【感想・ネタバレ】ぼくのメジャースプーンのレビュー

あらすじ

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。(講談社文庫)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

純粋にめっちゃ面白かった!!伏線回収っぷりも、さすが辻村さんの一言。最初から最後までずーーーっと楽しんで読めました!結構分厚いけど一瞬で読み終わっちゃいます。
辻村深月さんのこと少しでも気になっているなら絶対読んで欲しいです!!!!

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

大切な人のためなのか、それとも自分のためなのか。
少年が必死に考えて出した答えに、その後の感情に泣きそうになった。

秋山先生との会話で思考を深めていく過程が読み心地よかった。ひとつのことを多角的に考えていく姿勢は見習おうと思う。

あと、少年が女の子のために頑張る姿がペンギンハイウェイと少しだけ重なった。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

未読で得した本シリーズ!
辻村作品の中で同率1位!
ハケンアニメ!に並ぶ自分の中の1位。
内容を全く知らない状態で読んだら、びっくり。
久しぶりに本中心の生活をしました。
起承転結がしっかりとしていて、純粋な悪意に
向き合う主人公に共感。
主要登場人物が少なく、丁寧に描かれている
描写がとても秀逸です。
生涯トップ10には入る名作でした。
ただ、センシティブな内容なので子供にはおすすめできない、

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ストーリーが良くて展開に目が離せなくなる。哲学的な思考が好きな人にもオススメできると思う。
自分ならどうするのだろうと考えても、その上をいくような思考をしていく主人公と先生。長期の目線、広い目線で捉えることで、見える世界も変わるということも表現されている。愛とは罰とは償いとはなど、様々な示唆がある作品でした。

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2026年06月25日

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 少学校で起きた陰惨な事件で声が出なくなった少女・ふみちゃんのために不思議な力を持つ"ぼく"が出来ることを模索するシンプルな構成と「彼女が望むことは何か」「どうすることが自分に恥じない結論になるのか」など深く考えさせられる描写の対比が絶妙で"ぼく"は紛れもなくふみちゃんのナイトだと思えた。

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2026年06月21日

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ネタバレ

さすが辻村深月さま、と言いたくなるような読み応えのある作品だった。

途中、事件の描写がグロくて胸が痛くなったし、クラスメイトの調子が良くてずるい様子の表現がリアルで読み進めるのが辛い部分もあったけど、やっぱり先が気になるし、最後はどこかあたたかさも感じるラストでほんとうに良い一冊だった。
こういう気持ちになれるから、小説ってやっぱりいいな、、と思った。

そして、途中、後半で、先生が『秋先生』で、名前探しの放課後のあのゼミの先生とつながって、すごく嬉しかった!
名前探しの放課後のエピソードについて語られたり、直接は語られてないけど、名前探しの放課後で謎だった、悪者の学生を消した方法はこの能力を使ったのか!と気付いたり。
動物園に行った人たちもきっと誰かなんだろうなとは思ったけど、誰かはわからず。

解説を読んで納得したし、こおりのくじらの少年があの発表会の、、とか、話せない女の子がふみちゃんだったのか、、とかリンクがすごく楽しくて、辻村さんの小説の読む順番におすすめがあることを深く納得した!
次に読むべき本でもきっと誰かと嬉しい再会があるかと思うと今からワクワクする。

まだ辻村深月さんの読んでない作品が多くあることを幸せに思う!

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2026年06月10日

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何度も泣きました。10歳の純粋でまっすぐで、だけど信じられないくらい大人びている感情に、持っていかれました。だけどそれだけではなく、罪とは、罰とはと、自分ならどうするだろうかと禅問答のような頭の中での一人のやり取り。大人になった今、私は「何もしない」という選択をするかもしれない。だけど、おそらく割り切れないし、そんなぐちゃぐちゃで必死な感情の先に、人を動かす愛情があるんだろうとも思う。
ぼくとふみちゃん。ぼくはふみちゃんが大好きで大好きで、どうしても何があっても、痛ましい孤独の世界から戻ってきてほしかった。「本当に優しい子なんだ。」
本当に深い物語でした。

