辻村深月のレビュー一覧

  • ツナグ(新潮文庫)

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    いつか来る大切な人との別れのために、伝えたい思いの棚卸しをしようと思いました。

    祖母が亡くなり、悲しい気持ちで手に取った小説。祖母に会いたくなり、涙が止まりませんでした。最期に会いに行く予定でしたが、1週間間に合わず急逝してしまったので伝えたいことは自分の胸にあります。でも、ツナグがいたとしてもそれでも良いのかもしれません。会いたいけれど一夜では足りないし、会ったとしても別れの辛さ、募る思いは変わらないと思います。

    生きている間に伝えたいことは伝えなければいけないし、伝えられる状況が当たり前だと思ってはいけない。自分自身も天災や事故に巻き込まれ、いついなくなるかもしれない。大切な人に大切な

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    2026年04月25日
  • 鍵のない夢を見る

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    5篇の短編小説集。主人公5人はみんなそれぞれ違う性格だけど、どこかズレていたりぶっ飛んだ考えをしていたり、、笑かと思えばすごく共感ができたり、、いろんな気持ちにさせられた1冊でした。やっぱり辻村さんは面白い!!!

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    2026年04月25日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    続編は読みません。

    軽い気持ちで辻村先生の作品を手に取り初めて読みましたが綺麗な世界観と残酷な現実が混じり合い人間の感情のような複雑なものを感じました。
    嵐と御園編がとにかく儚く残酷な物語で取り返しのつかない事をしてしまうと本書のテーマでもある繋がりというものが切れてしまう、現実となんら変わりない事柄であるが故に深く鋭く刺さる内容でした。
    使者と書きツナグと読む、ツナグというタイトルは死者との取り付けだけでなくもっと奥深くにある人と人との関係性そのものを題材にしようとしたからこそのタイトルなのではと、浅い考察ではありますが感じた部分です。
    かなり辛い内容も含まれていましたが最後まで美しい文に

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    2026年04月25日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    蘭花も瑠璃絵もすごく盲目的で面白い。特に瑠璃絵は、まるで1番の友人でなければ許されないというくらい、相手に認められることにこだわっていた。蘭花の容姿が美しくなければまた違っていたんじゃないか。

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    2026年04月25日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作との繋がりもあり、スラスラと読み進められました。

    「一人娘の心得」は印象的で、お父さんに会わせてあげたい!と歩美と一緒に思ってしまったけど杏奈の大人な指摘に恐縮してしまった…笑
    杏奈はおばあちゃんの生まれ変わりでは⁈という疑惑が最後まで払拭できませんでした。

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    2026年04月25日
  • かがみの孤城

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    当時、色んな賞を総なめにしててカバーも気になって買った作品。分厚かったけど、どんどん読み進められたのを今でも覚えてる。すごく楽しくて、本の世界に私も入りたいなと思ったくらい。ファンタジーのような感じもあるけど、大切なことを教えてくれる心温まる作品。最後に感じたおおー!なるほど、そういうことだったんだ!って気持ちも嬉しかった!!

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    2026年04月24日
  • この夏の星を見る 上

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    話の題材だけ見るとおもしろいの?という感じでしたが、もう一度コロナ禍に戻ってもいいかもなとか、この気持ち懐かしいなとか、なんだか時の流れを振り返れました。

    私もコロナ禍の時学生だったので、コロナ禍だからこそできる繋がりがあったのではないかとか、コロナ禍だからこそ楽しめた活動があったのではないかとこの本を通して考えさせられました。

    もしコロナ禍にこの小説が出来て読んでいれば私はどうしていたのだろうと考え、なんだかワクワクしました。そう、ワクワクするんです。あのコロナ禍なのにワクワクするんです。
    この点は性格によって分かれると思いますが、私はこの本を読んでコロナ禍にとても希望を持てました。

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    2026年04月24日
  • 水底フェスタ

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    抜群に面白かった。
    なんでこんなに評価低いんだろ。

    相変わらず村社会の人間関係の描き方がうまい。
    さらに、前作や前々作よりも風景描写に磨きがかかっているように感じる。「琥珀の夏」を彷彿とさせた。

    そしてこれまで辻村作品では濡れ場はなかった。あったとしてもレイプや児童虐待。この作品では解禁され、見事なまでの艶っぽさを演出している。
    それがあるからこそ、愛憎や閉鎖的価値観が輝く。

    ラストにかけての展開も、締め方も、とても好きだった。

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    2026年04月24日
  • 江戸川乱歩傑作選 蟲

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     蟲、人でなしの恋、芋虫、盲獣が特に好き。日常の中に現れる異界、世間とある程度隔絶された世界における思いもよらない狂気や悦び。凄惨な情景の描写ですらとても美しくて、うっとりしながら読めてしまうのがまた怖い。

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    2026年04月23日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    分厚めの本だったけど終盤にかけて一気に伏線回収されていくのが面白くてどんどん読み進められた。
    どのキャラクターも個性が溢れていて、みんな素敵な人物だった。

    どの時代でも、きっとこの先もいじめは無くならない。学校か家しか居場所がないと思いながら、狭い世界でしか生きられない、そんな風に思ってしまう学生を抜け出しても、社会に出てもいじめは存在して、
    残酷だなぁと思った。

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    2026年04月23日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    人生で1番面白い小説でした!

