辻村深月のレビュー一覧
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購入済み
最高
今まで本屋大賞の受賞作品って堅苦しいイメージがあって読んだことなかったけど、これは本当に読みやすくて2日で読みました。 読みはじめたらとまりません。 わたしは皆さんと違って全然先が読めなくて、思っていたハッピーエンドとは違ったけど、本当に読んでよかったと思える作品でした。
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最後が凄い!
この本はちょっと気になって最近手に取って読んだのですが、予想とはかなり違う結末で驚いてます。これを書いてる今でもまだ感動が残ってます。ズバッと解決するのではなく、少しずつ、少しずつ、紐解かれていくのがこれまた進みます。だから、先が気になってイッキ読みしてしまうかもしれないのでゆっくり時間がある時に読むことを私はおススメします。(今凄く誰かと感想を共有したいです………)
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ネタバレ
もしも中学時代に
主人公と似たいじめを中学時代に経験。その時は今を乗り切ることに必死だったけど、当時この本と出会えていたら、「たかが学校」と思えていたら、13歳から今までの人生は実は大きく変わっていたのかなと思います。中学生ぐらいの年代に向けたいじめの物語にありがちな、いじめた相手と和解させることをしなかったのも高評価です。半径30センチしか見えてなかった中学時代の私へ、逃げても良いのだとこの本を送りたいです。
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購入済み
まだ読んでない人が、羨ましい!
辻村深月さんの本は、ほとんど読んでいますが、今回は学園ものと言うことで、あまり期待していませんでした。っと言うのも、私自身があまり学園、青春ものが好きではないことが理由なのですが、この作品は見事予想を裏切ってくれました。
すごく良い本で、感動しました。
不登校という重い始まりから、ファンタジーへ展開していくのですが、途中たくさんの伏線が張られていて、後半は息を飲むような展開で最後までいっきに読み切ってしまいました。辻村さんの本は、読み終わった後すごく感動しますが、もっと読みたかった!という気持ちになります。まだ読んでない人が羨ましい! -
一気読み❗
取っ付きまでは正直しんどいです。こころちゃん達の心情がリアルでズーンと来てしまって。
途中である程度の予測はついたんですが、この人の書く微かな違和感っていう伏線にはいつもぎょっとさせられます。ここ伏線だよね?って思ってても騙されます。
最後の読後感の爽やかな事❗泣きながら読みきりました。
こころちゃんや他の6人に未来有れ❗
でもあれだけの事を乗りきった彼彼女らには明るい未来しか見えません❗ -
購入済み
辻村さんの世界に引き込まれました!
どんでん返しに驚き、登場人物にさらに気がつき、
ぼくのメジャースプーンと放課後の名前探しを再読しました。。。
再読も楽しめましたよ。
でもレビュー見たら他の本ともリンクしてるよう、、、
困った!
読みたいし休みたい、、、、、 -
購入済み
リアルと作品の境
これ程、作品の中の世界観とリアルの世界観がリンクした作品は初めてです。
文芸にありがちな、ルビ振りの難しい日本語に頼らず、ありのままの感性がとても、素敵です。
予想外の八人目の正体。
そして、淡い期待を持って迎えるラストの感動。最高でした!*\(^o^)/* -
購入済み
読み始めは、話に角を感じて四角い話を転がしている気分でしたが、読み進めていくと少しずつ角が取れて読み終わった時には、もう一度読み直したい不思議な感覚でした。何回も読み直した今ではとても暖かいお気に入りの丸いお話です。
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Posted by ブクログ
辻村先生の作品は朝が来るしか読んだことがなかったがこちらの方が圧倒的に好み。
2人のヒロインが恋パートと友情パートに別れて主観で描かれている。
二人とも、盲目的で何かに異常に執着しているという点では同じ。
しかし、蘭花は不毛な恋愛であるにしても自分の人生を歩み続けているのに対して、るりえは異常なまでに蘭花が人生の大部分を締めている。
過去のトラウマが呪縛のように彼女に纏わりついているせいで、恋愛も友情も歪な形でしか形成できず、周囲から孤立している。
プライドがとてつもなく高く、それがコンプレックスと混ざり合って満たされない、満たされたい。
どこまでも精神的に未熟な人間だなと感じた。