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2026年06月07日

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小4とは思うことができないけど、
言葉の重さとか復讐とか感情とか色々と考えさせられた。
みんな自分のために生きてるんだよな

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2026年05月30日

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確か、昔、大学を卒業した頃にこの文庫本を買った。そして、読まないままずっと本棚で眠らせていた。
手に入れてから10年以上経っただろうか、やっとこの本を読んだ。

読みはじめたらとても読みやすく、すっと心の中に入ってくる物語だった。主人公の少年の心の機微や、巻き起こる事件に読んでて何度も涙腺が緩んだ。

読後の余韻もあって、センチメンタルな気分だ。

私はこの物語をずっと読みたかった。本屋で手に取ったあの日から、引っ越しがあっても断捨離をしても、この本はずっと本棚に共にあった。辻村深月の「凍りのくじら」がとても好きだったのでこの本を読みたかったのだ。ずっと、ずっと。

私も作中のふみちゃんのように、心が壊れるようなことが、人生にあった。その時から、小説を読めなくなった。でもこの本は手放さなかった。だってわたしは辻村深月が気になっていて、この本をとてもとても読みたくて、小説が好きで、諦めたくなかったからだ。

人と時間に癒されて、今、この本を読めた。私があの時失ったものと、今手に入れたもののことを思う。

まるで、私が読めるようになるのを待っててくれたような、物語だった。傷ついて、失っても、終わりじゃない。続いていくし、再生の道はある。

この物語を読めて良かった。心から。

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2026年05月17日

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「〇〇しなければ✕✕になる」という呪いをかけられる能力を持った小学生の男の子。
小学校で飼育しているウサギたちが惨殺され、その現場を目の当たりにした大切な女の子が心を失ってしまう。
許せない!その犯人に呪いをかけてやる!って話。

能力の設定が細かくて、自分ならどう使うか?を考えながら読み進めていた
また、女の子のためじゃなくて自分のために能力を使うんだと、責任の対象が誰なのかを考えさせていて興味深い。
最終的な男の子の呪いの使い方は予想外だったが、小学生にしては賢すぎるでしょ、という印象はずっとあった。
ウサギが惨殺される描写はなかなかしんどい。

アキ先生が別作でも登場していたらしく、その作品も読んだことがあったのに全く思い出せなかったのが悔しい。

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2026年08月13日

ネタバレ 購入済み

基本的に小学生の主人公の視点で進んでいくので難しい単語や表現が登場せず読みやすいです。不思議な力を持っている、という少し現実離れした設定がありますがそれをうまく溶け込ませたうまい作りになっているなあと思いました。

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2025年01月10日

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ネタバレ

復讐は、復讐しか生まない。
この小説を読んで1番心に残った。世の中には数え切れないほどの悪意があるけれど、悪意に対して悪意を持って接していては、いつまでも平和にはならないと改めて思った。
この物語の主人公「ぼく」のふみちゃんに対する姿勢のように、常に愛を持って人に接していきたいと思った。

また、身近な人が酷い目にあった時、その犯人に対してどう復讐するのか、もしくは復讐せず忘れようと努めるのか。自分だったら、、と考えさせられる小説だった。
小学4年生のぼくは、うさぎ殺しの事件で心を閉ざしたふみちゃんを救おうと懸命に毎日を過ごす。
当事者にとっては、人生を狂わせられるような大きな出来事でも、世の中では数多くある事件の一つに過ぎない。
メディアは、世は、それらを消費するに過ぎない。
立場が変わればモノの見方も変わるという言葉があるが、それを改めて実感させられる小説だった。
自分の命をもって、犯人に償わせようとする「僕」。そのひたむきな姿勢に心を打たれると同時に、それは、またぼくを大事に思う家族を傷つける行為でもある。全ての行為はつながっているなぁと感じた。

