辻村深月のレビュー一覧

  • この夏の星を見る 上

    Posted by ブクログ

    茨城、東京、長崎の中学生や高校生がコロナ禍で各々悩みがある中、スターキャッチコンテストをきっかけに知り合ってリモートで徐々に打ち解けていくのが初々しくていいなと思いました。
    天体観測はやった事がないですがプラネタリウムは何回か行った事があり、星には少し興味があったので実際に天文台に行って星を見てみたいと感じる内容でした。
    物語で学生達は手作りで望遠鏡を作るという点も青春を感じて学生時代にこういう事をしてみたかったなと(笑)

    0
    2025年11月13日
  • 家族シアター

    Posted by ブクログ

    空想の、他人の家族の話だったけどどこか自分の家族と重なる気がした。
    自分とは違う立場から見るとこうなのかな、とか
    「タイムカプセルの八年」と「孫と誕生会」が個人的に好き。
    孫と誕生会で出てくるおじいさんは、私の祖父に似ている気がした。冷たいように見えて実は孫を可愛がっていたところが、実は関わり方がよく分からなかったのではないかというところが。

    0
    2025年11月11日
  • この夏の星を見る 上

    Posted by ブクログ

    モヤモヤだったり諦めを抱えながら過ごしていたあの時期をどうしても思い出し苦しくなる。でも、嫌だったけどあの状況だったから気づけたことがあったよな、とも思わせてくれるお話だった。辻村先生の描く10代の解像度の高さも凄い。そんな閉塞感のある状況のなか、住んでいる地域も学年もバラバラの学生達が"星”で繋がって、制限だらけの「夏を迎え撃つ」姿に勇気を貰える。

    0
    2025年11月06日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    辻村さんの物語は
    引き込まれたら最後、
    夢中になって読んでしまう

    高校生の登場人物たち
    それぞれの事情でそれぞれが悩んでる
    そんなに悩まなくてもいいのに
    もっと気楽にって
    思ってしまうけど
    物語に限らず
    その人が感じてること、感じ方は
    その人にしか分からないこと
    そしてそれを他人が他人の善悪、良し悪しのものさしで評価してはいけない

    心の中の描写がすっと入ってくる
    とても素敵な文を書く辻村さん
    ゆえに、読んでいると一緒に苦しくなる

    あとホラー味のある描写にちょっと背筋が寒くなりました
    後編も楽しみ

    0
    2025年11月05日
  • ロードムービー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「冷たい校舎の時は止まる」のサイドストーリー短編集。
    冷たい校舎の方を読んでいない自分でも十二分に楽しめた。
    好みは一つ目のお話。
    トシが女の子だったのには驚いた。
    たしかに違和感はあったけど、まさか性別まで違うとは。
    慌てて最初から読み直してみると、点と点が線でつながる快感が得られてすっきり。
    すっかり先入観にとらわれて読んでいたことに気付かされ、自分で自分を笑ってしまう。゚(゚ノ∀`゚)゚。

    0
    2025年11月04日
  • 名前探しの放課後(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    基は未熟なentp or intpであり、人間性としての未熟さに最初は苛立ちを感じた。しかし、高校生であるから、その未熟さは仕方がないものであるかなとも思う。

    そんな嫌な人からはスゥーッと消えてしまうのがp型あるあるだと、自身の思いを俯瞰してみて思った。そんな部分も許せる、infj、enfjの人間性を見習わないといけないと気付かされました。(多分坂崎さんはinfj...)

    坂崎さん、the infj。いつかの中身を知ってだんだん好きになる過程、思考の中身、自信が発する言葉や相手への配慮。おじいちゃんのおかげで、優しい人に育ったんだなと感じる。

    こんな考えを提供してくれる小説はやはり偉大な

    0
    2025年11月04日
  • 名前探しの放課後(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これぞどんでん返しだ!!と声に出してしまいそうになるくらい衝撃的なラストだった。
    終盤、紆余曲折あったけどなんとか丸く収まってよかったよかったと安心したのも束の間。まさかあそこから180°物語の角度がぐりんと変わるとは…。
    友春が一気に良い奴に成り上がるわ、あすなとおじいちゃんの関係に涙腺緩むわで大忙し。
    読み終わってからすぐまた上巻を読み直したくなる。
    どんどん積み重なっていく小さな違和感の正体が明かされた瞬間の鳥肌は今でも忘れられない。

    0
    2025年10月30日
  • ハケンアニメ!

    Posted by ブクログ

    かなり前に読んだことがあって、久しぶりの再読です。
    王子監督と有科さんのお話で1冊だったイメージでした。中篇3篇の本でした。

    どのお話もわかりやすく(悪い意味ではなく)アツくて、ひとりうるうるしながら楽しみました!

