あらすじ
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。 なぜこの7人が、なぜこの場所に―― すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。 受賞歴:2017年啓文堂書店文芸書大賞・大賞、『ダ・ヴィンチ』BOOK OF THE TEAR特集 小説ランキング部門・1位、『王様のブラインチ』ブランチBOOK大賞2017・大賞、第11回神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)・大賞、埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2017・1位、熊本県学校図書館大賞2017・大賞、第15回本屋大賞・1位、第6回ブクログ大賞 小説部門・大賞
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Posted by ブクログ
2026 15冊目
オオカミ様の正体が分かったところ、動機が分かったところから涙から止まらなかった。
母の教えで、悪かったことも、良かったこともみんな同じだけど起こりうる、だから自分だけなんて思うなって
この7人はこの先、幸せになってほしい。
Posted by ブクログ
一気に読んでしまった。
救いと苦しさがラストに向けて波のように押し寄せてくる。
早く読み終わりたい、終わらないでほしい、と思いながらページをめくる手が止まらない。
最後まではらはらしながら、予想通りの、あってほしかった終わり方。
月並みだけど、みんな、幸せになってほしい。きっとなれるはず。
晴れやかさと、一抹の寂しさ。
Posted by ブクログ
とても面白かったです
歴代の本屋大賞の中で最高得票を得た作品と知り読みました。辻村深月さんの作品をはじめて読みましたが、ほかの作品のイメージもあって、若い子向けの話かな?と思っていましたが、中年の私にも思いっきり刺さりました。
最後に謎が解き明かされる場面は鳥肌がたちました。
Posted by ブクログ
伏線回収した時は思わず声と涙が出た。
ここまでストーリーができていると考えると、痛快で穏やかな気分になれた。
この作品に出会えてよかった。
そろそろ黒辻村に出会いたい。
Posted by ブクログ
素晴らしいストーリーでした、、
こんなに感動した小説はなかなかありません!
最初から最後まで読む手が止まらず、本屋大賞受賞も頷けます。
人間関係に悩んでいる方にぜひ読んでいただきたい作品です!!
Posted by ブクログ
間違いなく今まで読んだ本で一番面白かった
面白すぎて読み進めるのがもったいなかったし、読み終えるのが惜しすぎた
個人的にグッと来たポイント
・スバルがマサムネに「ゲーム作る」と言ったところ
・リオンの「よぉ」からの『たとえば夢見るときがある』
・アキちゃんの、『今度は私が助ける番』
Posted by ブクログ
不登校同士の交流に人の繋がりというか温かみを感じる作品だが、結末というか設定の意外性がある。上巻も面白かったが、下巻も失速する事なく面白い。
他の方のレビューにもあったけど、読みやすいのも大きい。題材的に少年少女向けかもしれないけど、深い感動を残してくれた傑作。
Posted by ブクログ
読みやすくて、展開に引き込まれる物語!いい本です。
人間は残酷な生き物で、集団で他をイジメ、排外する。
排外された者は、生きる残るため、集団から離れ、不登校や引きこもりになる。
排外することで、メンバーは集団から離れ難くなり、イジメは長く続く。
排外された者も人間であり、社会性を持つ生物であり、別の集団とのつながりをおのずから探す。
この本は色んな理由で排外された人たちのつながりと、つながることへの思いを物語っている。
読みやすくてよい本でした。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ
人と人がつながる瞬間ってイイね。
設定も面白くて、心の動きが分かりやすく書かれているので入り込みやすい。
クラスで手を挙げるときの緊張を思い出した。
①分かってもらえること
②関係が切れる怖さ
③もう一度つながる勇気
④自分の居場所
「来なかったなんて、思ってない。お前たちが来ないわけ、ないから」
最高。
「学校に行くんじゃない。友達に会いに行くんだ。」
人と一緒なら。一緒なら何かできる。
「忘れてしまってもいい。私がその分、覚えている。」
この出逢いがあったから成長できた。
いっぱいもらってる。
「休みたい個人が2人いただけっていう個別の問題」
全体を見ることと、一人を見ること。両方大事。森と木
「ただ、敵になったと思いたくないのだ。嫌われていると思いたくなかった。」
その通り。
「会っても思い出せないかもしれないけど、それでもいい?」
覚えていてもらえなくても、その時間には意味があった
分析や指摘をされた瞬間に悔しくて泣いてしまうような
