辻村深月のレビュー一覧

  • かがみの孤城

    購入済み

    最高

    今まで本屋大賞の受賞作品って堅苦しいイメージがあって読んだことなかったけど、これは本当に読みやすくて2日で読みました。 読みはじめたらとまりません。 わたしは皆さんと違って全然先が読めなくて、思っていたハッピーエンドとは違ったけど、本当に読んでよかったと思える作品でした。

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    2018年04月29日
  • かがみの孤城

    最後が凄い!

    この本はちょっと気になって最近手に取って読んだのですが、予想とはかなり違う結末で驚いてます。これを書いてる今でもまだ感動が残ってます。ズバッと解決するのではなく、少しずつ、少しずつ、紐解かれていくのがこれまた進みます。だから、先が気になってイッキ読みしてしまうかもしれないのでゆっくり時間がある時に読むことを私はおススメします。(今凄く誰かと感想を共有したいです………)

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    2018年01月23日
  • かがみの孤城

    ネタバレ

    もしも中学時代に

    主人公と似たいじめを中学時代に経験。その時は今を乗り切ることに必死だったけど、当時この本と出会えていたら、「たかが学校」と思えていたら、13歳から今までの人生は実は大きく変わっていたのかなと思います。中学生ぐらいの年代に向けたいじめの物語にありがちな、いじめた相手と和解させることをしなかったのも高評価です。半径30センチしか見えてなかった中学時代の私へ、逃げても良いのだとこの本を送りたいです。

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    2017年10月13日
  • かがみの孤城

    購入済み

    まだ読んでない人が、羨ましい!

    辻村深月さんの本は、ほとんど読んでいますが、今回は学園ものと言うことで、あまり期待していませんでした。っと言うのも、私自身があまり学園、青春ものが好きではないことが理由なのですが、この作品は見事予想を裏切ってくれました。
    すごく良い本で、感動しました。
    不登校という重い始まりから、ファンタジーへ展開していくのですが、途中たくさんの伏線が張られていて、後半は息を飲むような展開で最後までいっきに読み切ってしまいました。辻村さんの本は、読み終わった後すごく感動しますが、もっと読みたかった!という気持ちになります。まだ読んでない人が羨ましい!

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    2017年09月18日
  • かがみの孤城

    一気読み❗

    取っ付きまでは正直しんどいです。こころちゃん達の心情がリアルでズーンと来てしまって。
    途中である程度の予測はついたんですが、この人の書く微かな違和感っていう伏線にはいつもぎょっとさせられます。ここ伏線だよね?って思ってても騙されます。
    最後の読後感の爽やかな事❗泣きながら読みきりました。

    こころちゃんや他の6人に未来有れ❗

    でもあれだけの事を乗りきった彼彼女らには明るい未来しか見えません❗

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    2017年08月17日
  • 冷たい校舎の時は止まる(4)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    雪の降る登校日、校舎に閉じ込められた8人の高校生。その半分が姿を消し、残った鷹野、菅原、景子、深月。彼らの中に学園祭の日"自殺した生徒"はいるのか? 凍りついた真実は、陽光の下に――。メフィスト賞受賞の青春ミステリー、遂に完結!

    【感想】

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    2017年08月04日
  • 冷たい校舎の時は止まる(3)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    充、清水さん……校舎から2人の仲間が消えた。残されたのは深月・鷹野・菅原・リカ・景子・昭彦。この中に、"あの日"自殺した生徒はいるのか? 戸惑いもがく彼らを、更なる悲劇が襲う――!!

    【感想】

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    2017年08月04日
  • 冷たい校舎の時は止まる(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    雪の降る登校日、校舎に閉じ込められた8人の仲間達。他のクラスメイトは、担任の榊は、どこへ行ったのか? ある者は考え、ある者は行動し、ある者は自分を疑う……。だが、彼らを嘲笑うかのように、時計は動き出し、充が消えた!?

