辻村深月のレビュー一覧
-
母と息子が厳しい状況の中で色々な事を選択し強くなっていく姿に感動しました。
辻村深月さんの作品は人物や状況が頭の中で想像しやすいです。読みやすくて分かりやすい表現が好きです。Posted by ブクログ -
『ナベちゃんの嫁』
はたからみたらなんだよあの礼儀のないメンヘラ女!キッツ!重い!と思われても仕方ないような女の子を嫁にしたナベちゃん。
ナベちゃんにとって、ストーカーさせてしまったというその事実が悔しかったんだろうな。だから「救えなかった」なんて言った。俺ならその重たい愛情を全部受け止められるのに...続きを読むPosted by ブクログ -
人気作家の小説で人が死んだ。
共同生活を送っていた「スロウハイツ」の空室に新たな住民がやってきた。
って、内容紹介に書いてあったから、サスペンス的なストーリーなのかな?って、読んだら、
愛の物語りでした!!Posted by ブクログ -
またやってしまったー。読み始めて再読だと気がつく!!!記憶も曖昧だしと気にせず再読。
夜に読んでいたら怖くなってしまいました。。。
夜はおすすめしません!
『おとうさん、したいがあるよ』はオチが分からなかった。そんな気味悪さがゾッとする。
Posted by ブクログ -
映画がめちゃくちゃ好きだったから読んだ。本もめっちゃくちゃ良かった!みんなが(うっすらとでも)城のことを覚えておいて、これから助け合っていけるなんて、喜多川先生がアキちゃんだったなんて最高すぎる。
それぞれのその後読みたいくらい好き。Posted by ブクログ -
本気の「好き」は苦しみを乗り越えられる力を持ってるね。そこまでの「好き」を持てることが才能であり天才の領域なのかもしれないけど。
アニメ全く興味無いのですが、充分楽しめました。Posted by ブクログ -
ページをめくるとドイツ語を話し出すから、もう涙が止まりませんでした!もう会えない娘の、生前の様子を実際に聞いたり、あの年齢で留学へ行ったり…。「大変だったのよ?」とはにかむおばあさんに、なんてなんてあたたかなんだろうと思った。
大切な人から、こんな風に想われる人になりたい。
大切な人を、こんな風に想...続きを読むPosted by ブクログ -
初めの方は主人公に共感出来なかったが、時間が出来れば読み進め3日で読み終わりました!
自分が親になってからは、どうしても親目線で物語を読んでしまうから468頁からの母の最期の別れの挨拶は大号泣で、子供に心配されました〜!!
辻村先生大好きです〜!!Posted by ブクログ -
後半に入り、物語が大きく動いていき、色々な伏線が回収されていく。環の素直になれないところが途中まで好感を持てなかったりもしたし、チヨダコーキも何を考えているのか不思議な人物だと思っていたが、
最後には2人を応援したくなってしまう、素敵な展開だった。Posted by ブクログ -
読後は、モヤモヤ感とめちゃくちゃ考えている自分がいて、新しい人間の性の扉を開いているような感覚です。
始まりは海外留学をかけた論文コンクール。狐塚と浅葱、選ばれるのは2人のうちどちらかと思われたが、幻の学生『i』の登場で事態は大きく変化してゆく。兄に会うために始まった残酷で悲しい殺人ゲーム。なので...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻読んでた時みんな面白いって言ってるけどダラダラ話が続いてて本当か?って疑心暗鬼でした。
ですが、終盤の真実が明かされるところの今まであちこちに隠されてた伏線が一気に回収されて鳥肌ビリビリでした。
東条さんと家の前で再会したシーン辺りから一気読みしました。
文句なしに傑作です。Posted by ブクログ