辻村深月のレビュー一覧
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秀逸
辻村深月さんを初めて読んだ
あちこちに伏線があった事に最後まで気付けなかった
最後のどんでん返しで号泣してしまった
主人公の女の子の心理描写にどんどん引き込まれていき心が苦しくなる
不登校、友情、生きづらさ、子どもの残酷さ、学校の不条理
小学校高学年~中学生の子にぜひ読んでもらいたい
Posted by ブクログ -
子供に読んで欲しくて、本棚にさりげなく置いておいたのを、子供が寝た後にコソコソ読みました。
親ではなかなか伝えられない、言葉に出来ないことを辻村さんが元子供と親の両方の目線で丁寧に、一緒に考えてくれています。
辻村さんのことをますます好きになれる素敵なエッセイです。Posted by ブクログ -
ずっとよく分からないけどめっちゃいい
iはほんとに藍なのか??
秋山先生が関わった昔の事件ってなに?
月子ってなんか変で怖い
浅葱は弱い
浅葱の二重人格オチじゃないよね?
恭司はなに、狐塚はなに、紫乃はなんなのPosted by ブクログ -
大正から昭和前半まで、空襲や震災、GHQの接収など、激動の時代を経験してきた東京會舘が紡ぐ物語。
全体的に東京會舘の荘厳でクラシカルな雰囲気を感じられて、スーッと背筋が伸びるような厳粛な気持ちになった。
登場人物の東京會舘への熱い想いがビンビンに伝わってきて、フィクションであることが信じられない。...続きを読むPosted by ブクログ -
僕のメジャースプーンとは主人公がある力を持っています。学校であった事件、校庭で飼っていたうさぎがバラバラにされる事件があって主人公の幼なじみ、ふみちゃんは、その事件のショックのせいでしゃべれなくなってしまった。
そして、主人公がうさぎをバラバラにした犯人市川雄太に会いに行く。犯人、市川雄太はどんな罰...続きを読むPosted by ブクログ -
ある「力」を使って事件の犯人に会う覚悟を決めたぼく。
犯人に会うまでの1週間、その「力」について教わることになった先生とのやりとりがとても印象に残った。
最後、ぼくが打ち明けた秘密に対する先生の言葉に涙が出る。Posted by ブクログ -
これぞ辻村作品といった最高の内容だった。恋
恋はどこまでいっても恋であって他のもので補完できるものではない。どれだけ視野が狭くなろうと、客観的にそれが悪であろうと、恋であるならばそれはもうどうにも出来ない。恋だからという理由は他の何にもならない。好きだから仕方がない。小説にありがちな綺麗な結末で...続きを読むPosted by ブクログ -
パッとしない子
人の記憶は簡単に簡単に改ざんされる
自分の思ってもない一言で
相手はずっと心残りにしていることがあるかもしれない
ナベちゃんのヨメ
ナべちゃんのことを軽んじていた。
もっというなら、舐めていた。
友達だけど、と私は答える。
「ナべちゃんは、ずっと誰かの「一番”になりたかったんだ...続きを読むPosted by ブクログ -
名前の明かされない″ぼく″がふみちゃんを救いたいお話。子供(いや、大人もかな?)が思う″復讐″とはなんなのか思わずにはいられないですね。章のタイトルが逸脱で、章の中身もタイトル通りになっていて面白い。
動物の命と人間の命、考えさせられますね。
先生との対話は自分自身に置き換えてみることもできますね。...続きを読むPosted by ブクログ -
盲目的な恋と、盲目的な友情。
相反する二つの視点から描かれる本作は、読んでいる中で鳥肌が立つような歪みを感じる。
嫉妬、執着、狂気。選ぶ側と、選ばれる側。快楽と欲。これらが物凄い渦を巻くアンハッピーなバッドロマンス。いや、イヤミスと言ったほうが良いのかな。
著者の作品は『傲慢と善良』『青空と逃げ...続きを読むPosted by ブクログ -
本当にありそうな話!
2つ目は受験生の親ならすがる思いでお金出してしまうし、信じてしまう気持ちがわかる!
3つ目は本当にありそう!今時、オンラインサロンで会費で稼いでるのすごいと思う。
まさかの逮捕でバレそうになるけど、なんとか回避してその後の終わり方も満足!!Posted by ブクログ -
すごく面白かった。特に3つ目のオンラインサロン詐欺の話が非日常すぎて読んでてドキドキした。1つ目2つ目は日常にするりと入り込んでくる感じの詐欺の話で、身近にあったらと思うとゾワッとする感じ。Posted by ブクログ
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スローハイツという、文学界のトキワ荘みたいな場所で起きる青春物語。
面白かった! たくさんの伏線を全て回収して、読後感もさっぱりとしていて、自分の思う小説の楽しさが全て詰まっています。
プロットめちゃくちゃ凝ってるんだろうな。頭の中でどう整合性を保ちながら書いているのか知りたいものです。Posted by ブクログ -
本のタイトルが童話になっていて、その童話との関連を探しながら読むと面白かったです。
自殺の描写が出てくるため、そういうのが苦手な方は注意してください。
結局、自殺するのは誰なんだろう...。
下巻も楽しみです。Posted by ブクログ