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ずっと、気になっていたし、桜の季節なので(北海道生まれなのでまだ、あまり咲いていませんが...)読んでみました。
さすが辻村深月さんだなぁ!一つ一つの作品にどれも青春を感じます!最後はすべて...どうなるのかはぜひ、本を読んでみてください!!
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春、桜の季節。手にとって読んでみた。
中学高校の少年少女たちの青春。華やかな時期だけじゃない、後ろ暗い時期も綺麗に描かれていた。10代に向けた小説であり、10代に読みたかった一冊です。
20代のあなたにも読んで欲しいな。
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中高生の瑞々しさ溢れる青春&ミステリー全3遍。
希望や未来を感じられる、春にぴったりの作品で、
特に、悩める中高生の背中を温かくそっと押してくれるような内容。
作品間のリンクがあるのも、嬉しいポイント。
辻村深月さんの描く青春物はどれも本当に素晴らしいと改めて実感でき、特に表題作、「サクラ咲く」が
好きで、「遠い日の歌」との相性が抜群でした。
「人はただ 風の中を 迷いながら 歩き続ける
その胸に はるか空で 呼びかける 遠い日の歌」
〜♫
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『約束の場所、約束の時間』
『サクラ咲く』
『世界で一番美しい宝石』
若美谷中学と高校を舞台に3つの物語を紡いだ傑作集。
人が生きる上で、最も大切なものは何か?を問う一冊。
本書は若い読者向け。悠、朋彦、マチ、一平の物語。
二度と戻らないあの日、青春という透き通った日々の喜びや痛みを瑞々しく描く。
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初めての辻村深月作品でした。
三篇それぞれの主人公は、どこにでもいる学生のひとりで、学生生活を送っていく中で様々な人と出会い、人間として一歩ずつ成長して行く姿がどこか眩しかったです。
心温まる素敵な物語でしたという、そんな言葉で片付けて仕舞いたくないような感覚です。
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中高生の頃の繊細な心が表現されていて、夢中になって読んだ。中高生の頃はモヤモヤすることも多かったけれど、中高生にしか味わえない思いがたくさんある。
最初の1作目の内容がSFで驚いたけれど、3作全てを読んで納得した。この本のテーマの一つはタイムマシンなのかなと。過去から未来へと送る薬、本も過去の作者の思いを未来へ届けるタイムマシン。
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カラオケを歌わざるをえない場面が久しぶりにありました。学生の頃は、もっと苦痛だった。歌いたくない、上手な人だけ歌えばいい、どうやってノリを示せるか、断りたい、いろいろ若い時はしょうかできない日々でした。ちょっとした味方が現れて救われていたことを、この作品で思い出させてくれました。
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最初は「狙われた学園」ばりのジュブナイルSFっていう感じで始まる。読み終わって、ぜーんぶつながって。。。
「約束の場所、約束の時間」は、タイムマシンを使って転地療養にやってきた持病持ちの悠くんと、若美谷中学陸上部の朋彦が、未来のゲームソフトと秘密の場所を通じて友達になる。同じ陸上部の美春も関わり、事件が起きて、二人を救うためにタイムスリップを使った悠くんは未来に帰ってしまう。ホログラムレターの入った銀色の筒を残して。
「サクラ咲く」は、引っ込み思案でイヤと言えない性格のマチちゃんが主人公。やらされた感で始まったクラスの役を通じて、陸上部のみなみ、恒河、同じ理科部の海野奏人らと友達になることで、楽しく1年を過ごし、ずいぶん変わっていく。それでも本を読むのが好きで、図書室に通う中で、借りた本に一言書いた紙が挟まっていることに気づき、分からない誰かと本に挟んだ紙を通じて交換日記のようなことをして、お互いにはげましあう。実は、そのメモを書いたのは、登校拒否になってた紙音で、みなでメッセージを書いて、学年最後の合唱に紙音が学校に来てくれるようになり、みんなで合唱ができた。みなみの陸上部のやさしそうな先輩が、朋彦と美春だったことにあとから気づく。
「世界で一番美しい宝石」は、若美谷高校の3人の男子が、映画同好会で初めて映画を作ろうとして、主演に3年生の立花さんにアタックする話。普段はあまり目立たない、もしくは目立つことが嫌いな3人が、立花さんが変わってしまったきっかけを作った3年生に立ち向かう所は良かった。図書司書の海野先生が奏人と結婚したマチちゃんで、主人公の一平の父母が製薬会社で研究している朋彦、美春なんだとわかり、恐れ入りました。朋彦は、悠くんの役に立つ薬を作り出すことに成功したみたい。間に合って良かったって。
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学校、青春、友情、仲間、物語の読み終わりが温かい。3章それぞれの人物がつながっていたことに気づいたとき心にジーンとくるものが‥
「サクラ咲く」では文通を通して自分の気持の変化と相手の気持ちの変化が良い方へと導かれ言葉の持つ力を改めて感じさせる、本が好き、図書室という設定が辻村さんらしい作品でもっと他の作品も読んでみたいと思った。
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サクラ咲く季節なので関係する作品を読みたくて辻村深月さんの「サクラ咲く」を選びました!
