辻村深月のレビュー一覧

  • 青空と逃げる

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    辻村深月さんの作品5冊目。『傲慢と善良』でどハマりし、関連作品を読んできて、なぜ早苗と力が仙台にいるのか、自分たちの話をしたがらなかったのかが繋がった。作品間だけでなく、ひとつの物語の中でもまるでミステリーのように伏線を回収していくのが辻村さんの作品のすごさであり楽しみだと思う。『青空と逃げる』は私にも息子が居ることもあり、母と妻と両方の目線で感情移入し、涙を流しながら読み終えた。タイトルも秀逸。

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    2026年02月02日
  • スロウハイツの神様(下)

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    長編物語ようやく読み終わった。
    登場人物の過去も詳しく表現されていて…ちゃんと繋がってる。読み進めるうちに早く最後知りたいのに、読むのがちょっと辛い部分もあったり勝手に物語に感情移入しちゃってたり。辻村ワールドだと読み終わってスッキリした。伏線回収でえって驚かされたり、そうすると物語が繋がっていき…何年ぶりかの再読だったけど、無の状態から読み始めて物語にどっぷり浸かって最後読み終えることが出来た。やっぱり買い直してよかった作品。

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    2026年02月02日
  • かがみの孤城 上

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    いじめの様子は心が痛いけど、鏡の中で仲間を見つけて、少しずつ関係性を築いて、きっとこれから助け合っていくんだなという雰囲気がジワジワ伝わってきて感動する。鏡の中の世界もまだまだ謎で、先がきになる。これは面白い。さすが辻村深月さんという感じ。

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    2026年02月01日
  • 琥珀の夏

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    育児中(ワーママ)の立場で読み、グッときました。

    解説にありましたが、辻村先生は子供の気持ちの描写が秀逸過ぎる⋯!
    子供の頃はこんなこと考えてたなぁ(でも子供は上手く言語化出来ない⋯)とか思い出したり、考えさせられた。


    親として、菊池賢とのシーンが心にザクザクきました。

    ・子供の教育に熱心になるには、金・暇・熱意が必要。で、持て余している。
    →この指摘はめちゃくちゃ的を得てる༼⁠⁰⁠o⁠⁰⁠;⁠༽

    ・きちんと社会と共存するちからが大事
    ・多少利己的になってでもその子のことだけを考える親の存在が必要→分かる
    わかっているけど、保育園の預け先が決まって安心する気持ちも分かる。
    一見、矛盾

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    2026年02月01日
  • ぼくのメジャースプーン

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    どうしようもない「悪意」と戦える力があると分かった時、その力を本当に正義の為に使えるのか。果たしてそれは本当に正義なのか。

    読み返したらまた切なくなるのに、その感情の揺れ動きを、小学生目線だからこその表現に学ぶ事が多くてまた読み返す。
    辻村深月さん初期の傑作だと思う。

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    2026年01月31日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    おもしろかった!物語の展開が全く予想できず、最後の最後まで度肝抜かれた〜
    上巻は引き込まれるまでちょっと時間がかかったけど、下巻は一瞬で読んでしまった。そしてこの話は20年前の作品なのか...本当にすごいな、辻村さん。

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    2026年01月31日
  • スロウハイツの神様(下)

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    本作の魅力は、まず何よりも登場人物ひとりひとりの造形が際立っている点にあると思う。
    創作者特有の矜恃、他者の才能に向けられる嫉妬、そこ絡みつく恋情といった関係性が入り組んでおり、物語がいわゆるミステリー要素に依拠することなく、「スロウハイツの神様」の世界へ没入させられる。

    終盤、チヨダ・コーキの過去が回想される局面では、それまで周到に張り巡らされてきた伏線が怒涛の如く回収される。その鮮やかな展開によって、彼が秘めてきたひとつの動機を軸に、何気ない場面のそれぞれが新たな意味を帯び、物語全体の構造が違う世界として見えてくる。結果として本作が極めて緻密に設計された物語であることを強く感じた。

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    2026年01月30日
  • 家族シアター

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    久しぶりに小説で泣いた。以下メモ

    妹という祝福
    なんだかんだお互いがお互いのことを気にしていて、思春期の子供らしく自分の気持ちに素直になれず捻くれて捉えがちだがそれも愛ゆえだと感じた

    私のディアマンテ
    こりゃ母がダメダメですわ...言葉の選択が間違っているよ...と感じたのもうちの母親がとても受容的で愛されて育ったゆえの考えなのかもしれない。もし、自分の子が先生と結婚して子供を産みたいと言い出したらどうするだろうか。

    8年後の〜

    お父さんと息子の話。お父さんは父らしくなくて、さっぱりしているのに、息子の夢は一丁前におうえんしていて、タイムカプセルを探しに1人で乗り込む姿に泣けたし、その

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    2026年01月30日
  • ぼくのメジャースプーン

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    辻村深月さんで、この作品が1番好きと言う人が沢山いる理由がわかる。全体を通した主人公は「ふみちゃん」と「ぼく」しか出てこず、秋山先生とお母さんがたまに登場する程度。ふみちゃんがいかに魅力的な女の子なのかが深くふかく記憶に残る。

    ・動物は器物
    ・心が遠くに行くこと
    ・最後にわかるトリック

    全てがとても面白かった。

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    2026年01月29日
  • かがみの孤城 下

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    一気読みしてしまう圧倒的なストーリー。
    伏線回収も凄いし、子供たちの将来が素晴らしいものになってほしいと切に願うほどの没入感。

