辻村深月のレビュー一覧

  • ファイア・ドーム 上

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    誘拐、殺人事件を通して人の心情、、被害者も加害者もその家族も、地域の人も心かき乱される様は恐怖そのもの。人の正義感も人に刃を剥くし、SNSのある世界の怖さも、SNSなんかなかった時代の地域性の圧迫感も恐ろしかった。

    心がザワザワさせられ、すごく不安になったまま上巻が終わってしまい、早く下巻を読んで早く心を落ち着けたい欲に駆られてる。

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    2026年09月27日
  • 傲慢と善良

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    人は人を誰しも評価してしまうもの
    そのときに本人の愚かさ、傲慢さが現れてくる
    ただ、生身で誰かと向き合いたいと思える相手に出会えたとき、鎧から外れて軽くなれるんだな
    わたしもちゃんと向き合いたいと思えた

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    2026年09月27日
  • ファイア・ドーム 上

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    ネタバレ

    L県(長野県)での失踪事件。
    担任の佐村美冬 付き合っている記者の桜木透真 
    失踪した小学4年生の戌井光汰朗 
    祖父の新沼忠治 
    母親の新沼絵梨
    昔事件に巻き込まれて亡くなった新沼紗英
    紗英の少し前、失踪してなくなった田村晋也 
    新沼紗栄英を誘拐し殺した久我隆太
    田村晋也、新沼紗栄英の事件を追っていた当時の記者浅川実

    戌井光汰朗と同級生の速斗は宇佐美FCというサッカーチームに入っている。一樹は一個上のチームリーダだ。そのライバルチーム星森FC。
    過去に星森FCで朝まで帰らなかった生徒がいるという情報から星森FCの練習場へ行く2人。
    その中で一際上手かったミヤ。
    練習後、巽に呼び出されたミヤ。特別レッスンでとても喜ばしい事のはずだ。
    しかし、
    コーチの巽にとある疑惑。児童虐待

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    2026年09月27日
  • ファイア・ドーム 上

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    ずーっと読んでた東野圭吾とは違って、辻村深月さんは会話よりも登場人物の主観や心情の割合が高い書き方。切迫したシーンでは、1次元の挿し木みたいにまるでドラマの映像を見てるかのような速いテンポ感で読み進められる本。田舎が舞台だから所々想像が追いつかない描写もあるけど、そこも情景描写を多用してるから感覚で落とし込んでいけた。
    ミステリーなんだけど文学的に凝った書き方をしてるな〜って感覚もあって、上巻だけでも満足感高い。下巻に移る時の展開もばっちりなんだけどね。
    物語を通して噂の怖さ、無悪意の悪事、無形なのに容易に変化し残り続ける恐ろしさをテーマにしてる本。

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    2026年09月27日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    いいお話でした。
    最終章のこれまでの話が回収されるところ、使者のアユミくん、お祖母様と家族のお話、1章目の彼女が前向きに生きている姿、心に残った。
    親友の話ドスンときたけれど、思春期特有の10代女子の嫉妬心って、ああ、なんかわかっちゃうかも、あったかも、と思ってしまった。
    生きてる人は、誰かが生きたかった今を精一杯生きるしかないし、伝えたい思いは伝える、など
    後悔なく生きていきたいと思わされた。

    いい話だな〜と思ったらやっぱり映画化されてた。
    時期を見て、鑑賞してみたい
    続編も読みたいな!

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    2026年09月26日
  • ファイア・ドーム 上

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    前情報なしで読み始めた本。
    途中でテーマがなんとなく見えてくる。ただ、サスペンス的な要素があるのかないのかわからず読み進め、上巻の最後は手に汗握る展開に!続けて下巻を読み進める。

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    2026年09月26日
  • ファイア・ドーム 上

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    想像以上の力作!

    どうして作者は人の心の揺れ動く様を、こんなにも手に取るように表現出来るのだろう。

    映像化されればいいのに…と思う反面、
    心の中で思った事を表現していく難しさもあり
    残念な映像になってしまうかもという懸念もある。

    とにかく、ストーリーもさることながら中身が濃い。

    早く下巻が読みたい!

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    2026年09月26日
  • この夏の星を見る 下

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    学生時代吹奏楽部だったので、ものすごい感情移入してしまいました。あの頃の自分、コロナ禍だったら心が死んでたなー、と。
    社会人かつ医療従事者としてコロナ禍を体験したので、いろいろ思い出して辛い場面ではそうそう、こんなだったねーと涙し、それでも良かったと思えることもあったよねーという場面ではほっこりしたり。
    他作品のキャラが出てきて、おぉっと思うのもまた楽しく、辻村深月さんありがとうという気持ちになりました。

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    2026年09月26日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    素晴らしい小説でした。
    大事な人と同じ時間に存在できることは、どれほど尊いことか。
    わかっていても言語化できるのが流石です。

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    2026年09月26日
  • かがみの孤城 上

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    学校で少しでも悩みがあった人、いじめがあった人全員に読んでほしい
    なんとも言えない恐怖とか気持ちがすごく上手く言語化されていて大満足
    絶対後悔しない。読んでよかった!

