辻村深月のレビュー一覧

  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    おもしろかった!物語の展開が全く予想できず、最後の最後まで度肝抜かれた〜
    上巻は引き込まれるまでちょっと時間がかかったけど、下巻は一瞬で読んでしまった。そしてこの話は20年前の作品なのか...本当にすごいな、辻村さん。

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    2026年01月31日
  • かがみの孤城

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    40過ぎのおっさんが読むのはどうかと思ったがあちこちで絶賛されているので手に取ってみた。ティーンの心理描写がとても良く表現されており、読後感すっきり。色んなジャンルの良い所取りな作りも読書経験の少ないヤングアダルト向けとして勧めやすく、とても良い本だなと感じた。ウレシノとマサムネが昔の自分と重なり少々しんどかったがこれは前述の丁寧な心理描写によるものでぐぬぬ。

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    2026年01月31日
  • スロウハイツの神様(下)

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    本作の魅力は、まず何よりも登場人物ひとりひとりの造形が際立っている点にあると思う。
    創作者特有の矜恃、他者の才能に向けられる嫉妬、そこ絡みつく恋情といった関係性が入り組んでおり、物語がいわゆるミステリー要素に依拠することなく、「スロウハイツの神様」の世界へ没入させられる。

    終盤、チヨダ・コーキの過去が回想される局面では、それまで周到に張り巡らされてきた伏線が怒涛の如く回収される。その鮮やかな展開によって、彼が秘めてきたひとつの動機を軸に、何気ない場面のそれぞれが新たな意味を帯び、物語全体の構造が違う世界として見えてくる。結果として本作が極めて緻密に設計された物語であることを強く感じた。

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    2026年01月30日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    本作は、壊れていく人間関係を描きながらも、その過程に一瞬だけ立ち上がる「関係性の美しさ」が強く印象に残る作品だった。登場人物たちは不器用で、視野が狭く、決して理想的な振る舞いはしない。しかしだからこそ、誰かを信じようとする気持ちや、同じ時間を共有してきた者同士にしか生まれない結びつきが、かすかに、しかし確かに輝いて見える。
    恋と友情はしばしば対立するものとして描かれるが、本作ではそれらが絡まり合い、互いを侵食しながらも、簡単には切り離せない関係として存在している。その曖昧さの中で築かれてきた関係は、結果的に歪み、壊れてしまうとしても、そこに至るまでの感情の積み重ね自体は決して嘘ではない。その点

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    2026年01月30日
  • 家族シアター

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    久しぶりに小説で泣いた。以下メモ

    妹という祝福
    なんだかんだお互いがお互いのことを気にしていて、思春期の子供らしく自分の気持ちに素直になれず捻くれて捉えがちだがそれも愛ゆえだと感じた

    私のディアマンテ
    こりゃ母がダメダメですわ...言葉の選択が間違っているよ...と感じたのもうちの母親がとても受容的で愛されて育ったゆえの考えなのかもしれない。もし、自分の子が先生と結婚して子供を産みたいと言い出したらどうするだろうか。

    8年後の〜

    お父さんと息子の話。お父さんは父らしくなくて、さっぱりしているのに、息子の夢は一丁前におうえんしていて、タイムカプセルを探しに1人で乗り込む姿に泣けたし、その

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    2026年01月30日
  • かがみの孤城

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    最初は、精神的な理由で学校をサボりがちだった自分と似ていて大共感したものの次の展開にファンタジーは苦手なんだよな、、、と少し気分は落ちた。が、登場人物が面白くなかなか予測できない結末が気になりページをめくる手が止まらなかった。特に私が好きなのはマサムネとリオン。芯があって思ったことをはっきり言う性格がとても好きだった。かなりファンタジー要素は強いものの構成や発想が面白く登場人物に感情移入できて良かった。

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    2026年01月30日
  • ぼくのメジャースプーン

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    辻村深月さんで、この作品が1番好きと言う人が沢山いる理由がわかる。全体を通した主人公は「ふみちゃん」と「ぼく」しか出てこず、秋山先生とお母さんがたまに登場する程度。ふみちゃんがいかに魅力的な女の子なのかが深くふかく記憶に残る。

    ・動物は器物
    ・心が遠くに行くこと
    ・最後にわかるトリック

    全てがとても面白かった。

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    2026年01月29日
  • かがみの孤城 下

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    一気読みしてしまう圧倒的なストーリー。
    伏線回収も凄いし、子供たちの将来が素晴らしいものになってほしいと切に願うほどの没入感。

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    2026年01月29日
  • ロードムービー

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    もう少し続きがあったら良いのにと思っていた、「冷たい校舎〜」の登場人物が出てくるお話。最初のお話は、現在と過去が交互に展開され、どちらも先が気になるから読む手を止められなかった。終盤で発覚する驚きの事実によって、さらに面白さが増す。そのほかのお話も、面白くてするすると読めてしまう。作者の、登場人物たちへの愛情が伝わる心温まるお話ばかり。最後の「エピローグ、またはプロローグ」という言い回しがまたゾクゾクとさせてくれて、思わず「冷たい校舎〜」のはじまりを読み返して、ニンマリしてしまった。この先もずっとずっと読んでいたいと思える一冊。

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    2026年01月29日
  • かがみの孤城 下

