あらすじ
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
犯した罪に対して罰はどうあるのか。罰って誰の為だ、どんな罰ならあってもいいのか。ふみちゃんが本当にいい子であると理解して僕の気持ちを応援したくなる前半、起こった事件に対しての復讐、与えるべき罪について考えさせられる中盤、僕が本当に思っていたことに衝撃を受けながら、その意味を噛み締める終盤。
読みながら自分も本当に色々なことを考えた。犯罪に対して罰せられる意味はなんだ、自分の大切な人が酷い仕打ちを受けた時に犯人に対して何を望むのか。何気なく考え思っていたことが、そうでもないということにいろいろと気がつく。犯人に復讐したいという気持ちは誰の為?もし身内が殺されでもしたら、犯人には死んで欲しいのか。そんな状況に置かれたことはないから、ここまで心を揺り動かされることはなかっただろう。僕の、間違った行動を、自分は間違っていると指摘できるのか。
読み終わって改めて、罪と罰、という言葉が頭の中を駆け巡る。読んでよかった一冊。時間をおいてまた読んでみる勇気が出ればまた読み返したい。
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大学生の時に初めて呼んで、初めて感動して泣いた本。
愛は利他的でないといけないのかという問題提起なのか。罪と罰の話もあるけど、自分は愛とはなんだいうほうに目がいった。
ふみちゃんが傷つけられて本当に悔しかったんだと思う。大事な人を傷つけられて、やり返すことをあなたのための復讐だと言われ、じゃあこの気持ちは自分のためなのかと思い詰める。
ふみちゃんを大事に思う気持ちは偽物なのかという苦悩から、人のために泣くことができないって本当かという問いかけが出てくることが主人公の気持ちが痛いほど伝わってきて、読み進めるのが辛かった。
愛とは純粋な自己犠牲ではないこと。
利己的か利他的かという二択ではなく、「他人の存在が自分の感情の一部になってしまうこと」
ゆえに自分が傷つく可能性を引き受けることでもある。
エゴもある。執着もある。自分勝手さもある。相手が必要だから苦しい。相手が傷つくと自分が苦しい。
そんな不純なもの全部込みで、
「それでも、その人が大切なのであれば、それ愛と呼んでもいいのではないか」いう優しい答えなのかな。
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何度も何度も読み返した一冊。
読むたびにどうしようもない悪意と何度も向き合う。中学生で読んだときはたぶん「ぼく」の使った声の真意を理解できなかった気がする。大人になって読むと、この歳の子が向き合うにはあまりにも重い。この力も罪悪感も。にしてもこのゲームを考えた辻村先生には感服だ。。。
Posted by ブクログ
ひとつの問いを丁寧に掘り下げていく読書体験でした。主人公と先生の対話を追ううちに、価値観を考え直す良い機会になったと感じます。
物語は非常にシンプルですが、これは「ぼく」が先生から受ける授業こそがテーマなのだと理解しました。秋山先生とのやり取りは、まるで良識ある道徳の授業を受けているようで、もし中高生の頃に読んでいたら人生観が変わっていたかもしれないと思うほど印象に残りました。
「ぼく」が小学生とは思えないほど思考が成熟している場面もありますが、これは先生を通して読者自身に問いかけているのだと感じられます。自分ならどう考えるか、どこまで他者を理解できるのか──そんなことを考え続けてしまう作品でした。
さらに、講談社文庫の辻村作品を読み進めてきて、ついに“辻村ワールドすごろく”に触れられたことにも感動。特別な力の正体や、ある人物のあたたかな言葉が「ぼく」に寄り添う場面は胸に残りました。
読み終えて、少しだけ自分の視野が広がったように感じられる一冊でした。
Posted by ブクログ
純粋にめっちゃ面白かった!!伏線回収っぷりも、さすが辻村さんの一言。最初から最後までずーーーっと楽しんで読めました!結構分厚いけど一瞬で読み終わっちゃいます。
辻村深月さんのこと少しでも気になっているなら絶対読んで欲しいです!!!!
Posted by ブクログ
大切な人のためなのか、それとも自分のためなのか。
少年が必死に考えて出した答えに、その後の感情に泣きそうになった。
秋山先生との会話で思考を深めていく過程が読み心地よかった。ひとつのことを多角的に考えていく姿勢は見習おうと思う。
あと、少年が女の子のために頑張る姿がペンギンハイウェイと少しだけ重なった。
Posted by ブクログ
未読で得した本シリーズ!
辻村作品の中で同率1位!
