あらすじ
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこにはちょうど“こころ”と似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
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あることが原因で学校へ行けなくなった主人公のこころは、光る鏡を潜り抜けた先のお城で、オオカミのお面をつけた「管理人」の少女と、こころと似た境遇の6人の子供たちに出会います。管理人は言います。「この城から鍵を見つけた1人の子供の願いを、なんでもかなえてあげる」と。
鍵を探す話ではなく、そこに集った7人がそれぞれに影響しあって個々の問題に向き合っていく1年が描かれます。
鏡の向こうのお城の話という、ファンタジーがベースとなりますが、登場人物たちが抱える問題は大変現実的。すごく苦手だった女子中高生独特の仲間意識、話の通じないオトナ、母親への遠慮と葛藤など、自分が中学生だったころに、言葉にできなかった苦しさが何だったのかを、とても上手に文字に起こしてもらったような感覚です。一方、今だからわかる親や教師側への共感も多く、当時の私を愛しく思いながら読みました。辻村さんの丁寧な感情描写は本当に素晴らしいです。
本屋大賞2018年受賞作。私にとっても、2018年のベストとなりました。あらすじにもある通り、もし生きづらさを感じているなら、この本が未来のあなたに代わってあなたを救ってくれるかもしれないなと思います。
感情タグBEST3
かがみの孤城
読了。こころたちの気持ちも大人の気持ちもよく分かるからこそ、現実世界で悩んでるこころちゃんの描写は苦しかった。学生の時にこんな本に出会いたかった。
Posted by ブクログ
この本を読んだのは4、5年前なのですが、このアプリを入れたのが最近なので今更ですが感想書きます!
私が辻村深月さんを好きになったきっかけ、もっというと小説を好きになったきっかけの本です。小説を読んで初めて涙が出ました。当時私は小学生だったのですが、もう、すんごい感情移入しちゃってその日の夜は寝れませんでした…そのくらい、私に衝撃をくれた本です。大好きな本です。
もしまだこの本を読んだことない人が居るなら、ぜっっったい読んでください!!!!!
Posted by ブクログ
最後の方泣きすぎてめちゃくちゃ疲れたけど、とても心に残るお話でした!
僕の推しはマサムネとフウカ!
もう色々描きたいことあるけど、感慨無量で言葉が出てこない!
読書を通して、心にガツンッ!とくる体験ができたのは初めてなので、皆さんもぜひ読んで、マサムネとフウカとみんなを好きになってください!
Posted by ブクログ
最後の1ページまでおもしろかった。本を読むことでこんな体験ができるとは思わなかった。ある名前を見て号泣したのは初めて。こんな本にまた出会いたい。
Posted by ブクログ
おすすめにあり気になってたので読んでみました。普段はミステリーを読むことが多かったのでファンタジーな感じの小説で目新たしくて楽しめた。
自分の淡い13.14歳の頃をほろ苦く思い出せた。途中推理を交えたところもあり、最後ドンデン返しもありで良かった。
装丁も目を惹くものがあり、表紙買いもありかもと思わせてくれたそんな作品です。
Posted by ブクログ
凄く元気が貰えて、良い物語だった。もっと早く読んでおけば良かったなって思いました。
最後の方はめっちゃ感動しました!特に理音と"オオカミさま"の所がめちゃくちゃ泣きました。
映画も作られているので、是非観てみてほしいです。映画だからこそ伝わる迫力があって、映画の方も良かったと個人的には思っています。
Posted by ブクログ
『かがみの孤城』を読んでまず感じたのは、これは不登校の子どもたちを描いたファンタジーではなく、「居場所は与えられるものではなく、誰かとのつながりの中で見つけていくものだ」ということを描いた物語だった。
主人公のこころは、中学校での出来事をきっかけに学校へ通えなくなり、自室に閉じこもる毎日を送っている。そんなある日、部屋の鏡が光り、その先にある「孤城」へと導かれる。そこには、こころと同じように学校へ行けなくなった七人の子どもたちが集められており、願いを叶える鍵を探すという不思議な日々が始まる。物語はファンタジーやミステリーの要素を持ちながら進んでいくが、読者の心を動かすのは謎そのものではなく、それぞれが抱えている孤独や痛みが少しずつ言葉になり、人との距離が変わっていく過程である。