毎日一緒にいたから分かるようになった
ああ。また明日。学校で
ドキドキしていた。少しの緊張と、ワクワクする感じだ
痛みはずっと覚えているつもりでいたけど、案外忘れかけていたのだと思い知る。
言葉が通じない
闘わなくてもいい
言葉が通じないのは、子どもだからとか大人にだからとか関係ないのだ。
私には友達がいたこともあるんだと、そう思って生きていくことができる。それがどれだけ大きな自信になるか、計り知れない。
東条萌ちゃんとアイス
口がきけなかった。見えない力で胸を押されたように、息が止まりそうになる。鼻の奥がつん、となってあわてて熱くなった目を伏せた。
意地でもそれくらいは覚えたまま帰るよ。
普通になれない。普通かそうじゃないかなんて、考えることがそもそもおかしい。どうだっていい。
オオカミさま。善処する
よお おはよう
「自分には他にも行ける場所があるような、そんな気がしている。」
今いる場所がすべてじゃない
ここでうまくいかない≠自分の価値がない
Posted by ブクログ
最後の伏線回収というか、、、一つずつ、1人ずつの話が繋がっていく度に胸が熱くなって目頭が熱くなってた。
ファンタジーだからこその世界観の中で、主人公こころと子どもたち、喜多嶋先生、オオカミさま、みんなの人生が関わり合って、支えになっていく。
こんな優しい世界、本当にあればいいのに、と思わせる。せめて、現実世界で苦しんでいる子どもは、支えになってくれる人が1人でも近くにいてくれますように、自分がその機会があれば少しでも寄り添ってあげれたらいいな、と思わせてくれた本でした。
定期的に読み返して心を洗濯しなきゃ。。。
Posted by ブクログ
なんとなく途中できっとそうだろうなと思ってはいたけど、最後まで色々繋がっていて面白かった。どの時代でも抱えていることは人それぞれ。自分とは違うと思って、いつでも受け入れられる人になりたい。子どもにはおすすめかも。
Posted by ブクログ
上巻を読んでいるときは「いじめの話」と思った。
読みきった後は、そんな簡単な一言では表せない。
ネタバレを読まず、先入観を持たず読んでほしい。
上巻最初の2ページのこころのかわいいかわいい小さな夢。
それがこんな壮大な物語を経て、陽があたるようなそんな本。
登場人物たちの時間がずれていて、もしかしたら年代が違うのかも
というのはなんとなく早い段階で気づくことができたけど
具体的な年齢差や喜多島先生とオオカミさまの正体や
鍵のありかやお話などなど最後まで気付けず
最後まで謎が解けていくようにハラハラ読むことができた。
こころの話かと思ったけれど、そうじゃない。
みんなの物語。主人公はこころひとりじゃない。
年代が違っても、中学生の生きにくさは変わっていない。
どの時代にも色々な理由で不登校になってしまっている子どもがいる。
その子自身に問題がなく周りがどうかしている場合もあれば、
その子の性格、行動からそうなってしまっている場合もある。
この物語の登場人物はその両方がいて、
ただその性格が形成された背景がある。
喜多島先生のやさしさが温かい。
助けて、助けられる。やさしい本。
ただイダセンは本当にゴミ!笑
Posted by ブクログ
「学校に馴染めなかった人に刺さる」と聞いて、気になったので手に取ってみた。
とても良かった。冷えた心を、静かに温めてくれるような物語だった。
お気に入りのキャラクターはアキ。
理由はネタバレになるので言えないが、個人的には、みんなにとっての“救済者”のような存在に思えた。
10代の頃の僕のところにも、鏡が光ってほしかった。
いや、実は自分も昔、あの孤城に行っていて、誰かが願いを叶え、記憶を失っただけなのかもしれない。
しかし、だとすれば、どうして30を超えた今になっても、それらしき仲間と出会えていないんだ。
……というような妄想をしてしまう。いや、これから会うのかもしれない。
本作は世界的なベストセラーでもあるそうだ。
自分の中ではかなり“日本的な痛み”を描いた作品だと思っていたので、それが世界中で読まれているというのが、何故か少し誇らしかった。
辻村深月の他の作品も読んでみたくなった。
今、学校に居場所が無い子のところには、本当に鏡が光っていてほしいと思う。
Posted by ブクログ
続きが気になりすぐに下巻へ。2時間ほどで読んだ。
文字が大きくて読みやすい。タイトル的に重めなのかなと思ったがとても軽く読めた。
散りばめられた伏線の謎はとても簡単で概ね予想通りだったがそれでも飽きることなく読み進めることができた。
匿名
よかった
映画化をキッカケに本作に興味を持ち読みましたが、
個人的には期待以上におもしろく、感動しました。
機械があれば、ぜひ劇場にも足を運んでみようかと思いました。
重たい話かと思ったらネタもたくさん散りばめられていて、シリアスなのにクスッと笑えるコメディ要素もあって、ミステリーとしても伏線の回収が見事で、ラストシーンはそれぞれの未来に涙が止まらなかった。
自分の中では『君の名は』以来の大ヒット作。
Posted by ブクログ
