辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ辻村小説の壮大なミステリー作品を読ませていただきました。「ファイア・ドーム」これまた、良いタイトルですし、作品の構成もすばらしいと思いました。2019年の人たち(今現在の我々)はSNSやネットなどの情報に振り回されて、1994年の人たちは噂や憶測やデマに振り回されて、この小説に出てくるような事件が起こってしまったと思います。さらには、2つの出来事を天秤にかけてどちらを優先するかということを読者の自分に問われているような気もしました。
「新聞記者」と「小学校の新任教師」というカップルも上手い組み合わせを考えたもので、素晴らしい小説でした。
読んでる途中で「光汰朗くん、戻ってこーい」と応援し -
Posted by ブクログ
小さな地元で起きた、大きな事件。そこに住む人々が、その事件の関係者として、少しでも参加したいがために軽々しく”噂”という火種をまく…。
ただ、不謹慎ながら大きな事件が起きたときに少しだけソワソワして、誰かに言いたくなってしまう気持ちがわからないでもありません。だからこそ、真偽が不確かな噂には惑わされないように気をつけたいと思える話でした。
場面が度々変わり、登場人物が多いので「誰だっけ、この人…」となりながらもなんとか読み終えました。笑
特に記者の関係者の名前が覚えられない!相関図が欲しいです笑
光汰朗くん、見つかると良いな!
引き続き、下巻も読みます! -
Posted by ブクログ
ネタバレめまぐるしく次々に判明する真実。
予想もしなかった展開がこれでもかと続く。最後の数ページになっても、まだ続く。
読みながら何度混乱させられたことか。
iは一体誰なんだ???
浅葱とは誰だったんだ??
孤塚ですらなぜか怪しく見えてくる自分に笑ってしまった。
下巻を読むまでは、iは誰なのか、浅葱は兄と会えるのか、いずれはみんなにバレて、苦しい展開になるのだろうかと予測を立てていたが、見事に裏切られた。まず月子がこんなことになるなんて。そしてまさかの兄弟だったなんて。それを知らずして両想いなのにすれ違う悲恋。
iが好きだった浅葱。手記を書くことで落ち着いていた浅葱、人間らしい浅葱は偽のiとの出会い