この作品が描いているのは、不登校という社会問題ではない。「誰にも理解されない」と思い込んだ人間が、誰かに理解されることで、もう一度自分を信じられるようになるまでの過程である。登場人物たちはそれぞれ異なる事情を抱えているが、その苦しみを比べ合うことはしない。ただ相手の話に耳を傾け、「分かる」と言ってくれる存在がいるだけで、閉ざされていた心は少しずつ開いていく。その姿は、不登校の子どもたちだけの物語ではなく、誰にも本音を言えずに生きているすべての人へ向けられたメッセージのように感じられた。
印象的だったのは、この作品が「頑張れば乗り越えられる」とは決して言わないことだった。苦しい場所から離れること、自分を守るために立ち止まることも、一つの大切な選択として描かれている。その優しい眼差しが、この作品を単なる感動作では終わらせていない。読んでいて何度も考えたのは、人は孤独だから傷つくのではなく、「自分だけが孤独だ」と思い込んでしまうことに苦しむのではないかということだった。そして、その思い込みを壊してくれるのは、正論でも励ましでもなく、自分を理解しようとしてくれる誰かの存在なのだと気づかされた。
終盤では、それまで散りばめられていた伏線が鮮やかにつながり、登場人物たちの関係や「孤城」が持つ意味が明らかになる。その瞬間、それまで積み重ねられてきた一つひとつの会話や時間がまったく違う重みを持ち始め、タイトルの意味までも静かに胸へ迫ってくる。驚きのための仕掛けではなく、登場人物たちの心の変化を描き切るために用意された構成だったことに深く感心させられた。
『かがみの孤城』は、不思議な世界を冒険する物語ではない。誰にも届かないと思っていた心の声が、誰かに受け止められたとき、人はもう一度前を向いて歩き出せることを描いた作品である。読み終えたあとに残るのは、感動や涙だけではない。今、自分のすぐそばにも、誰にも言えない孤独を抱えながら笑っている人がいるのではないかという、静かで温かな問いだった。
Posted by ブクログ
私も学校に行きたくないと思っていたから、その時の自分を重ねて読んでいた。
一人一人悩み事があって、それを全て理解出来るわけじゃない。だけど少しでもその悩みを聞いてくれる人がいるだけで救われる。私もそうだった。
久しぶりに心を大きく動かされる本に出会った。
Posted by ブクログ
最終的にはどんな苦しみや困難も、誰かに縋るだけでなく、自分の力で立ち向かなければいけない。そうした残酷ながらも勇気づけられるメッセージを印象深く残してくれる物語でした。城の中で七人の子供たちが自分たちの力で現実の敵と戦う術を模索していくその姿は、どんな年齢の方が読んでも心を揺さぶられること間違いないと思います
Posted by ブクログ
テーマは不登校。
繊細な思春期の心のうちを、ファンタジーの世界で描く。
【言葉がつうじない】
という心情描写に大人になった今同僚に同じ気持ちを抱いていてハッとする。
諦めていい。頑張らなくていい。
通じる相手はきっといる。
人を信じること、信じて貰えることが当たり前に嬉しい。
普通になるってなんだろう。
Posted by ブクログ
本屋大賞を取っただけの事はあります!
良かったです
人間の心の中は、難しくなかなか理解してもらう事も大変だと思う
この本ではそう言った、心のズレや悩み、性格
色々な感情が細かく描写され
一人一人に感情移入してしまいました
読み始めから、どんどん引き込まれ続きが気になり止まりません
人間の強さ、弱さも色んな事情もありながら、進んだり、立ち止まったり
複雑に絡み合う人間関係の中で、自分の道を歩んで行く子供達に感動です
是非みなさんにも読んでほしい一冊です
Posted by ブクログ
この物語は壮大でとても楽しかった。のめり込むように一気に読めた。
私が昭和生まれなのでカセットテープもポケベルもテレクラなんかも知ってたので、あれ?時代が違うメンバーなのか?と途中から気づいたけど、みんなが整理整頓してからの流れは気持ちいい伏線回収だった。
リオンとオオカミ様の関係も、おそらくリオンの推測で間違いない。そしてリオンは記憶を残してもらえたと思う。
あと何気に登場していた喜多嶋先生の正体が分かり、しっかりエピローグまで読むべきだなと思った。
Posted by ブクログ
展開がなかなか読めず最初から最後までドキドキが止まりませんでした。ここで終わっても充分楽しめる作品だ、と思うところで終わらず、想像していた先の先まで物語が広がっていてとても楽しめました!読み終わってからも余韻がものすごくあり、再びページをめくりたくなります。今年読んだ中で一番面白かった作品です!できることなら星を50はつけたいところ…!