上下巻まとめ
成長=忘れないことではなく、受け継ぐこと。
かがみの孤城は、孤独だった子どもたちが、誰かに救われた記憶を胸に、いつか誰かを救う人になる物語。
スピンオフみたいのが出たら是非読みたい。
Posted by ブクログ
上下巻ですが、あっという間に読み進められる作品。
それぞれが自分の居場所がわからなくなってしまった子供たちの感情が子供のころの自分の感情を想起させられました。
Posted by ブクログ
序盤はあまりつまらないかもと思って積読していたが、腰を上げて読み始めたらするする読めた。
こころが感じていることがどれもまっすぐで良い。
誰かによって気持ちをねじまげられることは理不尽なことだと、こころがまっすぐ感じて言葉にしてくれたのがなんか嬉しかった。
最後のアキを助ける場面のセリフにも胸が打たれたな。
自分に呼びかけてもらえてるみたいだった。
「アキ、生きて!アキ、大丈夫だよ!大丈夫だよ、アキ!私たちは助け合える!会えるよ!会える!だから生きなきゃダメ!頑張って、大人になって!アキ、お願い。私ー、未来にいるの。アキの生きた、大人になった、その先にいるの!」
登場人物みんな魅力的だけど、特にスバルとフウカが好きだった。
リオンとこころをくっつけるかんじのストーリー展開になってる感じはちょっと微妙と思ったけど。
救いのある物語で元気が出る。
Posted by ブクログ
この作品は、しっかりと「人間」を描いているから面白い。作り込まれた世界観も見事というほかない。ファンタジーにSFの要素が入っているのが新鮮だった。
Posted by ブクログ
よく作り込まれた世界観だなあと惚れ惚れしてしまいました。
家に真田さんたちがカチコミかけてくるのはちょっとアグレッシブ過ぎて、そんなことある?こころちゃんの妄想幻覚?と最初思いました。ご近所の目、突然親が帰ってきたら?など女子中学生は気にしないのでしょうか。やることが突き抜けてて真田さんガッツあるなと妙に感心しました。
こころちゃん、絶対かわいい女の子ですよね。
ちょっと出来過ぎているほどに、終盤こころちゃんはかなり恵まれた環境にいます。最後に示唆された明るげな未来も。東条さんの功績が大きすぎます。
リアリティとご都合主義的なファンタジーが同居している作品という印象でした。
お母さんに正直に話せて偉い、素直にお礼が言えて偉い、闘っていて偉いなど、やはり大人目線で子供たちを見ている自分がいて、大人が読んでも楽しかったですが中高生の頃に読んでいたらどんな感想を持っただろう、その時に読んでみたかったなと思う作品でした。
Posted by ブクログ
2日で上下読み切って、下巻に関しては2,3時間くらいで読み終わった。そのくらい軽くサクッと読める感じなのも良かった。
もしかして、っていうのは節々で感じていたからどんでん返しではなかったかなーと。でも、色んなところが点と点で繋がっていくのはすっきりした!
中学生にとっての学校って世界のすべてだと思い込んでたよね。たかが学校なんてその当時は到底思えないよ。学生時代に出会いたかった本だなぁ
Posted by ブクログ
4.4
トリックには早々に気づいてしまったので、そこまで驚きはしなかったのですが、東条りかちゃんの「10年後どっちが上に立ってると思ってんだよ」というセリフがかっこよすぎて、めちゃくちゃ胸にささりました。
私もこれからこんなマインドで生きていきたい。
最後、アキが助けを求めてもいい、と思えるようになったことが本当に良かった。
苦しかったら助けを求めていい、大人でも大切な心得がたくさん詰まった一冊だったと思います。
Posted by ブクログ
映画には映画の良さ、小説には小説の良さがある。
とにかく読後のさわやかさ、晴れやかさは映画では味わえない。すごい作品だった。
これを中学生で読める人達は本当に幸せだと思う。
そして思う。"おおかみさま"はやっぱり芦田愛菜ちゃんだと
Posted by ブクログ
不登校だった こころ以外の6人は こころの世界だったら 大人だったかもしれないし 6人の世界だったら こころが子供 __ みたいな展開でまだ モヤモヤ が 少し残ってる 。
Posted by ブクログ
鏡、お屋敷、赤ずきんちゃん、自我が膨らみすぎの中学生といったワードはティーン小説だが、(途中からは)大人にも十分ささるシチュエーションと着地点
。面白かった。
Posted by ブクログ
不登校の少年少女7人が、かがみの世界で自分探しをする話です。
正直にいうと、著者の作品は読む前から期待してしまい、ハードル上がりっぱなし状態でしたが、そのハードルを平気で飛び越えてくるくらい面白かったです。
前半のゆったりした感じから、後半の伏線回収からのスピード感もたまらなかったです。
今後も著者への期待という名のハードルは上がる一方ですが、超えてくることでしょう!
Posted by ブクログ
辻村深月作品
下巻
徐々に仲間意識も深まり少しずつ謎も解き明かされていく、最後のオチはそれぞれの時代が違っているのがわかった時に思ったが、それでも楽しめた