辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この作品がドラえもんの中で一番好き。なんたって辻村先生との出会いを導いてくれた一冊だから。ドラえもんたちが月という今まで深く関わってこなかった世界で友達を作り、と言ってもルカと出会ったのは地球だけどとにかくまだ見ぬ世界の扉を開けるまでの過程がすごく好き。秋という情緒ある世界観、季節感とも相まって、自分好みの神秘的な舞台設定、時期設定になってる。学校の生活も丁寧に描きつつ、だけどちゃんと辻村深月が辻村深月してるのがいい。繊細さ、ドラえもんたちの心の内がちゃんと描かれていて、彼らの解像度がとても高い。藤子先生の書くドラえもんたちとは違うかもしれないけれど、限りなく隅々にまで辻村先生が作品そのものを
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Posted by ブクログ
ネタバレお久しぶりの辻村深月さん!
ホラーファンタジー系のお話が5つ入った短編集。
思ってた以上に怖い。
グロテスクな死体が出てきたりして背筋がゾクッとなった。
「踊り場の花子」が特に好き。
階段の数が変化する。
花子さんからの質問に答えてはいけない、箱を受け取ってはいけない。
などの校内でささやかれる都市伝説。
自分の小学校にもそんなようなのがあったなと懐かしみながら読んだ。
後半は圧巻の畳み掛け。
ゾクゾクが止まらなかった。
あとがきも印象的。
『これを読んでくださっているあなたが、できれば今、後ろめたい気持ちでありますように。』
読んでいる間の自分の心中をズバリと言葉にされた感覚