Posted by ブクログ
不登校の中学生7人が登場するファンタジー小説
内容云々も他の方が書いている通りとても良かったけど、小学生の子供を二人もつ親であるためか
・子どもが悩みや問題にぶち当たったときに助けを求められるだけの信頼関係を築けているか
・子どもを庇い学校や世間と全面的に闘えるか
といった、親目線で読んでしまった。
中学生が一番心に刺さる年齢層だと感じた
Posted by ブクログ
554ページというページ数が多い本ですが、
前半と後半のだけ一語一句読んで、
中盤は『 』の会話読みで、
さくさく読み進めることができます。
後半に近い中盤から面白くなっていきます。
衝撃の結末。とても面白い作品でした。
Posted by ブクログ
学生の頃、図書室に置いてあり表紙がとても印象的だった。
登場人それぞれが抱える悩みや葛藤が自分自身と重なる部分も多く、乗り越えようと頑張っている姿に勇気づけられました。
衝撃のラスト
7人の中学生が中心となったお話で、自分の中学時代を思い出して懐かしい気持ちになったり、この時期特有の悩みとか登場人物それぞれの家庭環境とか、各々それらと葛藤する姿など読んでいてグっと来るものがありました。
”オオカミ様”の正体、みんながそれぞれ生きている世界、「私たち現実世界で会えるよね?」「助け合えるよね?」のセリフから読み取れるお互いに対する信頼が深まっていく様子、ページをめくる手がとまりませんでした。
十分に大人も楽しめる本だと思います。
Posted by ブクログ
不思議な世界に引き込まれ、7人それぞれのことが気にかかり、読み始めてから、あっという間に読み終えた。
かがみの中の城で出会った、こころ、アキ、フウカ、ウレシノ、マサムネ、スバル、リオン。安心できる場所ができたから、お互いを思う気持ちが生まれたように思う。
つらく悲しい経験が、人を優しくしてくれる、強くしてくれる。大人がきちんとこどもを守ることも大切。改めて思うことも多く、いい読書の時間が持てた。
まさかまさかの
とにかくラストが圧巻。
全ての伏線が回収されます。
作中に出てくる「わかり合えない相手」について、共感しました。同じ言語を話しているのに、通じない人っていますよね。。。
初めて読んだ時は涙しました。
ミステリーのような群像劇のような、繊細なこころの話。
かがみの孤城
感動しました。
2部からは一気読みしてしまいました
時代が違うことを知ってから喜多島先生がだれだったのかわかった時は鳥肌がとまらなかったです。
また一から内容を知った上で読むと変わった感じ方ができると思いました。
オオカミさまが食べるとこ以外はスッキリしました。
また小説を最後まで読むってことがなく、これが最初の本でよかったです。
読みたいと思ってる方がいるなら是非
温かいお話でした。
話の通じない人間たちはこの本を読むとどういう気持ちになるのだろう。
悩んでいる人へのメッセージと感じる描写やセリフも多くあるので、話の通じない人間も含めたくさんの人が手に取るといいなと思いレビューします。
かがみの孤城
2度読み必須です。複雑な状況に置かれてもがく中学生7人の心理描写がとてもリアルで。終盤は伏線が綺麗に回収されて繋がっていきどんどん引き込まれます。
願
思春期特有の不安や焦り。
居場所はひとつじゃない。
価値観もひとつじゃない。
どこへ行っても嫌なことはある。
けど,きっと助け合える。
謎が解けていく度に,良い意味でぞっとした。
本当に叶えたい願いは,気が付かないうちに叶っているものなのかもしれない。
読んで良かった
いつもそう。
辻村さんの世界に引きずり込まれてページをめくる手が止まらなくなる。
そして終盤「もっと丁寧に読めばよかった」と思うほどの展開がやってくる。
ぜひ読み返したい作品です。
小さなドールハウスの中で起こる大きくかけがえのない日々。どの年代にも、誰にでも一度は感じる、思春期のヒリつく感情と溢れる悲しみが、純粋で弱すぎるゆえの無力感が、読み進めるうちに何度も胸を掻き毟る。
最後に向かえる悲しく暖かい愛情と、希望の未来に涙が止まらなかった。気が付いたら一気読みしていた。久しぶりに満足!
