辻村深月のレビュー一覧

  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    もっと早く読んでおけばよかったと思うくらい面白かった!パラレルワールドに迷い込むようなファンタジーものは苦手意識があったけど上下巻あっという間だった。
    孤城で過ごした彼らのかけがえのない記憶は友達を救うために無くなってしまった。
    記憶が無くなって悲しい結末かと思いきや、現実世界で出会い、助け合えていたという結末には鳥肌がたった。
    面白かった!

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    2026年02月05日
  • 闇祓

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    面白かった!
    自分の闇を押し付け、相手の薄暗い部分も引き出し、破滅させる存在...言葉にするとあまりに突飛だけど、いるだけで周囲の歯車を狂わせる存在は実際にいた気がする。私もその1人じゃないかと不安になった。最初はジャンル不明で訳も分からず読み進めていたけど、刺激的な話ばかりでどんどんページを捲ってしたった。

    辻村深月さんは一見集団の中に溶け込み馴染んでいることの「異常性」や「本質」を突くのが上手くて、身近に起きていることにも通ずるものがあり、毎回胃がクイッ⤴となる。

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    2026年02月05日
  • 家族シアター

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    辻村美月による家族をテーマにした短編集。

    天才作家×家族 は外さないとは思っていましたが、予想以上に良かったです。

    家族というものに対して、万人が、家族って良いもんだよなって思っているなんてことはないと思っています。いろんな事情があると思いますし。
    それでも、これを読んだ後は、久しぶりに両親に電話してみよっかなという気にさせる力がある本だと思います。

    どの短編も甲乙付け難いのですが、「タマシイム・マシンの永遠」がコンパクトながら、グッとくる内容でした。

    愛が不足してるなーって時に読んでみてください。最高のサプリメントですよ笑

    ◾︎「妹」という祝福
    p36「どうして、広瀬先輩とケンカし

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    2026年02月05日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    ミスリードを誘いまくられます。
    iは誰なのか?藍?恭司?狐塚?月子?秋先生?まだ出てきてない第三者?浅葱が二重人格?
    絶対にiを見つけ出してやるぞ。と読み進めるも。結論読むも、難しい…
    結局、浅葱が二重人格?浅葱の中にもう一人ちがう人物がいて、そっちが本当の浅葱で…難しい。
    途中で月ちゃんまで死にかけて、どうなるのー。と読むのをやめられず。

    星5をつけたくないけど(月子の苗字をずっと伏せてたのと、殺人犯の浅葱が野放しになったのが解せない。)、星5をつけざるを得ない物語でした。
    最後の恭司がかっこよすぎ。

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    2026年02月05日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    面白すぎた…
    かなり序盤で時代違うとか、喜多嶋先生キーパーソンとか色々勘付いたけど、まだまだたくさんたくさん伏線あって面白かった〜倉庫から取り出したテレビと現役で使ってるゲームの端子違う時点で、設定ミス?って思ったよね?大人が読むとみんなそんなもん?
    さすがに国内同地域だとしても時代によって文化とか話し方違いすぎるだろうから無理がある設定だと思ったけど、それでも面白かった〜
    でもやっぱ記憶ないんだし、みんなの更生の描写もちょっと無理あるよな、まあそこは本筋じゃないけど!あと、理音、お姉ちゃんって気づいてたら鍵の場所すぐわかるでしょ!

    最初は、小学生のときに読んでた本みたいな文体で、懐かしい〜

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    2026年02月05日
  • かがみの孤城 下

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    今のところ今年読んだ本の中でNo. 1の面白さ!特に下巻の伏線回収が凄すぎる。「そういうことだったのね」が何度も訪れる。どこかでみんなが繋がっていることに胸が温かくなった。もう一度最初から読みたい。

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    2026年02月04日
  • 凍りのくじら

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    これなんかすごい好きなんだよなー
    辻村深月さんが脚本されてるドラえもんの映画もいつか小説で読んでみたい

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    2026年02月03日
  • サクラ咲く

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    中学生の時にこんな本に出会いたかった。
    大人になった今読んでも、当時の自分の背中を押してもらった感覚になった。

    「サクラ咲く」のお話が1番好き。
    気弱な主人公が少しずつ成長していくのを応援しながら読んだ。
    こどもにもおすすめしたい。

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    2026年02月03日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    適切な罰を考えるターン面白かった
    哲学では擦り尽くされてそうなテーマなような気がするが考えれば考えるほどどうしようもない

    何の罪においてもそうなんだけど被害時が納得する罰ってないのかも知れない
    せめて反省や更生を促す罰でなければならないのかな

    禁固刑は罰というか危険人物の隔離の意味合いの方が強いのかな

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    2026年02月03日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    雪の静けさから始まる物語に、中高生の自殺という重いテーマ、そして主人公が仲の良いグループという設定が重なって、読み始めてすぐに『ソロモンの偽証』を思い出した。「これは絶対おもしろい」と期待が一気に高まった。

    8人の高校生のうち、どうしても気になってしまう“名前”。ただの設定ではなく、物語全体に意味を投げかける仕掛けのようで、上巻ではその意味は明かされなかったので下巻に期待です。

