辻村深月のレビュー一覧
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ネタバレもっと続きが読みたい。
残り少なくなるページを捲るたびに心許ない気持ちになり大切読もうと思うが、それより早く救いが欲しい気持ちが勝りどんどん読め進めてしまう。
そして終わってしまった。
このあと「広島のおかあちゃん」はこれまで誰にも聞いてもらえなかった妊娠中の想いをきっと誰よりも親身になって聞いてもらえるんだろう。
「朝斗のおかあさん」はあの日から今日までの朝斗の話をたくさんするんだろう。
朝斗はホールケーキでお祝いしてもらった誕生日のエピソードを話すかもしれない。
「広島のおかあちゃん」はそれを聞いてちょっと寂しいような気持ちになるんだろうけどそれと同時に「この人たちが朝斗の父母でよか -
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登録は上巻ですが、もちろん上下纏めての感想文ってことで(^ ^
いや、何と言うか、こんなに「笑かし」も「外連味」もなく、ストレートに人の気持ちを描き切る作品は、本当に久しぶりに読んだ感じ。何の根拠もなく、もっと「面白要素」がある本かと思って読み始めたのですが、どこまで行っても「大マジ」(^ ^; いやもちろん、それが悪いわけでも何でもないですが(^ ^;
ストーリーは、梁山泊的なシェアハウスに集う若きクリエーターたちの群像劇、って感じ。それぞれの登場人物に、みなそれなりの山あり谷ありのストーリーがあり、その良い面も悪い面も、しょーもない依怙地な姿なども丁寧に描いていく。その中で、それぞれの -
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ドラえもんを通ってきた人間には“反則級”の一冊でした。
初めて買ってもらった漫画はドラえもん1巻。暗記パンに胸を躍らせ、「さようならドラえもん」で泣き、映画は「海底鬼岩城」が一番好き。ファミコンの白ドラを遊び倒し、大長編を友達と回し読みし、親戚の家でSF短編集を読みふけっては「ミノタウロスの皿」や「新人類」にぞわぞわした——そんな子ども時代を過ごした私にとって、本作はあまりにも刺さりすぎました。
物語そのもののドラマと、随所に差し込まれる“ひみつ道具”のエピソードが、まるで二冊の本を同時に読んでいるような読書体験を生み出していて、ページをめくるたびに胸が熱くなる。理帆子の孤独や揺れ、彼女の -
Posted by ブクログ
全体を読んでの感想。
前半は理帆子に対して「少し 不甲斐ない」という感想で、若尾に対する態度にもどかしさと、心配する親心のようななんとかしてあげたい気持ちになった。
後半にかけて、理帆子の考え方が徐々に変わっていくも、一歩遅ければ取り返しのつかないところまで周りを巻き込んで事態は悪化していく。
そのシーンを読んでいると、ページをめくる手が止まらなくなり、理帆子と同じ祈るような気持ちでいつのまにか感情移入していた。
最後まで読んだ感想は、
少しFictionで、少しFriendlyで、少しだけFamily。
読み終えてほっと胸を撫で下ろした。 -