ファンタジーものは苦手なのですが、本作はファンタジー要素はあるものの、内容は非常に現実的で、最後まで一気に読み進めることができました。話の流れは途中で推測できるようなわかりやすい伏線がしかれておりますが、そんなことは特に気になりません。私が特に好きだったのは、終盤の主人公と近所に住む友人とのエピソードです。心が温まりました。
自分が大人、親となった今は、伊田先生のようになっていないだろうか、闘っている子どもにちゃんと気づいてあげられるだろうかと、考えさせられました。また、自分自身はいじめの被害者にも加害者にもなっていないつもりですが、自分では気づかないところで人のことを傷つけこともあったのではと、反省します。自分の気持ちに忠実になりつつ、相手の思いも尊重するにはどうしたらよいのか、子どもと一緒に考える、そんなきっかけをくれる一冊ではないかと思います。
すらすら読めて、心に残る
普段ほぼ本を読まないけれど、最初の数ページを読んで衝動買いしました。やんわりとはられる伏線、主人公の気持ちが身に染みるほど伝わる心情表現、そして驚きと感動のラストが、活字にあまり強くない自分でもとても読みやすく、一気に読み切ってしまいました。
繊細で力強い中学生の心に、自分も大きく動かされました。
一気に読んでしまった
中学生に紹介したい本を探していた時、タイムリーに「本屋大賞」発表のニュースを見た。番組の後半にこの本に感銘を受けたという男子高校生のインタビューがあった。彼の言葉は本物との印象を持ったのが、この本を手にしたきっかけだ。ストーリーは登場人物たちの気持ちや行動に無理がなく、共感しながら読み進められた。こちらの予想を軽く裏切りながら、ササクレのように気になった違和感も、最後にはとても気持ちよく回収してくれた。読書が苦手な中学生にも、薦められる1冊だと思う。
最高
今まで本屋大賞の受賞作品って堅苦しいイメージがあって読んだことなかったけど、これは本当に読みやすくて2日で読みました。 読みはじめたらとまりません。 わたしは皆さんと違って全然先が読めなくて、思っていたハッピーエンドとは違ったけど、本当に読んでよかったと思える作品でした。
最後が凄い!
この本はちょっと気になって最近手に取って読んだのですが、予想とはかなり違う結末で驚いてます。これを書いてる今でもまだ感動が残ってます。ズバッと解決するのではなく、少しずつ、少しずつ、紐解かれていくのがこれまた進みます。だから、先が気になってイッキ読みしてしまうかもしれないのでゆっくり時間がある時に読むことを私はおススメします。(今凄く誰かと感想を共有したいです………)
もしも中学時代に
主人公と似たいじめを中学時代に経験。その時は今を乗り切ることに必死だったけど、当時この本と出会えていたら、「たかが学校」と思えていたら、13歳から今までの人生は実は大きく変わっていたのかなと思います。中学生ぐらいの年代に向けたいじめの物語にありがちな、いじめた相手と和解させることをしなかったのも高評価です。半径30センチしか見えてなかった中学時代の私へ、逃げても良いのだとこの本を送りたいです。
まだ読んでない人が、羨ましい!
辻村深月さんの本は、ほとんど読んでいますが、今回は学園ものと言うことで、あまり期待していませんでした。っと言うのも、私自身があまり学園、青春ものが好きではないことが理由なのですが、この作品は見事予想を裏切ってくれました。
すごく良い本で、感動しました。
不登校という重い始まりから、ファンタジーへ展開していくのですが、途中たくさんの伏線が張られていて、後半は息を飲むような展開で最後までいっきに読み切ってしまいました。辻村さんの本は、読み終わった後すごく感動しますが、もっと読みたかった!という気持ちになります。まだ読んでない人が羨ましい!