    最初は状況を深刻に受け止めきれなかった彼らが、少しずつ「思い出せない何か」と向き合わざるを得なくなる過程は本当に苦しい。閉ざされた校舎の寒さが、そのまま心の温度にも影響してくるようだった。

    読みながら何度も思った

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    2026年02月03日
  • 凍りのくじら

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    とても面白かった。少し不在と思いながら生きている人は意外と多いと思う。出てくる登場人物の全員に少しずつ感情移入できて、痛みが伝わった。
    ページ数は多いですが展開が気になり最後まで数日で読み切ってしまいました。オススメ

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    2026年02月03日
  • ぼくのメジャースプーン

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    僕とふみちゃんの物語
    不思議な力を使える僕
    学校で飼っていたふみちゃんの大好きなウサギ
    なんでも知っていて、運動もピアノもできて優しいふみちゃん
    そんなふみちゃんに対するクラスみんなの評価
    そして学校で起こる残忍な事件

    フィクションだと分かっていても心がかき乱されるような辛い事件
    でも実際こういう事件を起こす人はいる
    許せない
    僕の決めた決意には同意できないけど気持ちは分かる

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    2026年02月03日
  • 青空と逃げる

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    辻村深月さんの作品5冊目。『傲慢と善良』でどハマりし、関連作品を読んできて、なぜ早苗と力が仙台にいるのか、自分たちの話をしたがらなかったのかが繋がった。作品間だけでなく、ひとつの物語の中でもまるでミステリーのように伏線を回収していくのが辻村さんの作品のすごさであり楽しみだと思う。『青空と逃げる』は私にも息子が居ることもあり、母と妻と両方の目線で感情移入し、涙を流しながら読み終えた。タイトルも秀逸。

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    2026年02月02日
  • スロウハイツの神様(下)

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    長編物語ようやく読み終わった。
    登場人物の過去も詳しく表現されていて…ちゃんと繋がってる。読み進めるうちに早く最後知りたいのに、読むのがちょっと辛い部分もあったり勝手に物語に感情移入しちゃってたり。辻村ワールドだと読み終わってスッキリした。伏線回収でえって驚かされたり、そうすると物語が繋がっていき…何年ぶりかの再読だったけど、無の状態から読み始めて物語にどっぷり浸かって最後読み終えることが出来た。やっぱり買い直してよかった作品。

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    2026年02月02日
  • かがみの孤城 上

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    いじめの様子は心が痛いけど、鏡の中で仲間を見つけて、少しずつ関係性を築いて、きっとこれから助け合っていくんだなという雰囲気がジワジワ伝わってきて感動する。鏡の中の世界もまだまだ謎で、先がきになる。これは面白い。さすが辻村深月さんという感じ。

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    2026年02月01日
  • 凍りのくじら

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    まさにSukoshi・Fushigiで素敵なお話。

    これだけ藤子・F・不二雄先生やドラえもんの存在感が強いお話なので、作者の方のドラえもん自体への解像度が高いのは当然だと思うんだけど、「ドラえもんのこの話を読んだとき、こう感じた」という読者側の感情の質感もすごくリアルで良かった。
    「すて犬だんご」を子供の頃初めて読んだときの不安感とか、めちゃくちゃわかる。Sugoku・Familiar。

    素敵な話。読んで良かった。
    ドラえもん読み返したくなる。

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    2026年02月01日
  • 琥珀の夏

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    育児中(ワーママ)の立場で読み、グッときました。

    解説にありましたが、辻村先生は子供の気持ちの描写が秀逸過ぎる⋯!
    子供の頃はこんなこと考えてたなぁ(でも子供は上手く言語化出来ない⋯)とか思い出したり、考えさせられた。


    親として、菊池賢とのシーンが心にザクザクきました。

    ・子供の教育に熱心になるには、金・暇・熱意が必要。で、持て余している。
    →この指摘はめちゃくちゃ的を得てる༼⁠⁰⁠o⁠⁰⁠;⁠༽

    ・きちんと社会と共存するちからが大事
    ・多少利己的になってでもその子のことだけを考える親の存在が必要→分かる
    わかっているけど、保育園の預け先が決まって安心する気持ちも分かる。
    一見、矛盾

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    2026年02月01日
  • 噓つきジェンガ

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    わたしはとても面白いなと思って読みました。タイトルもいいですよね。わたしは好きです。嘘をついてしまうのもそれに後悔するのも不安になるのもすごく人間らしいと思います。嘘つきの話なのに読み終わった後ちょっと前向きになれた気がしたので、すごく不思議な気持ちになりました。

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    2026年02月01日
  • 噓つきジェンガ

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    やっぱり辻村深月さんの作品は凄い!
    読み始めから一気に物語に没入していき、息付く暇もないくらいの展開、スピード感で駆け抜けていく!
    人の弱みにつけ込む詐欺の誘惑。誰もがきっと、弱った時にはなにかにすがりたくなるものだと思うのです。

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    2026年02月01日
  • ぼくのメジャースプーン

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    どうしようもない「悪意」と戦える力があると分かった時、その力を本当に正義の為に使えるのか。果たしてそれは本当に正義なのか。

    読み返したらまた切なくなるのに、その感情の揺れ動きを、小学生目線だからこその表現に学ぶ事が多くてまた読み返す。
    辻村深月さん初期の傑作だと思う。

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    2026年01月31日