    【感想】

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    2017年08月04日
  • 冷たい校舎の時は止まる(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    雪の降る登校日、いつも通りに教室に向かった8人の仲間達。だが、そこに待っていたのは誰もいない教室だった……。閉ざされた扉、割れない窓ガラス、止まったままの時計。理解を超えた事態に戸惑う彼らに、静かに悪意が迫る――。

    【感想】

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    2017年08月04日
  • 名前探しの放課後(下)

    購入済み

    辻村さんの世界に引き込まれました!
    どんでん返しに驚き、登場人物にさらに気がつき、
    ぼくのメジャースプーンと放課後の名前探しを再読しました。。。
    再読も楽しめましたよ。
    でもレビュー見たら他の本ともリンクしてるよう、、、
    困った!
    読みたいし休みたい、、、、、

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    2017年07月01日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    購入済み

    呆然…

    最後のどんでん返し、登場人物一人一人の想いの尊さに圧倒されました。さすが辻村深月、この一言につきます。

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    2017年05月12日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    購入済み

    リアルと作品の境

    これ程、作品の中の世界観とリアルの世界観がリンクした作品は初めてです。
    文芸にありがちな、ルビ振りの難しい日本語に頼らず、ありのままの感性がとても、素敵です。
    予想外の八人目の正体。
    そして、淡い期待を持って迎えるラストの感動。最高でした!*\(^o^)/*

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    2015年01月26日
  • スロウハイツの神様(下)

    Posted by 読むコレ

    上巻で散りばめられた伏線を一気に回収してかなり爽快感があります。
    悪人は一人も出てこなくてとても心温まります。
    そして…
    千代田光輝のなんとも言えない不器用さと優しさの混じった人間性がたまりません!
    じんわり涙が( ; ; )
    千代田光輝のファンになってしまいました。

    下巻を読み終わった後にもう一度上巻を読み直すと、最初は特に意味のないと思って読み飛ばしていたことに意味があったり、何度も楽しめます。
    辻村深月さんの本の中で一番好きな作品です。

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    2013年09月27日
  • スロウハイツの神様(上)

    ta

    購入済み

    読み始めは、話に角を感じて四角い話を転がしている気分でしたが、読み進めていくと少しずつ角が取れて読み終わった時には、もう一度読み直したい不思議な感覚でした。何回も読み直した今ではとても暖かいお気に入りの丸いお話です。

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    2012年10月21日
  • 冷たい校舎の時は止まる(1)

    Posted by ブクログ

    全巻まとめて。

     愛があふれている。高校生活に対する、限りない愛がある。
     高校を終えて永い時間がたって、あの日あの時あの場所で何を失い喪ったか、それを思う時、本書が起爆剤となって、懐かしさと愛しさと、どうしようもないかなしみが心に溢れる。

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    2011年03月07日
  • 冷たい校舎の時は止まる(1)

    Posted by ブクログ

    非常に良かった…!!

    展開はミステリーなんだけど、
    これを読んだら、青春の大切さや切なさがわかるというか、
    青春時代にあった欲しかった本。

    読後感も良くて、これは自信たっぷりにお勧めできます。

    辻村さんの他の作品も読んでみたくなった。

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    2010年05月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(2)

    Posted by ブクログ

    意外に昭彦がかっこよく描かれてた。
    榊はかっこよさそうだけど、菅原はもっともっとかっこよくても、とか思った。コミックでは清水が一番いいかも。
    でも本命は菅原です。

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    2009年10月04日
  • スロウハイツの神様(下)

    Posted by ブクログ

    スロウハイツに住むクリエイター達のお話。その作品に救われた人、ファンに救われた人。環と公輝、最後にああいう形でまた交われたのよかった。

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    2025年12月22日
  • 傲慢と善良

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    傲慢と善良という対極にあると思える2つの言葉は実は表と裏くらいの近さにあり、解釈によりどちらにも転ぶような不安定なもの。誰しも自分が可愛く、人の評価が気になり、他人を妬ましく思う気持ちがあり、自分を愛してくれる人に縋る。ただただ順従なことを一概に善良だと言えるわけでもなく、自分で考えた結果が傲慢だと他の人の目に映ることもあり、人との関わりが不可避なこの世の生きづらい要因だなと思った。

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    2025年12月21日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    辻村先生の作品は朝が来るしか読んだことがなかったがこちらの方が圧倒的に好み。

    2人のヒロインが恋パートと友情パートに別れて主観で描かれている。
    二人とも、盲目的で何かに異常に執着しているという点では同じ。

    しかし、蘭花は不毛な恋愛であるにしても自分の人生を歩み続けているのに対して、るりえは異常なまでに蘭花が人生の大部分を締めている。

    過去のトラウマが呪縛のように彼女に纏わりついているせいで、恋愛も友情も歪な形でしか形成できず、周囲から孤立している。

    プライドがとてつもなく高く、それがコンプレックスと混ざり合って満たされない、満たされたい。
    どこまでも精神的に未熟な人間だなと感じた。

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    2025年12月22日