表題作を含む三遍。主人公たちは中学生、高校生です。彼ら彼女らと同じ学生の時にこの作品に出会いたかったなともの思いました。すごく良かったです。
辻村さんの作品は「自分のことを書いてくれている!」と思わせてくれて好きです。
表題作「サクラ咲く」は気弱な中学一年生の塚原マチが主人公。マチは嫌なことを頼まれても意見が言えずに引き受けてしまう子。自分もそういう性格なのですごく読んでいて自分を重ねてしまいました。
「約束の場所、約束の時間」もそうですが学生のときに感じた苦しいことや辛いことが読んでいて肯定された気がして気持ちが楽になります。
この二作品は進研ゼミに掲載されていたようです。
読んで良かったです。
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今年の桜の開花と合わせて読む
この手のテーマで辻村深月が物語を書いたらまぁハズレはありませんね
中高生ならではの爽やかさと甘酸っぱさたっぷりで、しっかり辻村的トリックもあり、とても満足です
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学生ならではの悩みやゴタゴタがありつつも、それらを凌駕するとても眩しい青春小説。読後感も爽やかで良い。
三編の中で繋がりを感じて最高、泣ける。
登場人物みんなが物語の中で生きていることが分かるのが辻村さん作品の好きなところです。
中学高校時代が懐かしくなった。進研ゼミでこんな素敵な小説を読める時代があったとは、羨ましい(^^)
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3つの物語が入っている、中学生にお勧めしたい小説。
すごく良かった。透き通るような青春ってこういう事かと納得した。どれも友情に泣けるし、展開が止まらない面白さ。
主人公たちの気持ちがこれだけ伝わってきて共感できるのは、辻村深月だけだなと感じる。
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人間関係が希薄で、複雑な現代。とくに中高生の人間関係は複雑であろう。2作目の仲の良い女子2人がお互いを懐疑的に見るが、正直に打ち明けることでさらに仲を深めていく。この作品を読むと「誰か」とつながる温かさ、同じ思い出を共有できる仲間のいる温かさを感じられる。
読書をして、穏やかな、温かな気持ちにさせてもらった。
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3作品収録
連作といっていいのかどうか
でもつながりは感じました
進研ゼミの中二、中一で連作していたようで年齢層はその辺なのかもしれませんね
いずれの作品も学校でのお話でまぁ青春かなと
さくっと読める作品でした
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中高生が主人公の3つの短編集。
高2の娘のオススメで読んでみました。
娘の初・辻村深月さんはこの作品らしいです。
私は辻村さんの怖い本を何冊か読んでからだったので、途中で「これ、辻村さん?」って思っちゃった。
どのお話しも良かった。
少しずつ登場人物がリンクしてて、3作目で「はっっ!!」って叫んじゃった。
半年くらいしたらよみかえしてみよう。
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三作目が好き。三作が少しずつリンクし合ってるのもいい。ラストは鼻がツンとした。
この作家さん、学校+超常現象が好きね。
そんな上手くいかないだろ、という現実離れ感もあるけれど、思春期の、周りからこう言われるけど本当の自分は違う気がするとか、他人が羨ましく思えたりする心情を細かく描くのが、ほんとうに鮮やか。
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さわやか。
自分のあのころ、を、思い出しながら読んでしまった。
2話目の主人公が徐々に成長していく様にじーん。
人は人との出会い、関わりで変わっていくんだなぁ。10代って感受性も強いからこの頃のインパクトって特に大きいように思う。
登場人物がリンクしてるのもなんかいい。
辻村さんの作品ではよくあることみたいだと後から知った。他のも読もうと思ってしまう。
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中高生のキラキラした青春を浴びました。
是非、登場人物たちと同じ中学生・高校生に読んでもらいたい。
物語三篇の短編集ですが、登場人物が少しずつ重なっています。
こういうのいいですよね。え、この人もしかして!?と
ページを遡って確認する時間が好きです。
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3つの短編。2つは中学生、1つは高校生の青春が描かれています。青春です。青臭いほどの青春です。おじさんには眩しすぎます。でも不快感はありませんでした。
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涙は出なかったけど辻村さんならではの短編だけど…があってキューンてなった。これは続篇欲しいなぁという感じ。新薬を朋彦が開発してくれた後の悠のその後が知りたいなー。
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十代の頃に出会いたかった本
登場人物が若くて、瑞々しい
学校には色んな人がいるけど、声が大きい人だけじゃなくて、どんな人にも居場所があってほしい
どんな青春もどんな人生も、素晴らしい