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    2026年01月29日
  • ロードムービー

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    もう少し続きがあったら良いのにと思っていた、「冷たい校舎〜」の登場人物が出てくるお話。最初のお話は、現在と過去が交互に展開され、どちらも先が気になるから読む手を止められなかった。終盤で発覚する驚きの事実によって、さらに面白さが増す。そのほかのお話も、面白くてするすると読めてしまう。作者の、登場人物たちへの愛情が伝わる心温まるお話ばかり。最後の「エピローグ、またはプロローグ」という言い回しがまたゾクゾクとさせてくれて、思わず「冷たい校舎〜」のはじまりを読み返して、ニンマリしてしまった。この先もずっとずっと読んでいたいと思える一冊。

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    2026年01月29日
  • かがみの孤城 下

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    上巻からの怒涛の展開に圧倒されてしまいました。
    名作の一言に尽きます。
    私にも今中学生と次に中学生になる二人の娘がいますが、是非読んでもらいたいと思います。
    特に二人とも今は人間関係には悩んでいませんが、それでも読んでおくべき作品だと思います。
    また、ほんの少しだけ、ストーリーの中で自分の予想が当たっていた所もありましたが、総合的にはそれを遥かに上回る設定と伏線回収に、改めて作者の力量の高さを痛感しました。
    これからもどんどん推していこうと思います。

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    2026年01月29日
  • スロウハイツの神様(下)

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    こんなに心が温まるストーリーは他にあるでしょうか?
    あえてミステリーと言わせてもらいますが、殺人事件だけがミステリーではないことを、がっつり教えてもらいました。
    伏線が色々な場所に散らばっています。
    わかりやすいのや、想像しやすい伏線もありますが、回収時に登場人物の感情を足すことで、予想以上の結果を魅せてくれました。
    キャラクターも個性があるし、最後の最後まで楽しませてもらいました。

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    2026年01月27日
  • スロウハイツの神様(上)

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    こんなに心が温まるストーリーは他にあるでしょうか?
    あえてミステリーと言わせてもらいますが、殺人事件だけがミステリーではないことを、がっつり教えてもらいました。
    伏線が色々な場所に散らばっています。
    わかりやすいのや、想像しやすい伏線もありますが、回収時に登場人物の感情を足すことで、予想以上の結果を魅せてくれました。
    キャラクターも個性があるし、最後の最後まで楽しませてもらいました。

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    2026年01月27日
  • かがみの孤城 1

    無料版購入済み

    有名な作品でずっと読んでみたいと思っていました。期待を裏切られずにとても考えさせられる作品でした。学生にぜひ読んで欲しい。

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    2026年01月27日
  • この夏の星を見る 上

    購入済み

    青々とした強さを感じたいなら

    星のように各学生たちは体格・興味関心・経験値等それぞれ違う1人1人であって、一緒くたにされるべきものではなく、個々人が自分の意思・気持ちのもとに物事を進めていきながら成長するのだということを訴えていると感じた作品。誰かから与えられた漠然とした命題に対して取り組むのではなく、知りたい・やってみたいという純粋な欲望のもとに突き進むことの強さを受け、思わずこんな学生生活送っていたかなと自分自身の学生生活を振り返っていました。毎日同じような日々を過ごしているなあとぼんやり感じている方に、「何か新しいことやってみようかな」と思わせてしまうような、学生たちからの刺激を感じてもらえると嬉しいです。

    #アツい #共感する #感動する

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    2026年01月28日
  • この夏の星を見る 下

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    思うことは色々あるけど、コロナがなかったらこの本に出会うこともなかったんだなと思うと感慨深い。
    こんな青春の形もあるんだなあ。私はめちゃくちゃ読んでよかったと思いました。友人に勧めたいです。

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    2026年01月24日
  • 青空と逃げる

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    ネタバレ

    『傲慢と善良』で辻村さんの作品を読み漁りたいと思い、あとがきに倣って『島とぼくらと』、そしてこの『青空と逃げる』を手に取りました。

    物語に対する感想ではありませんが、ひとつ驚いたことがありました。

    「谷川ヨシノ」という名前を目にした時、案の定鳥肌が立ちましたが、驚いたのはその後です。「写真を撮るだけでなく、震災で汚れた写真の復元もしている」という樫崎写真館の話を聞いた時に、森の中の古びれたお寺のような景色が頭をよぎりました。

    すぐにはなんの景色か思い出せず、だんだん読み進めるうちに、視点が女の子だったこと、なにか重大なものを見つけたこと、それが『傲慢と善良』の話だったことなどを思い出しま

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    2026年01月23日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    ネタバレ

    過去の話、どれも自分に当てはまるような、覚えのあるような感情。私は人と関わるときに、ちゃんと対等な関係を結べているのかなって不安になった。私が覚えている過去はどこまで本当なんだろう、他人が覚えている過去とどのくらい違うのかなって、すごくもやもやした。
    私が小中の友達に会うといい感情持たれないのかなって思うことあるけど、それってこっちに何か罪悪感が残ってるんだなあって。私も無意識にか意識的にか、人を下に見てたりバカにしてたりするんだよなって。すっとは認められないけど、自覚しないといけない部分だと思った。対等な人間関係を結んでいきたい。
    自分の価値観で人を括って、自分の価値観で過去を整理して、

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    2026年01月21日
  • 名前探しの放課後(下)

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    上下巻で長いと感じても、是非是非読み切ってほしい。何か釈然としないと、上巻で感じたのなら諦めずに下巻最後まで読み切ってほしい。その感触はきっと良い意味で当たってるから。


    “ミステリー”とか“自殺者”とか“タイムスリップ”なんて大きな単語が飛び交う作品できちんと少年少女たちの成長まで描き切っているところがすごい。

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    2026年01月21日