悪意は無くならないけど、それならせめて自分のところで悪意を打ち切る。そんな人になりたいと思った。


2026.5.7再読
後半はずっと涙が止まらなかった。
好きな人を思う気持ち。たとえその気持ちの出発点が「自分のため」だったとしても、人はそれを愛と呼ぶ。
人間は、自分のためにしか泣けないというが、
誰かが悲しい思いをした時涙するのは、その誰かが自分にとって必要で大切に思う気持ちがあるからなのではないか。それが愛ではなくて何なのだろう。
「自分のため」に生きることは決して悪いことでは無い。むしろ人間の本質としてそれは当たり前のことなのだと思う。以前りりちゃんと性善説と性悪説について話をしたときに、りりちゃんが「性悪性は悲しいことでは無いと思う。生まれた時から汚い生き物なのに、人に優しくできるのは自分がすごいんだって思えるでしょ?」と言ってた。正直目から鱗だった。私たちは自分勝手に生きている。でも、そんな自分勝手な人間が誰かを思いやり誰かのために涙できるのは、素晴らしいことなのかもしれない。
「自己中心」な考えの中にも愛や優しさはたくさん詰まっているのだと教えてもらった。



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2026年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっと賢い男の子と、子供相手でも敬語で話す教授の会話劇大好き人間なのでとても良かった。
賢さの中に子供の怖いまでの素直さが覗く感じがある意味リアルで良いんですよね。
最後はモヤモヤっとしたが、このあと名前探しの放課後と子どもたちは夜と遊ぶを読み、ぐっとこの本に対する解釈が深まりすっきり。最終的にこの3作品の中では僕メジャが1番好きかな。

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2026年08月08日

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主人公の、自分を犠牲にしてまでも、表面上では伝わらない本心や本性を知りたいと思うある意味での無責任さと自分勝手さが人間らしくて良かった。

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2026年07月26日

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2009年(発出2006年) 520ページ

とても深いこのお話。主人公のぼくが小学四年生といって侮ってはいけません。ぼくと秋山先生の、禅問答のような、あるいはソクラテスとの対話のような哲学的な会話が、理解が難しいのです。また、『条件ゲーム提示能力』の定義、細かいルールなど、こちらも理解が難しい。じっくり腰を据えて読んでね、と言いたいのですが、中盤のテンポが少し悪いのが欠点かな。秋山先生との答えの出ない会話が延々と続きます。しかし、考えさせるお話でした。心理学を学んでいるような気分。ぼくは、『ダブルバインド』を使うことになりますが、心理学のダブルバインドとは少し意味が違いますね、

エンディングは素晴らしい。自分の特殊能力で、ふみちゃんのために犯人に復讐しようとしていたぼくは、最後にどのような結論を出すのでしょうか? 
ぼくとふみちゃんと、幸せになってほしいと祈るような気持ちで読み終えました。

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2026年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

単品でもめちゃくちゃ面白いけど、
子どもたちは夜と遊ぶ、の答え合わせにもなるなんて
思わなかった。
絶対に先に子どもたちは〜を先に読むべき!
と、思ってたら他の方の感想をみると
他の作品とも関連があるらしくて
全然気づかなかった(汗
この次は何を読んだらいいんだろう?

この作品はゴール(主人公と犯人が会う日)が
わかりやすいし、続きがすごく気になって
一気に読めました。
他の辻村作品は現在的なお話かと思いきや
結構ファンタジー寄りでなんでもありじゃん…と
ラストで少しがっかりすることもあるんだけど

最初から「力」という設定があるから
なんでもありだと最初から覚悟してたし、
結末にもやもやすることはなくてよかった笑


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2026年06月12日

Posted by ブクログ

結末を読んでホッと胸を撫で下ろした。
自分が同じ能力の持ち主だったら、誰に対してどんな条件を提示するだろうかと色々妄想してしまった。

強制するのでは意味がないし、反省を促すということは難しいなと思う。でも自分のために懸命に戦ってくれる同士がいる事実は、どうしたって心の拠り所になると思う。

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2026年06月04日

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復讐する事の意味について色々と考えさせられる。力を持った小学生4年生が出した最後の決断には驚いた。2人がまた元のように仲良く学校に行けることを願いたい。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

