辻村深月のレビュー一覧
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購入済み
かがみの孤城
読了。こころたちの気持ちも大人の気持ちもよく分かるからこそ、現実世界で悩んでるこころちゃんの描写は苦しかった。学生の時にこんな本に出会いたかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ辻村深月の本はほぼほぼ読んできたが、忘れているところもあったので、作品紹介を作者自らと、その関係者が語るページとなっていて良かった。対談もだいたい知っている人達だったので楽しく読めた。
作者がどんな人間か。身も蓋もないが、陰キャ傾向があるものの基本陽キャで観察眼があり立ち居振舞いにそつが無い人かな、という印象。
パワフルなんだろう。でも自分はこんなにもダメなところがあるとか考えるけど自信もあるみたいな。すごい人だと思う。
短編の書き下ろしは最新作のものだったので飛ばした。そっちを読んだら改めて読みたい。
辻村作品が好きで、もう少し深く知りたいと思うならうってつけの内容だと思う。エッセイの -
Posted by ブクログ
同年代の辻村先生の作品にハマり最初から20冊くらい読んだ時にこの本を知った インタビューとかじっくり読みたいんだけどまだ読んでない作品のネタバレが困る!と思いチラ見しただけで残り作品に突入
そして半年かけてついに(ほぼ)読破 やっっと読める!
宮部先生 伊坂先生 は最高! そして綾辻先生 他にもアニメ、コミック、音楽界の方たちとの対談 たくさんの先生たちの辻村先生観が興味深い 森博嗣先生作品など辻村先生の書評も
「この夏の星を見る」短編も読めた 亜紗と凜久の1年生の話だった やるなら本編後とか本編中の話かと思ってたから意外だった
楽しみだったのは辻村先生の全作品コメント 読んだ時の気持ちを思 -
購入済み
同じ事象を見る面からで異なることを思い知らせ、小説というより哲学書のように感じる面がある作品です。でも、辻村深月です。一気に引き込まれ、最後まで一晩で読みました。良かった!
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Posted by ブクログ
ネタバレ辻村深月さんの本は、前に数冊ほど読んだ程度。
ドラえもんにも思い入れは特に無くて。
でも、実力ある人気作家さんが書いたドラえもんのお話って、どんなん?と、本があったので読んでみました。
病院の待合室で読みながら、不覚にも泣きそうになっちゃった。
友達の為に、その気持ちで、小学生の子供たちが、危険な場所へと夜にこっそりと、荷物をまとめて出掛けて行く。
もう二度と会えなくなるかもしれない家族、戻れないかもしれない場所に後ろ髪を引かれながら、恐怖と不安をぐっと飲み込んで。
その夜の静けさや、決意と不安が伝わってきて、マスクの下で唇噛み締めちゃいました。
宇宙舞台のSFとしてはツッコミどころ多いの