ハケンアニメ!に並ぶ自分の中の1位。
内容を全く知らない状態で読んだら、びっくり。
久しぶりに本中心の生活をしました。
起承転結がしっかりとしていて、純粋な悪意に
向き合う主人公に共感。
主要登場人物が少なく、丁寧に描かれている
描写がとても秀逸です。
生涯トップ10には入る名作でした。
ただ、センシティブな内容なので子供にはおすすめできない、
Posted by ブクログ
ストーリーが良くて展開に目が離せなくなる。哲学的な思考が好きな人にもオススメできると思う。
自分ならどうするのだろうと考えても、その上をいくような思考をしていく主人公と先生。長期の目線、広い目線で捉えることで、見える世界も変わるということも表現されている。愛とは罰とは償いとはなど、様々な示唆がある作品でした。
Posted by ブクログ
「〇〇しなければ✕✕になる」という呪いをかけられる能力を持った小学生の男の子。
小学校で飼育しているウサギたちが惨殺され、その現場を目の当たりにした大切な女の子が心を失ってしまう。
許せない!その犯人に呪いをかけてやる!って話。
能力の設定が細かくて、自分ならどう使うか?を考えながら読み進めていた。
また、女の子のためじゃなくて自分のために能力を使うんだと、責任の対象が誰なのかを考えさせていて興味深い。
最終的な男の子の呪いの使い方は予想外だったが、小学生にしては賢すぎるでしょ、という印象はずっとあった。
ウサギが惨殺される描写はなかなかしんどい。
アキ先生が別作でも登場していたらしく、その作品も読んだことがあったのに全く思い出せなかったのが悔しい。
基本的に小学生の主人公の視点で進んでいくので難しい単語や表現が登場せず読みやすいです。不思議な力を持っている、という少し現実離れした設定がありますがそれをうまく溶け込ませたうまい作りになっているなあと思いました。
Posted by ブクログ
こちらも読み直しシリーズです。
こちらの作品は、よりリアル。
ふみちゃんの描かれ方も存在感も、いまの現実世界にもきっとありえる存在。
ぼくがふみちゃんのためを思ってではなく、
自分のためにやる。
復讐とは結局、どんなに綺麗事を言っても所詮は自分の自己満足。
そういった、人間の目を逸らしたい部分を、
先生はきっちり目を向けさせます。
先生は時に残酷です。でも根底には愛がある。
そんなことを感じさせる存在でした。
ぼくが最後に出す答えは。
それらを想像しながら読み進めていってください。
Posted by ブクログ
「馬鹿ですね。責任を感じるから、自分のためにその人間が必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって、『自分のため」の気持ちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです」
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小学生にしてはしっかりし過ぎではないだろうか。私が小学生の時は、大人に任せていたよ。怖いもん。
人間以外の動物を殺しても法的には殺人罪が適用されず、器物損害があたる。
蚊なら殺せる、蟻も殺せる、蝶々は?ネズミは?犬は?もし自分の飼い犬が誰かに殺された時、豚は殺して食べてるんだから、犬を殺して何が悪いの?と主張されたらなんで答えれは良いのだろうか。
なんで人間だけ違うのか。
今の所これに対する回答として1番しっくりきてるのは伊坂幸太郎氏のマリアビートルで記載されてた、殺人が罪になるのは国家がそう決めたから、という主張だろうか。
国家はその拡大、発展に責任を負っている。人のものを盗むのはダメ、なぜならそれが容認されたら人々が安全に暮らして仕事に精をだせないから。殺人は1番奪ってはいけない命を奪うものであり、国家や社会の安定にもっとも悪影響があるから禁止されてる。だから、人以外は殺して食べてもOK。動物は国家のためになるなら殺してもOKだし、死刑も国家の為になるならOK、戦争して人を殺すのも国家の為になるからOK、と国家が決めている。
味覚トリックはもうちょっとトリックしてるかと思ったらあんまり捻りなくそのままだった。
Posted by ブクログ
ある日学校で起きた事件を境に、ぼくの友達のふみちゃんは心を閉ざしてしまう。ぼくはふみちゃんを助けるために事件に立ち向かう、というお話。
とにかく重かった…。著者が「逃げずに書いた」というのが伝わってきた。
悪意にどう立ち向かうか。現実とは全然違う状況だけど、本の内容と現実で重なる感情がたくさんありすぎて、抉られながらだったけどどんどん読めた。
児童心理学の先生の話もあり、人との関わりについて色々考えさせられる本だった。
自分も関わる子どもたちを信じ抜いて接していこうと思った。
Posted by ブクログ
かがみの孤城のような、こどもの視点で描かれる児童文学のようなテイストで読みやすいな〜と思っていたら、ショッキングな内容にビックリ!
