辻村深月のレビュー一覧

  • 名前探しの放課後(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『子どもたちは夜と遊ぶ』、『凍りのくじら』、『ぼくのメジャースプーン』、『スロウハイツの神様』と刊行順で辻村深月作品を楽しんできた自分にとってはかなり、おもしろい内容であった。
    11章でのネタばらし、伏線回収、そしてこの登場人物あの人だったの!?という驚きの連続に脳が揺れるほどの衝撃を感じた。
    個人的な話になるが、世界観が同一という設定が好きな自分には非常にピンポイントでささる作品であった。

    0
    2025年08月25日
  • 名前探しの放課後(上)

    Posted by ブクログ

    個人的には読んできた小説の中だとベスト10に入るであろう一作。
    『冷たい校舎の時は止まる』から辻村深月作品にハマり、ほぼ刊行順で読み進めていたが、この一作は特に思い出深い一作かもしれない。
    この本を読む前に自分と同じように辻村作品を刊行順で読んだほうが楽しめるかもしれないし、逆にこの本から読み始めてもきっと楽しいと思う一作。

    0
    2025年08月25日
  • V.T.R.

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々に再読です。やっぱり大好き、その一言に尽きますね。
    「スロウハイツ」に出てくるチヨダ・コーキのデビュー作品ということで出された本作。まず装丁がいい。それから解説はあの赤羽環で発行者には黒木さんの名前もあるし、しかも本作は王子千晴監督によるアニメ化が決まってるとか。とにかく細部にまでこだわっている感じがいいですね。
    辻村さんの作品とはまた違って「確かにチヨダコーキの作品だ」と思ってしまう、しかも高校生が書いた作品と言われればなるほどと思ってしまう仕上がりです。だけれどそのストーリー自体もバツグンに面白い。大好きな作品のひとつです。
    そしてまた環の解説もいい!この解説も含めて、この世界観が好き

    0
    2025年08月24日
  • ふちなしのかがみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    5編のホラー、怪談の短編が収録されていました
    いずれも『こちら側』と『あちら側』を隔てる『縁(境界)』が曖昧になってしまった人々のお話しでした。

    踊り場の花子
    ブランコをこぐ足
    おとうさん、したいがあるよ
    ふちなしのかがみ
    八月の天変地異

    「踊り場の花子」は世にも奇妙な物語の原作のようです。昔観た記憶が蘇りました!学校の怪談がモチーフですが、侮るなかれラストはとても怖かったです。

    「ブランコをこぐ足」は小学校で起きた事故とその被害者の生徒について、周りの子どもたちの話でストーリーが進んでいきます。
    同じ出来事でも語り手が変わると印象ががらりと変わるところやそれぞれの語りを聞くことで物語が

    0
    2025年08月24日
  • きのうの影踏み

    Posted by ブクログ

    様々な怪異が詰め込まれた短編集でした!

    十円参り
    手紙の主
    丘の上
    殺したもの
    スイッチ
    私の町の占い師
    やみあかご
    だまだまマーク
    マルとバツ
    ナマハゲと私
    タイムリミット
    噂地図
    七つのカップ

    世にも奇妙な物語のようなどれも読みやすくて、ゾクっとするお話しでした。十円参りと手紙の主、ナマハゲと私、噂地図がお気に入り!手紙の主は今流行っているモキュメンタリーホラーでとても面白かったです!

    タイムリミットは恐ろしい世界観で臨場感がすごかったです。辻村さんの文章は本当に惹きつけられる…!

    最後の七つのカップは心が温かくなりました。

    0
    2025年08月21日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    東京會舘のクッキーは母からそれと知らずにもらって、一口で「普通じゃない」と目を見開いたくらいおいしい。
    そのクッキー一枚の陰にもたくさんの想いが詰まっていることが伝わる小説。温かくて、優しくて、品が良い。

    0
    2025年08月20日
  • レジェンドアニメ!

    Posted by ブクログ

    大量の取材をしているんだろうなぁ。
    それにしても、これだけ心情を描けるのは素晴らしい。読んでいて楽しかった。

    0
    2025年08月19日
  • あなたの言葉を

    Posted by ブクログ

    子どもの気持ちを忘れず持ち続けている大人、そんな印象を受けた。昔、感じていた想いを言語化してくれる。だから辻村さんの書籍を読むとハッとさせられるのか。

    0
    2025年08月17日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

    Posted by ブクログ

    筋少ほとんど聴いてこなかったけど、どの短編も最高で、特に刺さったのは日光行わたらせ渓谷鐵道でした。
    さぁ聴きまくるぞー!