    サスペンス映画見すぎて本の半分まで読んだあたりでラスト想像できたけどそれでも楽しめた!
    特に映画「トランスワールド」に似てたから好きな人は是非見てほしい

    唯一、狼が暴れ散らすことは想定外だったけどあの展開はハラハラさせてくれて感情揺さぶってくれた!

    こころ、りおん、あき、すばる、ふうか、まさむね、うれしの

    みんな個性があって大好き!

    エピローグには、すばる、ふうか、まさむね、うれしのは含まれてなかったけどきっと最後の日の通り上手くいっていると思うと微笑ましくなる

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    2026年04月23日
  • ふちなしのかがみ

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    どんでん返し、ホラー、意味不明な話など、様々な話が入った短編集。
    辻村先生の書くホラーが好きなので最高に面白かった。

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    2026年04月23日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    なんだろうこの感覚。死というテーマなのに、何故目前が明るい。生きる事に希望を見出した人々がそこにいて、不思議な感覚になる。
    永遠の別れは悲しい。寂しい。歩美が言うように確かに死者に会いたいというのは、生きてる者のエゴだ。
    ただこの物語は、何故かそこに光があるのだ。
    「親友の心得」は映画の印象が強かったが、小説で読むとまた辛かった。たった一つの過ちが生涯の後悔になるとは。たった一言が離れられない足枷になるとは。

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    2026年04月22日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    いざ自分も一生に1度だけ会いたい人に会えるなら
    どうするかと考えましたが、結局考えれなかったです。
    今感想書いている僕が思っていることは、もし会いたい人が居るのならそれは自分の愛している人がこの世の中から消えていなくなってると思ったから
    あんまり考えたくもないけど、何故か深く考えてしまいました
    またこれが時間が経つにつれて考え方が変わっているかもしれない。そう思いました。

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    2026年04月22日
  • 島はぼくらと

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    最初はかなり読みにくかった…
    シングルマザーとかIターンとか、そういった人が生きやすい場所があるというのは救い。自分自身の努力もすごく必要だけど、受け入れ態勢が整っているかどうかもすごく大事。
    いま、私には島での暮らし含め、地方の暮らしというのは選択できないけど、長期休みとかでそれを体験出来たらすごくいいな。と思う。
    最後はなんなら物足りなかった。もっと読みたい。もっと4人の関係を、その後を知りたい。続編とか出てほしいな...番外編とかも出してほしいな...東京バンドワゴンみたいにできないかな...

    ヨシノみたいな仕事が自分にできるとは思わないが、とても憧れる。こういう人間になりたい。

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    2026年04月22日
  • ぼくのメジャースプーン

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    人生の1冊を選べと言われたらこれを選ぶ。

    これを読んだら「名前探しの放課後」を続けて読んでほしい。

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    2026年04月22日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    とても面白かったです!

    最後の章でツナグの仕事と各章との繋がりも分かって、いろいろ腑に落ちました。
    本当にこんなことできたら、自分は誰と会いたいだろう?
    まだいないということは、きっと幸せなことなんだろうと思います。

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    2026年04月22日
  • 凍りのくじら

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    理帆子のすこし・不在の個性は自分の居場所を感じられずにいる人には共感しやすい内容であると感じた。
    若尾の行動には人間の怖さがみられるものの、別所が語っていた自尊心の傷つきによっての行動だと捉えると奇妙でも理解できる行動としてその後は読めた。傷つきたくない、それを取り返したいという思いには同じ男性として共感できたため、自分のことを振り返るいいきっかけとなった。
    読み直したい、人におすすめしたい一冊。

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    2026年04月22日
  • 傲慢と善良

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    〝人は人の価値を自分で高めることには臆病な癖に、人にその価値を下げられることを極端に嫌う〝



    本当にこの本を読んでよかった。
    そして、失ってしまう前に大切なことに気がつくことができて本当に良かった。

    読んでいる途中、
    真実にも架にも、自分は似てる側面が沢山あるのに、なぜか認めたくない自分がいた。

    自己評価は低いのに自己愛が強い。
    私はそれは良いことだと思っていた。

    なぜなら現代は、そして人間は、他人と比較してしまう生き物だから、本来の自分自身に自信を持てるわけではないし、そんな自分含めて好きでないと生けてはいけないと。

    でも、この本を読んでそれは危ないことに気がついた。

    なぜなら

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    2026年05月15日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    初めて辻村深月さんの本を読みました。
    とても読みやすくて、死者と会うという非現実的のように感じるストーリーにもかかわらず、まるで実際にあった話を見聞きしているような気分でした。
    章ごとに話の展開のされ方が様々で面白かったです。
    私のお気に入りは、「アイドルの心得」と「待ち人の心得」です。
    もし自分だったら…と思わずにはいられない作品でした。

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    2026年04月21日