辻村深月のレビュー一覧

  • ハケンアニメ!

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    シリーズアニメの製作現場という繋がりはあれど、バラけていたピースをまとめ上げ、最後の最後に辻村深月の珠玉の言葉たちの連続は、胸に迫るものがある。
    作中ではアニメの製作に関わる人間全てだが、人を喜ばせる技術を持つ人って、なんてすごいのだろうと思わずにはいられなかった。

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    2025年05月13日
  • ハケンアニメ!

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    アニメ制作を題材に、創作の熱量と苦労を描いた群像劇。明確な悪役がいないお話作りは、みんな良くも悪くも個性があるけど、お互いにそれを頼り信じる人たちが支え合って社会を作っている、という前向きなメッセージと感じられる。
    辻村作品としては珍しくミステリ要素が薄く、様々な人があちこちで繋がり信頼関係を築いていく構成に全振りした、とても楽しく読める作品だと思う。仕事に疲れたとき、何かに悩んだときにふと手に取りたくなる。

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    2025年05月10日
  • 「いじめ」をめぐる物語

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    これは胸が痛かったです。
    私は当事者でしたが、当事者でなくても刺さるものはあるはず。
    「いじめ」という言葉の存在自体が人の未熟さや弱さを表している
    そんな感想を持ちました。

    辻村深月さんの「早穂とゆかり」はすごくわかる。
    私もいじめていた人間をこう追い詰めたいと思いました。
    かわりにスッキリ制裁してくれた気分。
    越谷オサムさんの「20センチ先には」
    悩んでいる人に読んで欲しい。
    まさに私が言いたいのコレ。

    衝撃が詰まった一冊でした。

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    2025年05月06日
  • きのうの影踏み

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    初辻村深月。めちゃくちゃ面白い。シミュレーション仮説に立脚した怪異の捉え方をしている気がした。普通に生まれた人間には世界の裏側あるいはバグたる怪異に接しえないが、あることがきっかけで恐ろしいものと繋がってしまう...みたいな。それは本当に偶然なのかもしれないし(「スイッチ」「やみあかご」「だまだまマーク」)、ある特定の行動をすることで生み出すことができるものなのかも(「噂地図」「十円参り」)。一番好きな話は「ナマハゲと私」。普段当たり前に話していること認識している仕組みや習慣が少しだけ角度を変えるとおかしなものに思えるという話であり、それによって悲しい犠牲も生まれうるというバイアスを恐怖として

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    2025年05月05日
  • Another side of 辻村深月

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    辻村深月を好きな人たちが辻村深月を大好きな人向けて作った本♡
    文庫の解説も収録してあるのも嬉しいポイント。『映画ドラえもん のび太の月面探査記』のOPで“脚本 辻村深月”を見て泣いちゃったことを思い出したな。私の人生にいつも寄り添ってくれる人!

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    2025年05月05日
  • レジェンドアニメ!

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    超超超超良かった!!! 辻村深月の作品の中で突如大好きを掻っ攫った『ハケンアニメ』の続編だけある〜。実写心配だけれど、楽しみにしてる!

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    2025年05月05日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメのスピンオフというか続編というかの短編集。

    前作での登場人物に再び出会えて、理解が深まって楽しい。
    選永組の近況やら、王子の次回作「V・T・R」の話など。
    どの短編も面白かった。若者が成長する話が多く、頑張れ!なんて気持ちになったり。
    ハケンじゃないアニメだって、そのポジションを維持するのは努力が必要だよな、と再確認させられる。「ご長寿アニメ」だってこのご時世大変だ。

    コーキや環が出てきて嬉しい。
    環は環らしくて笑ってしまった。

    アニメを、
    〝実在しなかったはずの存在を、「実在以上に実在」する存在に作り上げ〟
    と表現していてなるほどと感じさせられた。

    そして、仕事はバトンタ

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    2025年05月04日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    平日のお昼にメインバーで會舘ジンフィズとサンドイッチを食べること、プルミエで舌平目のボンファムを食べること、シャンデリアを見にいくこと、夜にトムコリンズとソールピラフを食べることが目標になった。クッキングスクールにも通って、私もカレーを作りたい。とても素敵な小説でした

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    2025年05月03日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    東京會舘に対する作者からの溢れんばかりの愛を感じました。直木賞の件はご自身の体験とオーバーラップさせているのでしょうか、とても揺さぶられました。それぞれの物語に寄り添う會舘のスタッフにもそれぞれの物語があり、人って支え支えられ生きているんだんなあと改めて感じました。この本を読むと確かに東京會舘に行きたくなりますね。大好き度❤️❤️

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    2025年05月03日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    東京會舘にこんな歴史があるのを恥ずかしながら知らなかった。東京で一番好きな丸の内エリアにある東京會舘とパレスホテル。マロンシャンテリーや舌平目のボンファム等、似てるメニューがあるけど、どっちが正式なのかなと思ってたけど、こんなバッグストーリーがあったなんて!早く東京會舘に行って會舘ジンフィズとサンドイッチをメインバーで楽しんだり、マロンシャンテリーを食べたくなった

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    2025年04月29日
  • ハケンアニメ!

