞどんでん返しだ!!と声に出してしまいそうになるくらい衝撃的なラストだった。
終盤、紆余曲折あったけどなんとか丸く収まってよかったよかったと安心したのも束の間。まさかあそこから180°物語の角度がぐりんと変わるとは…。
友春が一気に良い奴に成り上がるわ、あすなとおじいちゃんの関係に涙腺緩むわで大忙し。
読み終わってからすぐまた上巻を読み直したくなる。
どんどん積み重なっていく小さな違和感の正体が明かされた瞬間の鳥肌は今でも忘れられない。
Posted by ブクログ
2024.02.21
免許の取得 天木の確認 進学校にこんな子いるか いじめの解消の仕方
話がとんだり、チグハグだなーとなんとなく感じてた違和感が解消。個人的には友晴がクズじゃなくて安心。
エピローグは関連作品読んでないとカタルシスがないのかな。メジャースプーン読んでみよう。
nanako
先が読みたくて読みたくてあっという間に読んでしまいました。
洞察力や描写、展開に感動、脱帽です。
心もあたたまりました。
人とはこうあるべき。
皆さんに読んで頂きたい本です。
是非是非。
辻村さんの世界に引き込まれました!
どんでん返しに驚き、登場人物にさらに気がつき、
ぼくのメジャースプーンと放課後の名前探しを再読しました。。。
再読も楽しめましたよ。
でもレビュー見たら他の本ともリンクしてるよう、、、
困った!
読みたいし休みたい、、、、、
Posted by ブクログ
ー坂崎あすなについて、いつかが知っていることはそう多くない。ー上巻
ー坂崎あすなについて、いつかが知っていることはそう多くない。だけど、決して少なくもなかった。ー下巻
「ぼくのメジャースプーン」→「名前探しの放課後」の順で読んでほしい。ぼくのメジャースプーンの登場人物が次から次へと出てくるし、なんなら「ぼく」と「ふみちゃん」の姿がまた見れて本当に嬉しいし。
そしてたぶん、
実際はいつかはタイムスリップしていない。秀人の「条件ゲーム提示能力」にかかっただけ。
「たとえばさ、今から3ヶ月後、自分が本当に気になってる女の子が死ぬと仮定してみてよ=A、そういうのがないならいつか君の人生はすごい寂しいよ=B」
当然誰が死ぬのかはわかっていた。というより いつかの頭の中にしか存在していなかった。
あすなの「私死ななかったと思う」は本当にそのとおりだったのだっと思う。
Posted by ブクログ
「ぼくのメジャースプーン」を読んでから読んだ方が確かに良いと思う、今まで辻村さんの作品に出てきた登場人物も何人も出てきたし、名前出てなくてももしかして?とか途中から、あの2人ももしかすると?とか思ったり、どんでん返しもあって面白かったし感動した
Posted by ブクログ
上下巻で870ページ。読み応えがありました。著者の小説はどれも優しい世界観に浸れます。
最後は驚く展開でしたが、体育倉庫の件など手が込みすぎている感じも。エピローグに分からない箇所があり、考察記事を見たところ、別作品から読むべきことを知りました…
Posted by ブクログ
負けず嫌いで完璧主義なあすなと自分が重なって
でもあすなはしっかり逃げたことと向き合ってて
うちもちゃんと自分の苦手な事と向き合わないとなって
元気もらえた
終盤のどんでん返しがすごくて
ハルくんにずっとムカついてたけど
ごめんって謝った笑笑
あとあの作品の2人が成長して出てきてくれたの
むちゃくちゃ鳥肌たって感動した!
辻村さんほんまに隠すの上手い
Posted by ブクログ
後半楽しい‼︎彼らの頑張りが実ってハッピーエンド‼︎ほっと胸を撫で下ろしました。おじいちゃんのあすなへの愛情。あすなのおじいちゃんへの愛情。とても良かった。やはり家族愛は泣ける。
この作品は過去作のいろんな人が出てきて楽しかった!あっ、松永くんが喋れるよーになってる!あっ、写真家の光ちゃんに家政婦さんだ!声が出なかった女の子が賢い子になってる!とか1番驚いたのは最後かな。ふみちゃんとぼく。。ぼくの名前がやっと分かった!色々繋がっていく⭐︎知り合いの子供の成長を見ているみたいで楽しいし嬉しい♪
Posted by ブクログ
すごくひき込まれて、どんなラストになるのか予想もできなくて、最後に明かされた秘密?に気づいた時にバラバラだったパズルのピースが一気に収まるべきところに収まりました。メジャースプーンと同じく、ラストはほっとしました。
Posted by ブクログ
自殺を止める話
最初河野基かとおもってたらあすなだった
チヨダコーキもうさぎのふみちゃんも出てきてめちゃ伏線回収
未来をみたのは声で命令できる前の主人公のせい
くじらの理帆子とドラえもん好きの松永くんもでてくる
松永くんはふみちゃんの前に演奏した人
Posted by ブクログ
おもしろかったです。終盤の怒涛のネタばらしに熱くなりました。秀人と椿の正体は予想通りだったものの、そもそもの発端が声の力によるものだったとは。師匠の妄想というのもあながち間違いではなかったのですね。その声の力の言い回しで、いつかがタイムトリップしたと思い込むのは若干の無理を感じましたが、楽しかったので良し。河野と友春には最後まで騙されました(というか、河野の演技力の高さはなんなの)。読む順番のおすすめに従って、次は「ロードムービー」にいきます。
Posted by ブクログ
初詣くらいまではすごく良かった。
水泳も、河野も、クリパも、ピアノも。
でも、終盤のネタバレが好きになれなかった。
あすなが自殺者だっていうのは、無理があるように思えた。もしそうならいつか主観のパートでの思考の描写は、あのようにはならないんじゃなかろうか。
友春と河野が協力者だったってのも、無理がある。絶対に、二組の生徒から話が漏れるはず。
友春がカースト上位の天木やいつかに粛清されなかった理由は納得できたけど。
「凍りのくじら」の郁也と理帆子が出てきたのはファンサービスですね。無理なくストーリーに馴染んでて良かったです。
一方で長尾秀人と椿が、「ぼくのメジャースプーン」の「ぼく」とふみちゃんだったのは、少しどうかと思った(椿のフルネームは椿史緒)。六年ぶりに力を使った、とか突然出てきても読んでない人にはちんぷんかんぷんだろう。
Posted by ブクログ
途中までめっちゃ良かったけど、最後のどんでん返しでガッカリしてしまった。でもこの方が書くあっさりだけどまっすぐな感情の文章も、キャラも好きだからほかの作品もまた読むと思う。本作に関してはもやもやして終わった。
Posted by ブクログ
数年前に読んだ「冷たい校舎の時はとまる」ぶりの辻村深月作品。
伏線回収がおお!となっておもしかったが、ヒロイン的存在を救うところ、死や罪悪感などがある仲間たちが被っているように感じてまたか〜と思ってしまった。
読む順番が大事。
最後のオチ以外は面白かったけど
思いっきりネタバレ書いてます。
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実は死ぬのがあすなだったてところは、伏線もあったし納得だけど、河野がイジメられてたとかも演技でしたってのは流石にない。
友春に立ち向かった話とかも嘘ってこと?応援してた俺の気持ちを返せと言いたくなるし、色んなセリフが嘘くさく見えてくる。
実は自殺するのは2人いたとかで良かったんじゃないのか?
こんなにモヤモヤしたのは久しぶり。