    0
    2025年10月30日
  • あなたの言葉を

    Posted by ブクログ

    優しいなあ、辻村先生。という感想が先に来るエッセイ?だった。完璧じゃないよ、けどできることをやっていこうねっていうのを言葉にせずに繊細に文章の積み重ねで伝えてる感じが良かった。正しさと優しさが辻村作品のツボなので、そこが先生自体の人格にも見え隠れしてる感じ。子どもたちが読んでほしいなとかがみの孤城を思い出しながら、読んだ。あそこに流れてる哲学と同じものを感じましたね〜

    0
    2025年10月30日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

    Posted by ブクログ

    名だたる筋少好き作家達によって筋少楽曲の世界観で執筆された小説集。筋少ファンの一人として大いにニヤニヤしながら楽しませてもらいました。作家の皆さんの匂い立つような筋少愛が面白い。オーケンの小説が「これはオーケンの小説だ…!」って感じで最高でした。

    0
    2025年10月27日
  • サクラ咲く

    Posted by ブクログ

    久しぶりに小説を読んで泣きそうになった。職場のデスクだったから、すんでのところで押し堪えたけど。タイムスリップしてきた未来の友達を病気から救うために、一念発起するって素敵だな。辻村さんのお話は死に関わるものも多いけれど、こういう方が好き。私も中学では地味な子で、学級委員をやっていたり、頼まれたら断れなかったり、高校デビューを果たそうとした(実際には叶わなかった‥)クチなので、登場人物たちには共感してしまった。

    0
    2025年10月26日
  • 図書室で暮らしたい

    Posted by ブクログ

    一番好きな作家の辻村深月さんが書いたエッセイ集。
    辻村さんの書く物語を読むといつも心を揺さぶられますが、それはエッセイにおいてもそれは変わらずでした!
    辻村さんが好きな漫画やアニメ、ゲームなどの話や、育児や仕事などの日常生活についての話、かつてのOL時代の話、直木賞受賞時の話etc…
    辻村さんは芯があるのにとにかく謙虚で、こんな素敵な人になりたいと憧れをいだいてしまいました!
    辻村さんの書く文章がとにかく好きです。

    0
    2025年10月26日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

    Posted by ブクログ

    上巻なのでちゃんとしたのは下巻も読み終わったらにします!

    いやぁ、すごいなぁ。
    とにかくすごい話だなぁというのが感想。
    エグ重い話だし、これ辻村さん2作品目だよね?すごすぎる笑 
    取りあえず元気な時に読むべき本で、私はちょっと病んだ時もありましたが⋯笑

    キーワードを挙げるなら、
    兄弟、苦悩、愛、復讐、サイコパス
    でしょうか笑

    ⋯さぁ、どういう展開になるのか、下巻も楽しみです!!

    0
    2025年10月10日
  • あなたの言葉を

    Posted by ブクログ

    毎日小学生新聞に連載している筆者の記事をまとめなおした本。毎小新聞でいつもいいなぁと思って読んでいた記事。ただ、なんだろう?今回一気に読んでしまったが、新聞で読んでいた時の方が、心に響いた気がする。一気読みするより、ひとつひとつを大切に、それこそ1日一話ずつ読んだ方がいい本なのかも。少なくとも私には。
    内容は、小学生に向けて様々なテーマでおくるメッセージ。もとが小学生新聞なので、小学生向けと書いたが中高生にもよいと思う。なんなら大人も!ふりがなはふられていないので、高学年以上向け。

    0
    2025年10月02日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

    Posted by ブクログ

    今のところ辻村深月作品の中でナンバーワン!
    どの話も胸打つものばかり。
    戦前の話から現代まで、壮大な物語だった。
    時代や建物そのものは変わっても、人の心は受け継がれている。
    素敵だった。
    読み進めて行くごとに、ああ、これはあの人だ!と伏線回収も楽しみだった。
    小説はほんとうにいろんな景色や感情を体験させてくれる。
    あー楽しかった!

    0
    2025年09月28日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

    Posted by ブクログ

    とても感動できました。若い頃に読んでいたら、違う印象を持ったかも。読書、本との出会いも、タイミングって大事と改めて思います。
    読み終わった後、東京會舘の前まで行ってみました。(中に入る勇気はなかった、、、)

    0
    2025年09月27日
  • オーダーメイド殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イタイなぁ…最後まで読めるかな…と思いながら読み進め、気付けばお願いお願いと祈るようにページをめくり、絶望し、最後の展開に天を仰ぎ、そして2人のこれからを応援したくなるエピローグ。読後感に浸りました。
    起承転結のお手本の様な小説。
    とても好きです。

    ネル、死体をバラバラにはしたんだろうけど、殺してないんじゃないかな…首輪見て、罪悪感から河瀬が嫌いって言ったところもあったんじゃないかな。

    0
    2025年09月28日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

    Posted by ブクログ

    日本の歴史がリアルに理解できる一冊だった。教科書の情報だけではわからない、日常の歴史。
    東京會舘というひとつの建物にまつわる様々な人たちのお話。
    静かに、けれど熱く生きている人たちのお話。
    現代ではなかなか感じることのない幸せを本を読むことで感じることができた。
    この幸せな気持ちのまま、すぐ下巻を手に取ることにする。

    0
    2025年09月23日
  • ハケンアニメ!

    Posted by ブクログ

    アニメ好きのみなさん!!!!
    絶対読んでください!!!!!!

    とか言ってる私もアニメ大好きです!!!
    観る時間がなくてほぼ観られてませんが好きです!!!

    …というのは置いといて、、
    ハケンアニメ!は
    アニメの制作側人達の話です。
    これはアニメとか2次元とか、好きな人じゃないと絶対書けない話だと思います。
    ヨスガとかリデルライトとかサバクとか、作中に出てきたアニメが本っっっ当に見たいです……。

    あと、これを読んだ方は!ぜひぜひ「レジェンドアニメ!」も!!!

    0
    2025年09月21日
  • 図書室で暮らしたい

    Posted by ブクログ

    このエッセイだけで知ったような口は聞くもんじゃないと思うけど、すごく繊細で心の優しい人なんだなと思った。より辻村深月さんが好きになった。

    0
    2025年09月20日