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    上巻からの怒涛の展開に圧倒されてしまいました。
    名作の一言に尽きます。
    私にも今中学生と次に中学生になる二人の娘がいますが、是非読んでもらいたいと思います。
    特に二人とも今は人間関係には悩んでいませんが、それでも読んでおくべき作品だと思います。
    また、ほんの少しだけ、ストーリーの中で自分の予想が当たっていた所もありましたが、総合的にはそれを遥かに上回る設定と伏線回収に、改めて作者の力量の高さを痛感しました。
    これからもどんどん推していこうと思います。

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    2026年01月29日
  • 噓つきジェンガ

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    ネタバレ

    詐欺に関する短編が3つ。詐欺そのものよりもその周りの人間の感情に焦点を当てて、ストーリーが進んでいく。自分には縁のない話だとは思いつつも、実際に同じ状況になったら同じような感情になりそうだと思わされ引き込まれた。

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    2026年01月29日
  • スロウハイツの神様(下)

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    こんなに心が温まるストーリーは他にあるでしょうか?
    あえてミステリーと言わせてもらいますが、殺人事件だけがミステリーではないことを、がっつり教えてもらいました。
    伏線が色々な場所に散らばっています。
    わかりやすいのや、想像しやすい伏線もありますが、回収時に登場人物の感情を足すことで、予想以上の結果を魅せてくれました。
    キャラクターも個性があるし、最後の最後まで楽しませてもらいました。

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    2026年01月27日
  • スロウハイツの神様(上)

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    こんなに心が温まるストーリーは他にあるでしょうか?
    あえてミステリーと言わせてもらいますが、殺人事件だけがミステリーではないことを、がっつり教えてもらいました。
    伏線が色々な場所に散らばっています。
    わかりやすいのや、想像しやすい伏線もありますが、回収時に登場人物の感情を足すことで、予想以上の結果を魅せてくれました。
    キャラクターも個性があるし、最後の最後まで楽しませてもらいました。

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    2026年01月27日
  • かがみの孤城 1

    無料版購入済み

    有名な作品でずっと読んでみたいと思っていました。期待を裏切られずにとても考えさせられる作品でした。学生にぜひ読んで欲しい。

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    2026年01月27日
  • この夏の星を見る 上

    購入済み

    青々とした強さを感じたいなら

    星のように各学生たちは体格・興味関心・経験値等それぞれ違う1人1人であって、一緒くたにされるべきものではなく、個々人が自分の意思・気持ちのもとに物事を進めていきながら成長するのだということを訴えていると感じた作品。誰かから与えられた漠然とした命題に対して取り組むのではなく、知りたい・やってみたいという純粋な欲望のもとに突き進むことの強さを受け、思わずこんな学生生活送っていたかなと自分自身の学生生活を振り返っていました。毎日同じような日々を過ごしているなあとぼんやり感じている方に、「何か新しいことやってみようかな」と思わせてしまうような、学生たちからの刺激を感じてもらえると嬉しいです。

    #共感する #感動する #アツい

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    2026年01月28日
  • 朝が来る

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    序盤はゆるゆる読んでいたが、中盤以降は一気読みだった。
    どうしてこんな話が書けるのだろうか、改めて辻村深月の凄さを思い知らされた。
    マイベスト入りです。

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    2026年01月26日
  • この夏の星を見る 下

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    思うことは色々あるけど、コロナがなかったらこの本に出会うこともなかったんだなと思うと感慨深い。
    こんな青春の形もあるんだなあ。私はめちゃくちゃ読んでよかったと思いました。友人に勧めたいです。

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    2026年01月24日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    登場人物達の年代がズレている事も気付いた。
    喜多嶋先生がアキだという事も気付いた。
    でも、オオカミさまが理音の姉だという事と、七ひきの子やぎがヒントで答えだということは気付けなかった。どんでん返しの大盛りで、伏線の予想しながら読むのが面白かった。
    かがみの孤城自体がこころ達のフリースクール的な『居場所』だったんだと思うと、オオカミさまのはからいが優しい事だったと感じる。オオカミさまも、きっと一緒に友達と過ごしたかったはずだと。
    読む前の期待値が高かったけど、それをゆうに通り越してきた。ミステリーファンタジーの名作に違いない。

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    2026年01月24日
  • 噓つきジェンガ

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    悲惨な最期でなければいいな
    いや、これほど嘘の上塗りを重ねていながら
    無傷で切り抜けられるわけはなかろう…

    不安な気持ちが次々と沸き起こるのに
    なぜか、何とかなるんじゃないか
    辻村さんなら心の安寧に導いてくれるんじゃないか
    という不思議な感覚に襲われながら
    ページを捲る手が止まりませんでした。

    そして思いもよらないような
    着地が待っていました。
    さすがの辻村さん!という感じです。

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    2026年01月23日
  • 青空と逃げる

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    ネタバレ

    『傲慢と善良』で辻村さんの作品を読み漁りたいと思い、あとがきに倣って『島とぼくらと』、そしてこの『青空と逃げる』を手に取りました。

    物語に対する感想ではありませんが、ひとつ驚いたことがありました。

    「谷川ヨシノ」という名前を目にした時、案の定鳥肌が立ちましたが、驚いたのはその後です。「写真を撮るだけでなく、震災で汚れた写真の復元もしている」という樫崎写真館の話を聞いた時に、森の中の古びれたお寺のような景色が頭をよぎりました。

    すぐにはなんの景色か思い出せず、だんだん読み進めるうちに、視点が女の子だったこと、なにか重大なものを見つけたこと、それが『傲慢と善良』の話だったことなどを思い出しま

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    2026年01月23日