辻村深月のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレロードムービー
先入観から、トシちゃんは男子だと思っていました。
児童会長になりたいトシちゃんに、ワタルくんの演説がしみました。
また、先生が友達のために泣けるやつがこのクラスに何人いるか、と言ったところも好きでした。
気持ちの強いワタルくん、とってもかっこよかったです。
道の先
塾講師と女子中学生の話
倫理観的には塾講師がプライベートで女子中学生のところ行ったらダメでしょうと思って読んでいましたが、それで女子中学生が結果的に救われたのだなと思った。
「平気になる。」
「安心していい。心配しなくていいんだ。」
と断定で信頼してる人に言ってもらえるのって心にくるなと思いました。
トーキョー語 -
ネタバレ 購入済み
基本的に小学生の主人公の視点で進んでいくので難しい単語や表現が登場せず読みやすいです。不思議な力を持っている、という少し現実離れした設定がありますがそれをうまく溶け込ませたうまい作りになっているなあと思いました。
-
Posted by ブクログ
やばい、この本は。圧倒されたし、涙が出た。
主人公の芦沢理帆子は、天才カメラマン芦沢光を父に持つ。父の影響で、『ドラえもん』が大好きな彼女は、藤子・F・不二雄がSFを「少し・不思議」と解釈していたのを真似て、周囲の人々に「SF=スコシ・ナントカ」という個性を当てはめている。
理帆子は高校で不思議なオーラをまとう別所あきらに「写真のモデルになってほしい」と声をかけられ、彼と親しくなっていく。彼を通じて父の友人である松永の私生児、松永郁也と、彼の世話をしている多恵に出会う。
理帆子の元彼の若尾大紀は本当にどうしようもないやつで、言葉が通じない子供。読んでて本当にイライラするけど、辻村さんの人 -
購入済み
傲慢と善良、誰しもが抱いているものだと思う。 婚活アプリやマッチングアプリは今や使っている人が多くなっているもの。自分がいざ使うことになった時、この人たちと同じような感覚に陥るような気がした。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2024/11/7
情熱!メラメラする!
ハケンアニメはもうだいぶん忘れてるんだけどそれでも燃え上がるものがある。
燃え上がるものがあるなんてすかした言い方じゃダメだな。足りない。
めちゃめちゃ燃えたわ。
特に「ドラえもん」を思わせる国民的長寿アニメを創る人々を描いた『ハケンじゃないアニメ』がとても泣けて泣けて。
電車でもお構いなしだね。マスクしてるから大丈夫。
何かを丹精込めて作って出来上がった時の喜びはなんとかなるけど、そこに「誰かと協力して作った」が加わるとその喜びって何倍にもなるんだよな。
これを味わうのが難しい。味わいたい。人間の醍醐味。
環とコーキも出てくるよ!