法で裁かれない被害者感情がテーマにあり、どうすればこの悪意に報復できるのか、または何もしないのか?を特殊能力に向き合う小学生と秋先生という形でずっと考えさせられました。
後半の展開、伏線回収はさすが!という感じでした。一気読みでした〜
Posted by ブクログ
辻村深月流の道徳の教科書といった読み味。
悪意を持つ人は、突然あなたを襲い、悔い改めない。
描かれる事件の内容について、小学生にはあんまり辛すぎる内容だなと感じるがこれの被害者が中高生だった場合、途端にショックを受けすぎだとリアリティーが損なわれてしまう。
主人公の小学生男子の一人称視点で語られる内容が、実際にカギカッコで発する言葉と説明言葉の語彙力にギャップがある点は、気になる人は気になるかもしれない。
辻村深月作品について、刊行順に読み進めている中で個人的に非常に興味深いのが、やたらと登場人物の美醜の描写がある点だ。しかもかなり生々しい。今回はそれが物語のひとつの要素にすらなっている。これが気になるのは、時代のせいなのか?
Posted by ブクログ
ちょっと賢い男の子と、子供相手でも敬語で話す教授の会話劇大好き人間なのでとても良かった。
賢さの中に子供の怖いまでの素直さが覗く感じがある意味リアルで良いんですよね。
最後はモヤモヤっとしたが、このあと名前探しの放課後と子どもたちは夜と遊ぶを読み、ぐっとこの本に対する解釈が深まりすっきり。最終的にこの3作品の中では僕メジャが1番好きかな。
もはや哲学書
凍りのくじらから。
あらすじにふみちゃんの名前を見つけて手に取りました。
主人公が小学生とするにはあまりに残酷な描写とストーリー展開でしたが、そのぶん読み手に語りかけてくることが非常に重かったです。
「ぼく」と秋山先生のやりとりは哲学的問答で、普段いかに自分の感情を蔑ろにしてたのかを痛感させられました。
もっと若い時にこの本に出会えてたら……と思う気持ちと、今だからこそ響いたんだろうなと思う気持ちと。きっと何度読み返しても新しい発見がある作品なんだろうと思います。
「ぼく」とふみちゃんが過去にとらわれず前向きに進んで行けますように。
Posted by ブクログ
かがみの古城の映画をみて面白い作家さんだと思い、初めて本を手に取って読みました。
タイトルからどんな展開になるのか創造つかず、読み進めていくと、吸い込まれるように読みふけりました。
主人公の特殊能力が、この話のキーとなっています。
何が正しく、何が誤りかは、人により異なる。
自分がこの主人公ならどうしていただろうかと考えると頭が、グルグル回ってパンクしそうになりました。
Posted by ブクログ
不思議な力をもつ「ぼく」。
幼なじみの「ふみちゃん」。
凄惨な事件と
「ぼく」はどう闘ったのか。
ぼくは幼なじみのふみちゃんを
尊敬していた。
何でもよく知っていて、
ズルはしない。
一人でいるのに、
クラスメイトに誘われると拒まない。
ぼくはふみちゃんを大切に思っていた。
ある日、学校で凄惨な事件が起き、
ふみちゃんの心が壊れ、
学校へ来られなくなった。
実はぼくには不思議な力があった。
同じ力をもつ大学教授の
秋山先生のもとへ通い、
その力の使い方を学ぶぼく。
ぼくはたった一人で
学校で事件を起こした
大学生の市川雄太と
闘うことを決めていた。
ぼくがもつ不思議な声の力。
そこで語られるのは、
正しいとは何かということ。
どんな正義を選ぶかということ。
小学生の男の子が主人公だが、
内容は重い。
そして、ぼくが
どんな決断をして、
どう闘うのかということへ
興味をかき立てられ、
一気に最後まで読み進んでしまう。
その本の吸引力は
辻村深月の他の本にも
共通する特徴だ。
物語には必ず謎が隠されている。
その謎の正体を知ろうと
読者は引き込まれる。
もちろん、その謎の裏には
真実への希求がある。
辻村深月の描く物語は
ある意味とても残酷だ。
しかし、なぜかやさしい。
この相反する側面から
目が離せなくなる。
その根底にあるのは、
人間に対する深い愛だと思う。
残酷さも、やさしさも、
人間のもつ側面だから。
時折立ち寄りたくなる
不思議な異空間。
それが辻村深月の世界だ。
Posted by ブクログ
描写がグロくて気持ちが悪い。
実際似たような事件は起きたことがある訳で
本当に胸糞悪くなる。
動物を殺しても器物損壊にしかならないと
初めて知った時本当に驚いたものだ。
同じ相手に力を使えないことは
酷いことをもう言わなくていいという進化
という考え方は印象に残った。
自分ならたとえ犯人が本気で悔い改めていても
だから許せるとはならない。
全てが元に戻る訳でもないのに、
自分で勝手に始めて勝手に後悔してもただの身勝手だ。
この手の人間に反省や罰を与えることは難しいと思う。
経済封鎖が本当に罰になるだろうか。
味わったことがないことを想像できる能力があるとは思えない。
動物を賢いと思うことは見下していることではないかとは
自分も考えてみたことがある。
