辻村深月のレビュー一覧

  • 名前探しの放課後(下)
    あすなとおじいちゃんの描写が多いから自殺するのはもしかしてあすな?けど、河野のやられ方からみてやっぱり河野か、、と思っていたら予想を裏切られました。
    そして、「ぼくのメジャースプーン」を読んでいた身としては、最後の数ページで騙された!となりました。
    3ヶ月後からやってきたなんて、初めからなかった!序...続きを読む
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集
    表紙の動物さん(ねずみ?)のイラストがあまりにかわいくてつい購入。

    怪奇小説7篇、どれも本当におもしろくていずれの作家さんももっと読んでみたいと思えるものばかりでした。

    なんかおもしろい短編小説読みたいなという方にはほんとにおすすめです。
    表紙がかわいい。
  • 本日は大安なり
    嬉しくなったり泣けてきたり、いろんな感情にさせられました。でも嫌な感じではなく、読み終わった後は清々しい気持ちです。何人も登場人物がいるとなかなか覚えられない自分ですが、今回はそれぞれに思入れができたのか、すんなり読むことができました。
  • 噛みあわない会話と、ある過去について
    表紙が可愛くて買ったけど、中身はずっとゾワゾワしっぱなしでした!
    短編小説で読みやすいところも良かったです。
    普段あんまり深く考えずに言葉を発するタイプの私にグサっとくる本でした。。
  • 東京會舘とわたし 上 旧館
    東京會舘に縁のある人たちの人生の一頁が綴られていて、そのどれもが沁みる。
    ここまでの時代の荒波を越えて、さらに迎える東京會舘の未来がとても楽しみ。
    感想はまとめて下巻へ!
  • 光待つ場所へ
    スピンオフ作品だと読み終えた後に知る。
    一番好きだったのが、樹氷の街。
    元になった作品を読んだ後、また読み返したい。
  • 家族シアター
    娘、姉、母……。自分には色んな属性があって、各短編を読むたび姉になったり娘になったり、忙しかった。

    どのお話も好きだけど、あえていちばんを選ぶなら最後のタマシイム・マシン。自分のアイデンティティに母という属性が加わったとき、私も似たような思いを抱いたものです。小さな我が子を抱いた私を隣で見つめる私...続きを読む
  • 鍵のない夢を見る
    どうしてこんな名前のついていないような感情を描けるんだろう。めちゃくちゃ面白かった。どの話も自分が経験したことがあるようなないような気がした。「芹葉大学の夢と殺人」が圧倒的に凄かった。何がすごいのか言語化できないけど、体の細胞がぶぉーってなった。最初読んだ時は、雄大みたな人いるよなーって思ったけど、...続きを読む
  • サクラ咲く
    もう、爽やか。
    爽やかなのに読み終わった後に、心臓をつかまれてる感覚がする。
    なんだか、高校時代に本を読み終わった後の感覚が蘇ったみたいな。
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)
    されることツナグを読んだすぐ後に古本屋さんの辻村深月さんコーナーで同じ題名の表紙の違う作品があったので手に取りました。
    このアプリのバーコード検索を利用してみたところツナグの2作品目という事で購入に至りました。
    今作は前回の物語から7年経った世界が舞台となっています。
    前作ではまだ高校生でしたが、今...続きを読む
  • かがみの孤城 下
    読みやすく、面白い。
    伏線回収もすごい。

    これを読んだ時は自分も不登校気味だったこともあって、感情移入が凄かった。
    登場人物達の心情、人間関係がリアルで、
    終いには涙も流した。

    結末を知った状態で読み返すと、一回目とは違う面白さがある。
  • 島はぼくらと
    これは故郷の話。その土地を愛して、守ることとはどういうことなのか、それをまだ知らない4人の高校生たちと一緒に体験させてもらったように感じた。

    まだ数冊しか読んでいないけれど、辻村深月さんの作品の中で一番好きかもしれない。
    大切にしたい故郷があることって、本当に幸せなことだと思う。
  • ツナグ(新潮文庫)
    全体的に泣ける。特に親友の心得に涙が出た。
    親友と言う字を書くのだから、親兄弟の次に大切なのが親友。だから、共感出来たのかもしれない。
  • 島はぼくらと
    久しぶりに度肝を抜かれた。傑作だと思う。
    辻村さんの名前は知っていたし、評判の良かったかがみの孤城も買った。でも、導入部が重くて読み続けられなかった。

    そして、2作目に手を取ったのがが本作。レビューもチエックせず、何となく手に取ったのだけど、後半から一気に来た。
    何となく高校生の青春群像ものなんだ...続きを読む
  • ツナグ(新潮文庫)
    これまで辻村深月さんの作品を読んで思うのは、アプローチがそれぞれ違って作風が全然違うのにテーマが愛、特に家族愛が多いという印象です。
    本作は死者と1回だけ面談させる事ができる特殊能力を持った一族が依頼者の望みを叶えて、その後の人生をどう明るくするかを教えてくれました。
    本当にこのような特殊能力が存在...続きを読む
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)
    待ちに待った辻村さんのシリーズ作品をいよいよ読んだ。
    前作のツナグは約4年前に読み、程々に覚えていたが、今作もとてつもなく良かった。
    死者と合わせる使命を持つ歩夢が主人公となっている連作短編集という形はは前作同様ですが、今回は歩夢自身の成長物語としての面があり、より物語に深みがありました。
    特に好き...続きを読む
  • ハケンアニメ!
    アニメが好きだからこそ、この物語を読んで本当に良かった。好きだからという理由だけで、安易にアニメに関わる仕事をしたいとは口にできなくなった。多くの人の人生をかけて作られたアニメ、面白くないわけがない。アニメに関わる様々な仕事をする人々に出会うことができて、非常に面白く読むことができた。
    アニメはアツ...続きを読む
  • 名前探しの放課後(下)
    上下巻、一気読みしました。
    面白くて止まらなかった。
    涙も止まらなかった…
    だいぶ前に購入し積読してましたが、ふと気になって読み出したら止まらなかった。
    登場人物がみんな主人公なの?っていうぐらい魅力的でした!ストーリーがまたすごいっ!
    辻村深月さん、すごいっ!
  • かがみの孤城 上
    中1の頃初めて読んだけど、ミニテストの勉強をやらずに本を読んでしまうくらい面白かったです。
    読み始めたらページをめくる手が止まらない、、

    記憶をなくしてもう一度読みたいなぁと思います。
  • スロウハイツの神様(上)
    続きが気になる…
    20代の青春と葛藤あったな〜
    自身の20代の頃を思い出しながら懐かしく読める部分とクリエイターという私には未知の職種に、熱い気持ちで読める部分もありました。