    0
    2025年08月15日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長編だし人物名覚えれんくて最初は進まんかったけど、だんだん続きが気になるし面白くて一気読みできた!
    辻村さんデビュー作(メフィスト賞)っていうのがすごい。
    それぞれの人物像や経験がだんだんと浮かび上がってくる。みんな怪しく見えて、やっぱり違うの繰り返しだ。。
    ホスト…誰の何なんだろう…
    下巻に進みます

    0
    2025年08月13日
  • クローバーナイト

    Posted by ブクログ

    家族にまつわるほんわかミステリー 保育園児2人とその両親の周りで起こるできごとを描いた心温まるミステリー。1話ごとに完結し、子どもたちが少しずつ大きくなっていく様や、親たちの悩みなど鮮やかに描かれている。子育てをしたことはないが、子どもを育てる大変さ、その楽しさが伝わってくる。
    個人的に一番好きなのは最後の「秘密のない夫婦」子育てのもどかしさが感じられ、夫婦や家族の在り方について考えさせられる。

    0
    2025年12月10日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    YOASOBIが好きなので、題材になった小説を読もうと思ったのをきっかけに本を手に取りました。
    青春の甘酸っぱいかんじ、多感な頃の自分との対話、もしもが詰まっていて、あの頃を思い出せる旅ができて良かったです

    0
    2025年08月11日
  • 名前探しの放課後(下)

    Posted by ブクログ

    もうこわい。そう言うことだったの?
    辻村さんの作品は過去作の登場人物が絡んでいると聞き、今作もそうなっているらしいと知りつつ最後に名前が出るまで全く解らなかった。
    まだ高校生とは言え大きくなったねぇと親戚のオバチャン感覚が出た。
    ぼく君の名前がわかったしじゃぁあの人はあの先生なの?もう、どんどん繋がっていく。あの子があの子で、じゃぁこの子は。あれ。2人って話してないんだっけ?と全てが違う見え方になった今、また最初から読み返したくてしょうがない。
    あの力なの?ん?えっ?

    0
    2025年08月02日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学生の時に読んで衝撃を受けた本。
    ここから辻村深月推しが始まった…

    そろそろ内容を忘れた頃なので
    読み返してみた。
    やっぱ良い。
    ちょっと長いけど笑
    ずんずん読んじゃう。

    でもやっぱり
    誰が誰か分からなくなる時はある。

    0
    2025年08月01日
  • きのうの影踏み

    Posted by ブクログ

    手紙の話が一番好きだった。見えない何かがちょっとずつ形を持っていく恐怖。手紙の中身が不気味だけど一見害のなさそうな内容なのもまた良い。
    他の話も日常のどこかに潜んでそうな、正体の見えない恐怖が気持ち悪くて全編楽しめた。短編ホラー良い。

    0
    2025年08月01日
  • 図書室で暮らしたい

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんのエッセイ
    ユーモアや辻村さんの人となりがほんの少しわかった気になれるエッセイでとても面白かった
    また過去のご自身の書籍について振り返るとところはファンとしてはたまらなかった!

    0
    2025年08月01日
  • かがみの孤城 下

    Posted by ブクログ

    下巻まで読み終わって辻村深月らしい結末に感心する。
    鏡の城に招待された7人の中学生とオオカミ様。皆んなそれぞれ色んな境遇の中で生き、それぞれの何かとたたかってきた一年。
    それは記憶には残らないが、貴重な経験として残り、それぞれを成長させていく。かなしさ、寂しさではなく清々しさが残る作品。

    0
    2025年07月29日
  • オーダーメイド殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    病んで悩んで落ち込んで仕方なかった中学の時に出会って、読書にハマるきっかけとなった本。

    あれから多分、約10年経って改めて読んでみたけど、本当に自分の人生を作ってくれた作品だなと思った。
    動物が大好きだから、動物が殺されてしまう描写があって読んだの後悔しそうになったけど、それを受け入れて読み進められるぐらいストーリーが良かった。
    今まで徳川みたいなのには出会えてない人生だけど、もし出会っていたらと思うと、怖い気持ちとワクワク、また違った人生だったんだろうなと期待の気持ちになる。

    友達に薦めまくってたのはなんか間違いかもしれないけど、自分と同じようにこの本を人生の一冊としてる人がいることが嬉

    0
    2025年07月25日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    東京會舘クッキングスクールのお話を読む最中、食欲をそそられる文章で、お腹がぐーぐー鳴りっぱなしだった。

    クッキングスクールのシニアコースで、夫がすぐに習った料理を家庭で披露してはいけない理由が、急では妻の調理場を荒らすから。写真を撮って調理後元通りに戻せる状態にならないと次作ると提案した時に非難の声が出るとあり、感心させられた。

    大仕事を終えて心地よい疲労感を感じた。と描かれている場面があり、そのように愛せる仕事と巡り会いたいと思った。

    0
    2025年07月24日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    私が生涯大事にしたい大好きな作品の1つ。

    この作品に心を打たれて、実際に東京會舘に行ってみました。BARで會舘フィズを飲み、ロッシーニで舌平目のボンファムを食べました。味が美味しいのはもちろん素敵な接客で心から空間を楽しむことが出来た。

    0
    2025年07月21日