#わたしの講談社文庫
気になって購入。

罪、復讐、罰がテーマだと思った。
無垢で純粋な子どもの視点、紆余曲折あり苦労してきた大人の目線から、それらを話し合っていくところはとても面白かった。

先生が恐らく前作ありきの存在なんだなーってところが、読み進めれば進むほどネタバレをくらっているのか?前作の話をしているのでは?前作のその後の話?知っていればその後こんなふうに生きてきたのかって感動するの?と悶々とした。ただ、魅力的なキャラクターたちが一冊だけで終わってしまうのは寂しい、もっと色んな作品に出てきてほしい!と常々思っているので、辻村さんの本と本同士が少しずつ関わり合っているところはとても好き。他の作品読むのも楽しみだ〜!

自分だったら何と言うだろうか。
憎い人自身が痛い思いをする、死ぬよりも、
その人の大切な人・物が、
自分のせいで壊される、死んでしまう、苦しい思いをする
っていうのはとても残酷で1番辛いかなと思う。私には大切な人がいるので強くそう思う。

あ、主人公もPTSDだって気づけなくて悔しかった。マドレーヌに個体差あり過ぎては?と何度も出てきたのに。飴も2回も出てきたのに。悔しい!

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2026年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ


タイトルから想像できないほどの深い小説でした。

主人公がメジャースプーンを持って、ずっと計っていたのは罪の重さじゃないんだろうか。
それは犯人に対しての憤りと、意図せずにして、好きな子に辛い目に合わせてしまった自分への怒り、罪悪感。

ぐちゃぐちゃな気持ちで決心した選択は、大人さえも欺いて決行してしまった。子どもは侮れない。

だけど、子どもが故の無知、軽率さで他の人を悲しませるところだった事に後から気づく視野の狭さは正しく子どもだった。

子どもの無知が故の、世界が狭いから故の選択の壮絶さと、ひたむきな気持ちに気づいたら泣いてしまう。そんなお話でした。

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間の思考、価値観について改めて考えさせられる。生きていく道中には想像もできないことがいくつも起こるし、それをどう乗りこなしていくのかを登場人物達に教わったような感覚。普遍的な愛の話じゃないけれど、その人のことを想うってなんなんだろうと考えさせられた。
電車でのシーンと、ぼくが秋山先生にふみちゃんは一年後には戻ってくると言われても、一年をすごく遠く感じるシーンが心に残った。

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わりました。

最後の1行で涙が止まりませんでした。
一言も喋れなかったふみちゃんが、1週間毎日お見舞いに来てるなんて。涙無しには読めませんでした


ただ、なんて言うんだろう、最後の終わり方が少ししっくりと来なかったです。
物語の内容は分かったけど、この物語を通して何を伝えたかったんだろう、1番伝えたかったものは何だったんだろう。と正直なところそう思っちゃいました。

皆さんの感想を聞いてみたい。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

一つの出来事に対する評価や考え方、受け止め方は、もちろん人それぞれ。
その人それぞれを、判断に至るまでのプロセスをここまで細かに描く作品は初めてだった。

自分自身の判断基準や価値観について、改めて見直すきっかけとなった。

内省するときも、人に伝えるときにも、言葉はしっかりと考えて発しなければ。

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2026年05月13日

mii

購入済み

もはや哲学書

凍りのくじらから。
あらすじにふみちゃんの名前を見つけて手に取りました。

主人公が小学生とするにはあまりに残酷な描写とストーリー展開でしたが、そのぶん読み手に語りかけてくることが非常に重かったです。
「ぼく」と秋山先生のやりとりは哲学的問答で、普段いかに自分の感情を蔑ろにしてたのかを痛感させられました。
もっと若い時にこの本に出会えてたら……と思う気持ちと、今だからこそ響いたんだろうなと思う気持ちと。きっと何度読み返しても新しい発見がある作品なんだろうと思います。