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    2026年09月26日
  • かがみの孤城 上

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    前に話題になっていたので、読んでみました。
    上は世界観、登場人物の紹介が主でした。
    登場人物達の拠り所、自分の生活を変えてくれつつあるかがみの孤城。これからどうなる、というところで終わるので、下が楽しみです。

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    2026年09月26日
  • サクラ咲く

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    学校が舞台の短編が3つ収録されています(°▽°)
    見事に3回涙ぐみました…(°▽°)

    特に心に残ったのは「約束の場所、約束の時間」(°▽°)
    友達はかけがえのない存在だと思いました(°▽°)

    学生の頃は学校に行くのが面倒でした(°▽°)
    学校なんて意味がないと思っていました(°▽°)

    でも、学校に行けばいつも必ず何かが待っていました(°▽°)

    いまはその全てが宝物になっています(°▽°)

    これからも心にしまってある宝物を大切にしながら生きていこう(°▽°)
    そう思わせてくれた辻村深月さんに感謝です(°▽°)

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    2026年09月26日
  • 凍りのくじら

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    高校生の頃に買った。ドラえもんの道具が出てくると聞いて、読みやすいかもと思ったのが購入した理由だった。しかし読み進めると思っていたよりも物語は長く、そしてよくわからなかった。だから私は読むのをやめた。
    そしてそれから10年、ようやく私はこの本を読み終えた。
    理帆子は共感しづらい主人公で、性格が似てないから話していることもよくわからない。でもドラえもんが好きなのは同じ。
    読んで、だんだん理帆子のことがわかってくる。頭が良くて、いろんなことを考えていて、本人が言うように良い子ではない。でも、どうにかして幸せになって欲しいと思ってきてしまった。素直になれない彼女が素直に想いを伝えられますように。幸せでいられますように。
    そんな祈りを込めながら読んだ話でした。最後の展開で一気に心を掴まれました。大好きです。10年経っちゃったけど、読み終えて良かった。出会えて良かった。

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    2026年09月25日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    心がほっこりしたり、涙が出そうに切なくなったり。読んでる途中で次の作品も購入した。表の話と裏の話があるのも良かった。悔いなく生きたいなと思わせてくれた。

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    2026年09月24日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    女子の恋愛、友情がここまで深く描かれている本は初めてで、男の私にとってすごく興味深く、面白かったです。恋愛って男女2人で完結するものではないんだなと改めて感じたし、親友とは何かもすごく大事だなと思いました。

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    2026年09月24日
  • ファイア・ドーム 下

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    読み応えのある作品だった。これは辻村深月の代表作となるだろう。
    どこも省略することができない、丁寧な人物の描写。
    ただ、私にとって、下巻後半はミステリーというより、人物の心情の描写が多く(省略することはできないのだけど)、ちょっと長く感じてしまったのだが。

    事件の一つは実際に辻村さんの地元の山梨であった『甲府信用金庫OL誘拐殺人事件』を参考にしているらしく、細かなエピソードが似通っているが、それにあと二つの事件を絡めて長編にしたてているところはさすがだと思う。

    田舎の、噂に支配される世界は怖いと思うが、田舎に限らず、都会の会社などでもありうる話かもしれない。面白半分で、噂話をするのも慎まなければ。

    追記 2026.9.30
    柴田錬三郎賞受賞
    受賞はみんなが納得していることだろう

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    2026年09月24日
  • かがみの孤城

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    伏線もしっかりしていて、読み終わった今でも直ぐに読み返したい。
    辻村さんの本はどろどろしている話が多いイメージだったが、10代をメインキャラクターにした青春譚だった。

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    2026年09月24日
  • 島はぼくらと

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    辻村深月さんの作品を読むのは、『本日は大安なり』『ぼくのメジャースプーン』『凍りのくじら』に次いで4作目になります。
    瀬戸内海に浮かぶ島・冴島からフェリーで本州に通う、4人の高校2年生の物語です。
    冴島は、元大学教授で島おこしに長けた村長の成果もあり、Iターンやシングルマザーの移住が進んだ島として成功しています。まだまだ島民同士の確執も残っていますが、基本的には平和な日常で、特に大きな事件が起こるわけではありません。
    ただ、小さな事件の裏側に島が抱える深刻な問題が垣間見えるところもあり、それを見聞きし、関わっていく高校生たちの清々しさや、彼らに手を差し伸べる大人たちの温かさに、心が温かくなりました。
    約10年後でしょうか?島に戻り、看護師として働くことになった朱里が乗るフェリーに向かって、〇〇(ネタバレになるので伏せます)になった衣花が「おかえりなさい、朱里!」と声をかけ、朱里が「ただいまあ」と返す場面が、うれしくてたまりませんでした。最後は大きな満足感に包まれました。
    ハッピーエンドが大好きな私にとって、これまで読んだ辻村深月さんの作品の中で、最も好きな一冊です。

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    2026年09月24日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    面白すぎてページを捲る手が止まらない。
    最後の解説で、作者がこの物語を通じて読者に伝えたいこと、普遍的な恐怖に対する希望が描かれた作品。
    口語体で読みやすいのに深い。
    また何回も読み直したい、辻村の作品もっと読みたい

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    2026年09月23日
  • かがみの孤城

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    いままでこの本に気付けずに読まなかったことを後悔するほど面白かったです。みなさんが同じことを感想として書いている理由が分かります。あっという間に読み終わりました。
    読んでない人はすぐ読みましょう。

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    2026年09月23日