命は平等というエゴについても。
秋山先生の印象は割と良かったのだが
子供が来るとわかっているのに珈琲を出すだけでなく
禁煙の場所で来訪の直前まで煙草を吸っているのが
昭和感があってちょっと嫌な気持ちになった。
人に手作りのお菓子を渡すのも微妙だし、
味見をしていないというのにモヤっとしたが
仕掛けのひとつだったので納得はするし
秋先生周りの話が明かされることで
前作で気になっていたことが回収できるのは気持ち良かった。
自分なら事件のことを忘れて楽しく生きることで
復讐を考えたいところだが
主人公はよく頑張ったし闘ったと思う。
正解なんてないと思うし、先生は厳しく優しかった。
少し光の見えるラストでほっとできた。
Posted by ブクログ
子ども達は夜と遊ぶのスピンオフ。
子どもからお勧めされた本だけれど、罪と罰について考えさせられた。(ちなみに子どもはこの本を夏の読書感想文に選んでいた)
P486
責任を感じるから、自分のためにその人間が必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって「自分のため」の気持ちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです
愛とエゴの境目は曖昧だけれど、家族であっても自分以外の本当の心の内は分からない。ただ相手に条件を押し付けずその存在を尊重すること。相手を想う気持ちの中に自身だけでなく相手も存在するのかどうか、それを自問自答することを忘れないことが愛なのだと思う。
Posted by ブクログ
面白くないわけじゃないけど、ちょっとダラダラ書かれていて展開が進まないから飛ばし飛ばし読んでしまった。
考えさせられることはあるけど、主人公が小学生にしては大人すぎて、違和感があった
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子どもがひどい目にあう話はつらいね。大好きなふみちゃんの心を壊された復讐のために、僕が取った手段は…
周りの大人たち、秋先生、秋先生の家にいたお姉さん先生、動物園にきたお兄さん、お母さんの何気ない受けこたえが心地よい。
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罰を恐れて課題をこなすか、罰を選ぶか。
主人公の気持ちを思うと、自分なら生きて罰を受け続ける言葉を発するんじゃないかと思った。
考えながら読むのは面白かった。
Posted by ブクログ
今までの辻村深月先生だったら、序章にフックを持ってきてその全容が明かされるのは物語の中盤、そこから違う登場人物の視点を描くっていう流れだったと思う。この作品は一貫して主人公の視点しか描かず、ただただ長く感じてしまった。
Posted by ブクログ
私のとっておきの一冊は、辻村深月さんの『ぼくのメジャースプーン』です。
恥ずかしい話ですが、辻村深月さんを読んだのはまだ2作目でした。1作目の『本日は大安なり』は一気読みするほど感動しましたが、この作品は重いテーマゆえ、なかなか読み進めることができませんでした。ところが、小学4年生の主人公が最後に下した決断は、64歳の私にはまったく予想外で、見事に騙されました。小学生ならではの純粋さと、その裏に潜む残酷さを垣間見たような気がして、読後感は決して良いものではありませんでした。
それでも、最後に秋先生が犯人に向かって「でなければ、お前は―」と言いかけて言葉を切る場面には唸らされました。その先を読者に委ねる手法が見事で、読後もその言葉が頭から離れません。
この作品は、私にとって「読み終えてから始まる読書」の面白さを教えてくれた、とっておきの一冊です。
Posted by ブクログ
復讐とは誰の、何のためのものなのか。
凄惨な事件を起こし、たくさんの命を、心を奪った犯人に、相応しい罰とは何か。
罰を与える側の罪とは。
人は自分のためにしか泣けない、というフレーズがあったが、泣く以外の全ての行動や感情も、同じく自分のためでしかないのではないか、と考えさせられた。
しかし、罪のない純粋な小学生に、こんなにも重たいものを負わせるとは、、、
私の語彙力ではこの小説の深さを正確に言語化できない。
とりあえずグロ耐性がなく、子供が可哀想な目に合うのが苦手な私にとって、これは手を出してはいけない小説だった。笑
けど最後まで読んでしまったのは、逃げてはいけないと思わせるような、辻村深月さんの文章力ですね。
これから読む方は、心が健康な時に読むようにしていただきたいものです。
Posted by ブクログ
人の内面をみる主人公のお話
念力とかで初めて、まあでも念力いらなかったよね、というオチなのでしょうか。
条件などの話の下りが長くて読み飛ばしてしまった、、
辻村作品を読み漁るのでしたら
ふみちゃんが、その後の作品にも度々登場します。
辻村作品を継続して読破するのでしたら、読んでおいた方が楽しみが増えます。