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    楽しかった!

    いいもの読んだとか面白かったというより、この作品を読んでいる最中ずっと楽しかったというのが真っ先にでてくる感想です。

    アニメ業界を辻村節で見事に描き、一流のエンタメとなっている。
    各職種での苦労ややりがい、達成感、喜び色々と表現している。
    しかし、単なるお仕事小説ではなく、エンタメとして素晴らしい読み物でした。
    王子が出てくれば「やった!出てきた!待ってました!」って思うし、監督と声優が仲良くなればホッとするし、子どもがアニメを楽しんでいればこっちも嬉しくなるし。

    辻村作品ぽくないなと思いつつ楽しく読んでいたら、あらあらとやっぱりあちこち繋がってきて、なるほどやっぱり辻村深

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    2025年05月02日
  • きのうの影踏み

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    短編集なのでサクサク読めました。中には続きが気になる話もチラホラ。
    湿り気と粘度を帯びたホラーと言いますか、ゾッとしました。

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    2025年04月24日
  • サクラ咲く

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    3つの物語が詰め込まれた本。
    10代の若者向けの本なんだろうけど、逆にそういう本の方がメッセージが刺さるような気がする。
    あぁ中高生のなんと眩しい事か…!若者特有の悦びや悩みが懐かしくさえ思えてくる。読んでいてほくほくした気持ちにさせてくれたなぁ
    どのストーリーも主人公達へエールを送りたくなる。素晴らしい作品!

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    2025年04月23日
  • レジェンドアニメ!

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    「ハケンアニメ!」の続編。短編集で、アニメに関連する色々な職種の人たちが登場する。それぞれモデルがいるのかと思うくらいの現実感がある。みんな頑張っていて応援したくなる。私としては「ハケンじゃないアニメ」が一番印象に残っている。

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    2025年04月21日
  • 名前探しの放課後(上)

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    同級生が自殺した未来から飛ばされた依田いつか。同郷の同級生、坂崎あすなと協力して、自殺をとめるという話です。そして、自殺したのは誰かという「名前」を探す放課後の名前探しをするというストーリーです。辻村さんの作品の中ではミステリー×ファンタジーに分類されるのかな?このような感じの小説は好みすぎます!特に昔の辻村さんの小説の雰囲気が全部好みで大好きな作家さんなんです!

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    2025年04月20日
  • Another side of 辻村深月

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    辻村深月ファンは絶対読んだ方がいいやつ。

    全部の本に解説(?)みたいなのを入れてくれているのが嬉しい……
    特に「ツナグ」のページは読んで。。
    あと100問100答、最高でした。

    定期的に読み返したくなります。

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    2025年04月13日
  • ふちなしのかがみ

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    一つ目の作品は,世にも奇妙な物語で見たり、アンソロジーで読んだことがあったので,あの衝撃をもう一度味わえてよかった!
    一番好きだったのは、やっぱり最後のお話かな。

    こういうものは
    最初すごくハラハラするんだけど,
    最後はいろんな方向に転がっていくから大好き!

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    2025年04月06日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

    辻村さんすごろくで読みました。

    しあわせのこみち
    清水あやめさんが田辺さんとの出会いを通じて自分を見つめ直す話
    天才ならではの考えに、すごいなぁという感想でした。

    アスファルト
    昭彦さんが色々考える話

    チハラトーコの物語
    ここでスロウハイツの住人に繋がるのかー!という感じ。環さんもまた出て来て嬉しかったです。
    冬子さんが書いた小説を環さんが読んでどんな感想を抱くのかなぁ?と思います。

    樹氷の街
    郁也さんも多恵さんも理帆子さんも…天木さんも秀人さんも椿さんも…!
    すごろくで出て来たたくさんの人が出て来て、前後はしますが、過去や未来がこうして繋がっているんだなぁと思いました。
    以前読んだ登

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    2025年04月02日
  • スロウハイツの神様(下)

    購入済み

    もう最高です!最後の伏線回収で笑みと涙が止まりませんでした。何かを生み出すという行為の尊さ恐ろしさ。クリエイターって凄いな。

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    2025年03月26日
  • サクラ咲く

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    めちゃくちゃサクッとよめるし、読み終わって、こういうのでイイんだよなあってめっちゃ思った。ほぼ暗い展開がなくて、読後感がめちゃくちゃいい。短編3作で主人公は変わるけど、それぞれの主人公の成長がしっかりみてとれて、底抜けに温かい展開。辻村さんの作品は心が暖かくなる作品が多いですけど、この作品は暖かさしかないような感じ。
    短編集だけど、微妙に繋がりもあるタイプでもある。

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    2025年03月19日