一気読み❗
取っ付きまでは正直しんどいです。こころちゃん達の心情がリアルでズーンと来てしまって。
途中である程度の予測はついたんですが、この人の書く微かな違和感っていう伏線にはいつもぎょっとさせられます。ここ伏線だよね?って思ってても騙されます。
最後の読後感の爽やかな事❗泣きながら読みきりました。
こころちゃんや他の6人に未来有れ❗
でもあれだけの事を乗りきった彼彼女らには明るい未来しか見えません❗
Posted by ブクログ
様々な事情により学校に行けなくなってしまった中学生たちが不思議な城で共に過ごす中で、他者との繋がりや互いに手を取り合うことの尊さを知り、前を向く物語。
ファンタジー色強めなストーリーですが、その中で感情の機微やリアルな人間の悪意などが鮮明に描かれており、グサグサと心に深く言葉を刺してきます。
世の中にある「普通」から外れてしまったり孤独を感じている人達へ、それでも手を差し伸べてくれる誰かが必ずいて、居場所があるということを改めて教えてくれる1冊です。
Posted by ブクログ
初めの100ページくらいはつまらなかったけど、
あの本読みました? でこの本を知り、評価が高かったので我慢。
途中から止まらなくなり3日で読み終えてしまった。
私は大人だけど、子供の頃の記憶や気持ちをよく覚えているほうで、中学生たちの気持ちにすごく共感できた。と,同時にこころのお母さんの気持ちもわかりすぎて。
幼稚園も,小学校、中学、高校、私は生きづらかった。50歳過ぎた今も、他人の些細な言動に振り回されてしまう。
でも、大人になった。
中学生のころ傷ついていた7人が、生きて大人になってくれてよかった。幸せで良かった。
私も頑張って生きて幸せだよ。
Posted by ブクログ
⭐️4.5の気持ち
面白かった、最後はもう読みたくて読みたくて通勤時間で読むから先が気になってしょうがなかった
珍しく家でも読みました
アニメ映画になってたよなと思って手に取ったけど大正解だった
最初はふーんと思いながらちょっと冷めてたけど、同じ雪科第五中とわかったあたりからの面白さはよかった
そういえばリオンがクリスマスにオオカミさまにあげてた小さい包ってなんだったんだろ…?書いてあったかな
みんなが学校に行けてない、というか学校という場所に対して負の感情を抱いているメンバーなのに、リオンだけむしろ行きたかったというプラスの感情をもっている、願いも一人だけベクトルが違うのに同じメンバーとして集められていることに違和感があったけど、オオカミさまがお姉ちゃんだとわかれば、そういう言ったリオンの特別も納得いった
みんな年がズレてるんじゃないかと思った時もあったが、マサムネのパラレル説によってすっかりそんな仮説忘れ去ってた笑
願いの使い所には驚いた、予想ではアキが医者になってリオンのお姉ちゃんを救うみたいな感じかなと思ったけど、喜多嶋先生なのは涙出た
こころの最初の夢の転校生がのくだりがリオンで実現したのもよかった
こころ・アキ・フウカ・スバル・マサムネ・ウレシノ
Posted by ブクログ
コミュニケーションの難しさ、人が他人に対して抱く感情がリアルに表現されているように感じた。設定に少し無理があってファンタジー色が強く、何となく想定がつく分かりやすい伏線だったものの、綺麗に回収されているし、感動的なラストだった。
Posted by ブクログ
鏡を通って不思議なお城に集められた中学生7人。
この前に読んでいた「冷たい校舎の…」はそこまででしたが、こちらは登場人物みんなにガッツリ感情移入。等身大の中学生のしんどさに共感しすぎて疲れるくらい。
特に、伊田先生と真田の、こころに対する感覚がリアルで恐ろしい。どう働きかけてもムダって、これはもう絶望しかない。これで困っている子どもたちって実は多いのではないか。大人もか。
いくつかの伏線にうっすら気づいたのは、多分、以前娘たちがテレビで見てたのをチラ見してたから。もったいなかった、まっさらで読みたかった。それでも胸にグッときましたし、読み終えた時のじんわり感は半端なかったです。
Posted by ブクログ
7人の不登校の中学生とおおかみさまのファンタジー物語。