「ぼく」とふみちゃんが過去にとらわれず前向きに進んで行けますように。

#泣ける #切ない #怖い

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2025年02月03日

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子どもがひどい目にあう話はつらいね。大好きなふみちゃんの心を壊された復讐のために、僕が取った手段は…
周りの大人たち、秋先生、秋先生の家にいたお姉さん先生、動物園にきたお兄さん、お母さんの何気ない受けこたえが心地よい。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

罰を恐れて課題をこなすか、罰を選ぶか。

主人公の気持ちを思うと、自分なら生きて罰を受け続ける言葉を発するんじゃないかと思った。
考えながら読むのは面白かった。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

今までの辻村深月先生だったら、序章にフックを持ってきてその全容が明かされるのは物語の中盤、そこから違う登場人物の視点を描くっていう流れだったと思う。この作品は一貫して主人公の視点しか描かず、ただただ長く感じてしまった。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

私のとっておきの一冊は、辻村深月さんの『ぼくのメジャースプーン』です。
恥ずかしい話ですが、辻村深月さんを読んだのはまだ2作目でした。1作目の『本日は大安なり』は一気読みするほど感動しましたが、この作品は重いテーマゆえ、なかなか読み進めることができませんでした。ところが、小学4年生の主人公が最後に下した決断は、64歳の私にはまったく予想外で、見事に騙されました。小学生ならではの純粋さと、その裏に潜む残酷さを垣間見たような気がして、読後感は決して良いものではありませんでした。
それでも、最後に秋先生が犯人に向かって「でなければ、お前は―」と言いかけて言葉を切る場面には唸らされました。その先を読者に委ねる手法が見事で、読後もその言葉が頭から離れません。
この作品は、私にとって「読み終えてから始まる読書」の面白さを教えてくれた、とっておきの一冊です。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

復讐とは誰の、何のためのものなのか。
凄惨な事件を起こし、たくさんの命を、心を奪った犯人に、相応しい罰とは何か。
罰を与える側の罪とは。

人は自分のためにしか泣けない、というフレーズがあったが、泣く以外の全ての行動や感情も、同じく自分のためでしかないのではないか、と考えさせられた。

しかし、罪のない純粋な小学生に、こんなにも重たいものを負わせるとは、、、

私の語彙力ではこの小説の深さを正確に言語化できない。

とりあえずグロ耐性がなく、子供が可哀想な目に合うのが苦手な私にとって、これは手を出してはいけない小説だった。笑
けど最後まで読んでしまったのは、逃げてはいけないと思わせるような、辻村深月さんの文章力ですね。

これから読む方は、心が健康な時に読むようにしていただきたいものです。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

人の内面をみる主人公のお話
念力とかで初めて、まあでも念力いらなかったよね、というオチなのでしょうか。
条件などの話の下りが長くて読み飛ばしてしまった、、

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

タイトルから想像してたのとは、まったく違うストーリーだったけど、興味深い話だった。主人公がかなり大人びた小学生。小学生が抱えるには重く辛い問題だよな。一度罪を犯した人間は、何をすれば、どう生きれば、許されるのか…。いや、果たして許されるものなのか?許していいのか?テーマは重いが、特殊な能力者の話しでもあるから、少しだけファンタジー。もしも自分の主人公みたいな能力があったら…何て囁くかな。

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2026年06月01日

Posted by ブクログ

・オーディブルで散歩しながら聴いていた
・メジャースプーンの意味が途中で分かってくる
・主人公のぼくは小学生にして物分かりもいいし、ふみちゃんの一見大人にしかわからないような賢さを理解していて2人の子供とは思えない聡さに驚く
・話の展開は想像しえないような驚くものにはならないものの、主に先生とぼくの会話の中で、これまでの人生で考えても答えのなかったテーマを反芻する感じがある
・「復讐とは」「何かに一方的に傷つけられたものたちはどう生きるか」「人は本当の意味で誰かのために生きられるのか」ということをぼくや先生の言葉を通じて考えていく感じがある

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2026年05月26日

購入済み

辻村作品を読み漁るのでしたら

ふみちゃんが、その後の作品にも度々登場します。
辻村作品を継続して読破するのでしたら、読んでおいた方が楽しみが増えます。

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2018年10月24日

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