主人公であるこころちゃんの不登校になってしまった理由に非常に共感できる。自分も中学生くらいの頃、世界はこの学校しかないと思っていたし、誰か1人に嫌われることを過剰に恐れていたなあと。。
どうかそういうふうに感じている子たちは不登校でも良いから大人になって、「あんな世界でなんで悩んでいたんだろう」と思えるように成長してほしいと思う。
7人の誰でも感情移入できるし、この後どうなるのか、という展開にもワクワクしながら読むことができた。映画を観たので最後はなんとなく把握できていたけれど。
強いていうなら、1人1人の背景がより詳細に描かれていればもっと深く感情移入できたかも、とも思う。ただ7人もいるのでそれは厳しそう。
最後は若干映画を観ていてもうろ覚えだったので、そうだったのか!!と思うエピソードがあった。特に最後のプロローグの繋がり方は非常にスッキリ。
最終的に記憶は無くなってしまったけれど全部が無くなったわけではなく、一部の経験を無意識下で受け継いで成長することが見えて良かった。今学生で悩んでいるような人にぜひ読んでほしいと思う。
内容は素晴らしい作品
内容は素晴らしいと思う。
悩みを抱えている人や苦しんでいる人はもちろん特にその家族に読んでみて欲しいです。
ただ伏線回収のところなどは個人的にイマイチだなと思った。
ここからネタバレ含む
鏡の先の孤城で出会うアキや主人公こころが学校に行けなくなった原因に関わる真田美織の言動は人を傷つけるものであるが、一人の人間であり、それぞれが感じ、考え行動しているのだとこの物語を読んで改めて思った。
まとめ
この物語で伝えたいことは、人はそれぞれ感じることは違うし環境も違う。辛い時は無理に闘わなくていいということ。
最後に個人的なことを
物語は推理小説でもない限り予測してではなく体験して読んでほしい!
Posted by ブクログ
鏡を通り抜けたら異世界に、みたいな物語を嫌厭してたのでこの世界観に入っていくのに大分時間かかった。
また主人公が最初の方、あまりにも気弱でとても中1の女の子と思えないほど幼くて序盤はずっとイライラしてた。
ただ中盤以降はとても引き込まれるストーリー。
助け合えるんじゃないかと希望を持ったのに結局は一人で立ち向かうしかなく、しかし人間関係に臆病だった彼らの城での繊細なやり取りが徐々に現実世界の状況も変えていく。
主人公も最初はこっちがイライラするぐらい臆病だったのに、徐々に強く逞しくなっていく。自分の力で進む彼女の姿はとても眩しい。
ぜひ彼らと同じ世代の子供たちに読んでほしいと思う。
助けてくれる人は自分が気づいてないだけでそばにいて、そしてこれからの未来を生きていく力が必ず自分にはある。そう力強く思わせてくれる作品。
ただやっぱり前半主人公にイライラし過ぎたストレスのせいで、読み終わったあともちょっとイライラが残ってた。
Posted by ブクログ
不登校の子達、時空を超えて助け合えたのかな?と、本当に救われたのか分からなかった。少なくとも主人公は救われたのかもしれないが、あとの子供たちが救われたのか。いじめ自体は解消されない(相手は変えられず、変えられたり成長できるのは自分自身のみ)というのがリアルで良かった
匿名
先が気になったのでサクサク読めましたが、とても普通でした。
一年も一緒に過ごして、クリスマスまで一緒に祝っていたのに、最後まで年がずれていることに気づかないのはとても不自然だと思いました。一度くらい新年を迎える場面や、誕生日で年齢が変わる場面くらい出てくるだろ、普通?
Posted by ブクログ
ある出来事をきっかけに不登校になった少女はある日、自室の部屋の鏡から謎の孤城へと導かれる。
とにかく色々と丁寧かつ綺麗にまとまった作品。
どうしても大人目線で読んでしまったが、出来れば主人公達と同じく中学生の時に読んでみたかった。
Posted by ブクログ
ありえない話だと分かると思うことがいったりきたり
世代(生まれた年が違う)が違っても、不登校になってしまった同じ中学出身の7人が、お互いを認めあいながら成長していく
伏線が弱いが、なかなか面白い
登場人物の年代の違いに早い段階で気づいてしまう。しかし、その大きな伏線がわかりやすいが為に、小さい伏線には気づかず後半で、なるほどと思う点があり、楽しめた。